多くのエコノミストは米国住宅市場のチアリーダーだ。例えば、ジム・オサリバン氏(High Frequency Economics)は、こう述べている。「住宅市場は間違いなく回復している。住宅販売件数は順調に伸び、それは消費者信頼感指数に反映されている。住宅価格も上昇が始まっているから、更に上がる前に買っておこう、という人達が増えることだろう。住宅市場に関する全ての指標には、順調に回復が続く米国住宅市場が示されている。」
赤で囲ったNext Day Returnは、大幅下落のあった翌日の成績だ。1987年10月19日の暴落の翌日、マイクロソフトは6.1%の上昇となった。数えてみると、大幅下落の翌日が上げとなったのは5回、そして平均上昇率は3.28%。大幅下落の翌日が下げとなったことは5回あり、平均下げ率は5.44%。そして、大幅下落の翌日が±0の変わらずだったのは一度起きている。
・ 金曜に発表された米雇用統計は強い内容だったが、こういう心配材料もある。フルタイムの仕事が見つからないのでパートで働いている人、そして働きたいのだが、なかなか仕事が見つからないので職探しを諦めてしまった人の数が大きく増えている。その結果、広い意味での失業率は14.3%に上昇だ。(Real Time Economics)