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「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」
火曜、水曜の二日間にわたる連邦公開市場委員会(FOMC)とあって、さすがに投資家たちは、模様眺めを決め込んだようだ。アナリストは、0.25ポイントの追加金利引下げ予測し、おそらくこれが最後の利下げになるだろう、という見方も多い。 なぜ、これ以上の利下げは不要なのだろうか?アーウィン・ケルナー氏(キャピタル・ワン・バンク)の意見を聞いてみよう。 金利をどんなに引き下げても、信用収縮問題を解決することはできない。住宅市場が下げ止まり、不動産担保証券が安定してこない限り、この問題は無くならない。 利下げ政策を、これ以上続けることは、米国経済に悪影響だ。9月以来、連銀は膨大な資金を市場に注入してきた。お陰でドルが溢れ、インフレを引き起こす結果となった。 米国消費者は、インフレの悪化を予想している。ミシガン大学の調べによると、3月、消費者は今年の物価上昇率は4.3%になる、という見方だった。しかし4月、この数値は4.8%に上方修正されている。このように、皆が同じ考えを持つことは、自己達成的予言になってしまう可能性がある。 金利引下げを終了させることは、心理的に好影響にもなる。なぜなら、そうすることで、連銀は最悪の事態は去った、というメッセージを消費者に伝えることができる。 米国住宅市場に関して、イーライ・ブロード氏(KBホーム、米国第5位の住宅建築業者)は、ブルームバーグTVのインタビューでこう語っている。 住宅市場の底は全く見えない。現在、市場に出ている住宅を完売するだけでも、3年から4年かかってしまうことだろう。それに、住宅ブームの頃、多くの消費者は収入以上の返済不可能な金を家を担保にして借りてしまった。正に、自宅をキャッシュ・マシーンのように扱っていたわけだ。もちろん、こんな事は長く続かなかったが、今日アメリカは大きな代価を払う結果になったことは言うまでもない。住宅価格が、ここから更に20%下がったとしても、それは不思議ではない。 掲示板の書き込みを一つ載せておこう。 「分かり切ったことだが、連銀が金利を引き下げたのは、株価を上げるためであり、ウォール街を助けることだ。それ以外の目的などない。もちろん、現在の連銀には、何のインフレ対策も無い。」 Hondo2AZさん バーナンキ連銀議長 (参考にしたサイト: http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aNGtHO1tbzng http://www.marketwatch.com/news/story/pause-refreshes/story.aspx?guid=%7B91D1145F%2DBF4A%2D47F8%2DA398%2DD686BF89731E%7D) http://kabukeizainani.blogspot.com/
これらのルールを忠実に守ったら、トレードが向上した、と人気ブロガーのMarket Speculatorさんが書いていた。全部で35あるが、非常に短く簡単なものだから、さっそく見てみよう。 1、ストキャスティクスが、売られ過ぎになった強い株を買うこと。 2、買い/売りシグナルは出来高の裏づけがあること。 3、毎週日曜日、上位20と下位20のセクターの分析をする。 4、上放れ/下放れした銘柄リストを毎日アップデートする。 5、銘柄リストの銘柄数は、あまり増やさないこと。 6、毎週銘柄リストを点検して、不適当になったものを削除すること。 7、手法は簡単に。複雑なやり方は単に時間の無駄になるだけ。 8、OBV(オン・バランス・ボリューム)のデバージェンスに注目する。 9、アップトレンドには大きな出来高が伴っていること。 10、毎月トレードの復習をする。 11、投資心理を把握すること。 12、S&P500指数のサポートとレジスタンス・レベルに気をつける。 13、レンジ内におけるブレイクアウトを過大視しないこと。 14、損切りを設定したら、それを必ず守ること。 15、マーケットの環境に合ったトレードをするために、5から10のトレード手法を身につけること。 16、株を深追いしない。 17、ニュースやアナリストは無視。 18、自分の分析を信じること。 19、毎日のトレード計画をたてること。 20、重要なのは値動き、出来高、サポート、そしてレジスタンス。 21、全てのティック(値動き)を見る必要はない。 22、逆指値、損切り、目標株価を有効に利用すること。 23、トレードを管理しすぎないこと。 24、自分自身のトレード心理状態を正しく理解すること。 25、実トレードを始める前にペーパートレードを十分にすること。 26、トレードに関するものを多く読むこと。しかし、書いてあることを簡単に受け入れてはいけない。 27、数回の失敗だけで諦めてはいけない。 28、株数を調整してリスク度を減らすこと。 29、本当に納得できるトレードだけをすること。 30、毎日トレードチャンスがあるわけではない。 31、欲や恐怖に支配されないこと。 32、自分のトレードパターンが現れたら躊躇しないでトレードすること。 33、もう一度繰り返すが、重要なのは値動き、出来高、サポート、そしてレジスタンス。 34、株は一直線に上がらない。そして、一直線にも下がらない。 35、大きく上げた株、大きく下げた株のチャートを分析すること。 (参考にしたサイト: http://themarketspeculator.blogspot.com/2008/04/35-important-trading-tips.html) http://kabukeizainani.blogspot.com/
暑い。とにかく暑い。ロサンゼルスの現在気温は32度、そして最高気温は37度が予想されている。あと45分ほどでドジャースの試合が始まるが、この暑さでは、投げるのも打つのも嫌になる。 (LAの天気) さて、ブックマークを見てみよう。 ・ http://www.nytimes.com/2008/04/27/technology/27rim.html?_r=1&oref=slogin ニューヨーク・タイムズ紙は、アップルのiPhoneのお陰で、Research In Motion Ltd. (RIMM)は、ますます苦しくなりそうだ、と報道している。 ・ http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aVQlOCcurkiE&refer=home (ブルームバーグ) 2年物、そして10年物国債利回りの上昇は、連銀による金利引下げがほぼ終了したことを示している。 ・ http://www.reuters.com/article/ousiv/idUSL2586888820080427 (ロイター) 労働者のストで、英国の一部のオイル・パイプラインがストップしてしまった。原油価格に影響しそうだ。 ・ http://online.wsj.com/article/SB120914122109345153.html?mod=hps_us_at_glance_technology (ウォールストリート・ジャーナル) 米国は、ロシアと中国が海賊版撲滅に関して、消極的な姿勢であることを非難。 ・ http://blog.afraidtotrade.com/dollar-and-the-dow-positions/ (Corey Rosenbloomさん(トレーダー)のブログ) ドル指数の上昇が米株に好影響になっていることを指摘した強気論。 ・ http://www.etftrends.com/2008/04/worldwide-water.html 世界的な水不足。この状況で注目される上場投信として、次の4つがあげられている。 PowerShares Water Resources (PHO)、Powershares Global Water (PIO)、Claymore S&P Global Water (CGW)、First Trust ISE Water (FIW) http://www.doblog.com/weblog/myblog/79961/338#338 (ユーロ・セラーさんのブログ) タイトルは「ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望」。 ・ http://ameblo.jp/okamoto-blog/entry-10091787204.html (岡本さんのブログ) 「これらを買えば、宝くじに当たり、女にもてるようになるぞ」と化け猫ラオウ ・ http://www.candlestick.jp/archives/2008/04/post_866.html (こうめいさんのブログ) 「資金1.1倍計画」 ・ http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51995298.html (斉藤さんのブログ) 日本の高齢化は、日本人だけでは乗り越えられない。 ・ http://plaza.rakuten.co.jp/mimistock/diary/200804250000/ (ミミさんのブログ) 節目だそうです。 http://kabukeizainani.blogspot.com/
4月も終わりだ。この時期になると、米国投資家たちは「Sell in May and go away」という、5月に株を売って、相場からしばらく離れることを奨める諺を思い出していることだろう。しかし、最近回復の兆しが見え始めたマーケットを考えると、本当に5月に売ることは正解だろうか? 先ず、ここからは買える、という意見を要約しよう。 ・決算は思ったほど悪くない。逆に、予想以上に内容の良いものが多い。 ・金融市場の混乱は、最悪の事態から脱した。 ・インフレの一原因となっていたドル安だが、最近ドルの上昇が始まった。 まだ買えない、という理由を、ジム・ジューバック氏(MSNマネー)はこう説明している。 ・上昇が止まらない原油とガソリン価格。言うまでもなく、米国経済を支える消費者に、大きな重荷となる。 ・インフレ。連銀は金利引下げ政策を終了させる可能性がある。 ・下げが続く住宅価格。これ以上の住宅市場のスランプは、銀行などの金融機関が、更に大きな評価損を計上する結果になる。 ・上昇する米国失業率。これでは、アナリストが予想するような、早い経済の回復は見込めない。 ・顕著になった世界的な経済の減速。 ・数回におよぶ挑戦にもかかわらず、S&P500指数は、なかなか1400を超えることができない。本当にマーケットが回復しているなら、このレベルを、簡単に突破できるはずだ。 ・たとえ相場が好調な年でも、統計的に、5月から10月の相場は弱くなる傾向がある。 S&P500指数 (日足: 金曜大引けまで2時間の時点) (参考にしたサイト: http://money.cnn.com/2008/04/25/markets/thebuzz/index.htm?postversion=2008042511 http://articles.moneycentral.msn.com/Investing/JubaksJournal/DontTrustThisMarketRally.aspx) http://kabukeizainani.blogspot.com/
今回の不景気は、いつもと様子が違う。ひょっとすると、予想以上に傷は深いかもしれない。ピーター・バート氏(コラムニスト)は、アナリストは失業率、新規雇用、とさまざまなデータを分析しているが、肝心なものを見落としている、と言う。少し氏の話を聞いてみよう。 不況に左右されないはずのアダルト産業に異変が起きている。特に目立つのはアダルトDVDの売上だ。地域によってバラつきはあるが、平均で10%から30%ほど売上が落ちている。 オンラインのアダルト・サイトは、たしかに膨大なヒット数がある。しかし、売上の方は下降基調になり、サイト経営者は頭が痛い状態だ。こんな状況だから、とうぜんコスト削減が実施され、ただでさえ少ないアダルト映画の制作費も削られている。 アダルト業界が不振とは知らなかった。では、お馴染みのアダルト銘柄を見てみよう。 プレイボーイ(PLA)週足 萎えた感じだが、底固めをしているようだ。月足に移ろう。 長期サポートレベルのテスト中だ。もちろん、これだけでは下げ止まったかもしれない、といった程度の結論しか出せない。 一つ面白い材料がある。 (資料:moneycentral.msn.com) 上は、2007年12月31日にレポートされた、プレイボーイ株を保有する主な機関投資家リストだ。青で囲ったところに注目してほしい。0.0は持ち株数に変化は無く、8.0なら、その機関投資家は持ち株を8%増やしたことを示す。逆に赤の数字なら、その機関投資家は、持ち株を減らしたことになる。 見ての通り、機関投資家による買い足しが目立つ。株が、サポートライン(月足参照)を割らない、という保証は無い。しかし、機関投資家の動きを見る限り、長期投資として行けるかもしれない。繰り返しになるが、行けるかもしれない。これだけ無料動画サイトが氾濫すると、プレイボーイには、かなり画期的な案が必要だと思う。 (参考にしたサイト: http://www.variety.com/VR1117984246.html) http://kabukeizainani.blogspot.com/
先ず、ここ1年間の原油の動きを見てほしい。現在1バレル120ドルに迫り、特に2月に入ってからの上げ方が急激だ。とうぜん疑問になるのは、いったいいくらになったら、経済に決定的なダメージを与えるのだろうか? それでは、マーケット・インサイダー(CNBC)を要約してみよう。 「米国経済が、まだ持ちこたえている原因は、ガソリンの値上がりが原油ほどひどくないためだ。しかし、この状態は長く続かないだろう」、とマーク・ザンディ氏(Moody's Economy.com)は言う。 ジョー・ラボーグナ氏(ドイツ銀行)の計算によれば、ガソリン価格が1セント上がると、消費者はエネルギー費として年間で更に10億ドルを使うことになる。だから、たとえ政府が経済刺激策を実施しても、ほとんどがエネルギー代に取られてしまう、とラボーグナ氏は強調する。 エネルギー情報局(EIA)は、米国のガソリン小売平均価格は、5月には1ガロン3ドル48セント、そして一部の地域では夏までに4ドルを超えると予想している。 ここで、もう一度ラボーグナ氏の話に戻ろう。「経済刺激策で、第3四半期のGDPは上向きになるだろう。しかし、私は、原油価格100ドル突破が、経済の破壊点になったと思う。」 ダン・ヤーギン氏(ケンブリッジ・エネルギー・リサーチ)は、こんなことを指摘している。「原油が100ドルを超えた今日、これは既に問題のある米国経済に多大な被害を与えることは間違いない。しかし不思議なことに、オイル高の悪影響が頻繁に討論されたのは、原油がまだ1バレル70ドル台の頃だ。」 (参考にしたサイト: http://www.cnbc.com/id/23598210/) http://kabukeizainani.blogspot.com/
トレードに疲れたら気分転換です。軽い運動もいいですが、それよりも手っ取り早いのは笑うことです。もちろん、理由も無く笑うのは難しいでしょうから、いくつかサイトを紹介しましょう。 ・太った男の子 http://www.night4joy.com/index.php/2007092926/Funny/Never-post-your-photo-on-internet.html ・アメリカとヨーロッパの違い http://www.funnypicture123.com/html/people_funny/20061213/198.html ・赤ちゃん http://uncommonpics.com/pic-889-Baby-needs-milk ・赤ちゃん 2 http://www.funnyjunk.com/funny_pictures/5958/Rice+Explosion/ ・典型的な男性 http://www.funnyjunk.com/funny_pictures/2974/Typical+Guy/ ・すし http://www.funnyjunk.com/funny_pictures/5662/Secret+Sushi+Suprise/ ・安全第一 http://www.funnypicture123.com/html/crazy_funny/20080310/421.html ・眠る猫 http://www.funnyanimalpictures.net/img-sleeping-cat-1146.htm ・男の人生 3つの段階 http://timsblogfest.blogspot.com/2006/08/three-stages-of-mans-life.html ・トム・ハンクス (悩まないでください。ピリオドを削除してください。) http://www.heyokay.com/wp-content/images/thanks.jpg ・チアリーダー http://www.funnyjunk.com/funny_pictures/5947/Chubby+Cheerleader/ ・進化論 http://www.funnyjunk.com/funny_pictures/5636/Nintendo+Character+Evolution/ すいません、明日は真面目に書きます。 http://kabukeizainani.blogspot.com/
ひょっとしたら、このアイデアは行けるかもしれない。リアル・スクープ・ドット・コム(realscoop.com)、という新サイトなのだが、これを日本の政治家でやったら面白いと思う。先ず、アクセスしてみよう。 http://www.realscoop.com/ こう説明されている。 「リアル・スクープ・ドット・コムは、最先端の声分析テクノロジーを使用して、著名人や有名人による発言を分析する。Believability Meter(信用度メーター)は、発言者の言葉を秒毎に分析し、その結果はリアルタイムで表示される。信用度は緑から赤で表示され、緑が最も信用度が高く、赤は疑わしい発言を示す。」 言い方を換えると、リアル・スクープ・ドット・コムは、リアルタイムのウソ発見器ということになる。 カテゴリーは三つある。 ・エンターテーメントでは芸能人の発言を分析。 ・ニュースでは、主に政治家の発言を分析。 ・スポーツは、主にプロ・スポーツ選手の発言を分析。 これは、大統領に立候補しているオバマ氏を分析したもの。この時点では、緑色が表示され、小浜市ではなくオバマ氏は、本当のことを語っていると思われる。 上はマイケル・ジャクソン。真っ赤な表示で分かるように、この時点では、マイケル・ジャクソンは真実を語っていないと思われる。 繰り返しになるが、これを、日本の芸能人や政治家でやったら面白いと思う。 http://kabukeizainani.blogspot.com/
先週末、ロサンゼルスは30度を超える暑さ、と思えば今週末は18度の曇り。朝夕は8度まで下がり、残念ながら、街行く女性たちは、また厚着になってしまいました(笑)。ということで、何の話をしましょうか?一先ず、他のサイトを回ってみましょう。 ・「中国株式市場は半減、次は経済」 http://www.247wallst.com/2008/04/chinas-stock-ma.html 北京オリンピックをボイコットしろ、と世論が高まる中、いよいよ急成長していた経済に陰りが見えてきたようです。 ・「株式市場は先行指標か、それとも遅行指標か?」 http://bigpicture.typepad.com/comments/2008/04/are-markets-lea.html リットホルツさん(リットホルツ・リサーチ)のブログです。株式市場は、経済を先読みする、と一般的に言われますが、正にそれは一般論であることが説明されています。チャートには、個人消費を見ることの重要性が示されています。 ・「グローバルなインフレと、ローカルなデフレ」 http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51987223.html 斉藤さんのブログです。「ヒト、モノ、カネの流れが集まる場所では雇用が増えて賃金も上がりやすいのに、そうでない場所では暮らしに必要なモノの値段が上がるばかり。先進国であれ、途上国であれ、豊かな都市とそうでない区域との明暗がハッキリしつつあります。」 ・4月18日(金) http://tradinggoddess.blogspot.com/2008/04/looking-ahead.html 何と言っても、一番の話題は「グーグル」でした。 上はグーグルの日足チャートです。円で囲った1は、3月10日の安値ですが、どうやったらこの日に買うことができたでしょうか?あるテクニカル分析を使うと、3月10日は買いであることが分かるのですが、これについてはまたいつかの機会に書こうと思います。 ・チャート分析を、英語で聞いてみませんか?ヒヤリングの練習です。 http://alphatrends.blogspot.com/2008/04/technical-analysis-of-stock-trends.html ・噂 http://wallstfolly.typepad.com/wallstfolly/2008/04/ebay-may-sell-s.html イーベイ(EBAY)は、スカイプの売却を考えているようです。 ・「みやげを買って来いよ」と化け猫ラオウ http://ameblo.jp/okamoto-blog/entry-10089286259.html 岡本さんのブログです。毎日読んでます。 ・ついでに、猫好きな方には、ここがおすすめです。 http://minorineko.blog87.fc2.com/ ・強気論 http://www.tradersnarrative.com/severe-ipo-drought-is-actually-extremely-bullish-1635.html 最近さっぱり聞かなくなった新規公開株(IPO)。これは、相場に好材料、ということらしいです。 ・こうめいさんのブログ http://www.candlestick.jp/ デイトレードネットのセミナーに参加された方の日記です。 ・最後に、やはりここが最高です! http://icanhascheezburger.com/ http://kabukeizainani.blogspot.com/
久しぶりにinvestmentu.comにアクセスしてみた。目についたのは、「ドル安は終わった」、という3月28日付けのコラムだ。10の理由が挙げられているが、先ず、ドル/円の週足チャートを見てみよう。 (チャートはac-markets.comより) レジスタンスになっている、下降する20週平滑移動平均線に迫っている。1はパラメーターを12/26/9に設定したMACDだ。このまま、青のラインが赤のラインをクロスすると、買いシグナルということになる。 10の理由から、いくつか見てみよう。 ・現在、米連銀が最優先しているのは、下向きになった経済の建て直しだ。言い換えれば、金融市場に安定が戻り、経済に上向きの兆しが見え始めれば、連銀はさっそく金利を引き上げることだろう。とうぜん、金利引き上げはドル買い材料になる。 ・世界にはアメリカを嫌う人たちが多数いる。しかし、それ以上に彼らが嫌うのはドル安だ。ドル安のお陰で、米国からの輸入品が安くなったが、逆に米国への輸出品が高くなり、売上に悪影響となっている。そんな彼らだから、ドルの上昇は歓迎すべき出来事だ。 ・海外の経済は、米国経済の低迷に、さほど影響されることがなくなった、と言われている。しかし、今回の米国経済減速は、明らかに海外の経済にダメージを与えている。米国が数カ月先立って回復する傾向があるから、これはドル高に結びつく。 ・ラップ・ミュージシャンJay-Z、スーパーモデルのジゼル・ブンチェン、両者とも報酬の受け取りはドルではなくユーロに切り替えたことは有名だ。しかし、これは典型的な逆指標、と言うしかない。大衆が、一方的なドル安論に傾いているわけだから、そろそろドルは底打ちだ。 もう一つ、investmentu.comは、こんなことを指摘している。 「ビル・グロース、ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェットの著名人は、皆揃ってドルに対して弱気な見方を発表している。だからといって、必要以上に、彼らの意見を重要視することはない。彼らだって間違うことはあり、私たちには、いつ彼らが意見を変えるかは分からない。」 追伸: ドルの先行きについて、「今後の方針」と題してEURO SELLERさんが書かれている。 http://www.doblog.com/weblog/myblog/79961/328#328 ジゼル・ブンチェン (参考にしたサイト: http://www.investmentu.com/IUEL/2008/March/the-end-of-the-weak-dollar.html) http://kabukeizainani.blogspot.com/
連銀は、なぜベアー・スターンズを救ったのだろうか?言い方は乱暴だが、「患者が金持ちだったからだ」、と投資セミナーで有名なロバート・キヨサキ氏は言う。こんな事があった。 もう5年以上前の話だが、不動産のセールスをする知人の重要なお客さんが病院に担ぎ込まれた。肝臓がかなり悪く、早急な移植が必要という深刻な状態だった。 たとえ臓器の提供者が見つかったとしても、長い順番待ちリストがあるから、そう簡単に移植手術を受けることはできない。しかし、この人は入院した翌日、肝臓を手に入れることができた。 知人よれば、全てはとんとん拍子に進んだと言う。「10万ドルほど寄付したい」、という重要なお客さんの言葉で、病院側は迅速に対応してくれた、ということだ。 キヨサキ氏の話に戻ろう。 連銀は、ベアー・スターンズを助けたように、私たちを助けてくれるだろうか?あなたが、小会社のオーナーだったとしよう。経営が苦しくなり、税金の支払いにも困ってしまったら、連銀はあなたの代わりに税金を払ってくれるだろうか? 今回のベアー・スターンズの一件で、連銀が明確な態度で示したことは、ウォール街のためなら連銀は何でもする、ということだ。違った言い方をすれば、ウォール街がどんなにバカな間違いを犯しても、連銀が後始末をしてくれる、ということになる。 ウォール街の金持ち企業を救うために、連銀は8000億ドル以上の金を金融市場へ流し込んだ。たしかに、これで応急手当はできたが、問題回避に成功したわけではない。 金融機関を救済するために、米国は膨大な量の紙幣を印刷することになる。もちろん、それは違法ではないが、その結果起きることは更なるエネルギー価格と食品価格の上昇だ。言うまでもなく、ますます庶民の暮らしは苦しくなる。 インフレ対策として、金や銀への投資が選ばれる。現に、金は1オンスあたり2500ドルを突破する、と予想する人たちもいる。しかし、ここで考えてほしいのは、急騰する金価格の意味だ。金の著しい上昇は、言うまでもなく、米国資本主義の行き詰まりを表している。 中流階級を無視して、金持ちを優遇した最悪の結果として、キヨサキ氏はこんな例を挙げている。 「第1次大戦後、ドイツから中流階級は消え去り、1933年、国民はヒットラーをリーダーとして選んだ。」 キヨサキ氏 (参考にしたサイト: http://finance.yahoo.com/expert/article/richricher/76669) http://kabukeizainani.blogspot.com/
不安定なマーケットが続いている。信用収縮、インフレ、不景気、と悪い材料が多いだけに、投資家にとっては厳しい環境だ。こんな時こそ、内容のしっかりした株を選ぶ必要があるわけだが、どんな項目に注意したらよいだろうか?ハリー・ドマッシュ氏(winninginvesting.com)の話を聞いてみよう。 バンク・オブ・アメリカ(BAC)で説明しよう。 先ず、 http://www.smartmoney.com/にアクセスしてほしい。 Searchの横にbacと入れて、右の矢印をクリックする。 Key Statsをクリックする。 下から二番目のTotal Debt/Equity(負債資本比率)に注目してほしい。 この数値が0.1から0.5なら1ポイント、0.5より高い場合は2ポイントのリスク点(危険度点)になる。BACの場合は2.73だから、リスク点は2ポイント。 次は、上から二番目のQuick Ratio(当座比率)。1.5未満ならリスク点は1ポイント、0.5未満ならリスク点は2ポイント。バンク・オブ・アメリカはNAで当座比率が記されていないから、リスク点は2ポイント。 Return On Common Equity(株主資本利益率): 15%未満ならリスク点は1、この数値がマイナスならリスク点は2。11.05%のBACはリスク点1。 Cash Flow from Cont. Ops(キャッシュ・フロー): この数字がマイナスならリスク点は2。バンク・オブ・アメリカはプラスだから、リスク点はゼロ。 Earningsをクリックする。 Growth Estimates(予想成長率): 見るのはDec 2008。この数値が5%未満ならリスク点は1、マイナスならリスク点は2。BACは2.30%だから、リスク点は1になる。 以上5項目のリスク点を合計すると、バンク・オブ・アメリカは6点だ。10点中の6点だから、言うまでもなく、バンク・オブ・アメリカは金融リスクが高く、魅力的な銘柄ではない。 (参考にしたサイト: http://www.winninginvesting.com/financial_scorecard.htm) http://kabukeizainani.blogspot.com/
米国は既に不景気だ、という見解が常識になった今日、だれもが気になるのは回復の時期だ。先ず、全米経済研究所から発表された、過去の状況から見てみよう。 上は、第2次世界大戦後、アメリカが経験した不景気の長さを示したものだ。戦後初めての不景気は、1948年11月から1949年10月にわたる11カ月間。そして、最近2度の不景気は、それぞれ8カ月の長さだった。 アレン・サイナイ氏(Decision Economics)は、今回の不景気は予想以上に長引き、厳しいものになる理由として五つ挙げている。 1、極端な信用収縮 2、いまだに下げが止まらない住宅市場 3、銀行が抱える膨大な評価損 4、悪化する雇用状況 5、上昇が続くエネルギー価格と食品価格 GDPの75%を握るのは消費者だ。ガソリン高、食料品の値上がり、失業率の上昇は、言うまでもなく個人消費に悪影響となる。ピーター・モリシ氏(メリーランド大学教授)は、こう述べている。 「現在のアメリカには、信用収縮と商品インフレという致命的な組み合わせが存在する。はっきり言えば、これ以上悪い組み合わせは無い。今回の不景気は、数年間続く可能性がある。」 ビル・ハンペル氏(信用組合全国協会)はこう語っている。 「住宅市場がスランプの今日、消費者たちは、住宅を担保にして簡単に銀行から金を借りることができなくなった。もちろん、たとえ担保にできる自宅があっても、深刻な信用収縮だから銀行はそう簡単に貸すことはないだろう。こんな状況では、個人消費が上向きになるには、かなりの時間がかかりそうだ。」 ポール・カスリエル氏(経済学者)も指摘していることだが、これ以上インフレがが進むと、連銀は金利を引き上げる可能性がある。しかし、不況下で利上げとなれば、経済の回復はますます遅れることだろう。 (参考にしたサイト: http://money.cnn.com/2008/04/14/news/economy/how_bad/index.htm?postversion=2008041415) http://kabukeizainani.blogspot.com/
三月の小売売上は、予想以上に良かった、と報道されているが、内容はひどいものだった。簡単に言えば、ガソリンと食品の値上がりが、予想を上回る原因になったからだ。低迷する小売業界だが、今日は米国ティーンエイジャーが好む小売店を紹介しよう。 リリー・ハイルさん(18才) 「Nordstrom(高級デパート)が最高です。普段着やパーティー用の服はNordstromで買っています。」 ローランド・ソロモンさん(15才) お母さんの話によると、ローランドさんは「アップル・ストア」が大好き、とのことだ。 ケイティー・ローレスさん(16才) 「ドレスを買うならブルーミングデールズが一番。」 マリサ・キム・ホフマンさん(19才) 「独特な雰囲気のあるUrban Outfitters(衣料品店)が好きです。」 ブローディー・クイールさん(15才) 「デパートよりもスタイリッシュなTシャツが揃っているAmerican Eagleが一番だと思います。」 ビンセント・オフウットさん(15才) 夏はスケートボード、そして冬はスノーボードに熱中するビンセントさんのお気に入りは、好きな服が豊富に揃っているZumiezだ。 Nordstrom(高級デパート) (参考にしたサイト: http://www.usatoday.com/money/industries/retail/2008-04-13-teen-marketing-stores_N.htm?loc=interstitialskip) http://kabukeizainani.blogspot.com/
秘密兵器を紹介しよう(笑)。大手証券会社に勤める知人から教えてもらったサイトなのだが、意外と参考程度に見る人たちが多い、ということだ。「アナリストたちも見てるのかな?」、と質問したら、「ほとんどのアナリストは、使うか使わないかは別として、このサイトを知っている」、という返答だった。 http://www.forecasts.org/index.htm Financial Forecast Center(金融予想センター)、というのが、このウェブサイトの名前だ。その下には、Independent. Objective. Good.という三つの単語が並び、色メガネを通さず客観的な優れた情報を提供することを約束している。 左側を見てほしい。 向こう6カ月間の株式指数の予想だ。 上から、ダウ指数、S&P500指数、ナスダック総合指数、ラッセル2000指数、日経225指数、ドイツDAX指数、イギリスFTSE100指数、ウィルシャー5000指数、S&P中型株400指数、ダウ輸送株指数、そしてダウ公共株指数、と並んでいる。 それでは、気になる日経225をクリックしてみよう。 Updated Friday, April 11, 2008 、ということで、この数値は2008年4月11日に更新されている。 5月(May 2008)の予想で説明しよう。 ・先ず、予測されている日経225は13360。(Forecast Value) ・50% Correctの欄は1146になっている。この意味は、50%の確率で、日経225は予想された数値の13360プラスマイナス1146になる、ということだ。だから上限は13360+1146=14506。そして下限は13360ー1146=12214になる。 ・80% Correctは、80%の確率で日経225は13360プラスマイナス1893になる、という意味だ。上限は13360+1893=15253。下限は13360ー1893=11467だ。 もう一つ見てみよう。 気になる原油価格(Oil Prices)をクリックしてみよう。 下げ方向だ。これが本当なら嬉しい。 (参考にしたサイト: http://www.forecasts.org/index.htm) http://kabukeizainani.blogspot.com/
ハーバライフをご存知の方は多いと思う。会社案内を見てみると、「世界65カ国でビジネスを展開し、すこやかに美しくありたい、人生を豊に彩りたい、誰もが思い描くこのふたつの夢の実現をお手伝いしています」、と書かれている。なるほど、しかし、これを読んだらこの会社に対する考えが変わることだろう。 先ず、情報源は http://www.frauddiscovery.netという、詐欺行為を暴くことで有名なサイトだ。さっそく、挙げられているハーバライフ(HLF)の不審な点に移ろう。 1、2008年に入ってから、上層部経営者は持ち株の70%を売っている。記録的な売上、収益、そして成長だ、と熱弁をふるう経営陣だが、実際は持ち株を売り逃げている。この売却で、経営陣は4000万ドル以上の金を手に入れた。(2007年は1億3000万ドルを超える売りがあった。) 2、2005年、新スーパーバイザー数は20.1%増、2006年は22.6%増だった。この調子で2007年も増えたとすると、4万人以上の新スーパーバイザーが誕生することになる。しかし、実際の数は、たったの4000人だった。明らかに、このビジネスは頭打ちだ。 3、ハーバライフは、すでに全世界の80%に浸透してしまった。この会社が生存するためには、絶えず新メンバーを増やしていかなければならない。ダイエット製品など必要ないアフリカまで進出しているありさまだ。 4、毎年60%のスーパーバイザーが辞めている。新ディストリビューター(メンバー)の獲得はスーパーバイザーの仕事であり、会社の収益は、この新ディストリビューター数の増加に大きく依存している。 5、ハーバライフには3億6500万ドルの負債がある。いったい、この金は何のために使ったのだろうか?正解は、自社株買いだ。1番をもう一度見てほしい。 6、メキシコ、ドイツ、ブラジルなどの主要マーケットで売上が減少している。特に、米国以上の売上がある、メキシコの減退が痛い。 7、中国への進出を誇大宣伝している。中国政府は、ハーバライフのようなマルチ商法を禁じている。 8、1年以内に80%のディストリビューターは辞め、ハーバライフにはリピーター客はほぼ皆無だ。 9、ハーバライフと同様な形式でビジネスを展開するNu Skin Enterprisesは、既に中国政府から取り調べを受けており、ハーバライフの中国進出は順調に進むとは思われない。 (参考にしたサイト: http://www.frauddiscovery.net/ http://www.frauddiscovery.net/Herbalife/Herbalife_Red_Flags.pdf http://herbalife.co.jp/index.html) http://kabukeizainani.blogspot.com/
こんなことが本当に可能なのだろうか?ミシェル・カーターさんは、ニューハンプシャー州に在住する公認会計士だ。職業柄かどうかは別として、カーターさんのお金節約方法は少し変わっている。例を挙げよう。 クリスマスとなれば、言うまでもなく、プレゼントの買い物に忙しい。カーターさんは、全ての領収書を保管して、クリスマス直後のバーゲン・セールが来るのを待つ。 実際にセールが始まったら、カーターさんは領収書を持って店へ行き、買った品物の値段をクリスマス前と比較してみる。もし、本当に品物が値下げされて販売されているようなら、カーターさんは店から差額を払い戻してもらう。繰り返しになるが、こんなことが本当に可能なのだろうか? マイク・ハガティさん(公認会計士)は、こんなやり方で食費を節約している。 「ガソリンの大幅な値上がりで、運送費として、食品の値段も上がっている。鶏肉、牛肉、ミルクなども、遠方から運ばれてきたものほど高くなる。そこで私は、近くの農業経営者から直接買うことで、年間で約500ドルの食費を節約することができる。」 ガソリンに関連した話を載せよう。 レーガンご夫妻は、2台あった車の1台を売り払って、ガソリン代の節約に成功した。夫婦共稼ぎだから、朝の通勤は一緒に車で出かけ、帰りは時間が合わないので、ご主人は電車を利用する。このやり方で、毎月節約できるガソリン代は250ドルになるという。 ウィルトン・アルストンさんは、天候がゆるす限り、通勤は車でなく自転車を利用することにした。自宅から職場までは24キロ。往復48キロの自転車は、非常に健康的だということだが、聞いただけで疲れてしまう。 オフィスでの電話代を節約するために、クリス・グランデさんは、スカイプを利用している。インターネット電話だから、通話料金はゼロ、それにスカイプも無料でダウンロードできる。もちろん、グランデさんのオフィスには普通の電話もあるが、毎月の電話代は基本料金だけで済むという。 海外旅行の節約方法として、メキシコを行き先にする人たちが増えている。理由はドル安。これだけドルが下がると、ヨーロッパは割高だ。 (参考にしたサイト: http://finance.yahoo.com/banking-budgeting/article/104811/Extreme-Savers-Share-Their-Secrets) http://kabukeizainani.blogspot.com/
マーケットは最悪な事態から脱した、と言っていた人たちも、決算シーズンの開始でまた動揺している。minyanville.comのトッド・ハリソン氏が、3月の安値割れの可能性について述べているので、簡単に要点だけ見てみよう。 ・S&P500指数、そしてダウ指数の抵抗線は依然として破られておらず、下降基調に変化は無い。一見すると、マーケットは値固めをしているようだが、単に抵抗線の下で横ばいしているだけだ。 ・ここが底だ、という声が聞こえるうちは、本当の底打ちは訪れない。 ・バーナンキ連銀議長は、不景気の可能性を語るが、既に米国は不景気に陥っている、という事実を認めようとしない。現状を適切に把握できなければ、正しい経済措置を実施することはできない。 ・現在世界が直面している金融危機は、大恐慌以来最悪のものだ、と国際通貨基金は発表している。 ・著しい米国の雇用状況悪化。 ・戦後10回の不景気を見ると、S&P500指数の平均下落率は32%ほどあるが、現在の下げ相場では、10月の高値から3月の安値までは19%しかない。 ・パーティーで、「私は金融業界で働いている」、と言っても、まだ皆から無視されることはない。 ・これだけ金融市場が混乱しているのに、どうして今回の不景気も軽度なものになる、と断言できるだろうか? ・まだ大衆は、完全に諦めムードになっていない。 ・ビジネスウィーク誌は、まだ恐慌を予想していない。 ・ドル安が大した買い材料にならず、もしドル高が訪れたら、いったい米国株式市場はどうなるだろうか? ・大底で買ってくれ、と指値注文を入れてあるが、まだ執行されていない。 ・中国は、まだクライスラー・ビル(ニューヨーク)を購入していない。 相変わらず、ひょうきんなハリソン氏だ。 クライスラー・ビル (参考にしたサイト: http://www.marketwatch.com/news/story/story.aspx?guid=%7BAA73AD73-4257-4D38-AE97-1CFB6B53DD71%7D&siteid=rss) http://kabukeizainani.blogspot.com/
チャールズ・カーク氏(カーク・レポート)が、万年ベアで有名な、アーウィン・ヤマモト氏(ヤマモト・フォーキャスト)に10の質問をした。第2四半期の見通しについて、ヤマモト氏は、先ずこう答えている。 「投資家たちは、あまりにもブルマーケットに慣れすぎてしまった。現に、ほとんどの人たちは、少々下げても直ぐ上げ基調に戻る、と信じている。マーケットには上げ基調、そして下げ基調がある、という基本的な事実さえも、投資家たちは忘れてしまったようだ。座をしらけさせるようなことは言いたくないが、米国市場は、予想以上に長いベアマーケットを経験することになるだろう。」 ・エネルギー価格や食品の値上がりが顕著になったが、こんな環境では、どんな投資をしたら良いだろうか? 「一つのアイデアは、政府の動きに注意を払うことだ。景気が悪くなってくると、政府は経済救済案などを通して、景気の活性に乗り出す。重要なのは、救済案で、どの企業が一番恩恵を受けるかを調べてみることだ。 ・下がったといっても、まだ住宅価格は高すぎるように思われるが、現在の住宅市場をどう思うか? 「住宅バブルが弾け、完全に底を打つには約5年から7年かかる。とにかく、異常なブームだったから、下げもそれなりに大きなものになるだろう。現在、アメリカが直面している住宅市場の下げサイクルは、まだ始まったばかりだ。」 ・個人消費状況をどう見ているか? 「米国消費者は借金だらけだ。と言うより、借金という海に完全に溺れてしまった。1999年、消費者の借金総額は6兆4000億ドルだったが、2007年末、その数値は13兆8000億ドルに増大している。職があるうちは、借金は何とか返せる。しかし、もし失業してしまったら、その人たちの借金はどうなるだろうか?あと2年ほどで、失業率は7%に達する可能性があるから、現在消費者が抱える借金は深刻な問題だ。」 ・発行されているニュースレターには、ほとんど最近推奨銘柄が見られないが、読者は不平を言わないのか? 「25年前にニュースレターを始めたが、私は自分の主義を曲げない、ということを誓った。たしかに、もっと頻繁に推奨すれば購読料金からの収入は増えることだろう。私は、自分に忠実であるだけでなく、読者にも忠実でありたいと思っている。」 アーウィン・ヤマモト氏 (参考にしたサイト: http://www.thekirkreport.com/2008/04/ten-questions-f.html) http://kabukeizainani.blogspot.com/
ガソリンが高くなった。CNNの報道によれば、1ガロン(3.785リットル)当たりのレギュラー無鉛ガソリンの全米平均は3ドル33セント(約342円)に達し、史上最高値となった。原油高だから仕方ない、と言われてしまえばそれまでだが、やはり庶民には嬉しくない話だ。 これもCNNからだが、こんなヘッドラインがあった。 「ガソリン代のために働く人々」 少し滅入る記事だが、要約するとこうなる。 コーリー・カーター氏(30才)は、給料の25%がガソリン代で無くなる。ヒュンダイ工場で働く氏の時給は7ドル(約718円)、そして一週間のガソリン代は65ドル(約6670円)だ。「これだけガソリンが高くなると、映画やレストランに行くことはできません」、とカーター氏は言う。 高騰するガソリンは、特に南部の田舎町に住む人たちに大きな重荷となっている。たとえば、カーター氏が住むアラバマ州カムデンの場合、一世帯の平均年収は全米平均の半分に相当する26000ドル(約266万8640円)だ。 平均的なカムデンの住民は、給料の13%をガソリン代に費やし、高額所得者の多いニューヨークでは、給料の2%未満がガソリン代に使われている。 カーター氏が言うように、余分な金がガソリンに必要になったわけだから、とうぜん地域のレストランや小売店には悪影響だ。ウィリアム・マローン氏(カムデン商工会議所)は、こう語っている。 「人々の家計は苦しくなっています。私は、保険代理店も経営していますが、既に何人かのお客さんは安い保険に切り替えて、少しでもお金を節約しようとしています。」 不景気なカムデンだが、一つ例外がある。釣り用具店は大繁盛だという。昔から、週末といえば、南部の男性は釣りに出かける。ある程度景気が悪くなっても、やはり釣りだけはやめられない。しかし、釣り用具店員は、こんなことを付け加えている。 「失業中の人たちが増えたので、ますます釣りに行く機会も増えたようです。」 (参考にしたサイト: http://money.cnn.com/2008/04/06/news/economy/_prices/index.htm?postversion=2008040709 http://money.cnn.com/2008/03/24/news/economy/camden_alabama/index.htm?postversion=2008032910) http://kabukeizainani.blogspot.com/
週末のニュースを振り返ってみよう。ロイターの報道によると、マイクロソフトは来年、新オペレーティング・システムを発表する。理由は、プリンターが使えなくなった、お気に入りのソフトが使えなくなった、とVistaに対する不満が多いためだ。 ニューヨーク証券取引所に上場されている銘柄の、空売り残が最高レベルに達した。 特に目立つ銘柄 ・General Electric(GE) 空売り残は1300万株増えて5790万株 ・Time Warner(TWX) 4490万株 (+640万株) ・Motorola(MOT) 5090万株 (+590万株) ・Sprint(S) 8100万株 (+580万株) 空売り残が大きく減った銘柄 ・News Corp(NWS) 4930万株 (1370万株減) ・Boston Scientific(BSX) 4630万株 (1250万株減) ・Haliburton(HAL) 5700万株 (570万株減) もう一つマイクロソフトの話題。 上は、金曜の時間外取引におけるマイクロソフトの株価だ。見てのとおり、1.51%の上昇だ。 そして、これはヤフーの時間外取引。3.07%減、と大きく下げている。 報道によれば、マイクロソフトは、1株あたり31ドルでのヤフー買収を、考え直しているようだ。 (参考にしたサイト: http://www.247wallst.com/2008/04/next-version-of.html http://www.247wallst.com/2008/04/nyse-short-inte.html http://techland.blogs.fortune.cnn.com/2008/04/04/microsoft-warns-it-could-withdraw-yahoo-bid/) http://kabukeizainani.blogspot.com/
金曜の雇用統計を見て、アメリカは間違いなく不景気だ、と結論した人が多い。非農業部門の雇用者数は三カ月連続で減少し、失業率は4.8%から5.1%に上昇という状況だから、たしかに明るいニュースではない。 それでは、USA TODAYの掲示板を見てみよう。 ・雇用者数が減少しているのは、海外へ職が逃げているからだ。 lglory2000さん ・失業中?真面目に探せば必ず仕事は見つかる! 51bさん ・雇用状況が悪化しているのに、不法滞在者は増える一方だ。 TopShelf さん ・景気には周期がある。今日のアメリカは、単に経済下降周期に入っただけだ。 truckmanさん ・多くの人たちは、トヨタやホンダの車に乗り、靴や衣類はほとんど中国製だ。これでは、雇用状況が悪くなっても仕方ない。 Deport Illegalsさん ・失業率が5.1%ということは、94.9%の人たちには職があるわけだ。これは悪い数字じゃない。 chard さん ドナルド・ラスキン氏(投資アドバイザー)は、こう述べている。 アメリカは不景気だ、と言う人たちは、本当の不景気を知らない人たちだ。たしかに、3月の雇用者数は8万人減った。しかし、歴史を振り返ってみると、不景気下では毎月25万の職が失われている。現在のアメリカは不景気ではない。そして、アメリカは不景気に陥ることもない。 もう少し説明すると、ラスキン氏は、既に最悪の事態は去った、と確信している。理由は、連銀とJPモルガンによるベアー・スターンズ(大手投資銀行)の救済だ。場合によっては金融市場の大混乱、といった事態もありえたのだが、素早い連銀の措置で大事に至ることはなかった。これだけの難問を解決してしまったのだから、先ずアメリカが不況に陥ることはない、というのがラスキン氏の言い分だ。 もちろん、ラスキン氏が正しいかどうかは分からないが、そろそろ決算シーズンが始まる。実際の決算報告書を目の当たりにすれば、米国経済の方向が、もっと明確につかめることだろう。 バーナンキ連銀議長 (参考にしたサイト: http://www.usatoday.com/money/economy/2008-04-04-jobs-fall-80000_N.htm?loc=interstitialskip http://www.smartmoney.com/aheadofthecurve/index.cfm?story=20080404-we-are-not-in-a-recession) http://kabukeizainani.blogspot.com/
米国の失業率をご存知だろうか?金曜のマーケット開始前に、雇用統計(3月分)が発表されるが、失業率は2月の4.8%から5%に増えることが予想されている。下は、ブリーフィング・ドット・コムからのグラフだ。 青は無視していただいて、失業率を示した、赤の数字(左側)とグラフに注目してほしい。1992年頃は、7.5%を超えていたから、たとえ金曜の結果が5%に増えたとしても、別に悪い数字ではない。現に、5%の低失業率では、不景気だと騒ぐ方がおかしい、という声も聞こえてくる。 こんな報道(CNN)があった。 フルタイムで働きたいのだが、パートタイムの仕事しか見つからない、という人たちが増えている。そして、思うような仕事がなかなか見つからず、職探しを諦めてしまった人たちの数も上昇している。更に、契約社員を採用する会社の数も減っている。 実際に、2月の雇用統計を見てみると、フルタイムの仕事を得ることができず、パートで働いている人たちの数は56万5000人に及び、去年の同時期を21.1%も上回っている。言い換えれば、不完全雇用が大きく上昇したわけだ。 言うまでもなく、たとえパートタイムでも、働いているのだから失業者の一人に数えられることはない。しかし、パートの仕事ではフルタイムと同等の収入を得るのは無理だ。スタンダード・アンド・プアーズ社のデービッド・ワイス氏は、こう語っている。 アメリカは既に不景気です。パートタイマーが増えているだけでなく、企業は派遣社員の数を、ここ12カ月間で10万人以上減らしています。派遣社員の数には、景気の先行指数的な要素があります。景気が落ち込み、企業が人員削減を本格的にする前に、先ず削減されるのが派遣社員や臨時社員です。 今朝の報道によると、先週の失業保険申請者数は3万8000人増えて、総数は40万7000人に達した。こんな高レベルを記録するのは、2005年9月以来初めてになる。 (参考にしたサイト: http://www.marketwatch.com/news/story/weekly-us-jobless-claims-highest/story.aspx?guid=%7BDEE66DAB%2D14E7%2D4462%2D95A9%2D26094F1092A3%7D http://money.cnn.com/2008/04/02/news/economy/jobs_outlook/index.htm?postversion=2008040208) http://kabukeizainani.blogspot.com/
MSNマネーにアクセスすると、金は1500ドルに達する、というマイケル・ブラッシュ氏のコラムが目にとまった。そう言えば、ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)も金を買えと今朝推奨していた。何故、またここで金なのだろうか?先ず、チャートを見てみよう。 上は、金価格に連動する、streetTRACKS Gold Shares (GLD)の日足チャートだ。三つ明確なことを記そう。 1、86ドル付近にサポートライン(青)が走っている。 2、株価は、下降する短期トレンドライン(赤)に接近している。 3、たとえトレンドラインを突破できても、その上にある、20日移動平均線が壁になる可能性がある。 言うまでもなく、今日買っている人たちは、GLDがサポートラインのテストに成功した、と解釈したためだ。 それでは、ブラッシュ氏の挙げる、金の買い材料を見てみよう。 1、下落するドル ドル安対策として、資金を金に避難させる投資家が多い。連銀は、まだ追加利下げをする可能性があるから、更なるドル安は避けられそうにない。 2、インフレ 既に消費者が実感しているように、ガソリンや食品の値段が上昇している。インフレ状況では、金が投資先として好まれる傾向がある。 3、求められる安全性 下落の止まらない住宅価格。サブプライム問題で大きく下げた不動産担保証券。こんな状況だから、より安全な投資を求めて、金が投資対象に選ばれることだろう。 4、上昇する原油 過去5年間を振り返ると、ほぼ90%の確率で、原油価格と金価格は同様な動き方をしている。現在のアンバランスな需給関係を考慮すると、原油の更なる上昇が予想されるから、金投資が魅力的だ。 (参考にしたサイト: http://articles.moneycentral.msn.com/Investing/CompanyFocus/5ReasonsGoldIsHeadedTo1500Dollars.aspx) http://kabukeizainani.blogspot.com/
エイプリルフール用に、空売りで有名なダグ・カシュ氏が、冗談コラムを書いた。しかし、今日のマーケットを見ていると、まるで氏の話を真に受けたような上げ方だ。さっそくコラムを見てみよう。 ・S&P500指数は、現在のレベルから26%ほど上げて、年末には1666に達しているだろう。この予想は低すぎるかもしれない。 ・売り手によって不当に叩かれていた金融銘柄は、年末までに倍になるだろう。 ・利回り3.4%の国債10年物は割安だ。向こう12カ月間で、10%近い利益を上げることができるだろう。 ・ヘッジファンドによって、価格が吊り上げられていた原油は、年末までに1バレル50ドル以下になっているだろう。(現在102ドル) ・連銀と財務省の画期的な経済案で、米国は2008年から2015年まで長期経済ブームになるだろう。 ・住宅市場は既に底打ちとなり、米国経済が不景気に陥ることはありえない。 ・金融市場と消費者信頼感の大きな回復で、企業の積極的な設備投資が始まるだろう。 ここまで書いたらバカらしくなった。 さすがに、個人投資家たちは今日のマーケット・ラリーに驚いている。掲示板の書き込みを、いくつか紹介しよう。 ・株式市場が、エイプリルフールに参加するとは思わなかった。 jj9nerさん ・一株利益は関係ない。株価収益率も関係ない。ファンダメンタルズも関係ない。重要なのは、連銀議長バーナンキ氏の言葉だけだ。 Joedcさん ・少なくとも、こう言うことができる。米国政府は、どんな手段を使ってでも、決して金融市場を沈ませるようなことはしない。ダウ指数は、近いうちに20000を達成するだろう。 JustPlainBillさん ・マーケットは既に先を見越している。弱気論に惑わされてはいけない。今は買い出動の時だ。 wyserさん ・いったい今日の買い材料は何なんだ? inthebusinessさん (参考にしたサイト: http://www.thestreet.com/story/10410096/1/kass-time-to-buy-the-bull.html?puc=newshome http://www.marketwatch.com/news/story/us-stocks-extend-rally-financials/story.aspx?guid=%7BDE1BA545%2DFAA2%2D4C02%2D8B05%2D7CD49AD82CF4%7D http://kabukeizainani.blogspot.com/
人気株、正確には人気株だった、グーグル(GOOG)に関してアンダース・バイランド氏(フール・ドット・コム)が、こんなことを指摘している。「これだけ株価は下げているが、グーグルはショート・スクウィーズ(踏み上げ)の対象にはならない。」少し説明しよう。 (資料:shortsqueeze.com) 上は、3月31日時点における、グーグルの空売り残状況だ。先ず、Short Percent of Float(1)を見てほしい。これは、空売り残が浮動株数を占める割合を示し、2.67%だから大した空売り量ではない。 2のShort Interest Ratioは、空売られた株を全て買い戻すのに必要な日数を表す。見ての通り、グーグルは0.6日だから、買い戻しには1日もかからないわけだ。要するに、バイランド氏が言うように、グーグルは踏み上げが起きにくい、ということになる。 もう一つ、バイランド氏が挙げている、中国のサーチ・エンジンBaidu.com(BIDU)を見てみよう。 14.25%(1)と、空売り残が浮動株を占める割合は、グーグルよりもかなり大きい。しかし、買い戻しに必要な日数はグーグルと同じ0.6日だから、これも踏み上げの候補銘柄にならない。 それでは、どの銘柄に大きな踏み上げが起きる可能性があるだろうか?バイランド氏が挙げる4つの中から二つ見てみよう。 Quality Systems (QSII) 1、空売り残が浮動株数を占める割合は33.21%。 2、買い戻しに必要な日数は21.1日。 IPG Photonics (IPGP) 1、空売り残が浮動株数を占める割合は13.82%。 2、買い戻しに必要な日数は10.2日。 (参考にしたサイト: http://www.fool.com/investing/high-growth/2008/03/31/4-short-squeeze-plays-in-the-tech-sector.aspx) http://kabukeizainani.blogspot.com/
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