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「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」
第1四半期米国GDPは予想以上に悪かった。「アナリストたちの意見は、あまりにも楽観的だ」、とバリー・リットホルツ氏(ritholtz.com)は述べ、今朝のレポートを、こう要約している。 ・ウォール街の経済専門家の予想はマイナス4.6%だったが、結果はマイナス6.1%だった。 ・これでGDPは3四半期連続の下げとなった。最後に3四半期連続マイナスとなったのは、1974年第3四半期から、1975年の第1四半期まで。 ・GDPは、これで2四半期連続で6%を超える下げとなり、こんなことは1958年以来初めて。 ・ここ1年間を通じて見ると、経済は2.6%の落ち込みとなり、これほど悪いのは1982年以来初めて。 ・投資に関する全ての分野は極めて大きな下落を記録し、金融危機の影響が顕著に表れている。 ・実質的な輸出は30%ほど減っている。 ・住宅建築は30%減となり、史上最悪の状態。 ・商業物件の建築は44.2%減となり、これも住宅建築と同様に史上最悪の結果。 ・資本支出は33.8%減となり、これで5四半期連続の下げとなった。 全く悪い材料ばかりだが、リットホルツ氏はやや明るい材料として、こんなことを挙げている。 ・商品価格指標が上昇し、デフレの心配が薄れた。 ・企業は、年率換算で在庫量を1037億ドル減らしている。これほどの減らし方は、1947年以来初めて。 ・2008年第4四半期、耐久財受注は22.1%減だったが、2009年第1四半期、この数値は9.4%増となった。 ・個人消費は年率換算で+2.2%のペースになり、これは最近2年間で最高の数値。 (情報源: http://www.ritholtz.com/blog/2009/04/gdp-down-61/)
なぜコマツとキャタピラーに注目できるのか?アジア株の専門家として知られるトニー・サガミ氏は、火曜のコラムで、こんなことを指摘している。 建設機械の大手、そして世界経済の健康度を推測するのに役立つキャタピラーの決算を少し調べてみた。 ・ 売上の減少: 前四半期の売上はマイナス22%となり、最高経営責任者のジム・オーウェンズ氏は、1930年代の初め以来、最悪の結果と述べている。 ・収益の悪化: 前四半期は1億1200万ドルの赤字。更に、2009年度の一株利益は2ドル50セントを予想していたが、1ドル25セントに大きく下方修正した。 ・更なるコストの削減: 自社株買いの中止、そして設備投資予算を30億ドル減らす。 こんな状態だから、おそらく、ほとんどの投資家はキャタピラーは駄目だ、と結論したことだろう。しかし最高財務責任者の、この言葉を聞いたら考えが一転する筈だ。 「2008年の終盤、当社と契約している中国のサプライヤーは、週の労働日数は3日という状態だった。しかし今日、この日数は5日という平常の日数に戻り、サプライヤーによっては残業もしている。」 キャタピラーの四半期売上52億ドル中、19億ドルはアジアからのものであり、経済活動に回復を見せ始めた中国はキャタピラーに好材料だ。ユナイテッド・テクノロジー、イートン・コーポレーション、それにデュポンも中国の経済が回復し始めた、と語っている。 ということでサガミ氏は、アジアのキャタピラーと呼ばれるコマツ(6301)買いを勧めている。 (情報源: http://www.moneyandmarkets.com/a-little-digging-often-leads-to-great-treasures-4-33432)
先ずGoogle Mapsにアクセスする。 http://maps.google.com/maps swine flu(豚インフル)で検索する。 すると、こんな地図が表示される。 A、B、Cのアルファベットは、豚インフルが報告された場所だ。
「金を増やすことばかりを考えていた人たちは、この考えに限界があったことを知った。経済危機は、家族や友人の重要さを気付かせてくれたわけだから、結果的には良い教訓になった。」 (カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校での記者会見) 順調に金を増やし続けることができていた時は、皆、自信満々だった。3年ほど前のブログになるが、投資心理研究で有名なブレット・スティンバーガー氏は、こんなことを書いていた。 「トレーダーの敵は、恐怖や欲ではなく自信過剰だ。ロンドン・ビジネス・スクールの実験によれば、自信満々なトレーダーほどトレード回数が頻繁になり、結果的には誰よりも大きな損を出している。」 ダライ・ラマ14世 (情報源: http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/n/a/2009/04/24/state/n211554D14.DTL&feed=rss.business http://traderfeed.blogspot.com/2006/05/most-common-trading-problem.html)
人の行く裏に道あり花の山、という有名な相場の格言がある。株で儲けるためには、他人とは逆の行動をとる必要があるという意味だが、予期せぬ人がこの逆行動の理論を利用して成功していた。 数年前、ラスベガスで人気のスポーツ・ギャンブラー、ウェイン・ルート氏が本を出版した。スポーツ・ギャンブルで勝つための条件として、いくつか挙げられているのだが、その一つに大衆と同じ行動をとってはいけないというものがあった。少し抜粋しよう。 テレビのインタビューで、先週の成績はどうでしたかと聞かれたので、正直に17試合に賭けて13試合に勝ったと答えた。とうぜんの結果として、私の予想を購読したい、という視聴者から電話が殺到した。 皆、何も分かっていない。今の私はホットに当たっているわけだから、この理由だけで私を避けるべきだ。逆に、もし私が、先週は10試合で2試合しか勝てなかった、という結果だったら来週の私には大いに期待できる。 私はプロのスポーツ・ギャンブラーであり、全米の大会でも優勝した。もし私が連敗を重ねているなら、そんな時こそ私に賭けるべきだ。しかし、大衆にはそのことが理解できない。 大衆がギャンブルで勝てない理由として、ルート氏は、更にこんなことを挙げている。 ・大衆には冷静さが無く感情的な賭け方をする ・大衆には我慢強さが無い ・大衆は資金管理の重要性を知らない ・大衆は宿題を怠っている ・大衆は専門家の意見を聞けば儲けることができると思っている ・大衆にはタイミングの重要性が分かっていない スポーツ・ギャンブルを描いた映画に、アル・パチーノ、そしてマシュー・マコノヒーが出演する「トゥー・フォー・ザ・マネー」という作品がある。 ルート氏の本のタイトル:「The Zen of Gambling: The Ultimate Guide to Risking It All and Winning at Life」
上のチャートは、最近1年間の原油の動きを示したものだ。1バレル140ドルを突破した去年の夏とは打って変わり、現在安値圏で低迷が続いているが、はたして原油は買いだろうか? デービッド・フェスラー氏(investmentu.com)は、こう書いている。 ・OPECは2008年9月、世界原油供給量の5%に相当する減産を発表し、来月28日の会議で更なる減産を決定する可能性がある。 ・原油高を予想して、買い溜めをする国が目立ち始めた、とOPEC関係者が語っている。例えば、1月と2月だけで、中国は1270万バレルの原油をオマーンから買った。アメリカは2009年に入って以来、戦略原油備蓄が1720万バレル増え、備蓄量は史上最高レベルに達した。 ・中東だけでなく、メキシコ、カナダ、ブラジルでも産油量が減っている。 ・現在の安い原油価格では、どの企業も新油田開発に積極的になれない。 ということで、いずれにしても原油は上がる、とフェスラー氏は結論しているのだが、こう付け加えている。 「今日の世界的な不景気とドル高を考慮すると、あと6カ月から12カ月ほど原油の低迷が続く可能性がある。原油に投資する一方法として、PowerShares DB Crude Oil Dble Long ETN (DXO)を利用することを勧めたい。」 下がPowerShares DB Crude Oil Dble Long ETN (DXO)の週足チャートだ。 PowerShares DB Crude Oil Dble Long ETN (DXO)は上場有価証券であり、株と同様に売買することができる。DXOは、原油指数が1%上昇すると2%上がる仕組みになっている。 (情報源: http://www.investmentu.com/IUEL/2009/April/crude-oil-prices-2.html)
下は、金価格に連動する、SPDR Gold Shares (GLD)の日足チャートだ。 見てのとおり、ここ2カ月間ほど下げが続いているが、ラリー・エーデルソン氏(ファイナンシャル・アドバイザー)は、こんな説明をしている。 「国際通貨基金(IMF)が、金の売りを計画している、という報道が下げ原因となったようだ。IMFが予定しているのは、単に400トンほどだから、金の長期トレンドに大きな影響を与えることはないと思う。それに、これはあくまでも予定であり、最終的な許可がおりたわけではないから、全く売却しないという可能性もある。どちらにしても重要なのは、金は長期的なアップトレンドであり、この下げは買いチャンスだ。」 それでは、日足ではなく週足チャートを見てみよう。 Aの安値からBの高値で測定すると、今のところ、38.2%の値戻しレベルがサポートになっている。パラメーターを14に設定したRSI(C)は既に上向きになり、下降するトレンドライン(D)を突破できるかに注目したい。 (情報源: http://www.moneyandmarkets.com/qa-china-and-more-33182)
決算が続いているが、この厳しい状況で、大手金融機関はどうやって利益を生み出したのだろうか?ニューヨーク・タイムズは、こんなことを指摘している。 ・ゴールドマン・サックス: 会計カレンダーを変更することで、15億ドルの損を出した12月を決算に含めなかった。 ・JPモルガン: 社債価格を付け直して、社債の買い入れ償却をした。理論的には、空売りに似ている。安くなった社債を債権者から買い戻し、これが帳簿上、利益という形になった。 ・シティグループ: JPモルガンと同様な方法を使った。 ・バンク・オブ・アメリカ: 買収したメリル・リンチの資産を高めに再評価したことが利益に結びついた。 「合法的だが、バンク・オブ・アメリカのしたことは単なる誤魔化しだ。最終的にメリル・リンチからの資産は、正当な評価額で損を計上することになるのだから、大きな将来的問題だ。」 スティーブン・ロス氏(ダートマス大学教授) こういう話もある。 ワシントン・ポストによると、クライスラー・ファイナンシャルは、7億5000万ドルに及ぶ政府からの追加救済資金を断った。理由は、この資金を受け取ってしまうと、重役クラスの給料が政府によって規制されてしまうためだ。 ただでさえ嫌われている金融機関なのに、いったい何を考えているのだろう? (情報源: http://www.nytimes.com/2009/04/21/business/21sorkin.html http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/04/20/AR2009042002156.html?hpid=topnews)
顧客サービスに電話をすると、ほとんどの場合、インドに設置されているコールセンターに電話がつながる。もちろん英語が使われるわけだが、インド訛りの英語に閉口する米国消費者が多く、コールセンターの評判はあまり良くない。 ブルームバーグの報道によると、デルタ航空(世界最大の航空会社)は、客からの強い要望に応えてインドのコールセンターを廃止して、顧客サービスを米国内で行うことを発表した。 同業者のユナイテッド航空、そして大手電話会社AT&Tも、既にインドのコールセンターを止め、米国内で顧客からの電話を取り扱っている。 それでは、コールセンターに関する話題を、もう一つ見てみよう。 帰宅後、ジョンさんはケーブルテレビ会社に電話をした。出張が多くなり、なかなか映画を見る機会が無くなってしまったので、映画チャンネルの受信を止めて、月々の支払いを40ドルほど下げるのが目的だ。 先ず、あらかじめ録音された声が出て、アップグレードは1、ダウングレードは2を押すようにという指示があった。ジョンさんは正直に2を押した。すると、こんな説明が聞こえてきた。「今日の顧客サービスは既に終了しています。明日、通常営業時間内に、もう一度お電話ください。」 ケーブルテレビ会社は、顧客サービスは毎日24時間行っていると宣伝している。ジョンさんは、明日を待たずに、もう一度電話をした。 前回のように録音の声が出て、今度はダウングレードではなく、アップグレードを選択した。30秒ほど待たされた後、出てきた担当者にジョンさんは映画チャンネルのキャンセルを頼んだ。電話だから相手の表情は分からないが、笑顔を思わせる声で、担当者はジョンさんの要求を承諾した。 コールセンターでイライラするのは、長々と続く選択肢だ。「何々に関する件は1、これこれに関することは2、どれどれに関する件は3を押してください。」 無理な話かもしれないが、初めから、本物の人間に出てもらいたいものだ。 (情報源: http://johna.org/2009/04/its-comcastic-disclaimer/ http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601091&sid=aB5yoCVxbXe4&refer=india)
投資戦略家として人望の厚いリチャード・バーンスタイン氏は、最も重要な投資の指針として、次の10項目を挙げている。 1、利子や配当金もキャピタルゲインと同様に大切である。ほとんどの投資家は、キャピタルゲインだけを考え、利子や配当金を無視している。 2、ほとんどの株式市場の指標は役に立たない。 3、投資家たちの姿勢は、あまりにも近視的だ。統計が示していることは、デイトレードは、運を天に任せるようなものだ。 4、ブルマーケットは、危険回避と割安株が土台になり、無闇に慌てて株を買うためのものではない。 5、分散投資は多銘柄に投資することではなく、銘柄の相関性が重要になる。 6、一般的に見た場合、キャッシュフローや損益よりも、バランスシートの方に注意を払いたい。 7、企業の決算を分析する際は、一般会計原則(GAAP)に基いた会計報告書だけを利用すること。 8、投資家は、資金の足りない部門に投資することで好結果を得ることができる。 9、金融歴史の勉強を怠るな。 10、レバレッジは真の富ではない。 (情報源: http://www.investmentpostcards.com/2009/04/18/richard-bernstein-10-guidelines-learned-in-20-years/)
・副支店長を1000人減らす。 ・8000人のシニア・セールス・スタッフを平のセールス・スタッフに降格して、給料を25%から50%削減する。 上記は、15日に報道されたベスト・バイの決定だ。 ベスト・バイ(Best Buy)はミネソタ州に本社を置く家電製品小売店チェーンの最大手。2008年3月1日時点で、ベスト・バイは米国に923店舗、カナダに51店舗、そして中国に1店舗を経営する。(ヤフー・ファイナンスより) このニュースを聞いて、ベスト・バイを追うモーニングスター社のアナリスト、ブレーディー・レモス氏はこう語っている。 「破綻したサーキュット・シティー(ベスト・バイと同業)は、致命的な間違いを犯した。経営陣は、経験のあるセールス・スタッフを首にし、残った店員たちは完全にやる気を失ってしまった。同様な結果を招かないように、ベスト・バイは十分に注意しないといけない。」 consumerist.comの掲示板を見てみた。 ・「ベスト・バイの終わりが始まったような気がする。」 Zclyh3さん ・「先日ベスト・バイにマウスを買いに行った。店内はガラガラで、店員の数も少なかった。こんな状態だから、開いているレジも一つだけだった。」 Eldritchさん ・「ベスト・バイの決定は当然のことだと思う。店長、副支店長だけでなく、シニアという肩書きを付けて、それぞれの部門に責任者がいるのだから、ベスト・バイには必要の無い職が多すぎる。」 MrFreshyさん ベスト・バイの週足チャート (情報源: http://www.startribune.com/business/43075392.html http://consumerist.com/5216510/report-best-buy-demoting-8000-senior-sales-associates)
太り過ぎの人たちは、体重を減らす理由が一つ増えた。CBSの報道によると、ユナイテッド航空は肥満者に対して追加料金を実施するという。 先ず対象になる肥満者の定義から見てみよう。 ・座席範囲内に座ることができない。 ・シートベルトに拡張装置を付けても、シートベルトを着用することができない。 ・席には座れたが肘掛けを完全に下げることができない。 以上の項目に該当する乗客は、もう一席の航空券を購入することが要求され、この要求に応じられない場合は搭乗が拒否される。 下は、シカゴ・トリビューンのオンライン意見調査だ。 質問: ユナイテッド航空の措置は適切だと思いますか? 回答: ・適切だと思う 5507票 (80.3%) ・間違っていると思う 1352票 (19.7%) ついでに掲示板の書き込みも見てみよう。 ・「ユナイテッド航空の措置に賛成です。極端に太った人の隣に座ることは、とても不快な経験です。私の座席にまで侵入してくるのですから、快適な空の旅などできません。私の座席は私だけのものであり、隣の人と共有するものではありません。」 Kevさん ・「私も賛成です。これは差別ではなく公正な措置です。」 Nikiさん ・「窓際の席に座った時ですが、隣の人は肥満体でした。お陰で窓に押し付けられる形になり、あいにく満席で、他の席に移ることはできませんでした。航空会社には苦情を言いました。席の半分が占領されたわけですから、料金の半分は私に払い戻されるべきだと思います。」 annieさん (情報源: http://www.chicagotribune.com/business/chi-biz-united-airlines-obese-two-seats-april15,0,1299556.story http://www.walletpop.com/blog/2009/04/15/overweight-united-airlines-may-charge-you-extra/)
どうやったら経済を刺激することができるだろうか。革新的方法(?)が、AOLマネー&ファイナンスに紹介されているので、さっそく見てみることにしよう。 ・ バス、電車などの公共交通サービスを無料にする。 ・ 消費税を廃止する。 ・ 現役軍人が初めて自宅を購入する場合、5万ドルまでの税額控除を認める。 ・ 週休三日制を導入する。 ・ マリファナを合法化する。 ・ 不良資産の無い新しい銀行を開設する。 ・ 保険制度を改革して、消費者が負担する保険料金を軽減する。 ・ 連邦政府が、子育て専業の母親、または父親に養育費を払う。 ・ 移民法を改正して、裕福な高学歴な人たちの米国への移住を奨励する。 ・ クレジットカードの利子の税控除を認める。 ・ 連邦政府が宝くじを始め、毎日10人の消費者に100万ドルの賞金を払う。 (情報源: http://money.aol.com/investing/innovative-ways-to-stimulate-economy)
火曜、アジア株専門のトニー・サガミ氏は、こんなレポートを発表している。 ・マーケットに活気が戻り、多くの人たちがホッとしているが、投資家たちは中国に目を向ける必要がある。 ・3月、中国の購買指数は6カ月ぶりの上昇になり、製造業に上向きの兆しが見える。 ・5860億ドルに相当する中国の経済刺激策は、住宅市場や鉄道建設をジャンプ・スタートさせた。 ・2009年最初の2カ月間を去年の同時期と比較すると、セメントの生産量は10.3%の伸びを見せている。 ・自動車業界からの発表によると、3月の中国での自動車販売台数は103万台に及び、これは前月を25%上回った。この結果、中国での自動車販売数は、3カ月連続で米国での自動車販売数を超えた。 ・回復し始めた中国経済は、中国の貿易パートナーに好影響となることが予想される。世界銀行は、2009年、東アジアのGDPは5.3%ほど成長することを見込んでいる。 ということでサガミ氏は、資金をウォール街に向けるのではなく、中国へ割り当てることを勧めている。 では、どんな中国銘柄を買えばいいのだろうか?一つの方法として、サガミ氏は、こんなアイデアを記している。 「ハルターUSX中国指数は、101の銘柄で構成されているから、これらの株を対象にすると良いだろう。」 (銘柄リスト: http://finance.yahoo.com/q/cp?s=^HXC) サガミ氏 (情報源: http://www.moneyandmarkets.com/world-bank-calls-china-a-ray-of-hope-33134)
連邦政府から多額な救済資金を受け取り、最悪な事態を乗り越えた大手銀行だが、全く客のことなど考えていないようだ。 バンク・オブ・アメリカはクレジットカードの金利を6月から引き上げる。 ケビンさんは、こう書いている。 金利が、現行の14.99%から24.99%に引き上げられる、という手紙をバンク・オブ・アメリカから受け取った。私は、月々の支払いに遅れたことは一度も無く、いつも全額を支払っている。 同僚の何人かも同様な手紙を受け取り、金利が6.99%、または8.99%から24.99%に引き上げられるようだ。 銀行側からの説明によれば、もし新金利を受け入れたくない場合は、残高を全額支払い、クレジットカード口座を閉鎖する必要があるとのことだ。 掲示板の書き込みを見てみよう。 ・「バンク・オブ・アメリカは国民の金を使って、消費者に高金利で貸そうとしているわけだ。」 Norbert Howardさん ・「バンク・オブ・アメリカを、もう二度と使うつもりはない。」 W H Wilsonさん ・「バンク・オブ・アメリカは、強欲と傲慢の見本だ。もう二度とバンク・オブ・アメリカは使わない。」 T J Powerさん ・「銀行は、客に対して感謝の気持ちを表すどころか、まるで悪意を抱いているような態度だ。」 Jim Smithさん 24.99%という高利貸し同然の金利だが、シティグループの$5000ローンの金利は30%というから、全く開いた口がふさがらない。 バンク・オブ・アメリカ、そしてシティグループは、それぞれ450億ドルの救済資金を政府から受け取っている。 (情報源: http://consumerist.com/5209817/boa-hikes-rates-on-millions-of-credit-card-customers http://consumerist.com/5209856/government-to-banks-why-are-you-making-predatory-loans-with-taxpayer-money http://online.wsj.com/article/SB123922365800702453.html)
シティグループ: 450億ドル バンク・オブ・アメリカ: 450億ドル ウェルズ・ファーゴ: 250億ドル JPモルガン・チェース: 250億ドル ゴールドマン・サックス: 100億ドル モルガン・スタンレー: 100億ドル (情報源: http://money.aol.com/article/how-do-banks-make-money-anyway/422425)
下は、mylaowai.com(http://mylaowai.com/2009/04/01/things-never-to-trust-in-china/)から抜粋したもの。 ・四川地震の被害者のために募金をお願いします、と呼びかける人たち ・タクシーの運転手 ・12カ月以上、中国で英語をフルタイムで教えている中年の外国人 ・ダンス場などの手荷物一時預かり所の係員 ・値段が88で終わるレストランの特別メニュー ・中国人同士で話をしているのに、わざわざ大声で英単語を会話に入れる人 ・10元を超える値段で売られている全ての品物 ・「皆様の安全のために」、という言葉で始まる中国政府からの発表 ・髪を黒以外の色で染めている美容師/理容師 ・中国政府から禁止されていないウェブサイト ・赤い色のパッケージに入ったタバコ ・博物館の展示物が説明されている表示板 ・学校の教科書 ・国際性を証明するために、わざわざ白人を雇ってコマーシャルを製作する中国の製造業者 ・共産主義者 ・「書類など要りません。私たちは友達です」、と言う人 ・販売されているDVDの質 ・中国人
二日ほど前、こんなコメントを聞いた。 ・「銀行の決算が鍵だ。今後のマーケット動向は銀行にかかっている。」 --- ジョー・ベランス氏(Dana Investment Advisors) ・「この最近のラリーは、銀行が安定し始めている、という希望的観測が大きな原因になった。決算発表が、私たちに現実を教えてくれることだろう。」 --- ラム・コルリ氏(ICICI Group Global Private Clients) そして、下が今朝のAPのヘッドラインだ。 「ウェルズ・ファーゴ収益アップ、株式市場急騰」 簡単に説明しよう。 大手銀行ウェルズ・ファーゴ(WFC)は、4月22日に決算を控え、アナリストは23セントの一株利益を予想していた。しかし今朝、ウェルズ・ファーゴから、それを大幅に上回る55セントという見通しが発表されマーケット関係者たちを驚かせた。 アート・キャシン氏(UBS)は、こう述べている。 「金融セクターは、最悪の事態を脱したようだ。政府の救済計画が、少しずつ効き始めているのかもしれない。もちろん、マーケットは既に上げ過ぎな状態だから、ここで完全に安心することはできない。」 まだ決算シーズンは始まったばかり。注目すべき点について、investmentu.comは、こう書いている。 「CSX Corp、Intel、それにJohnson & Johnsonの決算に注意を払ってほしい。運送/運輸、ハイテク、消費財を代表する銘柄だから、これらの決算結果が、もっと詳しい米国の経済状況をおしえてくれる。」 (情報源: http://www.cnbc.com/id/30138678/site/14081545?__source=yahoo|headline|quote|text|&par=yahoo http://finance.yahoo.com/news/Wells-Fargo-projects-record-3-apf-14890348.html;_ylt=AuiWFb66B3_mix9qo6VrOs27YWsA?sec=topStories&pos=1&asset=TBD&ccode=TBD) http://www.investmentu.com/IUEL/2009/April/wells-fargo.html)
この車が、ゼネラル・モーターズ(GM)を救うのだろうか? (写真:ロイター) 奇妙な形だが、これはGMとセグウェイ社が共同で作り上げた、PUMAと呼ばれる電気自動車のプロトタイプだ。 先ず、PUMAという名前は、四つの単語の頭文字で成り立っている。 Personal Urban Mobility and Accessibility Personal: 個人的な、個人に向けられた、パーソナル Urban: 都会の、都市の、都会ふうの、都会派の Mobility: 動きやすさ、移動性、可動性 Accessibility: 近づきやすさ、アクセスのしやすさ、接近(可能)性、可触性 ということで、何となく、この車の目的が分かったような気がする。 最高時速は35マイル(56キロ)。一回のリチウム電池の充電で35マイル(56キロ)ほど走行できる。写真で分かるように、大人が二人まで乗れる。 販売予定日、販売価格などはまだ公表されていないが、この車はヒットするだろうか? 掲示板の書き込みを見てみよう。 ・「この車は、ゴルフ・カートより優れているのだろうか?」 greenbackbenさん ・「こんなものをマンハッタンで運転していたらトラックに轢かれてしまう。」 bobemakkさん ・「高齢の人が買い物に使うなら良いかもしれない。とうぜんヒーターなど付いていないだろうから、寒い日は大変だ。」 Edscharp さん ・「秋にはマスコミを使って車を発表する計画のようだが、それでは遅すぎると思う。その前にGMは倒産しているだろう。」 Thaiさん (情報源: http://money.cnn.com/2009/04/07/autos/gm_segway/index.htm http://www.marketwatch.com/news/story/GM-Segway-unveil-two-seat/story.aspx?guid={C3F43CDE-795A-43AE-AE74-CFEAD9450C70})
月曜のマーケットの下げ方に、ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)は興奮したという。氏の話を要約してみよう。 あれだけ悪いニュースがあったのだから、大きく下げても全く不思議ではなかった。しかし、最終的にマーケットは反発し、小幅な下げで終了した。このマーケットは強い。ベアたちがコントロールする市場は終わった。 そろそろ決算が始まる。多くの企業は、惨たんたる結果を発表するだろうが、同時に公表される収益見通しが、最悪な事態は過ぎ去ったことを投資家に教えてくれるはずだ。 ということで、強気になったクレーマー氏、こんな銘柄を買い候補に挙げている。 ・Siliconware Precision Industries Co. Ltd. (SPIL) ・Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. (TSM) ・Xilinx Inc. (XLNX) どれも半導体関連だ。 かなり投機的になるという前置きをして、一番目のSiliconware Precision Industries Co. Ltd. (SPIL) に関して、クレーマー氏は、こう語っている。 「低迷する業界とは裏腹に、DigiTimesによれば、Siliconwareの売上は28%も伸びている。要するに、需要が供給を大きく上回っている状態だ。」 さっそくSiliconwareのチャートを見てみた。 (10分足) クレーマー氏が勧めている、ということで窓を開けての強い寄付きとなったが、直ぐに売られている。下が日足だ。 寄付いた場所はチャンネルの上限。さすがに利食われてしまったようだ。 (情報源: http://www.thestreet.com/story/10482841/1/cramers-mad-money-recap-still-bullish.html)
週末のレポートで、ケビン・レーン氏(Fusion IQ)は、マーケットをこう分析している。 S&P500指数は、3月6日の安値から26.37%の上昇となり、レジスタンス・ゾーンとマイナーな下降するトレンドラインにぶつかっている。 「ここで持ち株を全て売って利食え。そして押し目を待て」という意見が圧倒的に多い。しかし、ご存知のように、マーケットは少数派に報酬を与え大衆を惑わせる。 多数の投資家たちは、先月始まったマーケットラリーは単なる一時的なものであり、これはベアマーケットの罠だと言う。同様なことを、こう何度も皆が皆から聞かされると、マーケットは思っているほど押す(下げる)ことなく上げてしまうのではないだろうか。 3月末時点で、+20.4%の成績を上げているハワード・ラフ氏(ラフ・タイムズ)は、こう書いている。 株式市場はベアラリーを展開し、投資家たちに大きな短期利益を与えたが、マーケットには大きな問題が二つある。 ・景気は上向きになるのではなく更に後退する。その結果、企業利益も減少し株価に悪影響となる。 ・現時点のPER(株価収益率)は高すぎる。歴史を振り返ると、ベアマーケットが底打ちとなる時は、もっとPERが低くなる。 ということで、ラフ氏は、このラリーは持ち株を手放す良い機会だと結論している。 現在S&P500指数は850ドルが目先のレジスタンスになっている。上記したように、レーン氏は、マーケットは大して下げることなく上昇すると述べているが、もしS&P500指数が880ドルに達するようなら、持ち株を全て利食うことを勧めている。 (情報源: http://www.ritholtz.com/blog/2009/04/sp-500-equity-market-review-4609/ http://www.marketwatch.com/news/story/Ruff-rubbishes-rally/story.aspx?guid={4BE4B5E3-4E43-44C5-8190-E69DAF93F17B})
Zeccoトレーディングというオンラインの証券会社がある。4月1日、エイプリルフールの日、こんなことが起きていたというから笑ってしまう。 顧客たちが口座残高を見ると、1000万ドルを超える資金が入っている。おかしいな、こんなに資金がある筈が無いのだが、ということで普通ならさっそく会社に電話をすることになる。 しかし、客の何人かは、この資金を使って本当に株を買った。当然、Zeccoは慌てて客の株を処分し、損が出ている場合は、客に損額を請求した。 顧客たちが掲示板に、こんなことを書き込んでいた。 ・「本当に買えてしまった。どうなるのかな、借金取りが来るのだろうか?」 md_abbas007さん ・「無茶苦茶な注文を入れてやった。どんな結末になるのだろう?」 slkrolさん ・「どうせエイプリルフールだろう、と分かっていたから、こちらもエイプリルフールのつもりで株を買った。口座を見ると、株は既に処分されている。おまけに損も出ている。一体どういうことだ?」 westさん エイプリルフールとはいえ悪い冗談だ。 (情報源: http://consumerist.com /5198894/worst-april-fools-ever-online-brokerage-zecco-pretends-to-give- away-millions-panics-when-people-start-spending)
「米失業率さらに悪化、8・5%で25年ぶりの水準」、というYOMIURI ONLINEのヘッドラインが示すように、思ったとおりだったとは言うものの、暗い雇用状況が発表された。下が、主な3月分の雇用統計だ。(カッコ内は予想されていた数値) ・失業率: 8.5% (8.5%) ・非農業部門就業者数: 66万3000人減 (66万人減) ・時給: +0.2% (+0.2%) ・平均労働時間(週): 33.2時間 (33.3時間) CNNは、こう報道している。 今年の3カ月間で、米国は既に200万の人たちが職を失った。たとえ今年残りの9カ月間で、一人も職を失わなかったとしても、2009年は雇用面において史上4番目に悪い年になる。 4月1日、CNNはこんなオンライン意見調査をしていた。 質問: 雇用状況は良くなっていると思いますか? 回答: ・良くなっていると思う 20% ・悪化していると思う 51% ・変化は無いと思う 29% 総回答数: 28930 USA TODAYの掲示板を見てみよう。 ・「我々に職など要らない。政府が救済してくれる。」 Excellentさん ・「夏が始まる頃には、失業率は二桁になりそうだ。」 kts1005さん ・「kts1005さん、多くの地域では、既に失業率は10%を超えています。」 good dogさん ・「オバマ政権の経済対策は反企業的だと思う。これでは、更に多くの人たちが職を失いそうだ。」 Average-momさん ・「オバマ大統領、あなたは最悪な大統領です。あなたも、そろそろ失業者の一人になることでしょう。」 JIMMMさん ・「オバマ大統領はヨーロッパへピクニック。楽しそうだ。」 Apatriot さん (情報源: http://www.usatoday.com/money/economy/2009-04-03-jobs_N.htm http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090403-OYT1T01249.htm?from=rss&ref=newsrss http://money.cnn.com/2009/04/03/news/economy/jobs_march/index.htm?postversion=2009040310)
3月9日、6547ドルで終了したダウ指数は、現在8023ドルまで戻っている。20%を超える上昇だ。この好調なマーケットを反映するように、stocktwitsに参加する人が大幅に増えている。 ごく簡単に言うと、stocktwitsは株のチャットルームだ。誰でも参加することができ、好きな株や先物、それに経済関連のことを書きこむことができる。更に、字数制限があるから、ほとんどの書き込みは1行から2行だ。 もちろん、全ての書き込みが役に立つことはないが、ある機能を使って表示させる書き込みを限定することができる。言い換えれば、自分が興味のある人たちだけを追うことが可能だ。 それでは、私が追っている人たちが、どんなことを書き込んでいるか、少し見てみよう。(時間は米西海岸時間) ・6時17分: ダグ・カシュさん(ヘッジファンド・マネージャー) 「またハッピーな日々の到来だ!」 ・6時28分: alphatrendsさん 「太陽エネルギー関連、それと小型株に注目している。」 ・6時31分: upsidetraderさん(前ヘッジファンド・マネージャー) 「XLFの9.70レベルに注目。」 ・6時31分: stevenplaceさん 「寄付きでXLFを9.75で空売った。」 (6時30分が寄付き) ・6時35分: stevenplaceさん 「VMWブレイクアウト。」 ・6時43分: alphatrendsさん 「RZに注目。」 ・6時44分: alphatrendsさん 「STSIがブレイクしそう。」 ・7時19分: firstadopterさん 「2003年の再来だ。ボロ株が大きく上げている。」 alphatrendsさんの本名はブライアン・シャノン。毎日マーケット終了後、動画でマーケットの説明をしている。( http://alphatrends.blogspot.com/) (情報源: http://stocktwits.com/)
もう銀行株は買いたくない、と言う投資家が多い。金融危機のおかげで、銀行株は大幅に売られてしまったから、そんな気持ちになっても仕方がない。 しかし、最近の好調なマーケットを見ていると、やはり何か買ってみたくなる。そもそも銀行は、不動産ローン担保証券や、訳の分からない金融派生商品に手を出して膨大な損を出した。ということで、単純なものが見直され、食品関連が注目を集めている。 もちろん、食べ物だからといって、必ず儲かるという保証は無い。ケビン・カー氏(Global Commodities Alert)は、こんなことを指摘している。 食品というと、先ず農業を思い浮かべる人が多いと思うが、このセクターは浮き沈みが激しい。ここ数年間を振り返ってみると、燃料費や肥料の高騰が農業経営者に大きな頭痛となった。更に、不順な気候も、農作物に悪影響を与えた。 目立ったのはトウモロコシだ。代替エネルギーとしてエタノールが超人気となり、原料になるトウモロコシが連日買われたが、結局これも単なるバブルだった。 それでは、統計的に見た場合、4月に好調なものは何だろうか?ジム・ローウェル氏(Adviser Investments)のコラムに、こんなデータが載せられていた。 圧倒的に飛び出ているのが石炭(1)、そして次に強いのが金(2)だ。では、どうそれらに投資したら良いだろうか?ローウェル氏は、二つの上場投信を勧めている。 ・iShares COMEX Gold Trust (IAU) ・Market Vectors Coal ETF (KOL) 情報源: http://www.marketwatch.com/news/story/planting-seed-agriculture-plays/story.aspx?guid={CA67DC9E-DF17-4DDE-8157-73B970CC8A40} http://www.marketwatch.com/news/story/looking-solid-floor/story.aspx?guid={96E708B1-9627-4C50-B998-AA3D68A539EB}
アジア株のアドバイザーとして知られるトニー・サガミ氏は、モンタナ州の田舎にも明らかに不景気が感じられるようになった、と先週のコラムで書いている。8つの実例が挙げられているので、さっそく見てみよう。 ・子どものバレー教室に行く途中、2軒の家の前に、小型ブルドーザーが止められているのが目についた。建築現場で、毎日のように見かけた小型ブルドーザーなのに、今はフォー・セールの看板がかかり、たっぷりとホコリをかぶっている。 ・私の住む田舎町には、小さなレストランがあり、農家の人や大工、それにトラックの運転手などが集まる。先週の月曜、「○○さんが職を失い気の毒だ」、と何人かの人たちの失業が話題になっていた。 ・先日、ピザ屋を経営する人が、こんなことを話してくれた。「大学を卒業した人たちが、こんな田舎のピザ屋に、職を求めて最近頻繁に訪れるようになった。」 ・私の友人が、2カ月ほどモンタナを離れてメリーランド州へ行くことになった。理由は、モンタナでは仕事が見つからないためだ。 ・2月、私の住む郡の失業率は、11.3%という15年ぶりの高レベルに達した。 ・不動産業に従事する知人が、商売は最悪だと嘆いていた。現に彼は、土木機器などを貸して月々の収入を補っている。 ・モンタナの北西部に、セミツールという半導体関連の会社がある。そこに勤める知人によると、厳しい経済状況を反映して、生産量が大幅に減少しているという。 ・狩猟の季節は既に終わっているのに、弾薬が直ぐに売り切れてしまう、とスポーツマン・ストアで働く人が話していた。要するにこれは、住民たちは、最悪の事態に備えているような気がする。 ということで、サガミ氏は資金の一部を金投資に割り当てることを勧めているが、更にこう付け加えている。 「マーケットが上昇するたびに持ち株を売って、現金を増やすことが大切だ。少なくとも、口座の50%は現金ポジションにしてほしい。」 (サガミ氏) (情報源: http://www.moneyandmarkets.com/eight-not-so-pretty-observations-from-big-sky-country-32835)
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