1980年以来、日本株の配当利回りが米国株の配当利回りを初めて追い抜こうとしている。この事実は、配当による利益を重要視する投資家には大きな意味がある。フランスの銀行Societe Generale によれば、2010年の日本株と米国株の配当利回りは2.1%の同レベルだが、2011年は日本株の利回りが米株の利回りを超えることが予想される。更に、野村証券の見方によれば、2011年は日本株の配当利回りが米株を上回るだけでなく、Topixの成長率もS&P500を上回るという。もし両社の予想が正しいのなら、正に日本の株式市場は転換点にある。