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優利加

2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加塾」を開講。2007年4月から准教授として大学及び大学院にて「数理ファイナンス」、「金融工学」、「ファイナンス概論」、「経営財務」などの科目を講義する一方、学部生及び大学院生の「演習(ゼミ)」の指導も行っている。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。著書の『 生涯現役の株式トレード技術』は、2006年2月出版以来、続々と感動の声が殺到。 ブルベア大賞2006 大賞を受賞。

「生涯現役のトレード日記」

連休の谷間で小動き

04月30日
昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +106.2 @14,818.75, NASDAQ +27.76 @3,307.02)。しかし、3連休明けの日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では上昇銘柄数が983に対して、下落銘柄数は611となった。騰落レシオは118.29%。東証1部の売買代金は2兆8362億円。

TOPIXは小幅高となったが、日経平均は小幅安となった。連休の谷間でどちらへもポジションを傾けにくいようだ。今日は4月の最終日。日経平均は9か月連続の陽線で9か月連続で上昇した。

TOPIX +4 @1,165
日経平均 -23円 @13,861円

ドル円為替レートが97円台後半の円高方向へ動いたので自動車や電機など輸出主導銘柄は軟調だった。他方、証券や建設など内需関連銘柄は堅調だった。証券株との連想だろうか、SBIは今日も目立った上昇を見せた。



1 証券・商品先物取引(東証1) 496 +22 +4.55
2 空運業(東証1) 189 +5 +2.90
3 鉱業(東証1) 351 +5 +1.51
4 建設業(東証1) 694 +10 +1.46
5 石油・石炭製品(東証1) 983 +14 +1.44
6 食料品(東証1) 1,257 +15 +1.24
7 金属製品(東証1) 957 +11 +1.21
8 その他金融業(東証1) 563 +7 +1.20
9 情報・通信業(東証1) 1,929 +22 +1.14
10 機械(東証1) 1,264 +14 +1.11
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そろそろ買い疲れ感が出てきたか?

04月26日
昨日の米国株式市場は続伸した(DJIA +24.50 @14,700.80, NASAQ +20.33 @3,289.99)。しかし、本日の日本株全般は反落した。東証1部では上昇銘柄数が291に対して、下落銘柄数は1,373となった。騰落レシオは117.79%。東証1部の売買代金は2兆9471億円。

TOPIXも日経平均も高く始まったが陰線で終え、前日の短陽線を長めの陰線がつつむ包み線となった。3連休の前だからか、そろそろ買い疲れ感が出てきたか?

TOPIX -11 @1,161
日経平均 -42円 @13,884円

業種別では、パルプ・紙、空運、その他金融だけがプラスで、その他はすべてマイナスとなった。個別銘柄では、神戸製鋼がザラバで急騰したことが目立った。



1 パルプ・紙(東証1) 326 +6 +1.77
2 空運業(東証1) 184 +3 +1.50
3 その他金融業(東証1) 556 +3 +0.53
4 鉄鋼(東証1) 526 -1 -0.23
5 食料品(東証1) 1,241 -3 -0.28
6 精密機器(東証1) 2,896 -10 -0.34
7 輸送用機器(東証1) 2,507 -9 -0.35
8 機械(東証1) 1,250 -6 -0.45
9 銀行業(東証1) 187 -1 -0.55
10 鉱業(東証1) 346 -2 -0.58
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トレンドが続く限りはついていくのがトレードの定石

04月25日
昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -43.16 @14,676.30, NASDAQ +0.32 @3,269.65)。しかし、本日の日本株全般は続伸した。東証1部では上昇銘柄数が1,056に対して、下落銘柄数は541となった。騰落レシオは117.44%。東証1部の売買代金は3兆566億円。ドル円為替レートは99円台前半の円高方向へ。

TOPIXも日経平均も短陽線で続伸した。昨年11月中旬からのチャートを見ると、こんなペースで上げ続けていつまで持つのだろうかと思わざるを得ないが、トレンドが続く限りはついていくのがトレードの定石である。4月第3週(4月15日〜19日)の投資部門別売買動向によれば、外国人は4週ぶりの売り越しとなった。買い疲れてきたか?

TOPIX +8 @1,173
日経平均 +83円 @13,926円

業種別上昇率では、1位がパルプ・紙、2位が倉庫・運輸、3位が銀行と続いた。出遅れ感のある業種が買われた。




1 パルプ・紙(東証1) 321 +11 +3.53
2 倉庫・運輸関連(東証1) 1,635 +53 +3.37
3 銀行業(東証1) 188 +4 +2.29
4 石油・石炭製品(東証1) 978 +21 +2.18
5 繊維製品(東証1) 518 +9 +1.78
6 ガラス・土石製品(東証1) 745 +13 +1.76
7 非鉄金属(東証1) 786 +14 +1.76
8 卸売業(東証1) 999 +17 +1.71
9 情報・通信業(東証1) 1,940 +29 +1.51
10 金属製品(東証1) 959 +10 +1.1
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日経平均&TOPIXは年初来高値を更新

04月24日
昨日の米国株は大幅続伸した(DJIA +152.29 @14,719.49, NASDAQ +35.78 @3,269.33)。これを受けて、本日の日本株全般も上昇した。東証1部では上昇銘柄数が1,390に対して、下落銘柄数は258となった。騰落レシオは120.15%。東証1部の売買代金は3兆574億円に増加した。ドル円為替レートは99円半ば。本日もSBIとアイフルが際立った動きを見せた。円安を好感して、マツダやトヨタなどの自動車株も上げた。

TOPIXも日経平均も陽線で年初来高値を更新した。

TOPIX +20 @1,164
日経平均 +314円 @13,843円

業種別上昇率では、鉄鋼が1位、海運が2位、化学が3位となった。




1 鉄鋼(東証1) 529 +25 +4.89
2 海運業(東証1) 390 +18 +4.86
3 化学(東証1) 1,024 +32 +3.24
4 石油・石炭製品(東証1) 957 +27 +2.91
5 パルプ・紙(東証1) 310 +9 +2.85
6 情報・通信業(東証1) 1,911 +50 +2.70
7 その他製品(東証1) 1,221 +31 +2.64
8 非鉄金属(東証1) 772 +20 +2.59
9 機械(東証1) 1,254 +32 +2.58
10 ガラス・土石製品(東証1) 732 +18 +2.52
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内需系銘柄が買われ、輸出関連銘柄は敬遠

04月23日
昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +19.66 @14,567.17, NASDAQ +27.50 @3,233.55)。しかし、為替レートが円高方向へ動いたこともあり、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では上昇銘柄数が937に対して、下落銘柄数は660となった。騰落レシオは118.92%。東証1部の売買代金は2兆7123億円。

TOPIXも日経平均も僅かに下げた。為替レートが円高方向へ動いた割には下げが小さかったところを見ると、相場は依然として強気である。

TOPIX -2 @1,143
日経平均 -39 @13,529

業種別上昇率では保険が1位、建設が2位、その他金融が3位と続いた。為替が円高方向へ振れたので、輸出関連銘柄は敬遠され、その代り内需系銘柄に資金の矛先が移ったため、保険や建設が上昇率上位にランクインしたと解釈できる。アイフルが東証1部の売買代金1位でストップ高となり、その他金融は相変わらず堅調だ。




1 保険業(東証1) 630 +13 +2.18
2 建設業(東証1) 685 +13 +1.92
3 その他金融業(東証1) 548 +9 +1.69
4 水産・農林業(東証1) 265 +4 +1.56
5 サービス業(東証1) 1,191 +13 +1.11
6 電気・ガス業(東証1) 428 +5 +1.07
7 空運業(東証1) 177 +2 +1.05
8 ガラス・土石製品(東証1) 714 +7 +1.04
9 情報・通信業(東証1) 1,861 +13 +0.72
10 化学(東証1) 992 +6 +0.5
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日経平均はザラバでは13,600円台

04月22日
先週金曜日の米国株式市場は小幅反発した(DJIA +10.37 @14,547.51, NASDAQ +39.69 @3,206.06)。G20財務相・中央銀行総裁会議で日本の金融緩和に対する理解が得られたということで為替レートが円安方向へ動いた(ドル円で99円台後半)。これを受けて本日の日本株全般は上昇した。東証1部では上昇銘柄数が1,541に対して下落銘柄数は111となった。騰落レシオは113.17%。東証1部の売買代金は2兆7966億円。

TOPIXも日経平均も続伸した。日経平均はザラバでは13,600円台をつけたが、終値ではそれを維持できなかった。ドル円為替レートが100円を超える円安となると上昇に弾みがつくかもしれない。

TOPIX +19 @1,145
日経平均 +252円 @13,568円

円安が進んだので業種別株価指数上位は為替感応度が高い自動車や電機かと思いきや、1位は建設業だった。それに金属製品、ガラス・土石、機械、その他金融と続いた。何で建設業が上昇率1位だったんだろう?長谷工の上げ方は仕手株のようだ。




1 建設業(東証1) 672 +32 +5.02
2 金属製品(東証1) 935 +39 +4.40
3 ガラス・土石製品(東証1) 706 +21 +3.02
4 機械(東証1) 1,227 +34 +2.83
5 その他金融業(東証1) 539 +15 +2.77
6 水産・農林業(東証1) 260 +7 +2.68
7 証券・商品先物取引(東証1) 474 +11 +2.48
8 小売業(東証1) 824 +20 +2.45
9 精密機器(東証1) 2,852 +66 +2.37
10 サービス業(東証1) 1,178 +26 +2.26
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騰落銘柄数はほぼ半々なので特に力強いというわけではない

04月19日
昨日の米国株は続落した(DJIA -81.45 @14,537.14, NASDAQ -38.31 @3,166.36)。しかし、本日の日本株全般は粘った。G20 財務相・中央銀行総裁会議で日本の金融政策に異論が出なかったとの報道で、為替相場がドル円で98円台半ばから後半の円安方向へ動いたことが好感された。東証1部では上昇銘柄数が878に対して、下落銘柄数は708となった。騰落レシオは110.03%。東証1部の売買代金は2兆5540億円へ低下し、3兆円を大きく割り込んだ。

TOPIXも日経平均も上昇したが、東証1部の騰落銘柄数はほぼ半々なので特に力強いというわけではない。売買代金が3兆円を割り込んだのも気になる。

TOPIX +4 @1,126
日経平均 +96円 @13,316円

東京電力が大幅高となった。本日の業種別株価指数は電力が上昇率第1位となった。



1 電気・ガス業(東証1) 425 +9 +2.22
2 海運業(東証1) 367 +8 +2.11
3 金属製品(東証1) 895 +17 +1.92
4 非鉄金属(東証1) 742 +14 +1.88
5 不動産業(東証1) 1,858 +32 +1.74
6 ガラス・土石製品(東証1) 686 +9 +1.32
7 空運業(東証1) 174 +2 +1.29
8 倉庫・運輸関連(東証1) 1,564 +17 +1.07
9 情報・通信業(東証1) 1,818 +18 +1.01
10 精密機器(東証1) 2,786 +26 +0.95
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外国人の買い越し額が1兆5865億円となり過去最高

04月18日
昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -138.19 @14,618.59, NASDAQ -59.96 @3,204.67)。これを受けて本日の日本株全般は下げた。東証1部では上昇銘柄数が515に対して、下落銘柄数は1,086となった。騰落レシオは111.65%。東証1部の売買代金は3兆709億円。

TOPIXも日経平均も反落し、陰線で終えた。しかし、トレンドは依然として上昇トレンドであり、ある程度下げると押し目買いが入りすぐに反発しようとすると見ている。東証1部全体のPBRは昨年11月前半の0.8倍辺りから、現在は1.4倍くらいまで上げてきたが、過去20年平均は1.6倍なのでもう少し上値余地はありそうである。

TOPIX -13 @1,123
日経平均 -162円 @13,220円

4月第2週(8日〜12日)の投資主体別売買動向によれば、外国人の買い越し額が1兆5865億円となり過去最高を更新した。売買シェアの6割程度を占める外国人の買い越しが続く限り、強気相場が続きそうだ。





1 空運業(東証1) 172 +4 +2.24
2 証券・商品先物取引(東証1) 464 +3 +0.76
3 水産・農林業(東証1) 252 +1 +0.25
4 サービス業(東証1) 1,146 +1 +0.13
5 ゴム製品(東証1) 2,738 -5 -0.17
6 建設業(東証1) 637 -2 -0.26
7 小売業(東証1) 803 -3 -0.34
8 その他製品(東証1) 1,174 -4 -0.38
9 銀行業(東証1) 184 -1 -0.58
10 精密機器(東証1) 2,760 -19 -0.70
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反発したが、上値を買い上がる動きは限定的

04月17日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +157.58 @14,756.78, NASDAQ +48.14 @3,264.63)。本日の日本株全般も反発した。東証1部では上昇銘柄数が1,361に対して、下落銘柄数は286となった。騰落レシオは113.38%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆7920億円へ減少し、日銀が4月4日に量的・質的金融緩和を導入して以来はじめて3兆円の大台を割り込んだ。

TOPIXも日経平均も反発した。しかし、短陽線で終わり、積極的に上値を買うような動きではなかった。

TOPIX +17 @1,136
日経平均 +161円 @13,383円

業種別では、海運業、その他金融、銀行、不動産などが上昇率上位に並んだ。




1 海運業(東証1) 369 +12 +3.35
2 その他金融業(東証1) 529 +16 +3.12
3 銀行業(東証1) 185 +5 +2.92
4 不動産業(東証1) 1,854 +43 +2.37
5 輸送用機器(東証1) 2,439 +52 +2.17
6 証券・商品先物取引(東証1) 461 +10 +2.14
7 石油・石炭製品(東証1) 962 +20 +2.10
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明確に下げ渋った

04月16日
ボストンマラソンにおける爆発事件を嫌気して昨日の米国株は大幅下落した(DJIA -265.86 @14,599.20, NASDAQ -78.46 @3,216.49)。これを受けて本日の日本株全般も下落した。東証1部では上昇銘柄数が375に対して、下落銘柄数は1,261となった。騰落レシオは103.69%へ低下した。東証1部の売買代金は3兆4403億円と、9日連続で3兆円となった。ドル円為替レートは97円台前半。

TOPIXも日経平均も下げたが、陽線で終わっており、明確に下げ渋った。米国株式相場が安定してくればすぐに切り返しそうだ。

TOPIX -14 @1,119
日経平均 -54円 @13,221円

本日の上昇業種は上から医薬品、サービス業、ガラス・土石製品の3業種のみだった。33業種中、一番下げたのは銀行だった。



1 医薬品(東証1) 1,871 +13 +0.69
2 サービス業(東証1) 1,128 +4 +0.35
3 ガラス・土石製品(東証1) 678 +0 +0.05
4 小売業(東証1) 794 -0 -0.04
5 食料品(東証1) 1,214 -1 -0.06
6 その他金融業(東証1) 513 -1 -0.19
7 証券・商品先物取引(東証1) 451 -1 -0.23
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電力株が連騰

04月15日
昨日の米国株式相場は前日比ほぼ変わらずであった(DJIA -0.08 @14,865.06, NASDAQ -5.21 @3,294.95)。ドル円為替レートは98円台前半の円高方向へ動いたこともあり、本日の日本株全般は下げた。東証1部では上昇銘柄数が471に対して、下落銘柄数は1,163となった。騰落レシオは113.54%へ低下した。東証1部の売買代金は3兆786億円。

TOPIXも日経平均も大きく反落した。出来高は減少傾向だが依然として高水準である。

TOPIX -15 @1,133
日経平均 -210円 @13,275円

電力業界再編の思惑から異常なほど電力株が連騰している。まるで仕手株のような軽い動きだ。いつまで続くか?



1 電気・ガス業(東証1) 449 +26 +6.04
2 水産・農林業(東証1) 252 +1 +0.27
3 その他製品(東証1) 1,174 +2 +0.15
4 陸運業(東証1) 1,616 +1 +0.05
5 食料品(東証1) 1,215 +0 +0.02
6 サービス業(東証1) 1,124 +0 +0.01
7 情報・通信業(東証1) 1,826 -6 -0.35
8 倉庫・運輸関連(東証1) 1,571 -7 -0.47
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幻のSQが上値抵抗となるか?

04月12日
昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +62.90 @14,865.14, NASDAQ +2.90 @3,300.16)。しかし、本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では上昇銘柄数が588に対して、下落銘柄数は1,020となった。騰落レシオは121.71%。東証1部の売買代金は3兆6596億円となり、これで7日連続の3兆円台。ドル円為替レートは99円半ば。

TOPIXは僅かだが続伸したが、日経平均は反落し被せ線となった。本日のSQ値は13,608円となったが、日経平均の高値@13,568円より高く、所謂、幻のSQとなり、上値抵抗として意識されやすいだろう。

TOPIX +1 @1,149
日経平均 -64円 @13,485円

本日の上昇業種上位は、電気・ガス、海運、不動産、保険、ゴム製品、紙パルプ、証券と並んだ。発送電分離による電力会社再編の思惑から電力株が買いを集めた。しかし、電力業界はアベノミクスの恩恵を殆ど受けない業種なので、相対的な出遅れ感から資金の矛先が向かったと考えられる。



1 電気・ガス業(東証1) 424 +33 +8.43
2 海運業(東証1) 370 +16 +4.64
3 不動産業(東証1) 1,901 +61 +3.30
4 保険業(東証1) 646 +12 +1.93
5 ゴム製品(東証1) 2,792 +51 +1.86
6 パルプ・紙(東証1) 314 +6 +1.82
7 証券・商品先物取引(東証1) 457 +7 +1.45
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日経平均、4年9か月ぶりの13,500円台回復

04月11日
昨日の米国株式相場は大幅続伸した。ドル円為替レートも99円台後半の円安方向へ動いた。これを受けて、本日の日本株全般も続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,125に対して、下落銘柄数は480となった。騰落レシオは124.05%。東証1部の売買代金は3兆9802億円と4兆円に迫った。これで6日連続で3兆円台となったが、これは2007年7月26日から8月13日の連続13日以来の記録となった。

TOPIXも日経平均も大幅続伸した。昨年11月中旬以来のチャートを眺めるとtanθ=1、つまり45度の角度で上昇しているように見える。日経平均は2008年7月24日以来、4年9か月ぶりの13,500円台回復となった。明日はSQなので、13,500円を意識した仕掛け的な買いがあったか?

TOPIX +26 @1,147
日経平均 +261円 @13,549円

これだけ相場全体が活況を呈してくると、当然、証券株が黙っていない。本日は証券業が上昇率トップとなった。続いて、ゴム製品、保険業、輸送用機器となった。TOPIXのコア30が3.4%の大幅続伸となり、大型株が積極的に買われていることが見て取れる。



1 証券・商品先物取引(東証1) 450 +25 +5.86
2 ゴム製品(東証1) 2,741 +132 +5.04
3 保険業(東証1) 633 +29 +4.76
4 輸送用機器(東証1) 2,467 +107 +4.54
5 電気・ガス業(東証1) 391 +17 +4.43
6 機械(東証1) 1,239 +43 +3.62
7 電気機器(東証1) 1,317 +40 +3.11
8 食料品(東証1) 1,227 +28 +2.38
9 化学(東証1) 990 +22 +2.27
10 その他金融業(東証1) 538 +12 +2.25
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TOPIXは高値を更新したが、日経平均は高値を更新できなかった

04月10日
昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +59.98 @14,673.46, NASDAQ +15.61 @3,237.86)。本日の日本株は続伸する銘柄が多かった。東証1部では上昇銘柄数が1,067に対して、下落銘柄数は560となった。騰落レシオは126.21%。東証1部の売買代金は3兆6526億円。ドル円為替相場は昨日同様、99円台前半。

TOPIXも日経平均も終値では続伸したが、TOPIXは高値を更新したが、日経平均は高値を更新できなかった。上昇上位3業種は、鉄鋼、石油・石炭、その他製品であった。三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が大きく上昇したため、TOPIXが大きく上げた。



1 鉄鋼(東証1) 509 +26 +5.41
2 石油・石炭製品(東証1) 997 +45 +4.74
3 その他製品(東証1) 1,187 +51 +4.46
4 電気・ガス業(東証1) 374 +16 +4.45
5 保険業(東証1) 605 +22 +3.81
6 銀行業(東証1) 188 +7 +3.63
7 証券・商品先物取引(東証1) 426 +15 +3.5


http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/dom_ranking/ranking_sector.asp

TOPIX +19 @1,121
日経平均 +96円 @13,288円
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出会い線

04月09日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +48.23 @14,613.48, NASDAQ +18.39 @3,222.25)。

株価指数は前日比ほぼ変わらずだが、東証1部では上昇銘柄数が658に対して、下落銘柄数は959となり、値下がり銘柄数の方が多かった。騰落レシオは122.63%。東証1部の売買代金は3兆4779億円と高水準を維持した。

TOPIXも日経平均も昨日の陽線の終値と本日の陰線の終値がほぼ同じとなる「出会い線」となった。出会い線はそれまでのトレンドに亀裂が入った兆候とされる。本日の上昇率上位3業種は鉱業、石油・石炭、非鉄金属となった。他方、これまで相場の牽引業種となってきた不動産、その他金融は下落率上位となった。これだけ上がれば十分と判断し、一気に利食い売りが出たのであろう。

TOPIX +1 @1,102
日経平均 ±0 @13,192
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ファットテール相場が進行中

04月08日
先週金曜日の株式相場は反落した(DJIA -40.86 @14,565.25, NASDAQ -21.12 @3,203.86)。しかし、本日の日本株全般は「異次元の金融緩和」のインパクトが非常に強く、円安効果も含め(本日は98円台半ば)その効果に対する期待から続伸する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,530に対して、下落銘柄数は125となった。騰落レシオは128.23%。東証1部の売買代金は3兆6401億円と高水準が続いている。

TOPIXも日経平均も大幅続伸した。注目すべきは先週金曜日の非常に長い上ひげを撥ね退けて続伸したことだ。業種別では、本日もその他金融、証券、不動産の上昇が特に目立った。確率的には非常に低くめったに起きないが、もし起こるとそのインパクトが非常に大きい現象はファットテールというが、今まさにファットテール相場が進行している。相場の流れに乗るのが基本だが、相場は「ばば抜き」でもあるので、最後の最後まで乗ろうとするとばばを引くことになる。しかし、その場合はロスカットすれば良いだけのことだが。

TOPIX +36 @1,102
日経平均 +359円 @13,193円
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上昇エネルギーを出し尽くしたか?

04月05日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +55.76 @14,606.11, NASDAQ +6.38 @3,224.98)。「次元の異なる金融緩和策」発表を受けて、昨日の日本株全般は大幅上昇し、本日もその流れで続伸したが、ほとんどの銘柄が途中で失速して上ひげを引いた。東証1部では上昇銘柄数が1,288に対して、下落銘柄数は370となった。騰落レシオは122.03%。東証1部の売買代金は何と4兆8633億円まで急増した。2007年8月9日以来の高水準だ。業種別でみると、金融緩和の恩恵を大いに受けるであろう不動産、その他金融、銀行が上位3業種だった。ドル円為替レートが一時97円台を付けたこともあり、輸出関連銘柄の上げも目立った。

TOPIXも日経平均もギャップアップして始まりさらに上昇したが、途中で失速し始め、結局、非常に長い上ひげを引いて終えた。この上ひげの長さと売買代金の膨らみ様を見ると、株式相場は上昇エネルギーを出し尽くし、金融緩和という材料出尽くしもあり、明日以降はさすがに調整するのではないか?株価が非常に高くなり、出来高も急増すると当面の天井が近いというのが経験則だ。

TOPIX +28 @1,066
日経平均 +199円 @12,834円


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黒田新日銀総裁はやってくれるね〜

04月04日
昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -111.66 @14,550.35, NASDAQ -36.26 @3,21.60)。これを受けて本日の日本株全般は下げて始まったが、日銀の金融政策決定会合で市場の期待以上の決定がされたことが伝わると切り替えし始め、大幅高となる銘柄が続出した。東証1部では上昇銘柄数が1,439に対して、下落銘柄数は205となった。騰落レシオは124.18%へ急反発した。東証1部の売買代金は3兆875億円へ増大した。

TOPIXも日経平均も長大陽線で続伸した。日経平均の1日の値幅は558円にもなった。平時では非常に大きな値動きだった。東日本大震災直後の2011年3月15日は1,214円動いたが、これは平時ではないので同じ土俵で比較しても意味がない。それにしても黒田新日銀総裁はやってくれるね〜。これまでは金融緩和の指標は無担保コールの翌日物金利だったが、これをマネタリーベースに変更する。さらに2012年末には138兆円だったマネタリーベースを2014年末には2倍の270兆円へ拡大するというのだ。市場にあふれ出てくるマネーは行き場を求めて株式市場や不動産市場へ流れ込み価格を押し上げるはずと連想されたんだろう。

TOPIX +27 @1,038
日経平均 +272円 @12,635円
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大幅反発

04月03日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +89.16 @14,662.01, NASDAQ +15.69 @3,254.86)。さらにドル円為替レートが再び93円台半ばの円安方向へ動いたこと、明日の日銀政策決定会合に対する期待なども混じり、本日の日本株全般は反発した。東証1部では上昇銘柄数は1,470に対して、下落銘柄数は195となった。騰落レシオは113.39%へ上昇した。東証1部の売買代金2兆3393億円。

TOPIXも日経平均も大幅反発した。しかし、日経平均が昨日および一昨日の下げをほぼ取り返したのに対して、TOPIXはその半分ほどしか取り返せなかった。陸運業、輸送用機器とゴム製品が大きく上げた。
33業種中ほとんどの業種が上げたのに対して、鉄鋼と紙パルプだけが下げた。

TOPIX +19 @1,010
日経平均 +359円 @12,362円
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全体としては下げたが不動産とその他金融は上げた

04月02日
昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -5.69 @14,572.85, NASDAQ -28.35 @3,239.17)。ドル円為替レートが92円台まで円高方向へ動いたこともあり、輸出関連事業を中心として下げた。東証1部では上昇銘柄数が467に対して、下落銘柄数は1,188となった。騰落レシオは101.85%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆5100億円に膨らんだ。

TOPIXは上下に長いひげを引いたほぼ寄引同事線となり、日経平均も上下に長いひげを引き、実体部分は短陰線となった。チャート的には一応下げ渋りを示唆しているが、どうなるか?業種別では、金融緩和政策で大きな恩恵を受けるであろう不動産とその他金融の上げが目立った。金融緩和に対する期待はかくも大きい。

TOPIX -9 @991
日経平均 +132円 @12,003円
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東証分類の33業種すべてが下げた

04月01日
今朝発表された日銀短観が期待したほど良くなかったことや為替が円高方向へ動いた(ドル円:93円台後半)こともあり、本日の日本株全般は大幅下落した。東証1部では、上昇銘柄数がわずか63に対して、下落銘柄数は1,630となった。騰落レシオは111.60%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆110億円。

TOPIXも日経平均も大幅下落し、昨年11月中旬以来の上昇トレンドラインを割り込んだ。TOPIXは25日移動平均線も割り込み、調整やむなしの兆候である。TOPIXの陰線の長さは過去1年間で見ると最大であり、東証分類の33業種すべてが下げた。

TOPIX -34 @1,001
日経平均 -263円 @12,135円
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