トップは約31億ドルの資金が流れ込んだiShares Russell 2000 (IWM)、小型株専門のETFです。Russell 2000というのは小型株指数を指し、言い換えると、このETFはラッセル2000指数に連動するように作られています。しかし何故このタイミングで、こんなマーケットが大幅に下げている状況で、今年避けられていた小型株ETFに資金が流れたのでしょうか?下が、iShares Russell 2000 (IWM)の週足チャートです。
もう一度、小型株指数に連動するiShares Russell 2000 (IWM)の週足チャートを見てください。繰り返しになりますが、なだらかな半円が描かれ、どう見ても天井の形成中、といった様相です。更に、今日の投資環境は大きく変わり、投資家たちが資金を安全なものへ移動させていることを考えると、ここから小型株の上昇相場が再開するとは中々思えません。しかし、キンブル氏、グエントナー氏のような見方もあることを頭に入れておきたいと思います。
(情報源:ETF Fund Flows
A “Silent Buy” Signal in One Unloved Market Sector