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「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」
明日の取引再開に向けて、ニューヨーク証券取引所とナスダックは現在システムのテストをしているようだ。ハリケーンのお陰で、ニューヨーク証券取引所は水浸しになっている、といった報道もあったが結局誤報だった。 ご存知のように、電子取引が一般的になり、今日の株取引にわざわざ人間の手を通す必要はない。日曜の報道によれば、ニューヨーク証券取引所はハリケーンが去るまで閉鎖されるが、株の電子取引は中止されることなく通常どおり行われる予定だった。しかし現実は、月曜、火曜の二日間にわたり電子取引も停止されてしまった。何故なのだろうか?下はfinance.fortune.cnn.comからの抜粋だ。 ・ 現時点では、なぜ株電子取引も中止されたのかが分からない。 ・ 電子取引を停止したニューヨーク証券取引所の決定に驚いた。(アダム・サスマン氏 -- TABBグループ) ・ ハリケーンなどの緊急時に備えて、大手証券会社のトレーダーは、自宅から株を電子取引できるシステムを持っている。 ・ 最近5年間で証券取引所離れが進み、約40%の株取引は証券取引所を通さずに行われている。 さて、もし本当に明日から株取引が始まった場合、マーケットは上げるだろうか、それとも下げるだろうか?サム・ストーバル氏(S&P Capital IQ)は、こう語っている。 ハリケーンは必ずしもマーケットの下げ要因にはならない。大きな被害を与えた過去13回のハリケーンを振り返ってみると、ハリケーンの3カ月後S&P500指数は平均で3.9%の上昇、そして6カ月後は平均で5.8%の上昇となっている。株式市場を変動させるためには、ハリケーンのような一部の地域的な現象ではなく、もっと世界的に影響を与える要因が必要だ。 (参照したサイト:NYSE, Nasdaq preparing to reopen Wednesday Why the NYSE flip-flopped on electronic trading How Stocks Performed After The Worst Hurricanes The New York Stock Exchange Is Not Flooded And It Looks Beautiful Right Now)
私も同感なのだが、traderstewieさんがこんなツイートをしている。 「今ここで買う気にはならないが、インテルの雰囲気が良くなってきた」、と意訳できる。下がインテルの日足チャートだ。 先ず、三本の移動平均線を見てみよう。 1、20日移動平均線(短期トレンド):下向き 2、50日移動平均線(中期トレンド):下向き 3、200日移動平均線(長期トレンド):わずかだが、下向きになり始めた。 ということで、トレンドを重要視する人はインテルを買わない。 しかし、MACDのヒストグラム(4)には改善の兆しが見え、少しばかり明るい雰囲気になっている。株価は下げ方向だが、それとは反対にヒストグラムは上げ始め、ひょっとするとこの辺が一時的な底になる可能性がある。もちろん言うまでもなく、たとえここが一時的な底であったとしても、反発ラリーが直ぐに始まるという保証はない。言い換えれば、インテルはここでしばらく横ばいした後、更なる下落というシナリオも考えられる。 ダイバージェンスは単なる警報シグナル、といった程度に受け取るのは構わないと思う。下は、天然ガスに投資しているETFの日足チャートだ。 ・ 1のダイバージェンスでは期待された株価の反発がなく、しばらく横ばい(A)した後、株価は再下落となった。 ・ 2のダイバージェンスではBで分かるように、買い手の期待どおりの展開となった。 という訳で、現在インテルに起きているダイバージェンスは、上記の1に相当するのか、それとも2に相当するのかが分からない。 ではチャート抜きで考えた場合、ここでインテルは買えるのだろうか?既にインテルを買った、と言うジェフ・リーブスさんは、こんな理由をあげている。 ・ 現在のインテルの配当利回りは4.2%という高率だ。 ・ 低いPER(株価収益率): 2013年に見込まれる一株利益で計算すると、インテルのPERは10未満になり、現在の株価は割安だ。 その他の理由として、リーブスさんはインテルの保有する膨大な現金。更に、もしマイクロソフトのタブレットがヒット商品になれば、インテルはモバイル向け半導体部門に本格的に進出してくる可能性があることを指摘している。 (参照したサイト:I just bought Intel ― Am I crazy?)
「オバマ大統領に関する一大ニュースを公表する」、ということだったが、これは公表ではなく大統領に対する要求だ。以前からトランプ氏は、オバマ大統領の出生証明書はデタラメなものであり、大統領が本当のアメリカ市民であるかを疑っていた。そんな訳でトランプ氏は、大統領に対して、下記の要求を突きつけた。 http://youtu.be/MgOq9pBkY0I 私流に訳すとこうなる。 「大統領、どうもあなたには不明な部分が多すぎる。ここで決着をつけましょう。あなたが大学へ送った願書、それに大学時代の全ての記録、更にパスポートを申請した時の書類を見せてください。もしこれらの要求に応じてくれるなら、私は大統領が望む慈善団体に500万ドルを寄付します。」 この件は既に回答済みだ、ということで、大統領がトランプ氏の要求を受け付けることはないだろう。下がオバマ大統領の出生証明書だ。 これによれば、バラク・フセイン・オバマは、1961年8月4日にハワイで出生している。ハワイは米国の一州だから、大統領は明らかに米国市民であり、大統領に立候補する資格を有する。 オバマ大統領は、いったいどこで生まれたのだろうか?本当にアメリカ市民なのだろうか、という疑問を持つのはトランプ氏だけでなく、ヒラリー・クリントン氏も同様な疑問を抱いていたようだ。2008年、当時大統領に立候補していたクリントン氏の元に無記名のメールが届いた。このメールには、オバマ氏が本当に米国市民であるかは疑わしい、といったことが書かれていたという。 更に2008年6月、噂が間違いであることを証明するために、オバマ氏は出生証明書を公表するべきだ、とジム・ジェラティ氏(National Review Online)が主張した。当時流れていた噂によれば: 1、オバマ氏のミドル・ネームはフセインではなくムハマド。 2、母親がオバマ氏に与えた名前はバラクではなくバリー。 3、バラク・オバマ・シニアは本当の父親ではなく、オバマ氏は米国で生まれていない。 そして2009年10月、オバマ氏はケニア生まれという説が広がった。 さて、上のオバマ氏の出生証明書だが、これは2011年4月に公表されたものだ。とうぜん疑問になるのは、なぜ噂が流れた2008年に公表できなかったのだろう?2008年に公表されたのは、下記の簡単な証明書だ。 たしかに名前などは入っているが、肝心なサインが見あたらない。最初から2011年4月に公表されたものを使っていれば、今日トランプ氏が騒ぐことは無かったような気がする。 一つ書き忘れていた。トランプ氏は、10月31日の午後5時までに、大統領が回答することを要求している。 (参照したサイト:Barack Obama citizenship conspiracy theories FactCheck.org tests Trump's claims about where Obama was born)
ドナルド・トランプ: アメリカ合衆国の実業家、作家。資産額20億ドル(約1,668億円)の大富豪としても知られる。あだ名はThe Donald。日本では一般的に、金儲けに関する本の著者、あるいは後述するような不動産王、もしくはサブプライムローンのあおりで倒産した経験のある人間として一部で認知されている。2012年米国大統領選に出馬する可能性のある人間として日本のメディアでもその名前が広く報道された。(ウィキペディアから抜粋) アメリカでドナルド・トランプの名前を知らない人はいないだろう。とにかく超有名人だ。大統領選挙が来月6日に迫り、ロムニー氏を支持するトランプ氏は、こんなことを今朝のテレビで語った。 「オバマ大統領に関する一大ニュースを公表したいと思っている。公表するのは、おそらく水曜になるだろう。とにかく大きな内容だから、あなた方マスコミは、ビッグニュースとして取り上げることだろう。」 いったい、どんな事をトランプ氏は発表するのだろうか?選挙の結果に影響を与えるほど重大な内容なのだろうか?とにかく水曜を待つしかない。 さて、この一大発表だが、ツイッター上で行われるそうだ。( https://twitter.com/realDonaldTrump) (参照したサイト:Does Donald Trump Have Big Time Dirt on Obama?)
ストリート・ドット・コムのオンライン意見調査: 質問: あなたは今週の相場にどんな姿勢で臨みますか? 回答: ・ 強気: 37.22%(102票) ・ 弱気: 50.36%(138票) ・ 中立: 12.4%(34票) (数値は日曜の午後時点) どのセクターが買われると思いますか、という質問に対する回答で一番多かったのは金、銀などの貴金属関連(14.23%、39票)。 どのセクターが売られると思いますか、という質問に対する回答で一番多かったのはコンピュータ関連、そしてコンピュータ周辺機器関連(12.77%、35票)。 下はBespoke Investmentが行ったオンラインの意見調査。 質問: 今から一ヶ月後、S&P500指数は現在の数値より高くなっていると思いますか、それとも低くなっていると思いますか? 回答: 高くなっていると思う: 51%(189票) 低くなっていると思う: 49%(181票) (数値は日曜の午後時点) (参照したサイト:POLL: Bull or Bear? S&P 500 Higher or Lower From Here?)
憶えておられる方もいると思いますが、1987年10月19日、米国株式市場は22.61%の暴落となりました。オンライン・トレードが普及する前ですから、証券会社には売り注文の電話が殺到し、知人の話によると、電話口で泣き出す客もいたそうです。 あれから25年、今週金曜が暴落記念日ですが、MarketWatch.comはこんな意見調査をしています。 質問: 1987年のような暴落は、いつ起きると思いますか? 回答: ・ 今年中に起きると思う 12.9%(126票) ・ 向こう12カ月以内に起きると思う 35.7%(349票) ・ 向こう5年以内に起きると思う 35.3%(345票) ・ 二度と暴落は起きないと思う 16.2%(158票) 総回答数: 978 (10月17日時点) (参照したサイト:Do you expect another 1987-level stock market crash?)
おそらくundergroundtrader.comのジェイ・ユーという人が言ったことだと思うが、トレードに成功する方法としてこんなことを語っている。 治安の悪い場所に住んでいたら犯罪にあう確率が高くなる。それと同様に、難しい相場環境でトレードをすると失敗する確率が高くなる。私たちトレーダーは、フレンドリーな状況でトレードすることが大切だ。 では、フレンドリーなトレード環境とは、いったいどういう意味だろうか?ユーさんはチャート重視型のトレーダーだから、アナリストの買い推奨があった、売上が上方修正されたといったことは気にしない。ユーさんの言うフレンドリーな相場環境というのは、三つのタイムフレームに関することだ。 相場には三つのタイムフレームがある。 ・ 長期 ・ 中期 ・ 短期 当然のことながら、トレーダーによって短期、中期、長期の意味が違ってくる。二例あげよう。 トレーダーA: ・ 長期: 週足チャート ・ 中期: 日足チャート ・ 短期: 60分足チャート トレーダーB: ・ 長期: 60分足チャート ・ 中期: 15分足チャート ・ 短期: 5分足チャート ユーさんが指摘する「フレンドリーなマーケット」というのは、三つのタイムフレームが全て同方向に動く相場のことだ。言い換えれば、長期はアップトレンド、中期はダウントレンド、短期はダウントレンド、というのはやり難い相場になる。 ユーさんの論法でいくと、現在のマーケットはフレンドリーな環境ではない。ダウ指数を長期(週足)、中期(日足)、そして短期(60分足)で見てみよう。 週足は明らかにアップトレンドだ。現在ローソク足は転換線のテスト中だから、ここがサポートになって反発する可能性がある。 アップトレンドは完全に崩壊した、と断言することはできないが、日足には弱さが見られるようになった。ローソク足は転換線、基準線の両方を割り、売り手の活躍が目立つ。しかし、直ぐ下に控える雲の上限がサポートになって反発する可能性もあるから、ここで積極的に売るのは難しい。 下は短期タイムフレームの60分足チャートだ。 明らかなダウントレンドだ。現在安値から反発しているが、前回と前々回のように、頭上の転換線付近まで戻したところで反発が終わってしまう可能性がある。 まとめると、こうなる。 ・ 長期: アップトレンド。サポートがテストされ反発に期待できそう。 ・ 中期: アップトレンドに陰りが見える。しかし、直ぐ下にサポートがひかえ、そう大きく下げそうにない。 ・ 短期: ダウントレンド。現在、反発を見せているが、大した上昇は期待できそうにない。 買うべきだろうか、売るべきだろうか、何もしないで様子を見るべきだろうか?よく聞くことだが、直ぐに判断ができない場合は、傍観者になった方が無難かもしれない。
S&P500指数の日足チャート 金曜のマーケットはあと4時間半ほどで終了する。見てのとおり、現在S&P500指数はレンジの下辺(A)に接触中だ。 もしブレイクダウンなら、レンジの高さ分(B)ほど下げることが予想されるから、一先ず下げの目標値はCの1388付近になる。
持ち株を全て処分した、と昨日のブログでジョセフ・ファミィ氏が書いていた。たしかに最近のマーケットは弱さが顕著になっているだけに、ひょっとするとベアマーケットがやって来るかもしれない、と不安を感じている人もいることだろう。株を全て処分した理由として、ファミィ氏は次の4つをあげている。 ・ 主要株指数の動きから、機関投資家たちが売っていることを読むことができる。 ・ 保有していた株の多くが、あらかじめ設定してあった損切り注文、そして利食い注文の株価に次々と達した。 ・ ナスダック総合指数が50日移動平均線を割った。 ・ 市場のリーダー株アップルの動きからマーケットの先行きの不安を感じる。 三番目に指摘されている、ナスダック総合指数の日足チャートを見てみよう。 青い線が50日移動平均線だ。赤い短い線で分かるように、マーケットは右下がりになり始め、下降トレンドに入った可能性がある。そして二本の矢印が示すように、マーケットの動きとは反対にMACDのヒストグラムは下げに転じ、3カ月以上にわたってダイバージェンスの危険信号が出ていた。 AB=CDが形成されているのでは、と思って計算してみると、今日の下げでマーケットはDの目標値に到達した。もしここで反発がないようなら、6月の安値から9月の高値で測定した38.2%の値戻しレベル(E)付近まで下げてしまう可能性がある。 それから、これは昨日のブログ( http://kabukeizainani.blogspot.com/2012/10/blog-post_9.html)で書いたことだが、ナスダック総合指数はスマッシュの買いパターンを形成していることも考えられる。 スマッシュの買いパターン: 今日の終値は昨日の安値より低い。今日の高値突破が買いのタイミングになる。 見てのとおり、今日の終値(1)は昨日の安値より低い。もし明日、今日の高値(2)を突破するようなら、それが買いのタイミングになる。もちろん、上にはレジスタンスレベルが幾つもある訳だから、あまり強いラリーは期待できないと思う。 (参照したサイト: Market Warning Signs)
上はS&P500指数の日足チャートだ。(入れてある移動平均線は20日) Aで分かるように、金曜のローソク足は、どう見ても強いとは言えない。やたらと上ヒゲが目立ち、明らかに失速しての終了だ。1、2の数字を入れたが、ひょっとしたらマーケットは二番天井を形成中かもしれない、と思っている人もいることだろう。 では、マーケットに二番天井の可能性があるなら、トレーダーたちは、どんなタイミングで空売ってくるだろうか。明らかな場所は二つある。 1、金曜の安値割れで売る。 2、先月26日の安値を割ったところで売る。 (1で空売った場合は、2の安値が第1の目標値になる。) 短期的に見た場合は買いのチャンスになる。下は30分足チャートだ。 先月26日の安値から先週金曜の高値で測定した場合、金曜の終了位置(A)はサポートになりやすい38.2%の値戻しレベルだ。更に、Aのローソク足は下ヒゲの目立つ陽線、そしてストキャスティクス(B)は上昇が始まり買いシグナルが出ている。(ここで買った場合の目標値は金曜の高値になる。)
約5分の動画です。 http://kabukeizainani.blogspot.com/2012/10/macd.html
株好きなのでトレードを始めたという自然な成り行きから、失業がキッカケとなってトレードに入る人たちもいる。理由は何であれ、米株の場合、最低2万5000ドルの資金があれば、誰でもデイトレード用の口座を開設することができる。2万5000ドルは約195万円に相当し、こんな低資金で始められるビジネスは無い、ということでデイトレードに興味を持つ人たちもいる。 よく聞く話だが、デイトレードで成功できるのは、ほんのひとにぎりの人たちだけだから、デイトレードを職として選ぶのは間違っているというものがある。データによれば、トレーダーとして生き延びることができるのは10%未満のようだが、他の商売を始めて成功する確率も低い。米国ではレストラン、小売店と様々なビジネスが毎日新たに開店するが、そのほとんどが5年以内に倒産してしまうという現実がある。 なぜ新ビジネスの多くは失敗に終わるのだろうか?主な理由を見てみよう。 ・ 詳細なビジネス・プランが無い。 ・ 適切な危機管理が無い。 ・ 資金不足。 ・ 現実的でない利益の期待。 ・ 知識不足。自分の専門分野だけでなく、ビジネスを成功させるためには、会計やマーケティングの知識も必要になる。 ・ 店の場所が商売に不適切。 ・ 宣伝不足。 ご察しのように、最後の二つを除いて、上記はデイトレーダーが失敗してしまう原因にも当てはまる。特に強調したいのは、多くの新トレーダーたちは、あまりにも非現実的な利益の期待をしているような気がする。oraclewizard77さんは、こう書いている。 医者や弁護士になるためには4年以上の年月が必要だ。たった数週間勉強しただけで、トレードで直ぐに利益を上げることなど有りえない。 言うまでもなく、こんな間違った考え方をしてしまう一原因はインターネットで見かける広告だ。「勝率90%以上、オンラインでシグナル配信!」などといったヘッドラインを読むと、明日から直ぐに儲かりそうな錯覚に陥ってしまう。 それでは最後に、投資心理の研究で知られるブレット・スティンバーガーさんの語る、トレードを成功に導くヒントを記しておこう。 あるミューチュアルファンドが、数人のファンドマネージャーを使って資金を運用している。成績は、極めて良くもなく悪くもなく、要するにごく平均的なファンドだ。よく調べてみると、平均的な結果となった原因は、優秀な成績を上げているファンドマネージャーの足を、冴えない成績を上げているファンドマネージャーが引っ張っていることが判明した。 さて、もしあなたがこのミューチュアルファンドの社長なら、状況を改善するためにどんな措置を取るだろうか?「簡単なことだ!優秀なファンドマネージャーだけを残して、駄目なファンドをマネージャーを首にすればよいのだ」、とあなたは言うかもしれない。 それでは、あなた自身のことを考えてみよう。あなたの中には何人ものトレーダーが潜んでいる。マーケットの状況に応じて、違ったトレーダーが現れ、あなたの口座資金をコントロールする。優れたトレーダーが顔を出した時は、当然利益が上がり、そうでないトレーダーが現れた時は口座資金が減る。 大切なことは、現在どのトレーダーが、あなたをコントロールしているかを観察することだ。あなたの中に潜む駄目なトレーダーは、利益を上げるためにトレードをしているのではない。言い換えれば、彼らがトレードをする理由は、スリルを得るためであったり、自尊心を高めることであったりする。 (参照したサイト:Why Do Most Start Ups Fail? Elite Trader Why Traders Keep Losing Money)
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