先ず目立ったのはPIMCO High Income Fund (PHK)だ。高利回りな社債に投資するファンドだが、過去7年間を見てみると、一月に下がったことは一度もない。勝率に直せば100%、そして一月の平均リターンは9.70%だ。下が日足チャートになる。
最近は横ばい状態だ。上限は12ドル30セント付近、そして下限は11ドル75セント付近になる。
これもPIMCO High Income Fundと同種になるが、Credit Suisse High Yield Bond Fund (DHY)も一月は好調だ。ここ13年間をふり返ると、一月の勝敗は11勝2敗となり、一月の平均上昇率は8.86%だ。finviz.comには、こんな日足チャートが線入りで掲載されている。
失業率、消費者物価指数、失業保険申請者数、と毎月様々なデータが発表されるが、はたしてそれらはどの程度信頼できるのだろうか。全ての人が経済の専門家ではないから、失業率は8.6%だったと言われれば、私たちは疑わずにそれを信じてしまう。しかし、ジョン・ウィリアムズ氏(Shadow Government Statistics)によれば、米政府によって発表される数字には偏見や操作が多分に含まれていると言う。という訳で、統計が発表されたら先ず疑ってみること。そして自分で少し調べる態度を身に付けたいと思っている。
ブラックフライデー:開店を待つ人々
(参照したサイト:No, Black Friday Sales Were Not Up 16% (not even 6%)
Retail Sales Disappoint on False Black Friday Reports