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「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」
約5分の動画です。 好きな買いパターン http://youtu.be/xoTqO20lRsY ファースト・クロスの売りパターン http://youtu.be/BnjV-Nvcd9E
アイバン・ホフ氏は、トレードでよくありがちなミスとして次の4つをあげている。 1、トレード方法を身に付けていない: 株を買った理由が理解できていなければ、どんなタイミングで持ち株を売るべきかが分からない。言い換えれば、何となく株を買ってしまった人たちは、怖い値動きが起きたときに株を売ることになる。しかし多くの場合、恐怖を感じる値動きは買いのチャンスだ。 2、トレードの株数が多すぎる: 現実的に考えた場合、買いのタイミングより買う株数の方が重要だ。資金ギリギリに株を目一杯買ってしまうと、株価が少し反対に動いただけで直ぐ怖くなって持ち株を売ってしまう。損切りは怖くなったからするものではなく、自分の株分析が間違っていた場合にするものだ。 3、トレードを頻繁にしすぎる: 多数の銘柄から買いシグナルが出ているからといって、それらを全部買う必要はない。買いシグナルの全てが同様に有望であることはなく、それよりも自分の得意なパターンだけに注意を払って、あちこちに気を散らすのは得策でない。 マーケットが強いときは、多くの銘柄がブレイクアウトする。これはトレーダーたちがよく言うことだが、ブレイクアウトする銘柄が多数ある場合は、いちいち個別銘柄を買うのではなくS&P500指数を買った方が手っ取り早い。 4、株の動きを必要以上に追いすぎる: ウォーレン・バフェット氏が言っていたが、理髪店に長居すると、頭が禿げている人でも散髪して貰おうという気になるものだ。同様に、絶えず株を見ていると、大したパターンが出来ている訳でもないのに、その株を買ってみようという気になってしまう。 たしかに不思議なもので、株のチャートを見すぎると、形成されていないパターンが見えてしまうことがある。多くのトレーダーたちが言うように、本当に良いチャート・パターンは、パッと見ただけで直ぐに分かるものだ。 (参照した記事:Four Common Trading Mistakes and How to Avoid Them)
人々は陰謀説が好きだと思う。例えば有名なのはケネディ大統領の暗殺だ。オズワルドが犯人ということになっているけれども、本当の犯人はオズワルドではなく、軍産複合体の意を受けた政府が主犯であるという説がある。 最近暴落で大きな話題となった金について、King World Newsとのインタビューで、以前財務副長官を務めた(レーガン政権時代)ポール・クレッグ・ロバーツ氏は、こんなことを語っている 金の大幅下落は演出されたものだ。4月の始めから起きていたことだが、「ヘッジファンドや機関投資家が金を大きく売却してくるから、今のうちに売っておきましょう」、と証券会社や先物業者は個人投資家たちに声をかけていた。こんな状況の中で、ゴールドマンサックスは金の売りを推奨し、明らかに何か重要なことが起きている。 要するに、政府はドルの将来を心配しているのだ。超量的緩和で世の中はドルで溢れ、国際決済の方法としてドルを拒否する国々も存在する。現在起きていることは、ドルの交換価値が脅かされていることだ。ドルが崩れてしまえば、連銀は金利をコントロールすることが不可能になり、これは米国債の暴落、株の暴落、そして大手銀行の倒産を引き起こす。演出された金の大幅下落は米政府の必死な対策であり、「資金の避難場所として安全なのは金ではなくドルだ」、ということを人々の頭に植え付けようとしているわけだ。 更に、米政府はドルの地位を守るために日本政府に圧力をかけ超量的緩和政策を実施させた。もちろん、欧州中央銀行にも追加量的緩和を働きかけ、ドルの安泰を図っている。 ドルの交換価値が下がってしまえば米国に海外から入ってくる物の値段が上昇する。国内にインフレが起きてしまえば、連銀はゼロ金利政策を続けることができなくなってしまう。「金は資金の安全な避難場所」、という通念を崩壊させ、更に「ドルが資金の安全な避難場所」、という考え方を確立させることで連銀のゼロ金利政策を継続させようとしているわけだ。 なるほど、前財務副長官の言うことだから、ひょっとすると本当かもしれない、と思ってしまう。さて、金価格を暴落させた犯人扱いされているゴールドマンサックスは、最近こんなことを発表している。先ず、ニュースのヘッドラインを見てほしい。 Forget gold! Natural gas is the new safe haven: Goldman(ゴールドマンサックス:金は無視!資金の安全な新避難場所は天然ガス) 記事を要約するとこうなる。 過去5年間、ゴールドマンサックスは金の買いと天然ガスの空売りを勧めてきた。しかし、最近この状況は大きく逆転し、ゴールドマンサックスは現在天然ガスの買い、そして金の売りを推奨している。「シェール革命が米国経済に大きく貢献していることを考えると、天然ガスと米国経済が資金の安全な新避難場所だ。」 ポール・クレッグ・ロバーツ氏 (参照したサイト:Former US Treasury Official - Fed Orchestrated Smash In Gold Forget gold! Natural gas is the new safe haven: Goldman)
約5分の動画です。下記をクリックしてアクセスしてください。 http://www.youtube.com/watch?v=Rlo-kjcw6p8
今朝一番の話題は金だ。 上はCNNマネーからだが、金が2年ぶりの安値に転落したことが報道されている。更に、こういうツイートがある。 ツイートしたのはBespoke Investment Groupだ。「金は50日移動平均線からマイナス4.63シグマ離れた位置で現在取り引きされ、ここまで売られすぎになるのは1970年代以来初めてだ。」 金のETF、SPDR Gold Trust(GLD)の週足チャートを見てみよう。 先週の特大陰線(1)が目立つ。去年6月の安値から10月の高値でフィボナッチのレベルを入れてみると、現在の位置は161.8%の値戻しレベルに相当し、金は完全に投げられている状態だ。 先週、ドイツ銀行とゴールドマン・サックスが、回復が続く米国経済などを理由にあげ、金の目標価格を下方修正している。更にドイツ銀行のアナリストは、最近の例ではキプロス財政危機で分かるように、人々は資金の避難場所として金を選ぶことがなくなった、と語っている。(CNNマネー) 下は金のETF、SPDR Gold Trust(GLD)の日足チャートだ。 1,2で分かるように出来高が突出している。注目は、まだ取り引き終了まで4時間ほどあるが、今日の出来高(2)は金曜(1)の量を既に上回っている。正にパニック売りという状態だから、今日が売りのピークになる可能性がある。もう一つの注目は、今日のローソク足(3)だ。161.8%の値戻しレベルを割ったあと反発となり、やや目立つ下ヒゲが形成されている。マーケット終了まで4時間弱。どんな引け方になるか注目したい。 (参照した記事:Gold plunges to two-year low)
(下は、為替トレーダー、ジェシカ・ペレティアさんのブログを意訳したものです。) ・初めての大損 トレードは私にはやはり向いていない、とここでほんとんどの人たちはトレードを諦めてしまう。 ・次の10回の損 大きな損の後だからトレードは慎重になる。しかし問題は、大損から受けたダメージを正確に把握できていないことだ。トレードをしていても頭にあるのは大損の事だけだから、けっきょく間違いを繰り返してしまう。 ・トレード方法の習得 今までを振り返り、自分は何も分かっていなかった事を痛感し、トレード方法を習う必要性に気がつく。ほとんどの人たちは一旦トレードから離れて、トレードに関する本やブログを徹底的に読みあさりトレードに関する知識を吸収する。 ・トレード再開、しかし。。。 習った手法を実際に使ってみるが期待していたような利益を上げることができない。たしかに、以前のような大損はしなくなったが、通算してみると小さな損が出ている。 ・トレード手法の改善 成功しているトレーダーからトレード手法を学ぶという方法もある。しかし最終的に必要なのは自分に合ったトレード方法だ。一例を挙げれば、デイトレードに興味がある人が優れたスイングトレード手法を学んでも、それは役に立たない。 ・自分のトレード手法の実践 いよいよ自分の手法を実際に試す時が来た。何度も練習トレードをしたから、あなたには自分の手法が勝率の高いものであることが分かっている。しかし、次にあなたが直面する問題はあなた自身だ。 ・自分の手法に自信を持つ トレードで利益を得られるようになり口座残高が少しずつ増え始めるが、問題は、あなたはまだ自分の手法に自信を持つことができない。連勝しても単に運が良かっただけ、反対に連敗となると、やはり自分のやり方は間違っている、と直ぐ自信を失ってしまう。難しいことだが、自分の作ったトレードルールに従ってトレードを続けていくしかない。 ・大きな儲けの罠 トレードが上手く進み、大きな利益を上げることが出来るようになったら気をつけてほしいことがある。大きな儲けはトレーダーを有頂天にさせ、人によっては自惚れがかなりひどくなる。とうぜんの結果としてトレードはずさんになり、出ていた筈の大きな利益を吹き飛ばしてしまう。 (参照したブログ:Trading Hurdles)
“5カ月弱で日本の株式市場は40%の上昇。次の日本はどこだろうか?”、という面白そうな記事がデイリー・ウェルスに載っていたので、さっそく読んでみた。偶然にも、勧められていたのは先週買ったロシア株のETFだった。 記事によれば、プーチン大統領はロシア中央銀行総裁(イグナチエフ氏)が気に食わない。 大統領が欲しているのは経済成長だ。しかし、イグナチエフ氏はインフレの予防を第一とし、大統領の望みを全く優先していない。そこでプーチン大統領は次期総裁としてエルヴィラ・ナビウリナ氏を推薦した。 3月14日、グローバルインフォはこう書いている。 ロシア大統領報道官は12日、「プーチン大統領は、ロシア銀行(中央銀行)のイグナチエフ総裁の後任に、前経済開発担当大臣を勤めたエリビラ・ナビウリナ氏を指名した」ことを明らかにした。著名なエコノミストであるナビウリナ氏(49歳)は、リベラル派として知られているが、独自な方針をやり通す力が不足しているとのイメージが根強く、一部で金融政策の独立性を維持できるかどうかについて懸念の声も聞かれている。 注目は“独自な方針をやり通す力が不足している”ということだから、もしナビウリナ氏の次期総裁が実現すれば、プーチン大統領はロシア中央銀行を思うように利用することができる。 グローバルインフォはこう締めくくっている。 「ナビウリナ氏が次期総裁に決定されれば、金融緩和の拡大、ルーブル安やインフレ圧力の上昇を想定できる」との見方を示すロシア市場関係者が多い。 デイリー・ウェルスの記事に戻ろう。 簡単に言えば、プーチン大統領がしたい事は安倍首相がした事だ。強引に中央銀行を従わせ人工的な経済繁栄を作り上げる事だ。 ロシア株のETF、Market Vectors Russia Fund (RSX )の週足チャートを見てみよう。 1は長期サポートライン、23ドル20セント付近を走っている。今のところ、去年11月の安値(2)がサポートになり、もし反発ラリーが開始となった場合は、3のレジスタンスラインあたりまで株価は上昇する可能性がある。 (参照した記事:Japanese Stocks Are up 40% in Five Months... Who's Next? プーチンロシア大統領は中央銀行の次期総裁候補を指名)
ギャラップ社の調査によると、エネルギー源として人々に最も嫌われているのは石炭だ。下のチャートを見てほしい。 石炭関連の銘柄に投資している上場投信Market Vectors Coal(KOL)の週足チャートだ。かつて50ドルを超えていた株価は今日たったの22ドルで取り引きされ、いかに石炭が嫌われているかが分かる。 矢印が示すように、トレンドは明らかに下げ基調だが、赤い二本の線で分かるようにレンジが形成され、株価の方は2012年6月頃から横ばいとなっている。更に、現在の株価はレンジ下辺のテスト中だから、反発するようなら買ってみようと計画している人たちがいる筈だ。 もしレンジの下辺を割った場合は、どのあたりまで下げるだろうか。一般的なのは、レンジの幅を使っての計算方法だ。言い換えると、下げ幅はレンジの幅と同様になる。 レンジの上辺:26ドル30セント レンジの下辺:21ドル50セント レンジの幅:26ドル30セント-21ドル50セント=4ドル80セント 下げ目標値:21ドル50セント-4ドル80セント=16ドル70セント ということで、もしレンジの下辺を割った場合、目標株価は16ドル70セントになるが、実はこの数値は「半値八掛け二割引」とほぼ一致している。 「半値八掛け二割引」は、株がどこで下げ止まるかの計算方法であり、こういう意味になる。高値×50%(半値)×80%(八掛け)×80%(二割引) この上場投信が2011年に記録した高値は51ドル87セントだから、上の式を使って計算すると、下げ止まりが予想される株価は16ドル59セントになり、レンジを割った場合の目標株価とほぼ同じだ。そんな訳で、もし本当にそこまで下げるようなら、少し買ってみたい気がする。 (参照した記事:Americans Want More Emphasis on Solar, Wind, Natural Gas)
何と言っても今日のニュースはこれだ。 黒田日銀最初の一手「うなり上げて飛び出した」: 日本銀行の黒田東彦総裁が放った最初の一手は、大方の予想を大きく上回る大胆な内容で、市場は株高・債券高(金利低下)・円安という形で歓迎した。(ブルームバーグ) 日銀は期待「はるかに超えた」、ドルは100円に-外為助言会社: この日打ち出された措置は範囲も規模も市場予想をはるかに超えるものだった。(略)年末までに1ドル=100円を突破するだろう。 -- カール・ジャニ氏(外為助言会社アージェンテックス) 下はドル/円の日足チャートだ。 巨大な陽線が形成されている。現在ドルは円に対して3.5%ほど高くなっているが、報道によると、一日でこれほどドル高になるのは2011年10月以来初めてらしい。 ニューヨークに上場されている日本株も買い人気だ。 まだマーケット終了まで1時間半ほどあるが、日本株の上場投信(WisdomTree Japan Hedged Equity Fund)は+7.4%と大きく上げている。黒田総裁に賭け、昨日の終了間際に買った人たちは、さぞ喜んでいることだろう。 黒田総裁の期待をはるかに超える措置で、日本株は買いだ、という声がいっそう大きくなているが、ブルース・クラスティング氏はこういう聞きたくないことを語っている。 安倍首相が何を言おうと、黒田総裁が何をしようと、そんなことはどうでもよいことだ。日本は長期的な空売りだ。 空売りとは過激なことを言ってくれたものだが、クラスティング氏は日本の将来は没落しかない、と見ている。理由は高齢化する社会と労働人口の減少だ。 日本の労働人口 2010年:8200万人 2025年(予想):7100万人(13%減) 2040年(予想):5800万人(30%減) 日本の人口 2010年:1億2700万人 2050年(予想):8000万人(37%減) 高齢化社会 2010年:人口の11%が75歳以上 2025年(予想):人口の22%以上が75歳以上 上の数値を見る限り、日本の将来には大きな危機が待っている、とクラスティング氏は断言するが、ご存知のように予想が100%当たることは先ずない。単なる勘ぐりかもしれないが、クラスティング氏が日本にこれだけ批判的なのは、日本株の空売りで失敗しているのかもしれない。 もちろん、労働人口の減少はGDPに影響することだから、見過ごせる小さな問題ではない。労働人口の減少を補うために、日本にはロボットが大きく台頭してくると思う。サイエンス・フィクションの世界になるが、タクシーの運転手、看護師などがロボットになってしまう時代が来ることだろう。 労働人口の減少を食い止めるためには、どんなことをしたら良いだろうか?当然のことながら、子どもをどんどん生んでいただく、ということが大切なのだが、目先的にできることは、移民法や労働法を大きく改正して外国人が日本で簡単に働ける体制をつくることではないだろうか。 (参照した記事/サイト:黒田日銀最初の一手「うなり上げて飛び出した」-2%達成なお疑問も 日銀は期待「はるかに超えた」、ドルは100円に-外為助言会社 Japan – Too Old To Grow?)
4月のマーケットが始まった。1日の東京株式市場の大幅反落を受け、ニューヨークに上場されている日本株も売られた。特に下げが目立ったのは三菱UFJファイナンシャル・グループだ。 終値は5ドル63セント。そして長い陰線が示すように、株価は6.17%の大きな下げとなっただけでなく、久しぶりに50日移動平均線(青)を割って取り引きを終了した。(赤は200日移動平均線)もちろん、二本の移動平均線は相変わらず上昇が続いているから、中期長期アップトレンドに変わりはない。 移動平均線を割ったから売りだ、という考え方もあるが、約50年前に出版された本の中で、ジョセフ・グランビル氏は移動平均線の傾きに注目することを勧め、こう書いている。 「株価が上昇する200日移動平均線を割った場合は買いのチャンスになる。」 この考え方は50日移動平均線にも応用できるから、三菱UFJファイナンシャル・グループの50日移動平均線割れは押し目買いのチャンスが近い、と言い換えることができる。 買いのタイミングとして、下に迫っているサポートライン(1)に注目したい。
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