買われているのは金と国債だ。金専門の上場投信SPDR Gold Shares (GLD)は現在+3.30%。長期米国債に投資をしている上場投信iShares Barclays 20+ Year Treas Bond (TLT)は、ほぼ3%の上昇だ。国債は格下げされた訳だが、今のところ以前と同様に、逃げ場所を求める資金が流入している。
ほぼ全面安の中で特に下げが目立つのは金融セクターだ。具体的に個別銘柄をいくつかあげてみよう。
バンク・オブ・アメリカ: マイナス16.77%
シティ・グループ: マイナス15.13%
ゴールドマン・サックス: マイナス7.72%
アメリカン・エキスプレス: マイナス6.44%
AAAの格付けを失った米国債だが、下記は今日もAAAの格付けを持つ国々だ。
資料:ritholtz.com
当然のことながら、「これからどうしよう。いったい何に投資したら良いのだろうか?」、と投資家たちは不安な状態だ。マーケット・ウォッチには、OUTSIDE THE BOXという違った観点で書かれたコラムを集めたコーナーがある。今日のコラムを執筆したチャールズ・サイズモア氏は、3つのことを勧めている。