こう悪材料が多いと、株を買う気が無くなってしまうが、フィリップ・ギジセルズ氏(BNP Paribas Fortis Global Markets)はこう述べている。「株式市場の動向は中国が鍵になる。思い出してほしい。米国、欧州のマーケットは2009年3月に底打ちになったが、それより約2カ月早く中国の株式市場は上昇が始まった。今回も米国、欧州マーケットは数カ月前から低迷しているが、中国市場の下落はそれより一足先に始まっていた。中国=先行指標、という状況が続いているだけに、今後も中国市場の動きに注目したい。」
(情報源:China's an Early-Warning System for Stocks: Strategist
A Quick Primer On Why Everyone Thinks The Economy Is Headed Into The Toilet Again)
「何度も繰り返し言ったことだが、バーナンキ議長はデフレを絶対に認めない。米国はドルを刷り続け、その結果起きるドル安でデフレに対抗する。誰の目にもドル安政策が明らかになれば、パニックした投資家たちが、一斉に金市場へ向かうことになるだろう。」 --- リチャード・ラッセル氏(Dow Theory Letters)