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優利加

2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加塾」を開講。2007年4月から准教授として大学及び大学院にて「数理ファイナンス」、「金融工学」、「ファイナンス概論」、「経営財務」などの科目を講義する一方、学部生及び大学院生の「演習(ゼミ)」の指導も行っている。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。著書の『 生涯現役の株式トレード技術』は、2006年2月出版以来、続々と感動の声が殺到。 ブルベア大賞2006 大賞を受賞。

「生涯現役のトレード日記」

円安と原油安を好感して反発

11月28日
昨日の米国株式相場は感謝祭のため休場だった。ドル円為替レートは118円台前半の円安方向へ動いた。また、昨日開催されたOPECの総会で原油減産が見送られたため原油先物価格が急落した。原油価格の下落は長引きそうだ。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,390に対して、下落銘柄数は345となった。騰落レシオは133.62%。東証1部の売買代金は2兆2815億円。

円安と原油安を好感して、TOPIXも日経平均も大きく反発した。どちらも昨日割り込んだ10日移動平均線を1日で回復した。これでまた相場全体の時の利は買い転換した。

TOPIX +18 @1,410
日経平均 +211円 @17,460円

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、海運(2位)、ゴム製品(3位)、保険(4位)、輸送用機器(5位)となった。原油安の恩恵を受ける空運、海運、ゴム製品が上昇率トップ3にランクインしたことは非常にわかり易い。



1 空運業(東証1) 264 +15 +6.19
2 海運業(東証1) 444 +17 +4.10
3 ゴム製品(東証1) 3,104 +75 +2.49
4 保険業(東証1) 785 +16 +2.06
5 輸送用機器(東証1) 3,128 +58 +1.90
6 銀行業(東証1) 193 +3 +1.82
7 その他金融業(東証1) 564 +10 +1.80
8 金属製品(東証1) 1,125 +20 +1.80
9 非鉄金属(東証1) 959 +17 +1.79
10 電気・ガス業(東証1) 456 +8 +1.76
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時の利は再び売り転換

11月27日
昨日の米国株式相場は小幅高となった(DJIA +12.81 @17,827.75, NASDAQ +29.07 @4,787.32)。ドル円為替レートが117円台前半のやや円高方向へ動いた。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が414に対して、下落銘柄数は1,309となった。騰落レシオは137.55%。東証1部の売買代金は2兆1444億円。

TOPIXも日経平均も小さくギャップダウンして始まりそのまま下げて短陰線で終えた。どちらも10日移動平均線を割り込み、時の利は再び売り転換した。衆議院解散総選挙は買いという経験則と選挙後の不透明感による手仕舞い売りとの綱引きが当面の高値圏で続いている。

TOPIX -15 @1,392
日経平均 -135円 @17,249円

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、電気・ガス(2位)、不動産(3位)、保険(4位)、陸運(5位)



24 銀行業(東証1) 189 -2 -1.30
25 卸売業(東証1) 1,127 -15 -1.32
26 輸送用機器(東証1) 3,070 -42 -1.34
27 非鉄金属(東証1) 942 -13 -1.38
28 パルプ・紙(東証1) 386 -6 -1.46
29 陸運業(東証1) 1,782 -31 -1.71
30 保険業(東証1) 770 -15 -1.88
31 不動産業(東証1) 1,637 -35 -2.10
32 電気・ガス業(東証1) 448 -10 -2.13
33 鉱業(東証1) 390 -12 -2.94
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日経平均は高値圏での三角保ち合い

11月26日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -2.96 @17,814.96, NASDAQ 3.36 @4,758.25)。材料不足で本日の日本株全般も高安ほぼ半々となった。東証1部では、上昇目柄数が857に対して、下落銘柄数は824となった。騰落レシオは134.47%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆2994億円。

TOPIXも日経平均も材料不足から動きにくく、小幅安となった。日経平均は高値圏での三角保ち合いを形成中だ。保ち合いが長引けば長引くほど、上下どちららかへ放れた時に解放されるエネルギーは大きくなる。目先は強気で見ているが、半身の構えでいつでも手仕舞いできるようにしている。

TOPIX -3 @1,406
日経平均 -24円 @17,384円

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、不動産(2位)、水産・農林(3位)、食品(4位)、石油・石炭(5位)となった。

23 精密機器(東証1) 4,152 -16 -0.39
24 化学(東証1) 1,325 -5 -0.39
25 証券・商品先物取引(東証1) 465 -2 -0.53
26 小売業(東証1) 905 -5 -0.59
27 建設業(東証1) 906 -6 -0.61
28 陸運業(東証1) 1,813 -12 -0.64
29 石油・石炭製品(東証1) 915 -7 -0.79
30 食料品(東証1) 1,520 -15 -0.97
31 水産・農林業(東証1) 337 -3 -1.01
32 不動産業(東証1) 1,672 -32 -1.86
33 鉱業(東証1) 401 -8 -2.06
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高値警戒感はあるものの・・・

11月25日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +7.84 @17,817.90, NASDAQ +41.92 @4,754.89)。ドル円為替レートは118円台前半だったがその後117円台後半の円高方向へ動いた。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,090に対して、下落銘柄数は624となった。騰落レシオは145.91%まで急上昇した。東証1部の売買代金は2兆8860億円。

TOPIXも日経平均も上げたが、陰線で終えた。目先は上値が重い感じがする。騰落レシオが145.6%まで上昇し、高値警戒感はあるものの衆議院議員選挙の投票日までは強含みで推移するのではないか。ただし、米国株式相場が崩れない限りという条件付きではあるが。

TOPIX +9 @1,409
日経平均 +50円 @17,408円

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、ゴム(2位)、機械(3位)、電気機器(4位)、鉄鋼(5位)となった。

1 保険業(東証1) 786 +19 +2.47
2 ゴム製品(東証1) 3,034 +66 +2.22
3 機械(東証1) 1,618 +30 +1.89
4 電気機器(東証1) 1,937 +31 +1.61
5 鉄鋼(東証1) 646 +10 +1.61
6 輸送用機器(東証1) 3,119 +46 +1.49
7 非鉄金属(東証1) 942 +14 +1.47
8 化学(東証1) 1,330 +14 +1.09
9 海運業(東証1) 421 +4 +1.04
10 パルプ・紙(東証1) 392 +4 +1.01
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高値に注目すると必ずしも力強くはない

11月21日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +33.27 @17,719.00, NASDAQ +26.16 @4,701.87)。ドル円為替レートは一時118円台前半まで円安が進行したが、麻生財務大臣の急激な円安を牽制する発言が出ると、117円台半ばまで円高方向へ押し戻された。本日の日本株全般は、上昇銘柄数が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,047に対して、下落銘柄数は640となった。騰落レシオは134.78%へ急上昇した。東証1部の売買代金は2兆4958億円。

TOPIXも日経平均も終値では上げたが、高値に注目すると必ずしも力強くはない。投票日までは大きく崩れることはないと見ているが、その先はかなり不透明だ。衆議院解散総選挙の投票日が12月14日と決まった。その日までに一旦、利益確定しておくとするか。実は、今日、ポジショントレードの目標リターンを超えたので1銘柄(6767ミツミ電機)利益確定した。10月17日買い@650円、11月21日売り@950円。この銘柄は裏切らない。「DVD 生涯現役の株式トレード技術 【チャートの読み方と建て玉操作】」の中でトレードし易い銘柄として紹介したので、今回の波に上手く乗れた人もたくさんいると思う。

TOPIX +3 @1,400
日経平均 +57円 @17,358円

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉱業(2位)、石油・石炭(3位)、水産・農林(4位)、倉庫・運輸(5位)となった。

1 パルプ・紙(東証1) 388 +8 +2.20
2 鉱業(東証1) 407 +8 +2.09
3 石油・石炭製品(東証1) 914 +17 +1.95
4 水産・農林業(東証1) 341 +4 +1.20
5 倉庫・運輸関連(東証1) 1,676 +20 +1.18
6 鉄鋼(東証1) 636 +7 +1.06
7 精密機器(東証1) 4,184 +36 +0.86
8 空運業(東証1) 250 +2 +0.78
9 化学(東証1) 1,316 +8 +0.61
10 証券・商品先物取引(東証1) 466 +2 +0.54
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目先の上値は重い感じだが・・・

11月20日
昨日の米国株式相場は小幅下落した(DJIA -2.09 @17,685.73, NASDAQ -26.73 @4,675.71)。しかし、ドル円為替レートは118円台後半まで円安が進んだ。好悪打ち消しあって、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。上昇銘柄数が788に対して、下落銘柄数は883となった。騰落レシオは122.34%。東証1部の売買代金は2兆2439億円。


TOPIXも日経平均も僅かに上げたが、昨日に続き短陰線で終え、「並び黒」となった。テクニカル指標は高値警戒を示しており、目先の上値は重い感じだが、解散総選挙の力で投票日まではジリ高となるか?

TOPIX +1 @1,398


日経平均 +12円 @17,301円


33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、繊維(1位)、鉱業(2位)、海運(3位)、輸送用機器(4位)、水産・農林業(5位)となった。

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テクニカルな高値警戒感が高まってきたが・・・

11月19日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +40.07 @17,687.82, NASDAQ +31.44 @4,702.44)。ドル円為替レートは117円台前半まで円安が進んだ。しかし、本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が689に対して、下落銘柄数は1,010となった。騰落レシオは129.13%へさらに上昇した。東証1部の売買代金は2兆5939億円。

TOPIXは僅かに続伸したが、日経平均は小幅安となった。実質的にはほぼ変わらずと判断して良いだろう。ファーストリテイリング、ソフトバンク、ファナックの値嵩株3銘柄だけで日経平均を35円下げた。テクニカルな高値警戒感が高まってきたため、利食い売り圧力が高まってきたようだ。経験則では、解散総選挙がある場合、投票日までは非常に高い確率で株価は上がる。今回はどうなるだろうか。

TOPIX +2 @1,397
日経平均 -55円 @17,289円

33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、証券(2位)、空運(3位)、ゴム(4位)、建設(5位)となった。



1 保険業(東証1) 771 +9 +1.16
2 証券・商品先物取引(東証1) 468 +5 +1.04
3 空運業(東証1) 248 +3 +1.02
4 ゴム製品(東証1) 2,929 +29 +1.00
5 建設業(東証1) 909 +8 +0.91
6 海運業(東証1) 410 +3 +0.77
7 不動産業(東証1) 1,745 +13 +0.76
8 電気・ガス業(東証1) 468 +3 +0.63
9 食料品(東証1) 1,525 +9 +0.57
10 ガラス・土石製品(東証1) 952 +5 +0.56


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時の利は1日で再び買い転換した

11月18日
昨日の米国株式相場は高安まちまちだった(DJIA +13.01 @17,645.75, NASDAQ -17.54 @4,671.00)。昨日そこそこ調整したことや、ドル円為替レートが1116円台半ばまでの円安方向へ振れたこともあり、本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,675に対して、下落銘柄数は121となった。騰落レシオは121.98%へ急上昇した。東証1部の売買代金は2兆5331億円。

TOPIXも日経平均も大きく反発してわずか1日で10日移動平均線を回復し、相場全体の時の利は再び買い転換した。2四半期連続のGDPマイナス成長を受けて政府が発表するであろう経済対策に期待が寄せられているようだ。

TOPIX +29 @1,395
日経平均 +370円 @17,344円

33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、繊維(2位)、その他製品(3位)、機械(4位)、化学(5位)となった。



1 水産・農林業(東証1) 336 +13 +3.90
2 繊維製品(東証1) 607 +19 +3.18
3 その他製品(東証1) 1,481 +40 +2.75
4 機械(東証1) 1,585 +42 +2.74
5 化学(東証1) 1,306 +34 +2.67
6 陸運業(東証1) 1,824 +47 +2.67
7 電気機器(東証1) 1,893 +48 +2.61
8 空運業(東証1) 246 +6 +2.54
9 サービス業(東証1) 1,422 +35 +2.54
10 電気・ガス業(東証1) 465 +11 +2.51
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大幅下落:やはり「首吊り線」の後は怖〜い

11月17日
先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -18.05 @17,634.74, NASDAQ +8.40 @4,688.54)。本日は前場寄り付き前に7-9月期のGDP速報値(前期比年率換算-1.6%)が発表されたが、予想以上に悪かった。ドル円為替レートはこの数値をどう解釈したらよいか分からず迷走した。発表直後は117円台の円安となったが、その後円高方向へ動き出し、115円台後半へ振れた。これらを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が110に対して、下落銘柄数は1,682となった。騰落レシオは105.85%。東証1部の売買代金は2兆8601億円。

予想以上のGDP速報値の悪さを嫌気して、TOPIXも日経平均も大幅反落した。どちらも10日移動平均線を割り込み、相場全体の時の利は売り転換した。やはり「首吊り線」の後は怖〜い。

今回のGDP速報値が悪いだろうことは誰もが予想していたはず(アナリストを除く)であるが、ここまで悪いとは思っていなかったのであろう。日本のGDPはざっくり言って500兆円で、その内の約60%が個人消費である。消費税は5%から8%へ上がったが、一部の大企業を除き、所得は殆ど上がっていないのだから、可処分所得が下がる。従って、消費者は自衛のため買い控える。GDPの6割を占める個人消費が縮小すればGDPも下がるのは避けられない。個人消費は+0.4%で意外と粘ったが、住宅投資が-1.7%と大きく下げた。さらに、売れないから企業の在庫投資は下がる。これがGDPを押し下げた。

しかし、株価は期待キャッシュフローの現在価値なので、過去ではなく将来を見て動く。解散総選挙後に日本の政治と金融政策がどう動くかという見通し次第で株価は上にも下にも動く。どちらへ動いても構わないようにトレードするだけだ。

TOPIX -34 @1,366
日経平均 -517円 @16,974円

33業種中繊維を除く32業種が下げた。下落率トップ5は、その他金融(1位)、保険(2位)、電気・ガス(3位)、ガラス・土石(4位)、陸運(5位)となった。



24 精密機器(東証1) 4,096 -126 -2.99
25 倉庫・運輸関連(東証1) 1,620 -50 -3.02
26 証券・商品先物取引(東証1) 457 -14 -3.02
27 非鉄金属(東証1) 909 -29 -3.08
28 建設業(東証1) 886 -29 -3.16
29 陸運業(東証1) 1,776 -58 -3.17
30 ガラス・土石製品(東証1) 928 -31 -3.21
31 電気・ガス業(東証1) 454 -15 -3.27
32 保険業(東証1) 744 -29 -3.75
33 その他金融業(東証1) 556 -24 -4.07








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テクニカル的な過熱感がさらに強まってきた

11月15日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +40.59 @17,652.79, NASDAQ @5.01 @4,680.14)。ドル円為替レートは116円台の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,148に対して、下落銘柄数は556となった。騰落レシオは106.46%へ上昇した。東証1部の売買代金は3兆3038億円と高水準の商いが続いている。

TOPIXも日経平均も続伸したが、長い下ヒゲを引いた短陰線で「首吊り線」となった。日経平均のRSI(14日)は89.2%、25日移動平均線乖離率は10%まで拡大し、テクニカル的な過熱感がさらに強まってきた。来週月曜日には6-9月期のGDP速報値が寄り付き前に発表され、それを受けて消費税率を予定通り10%へ引き上げるか1年半延期するかを発表するだろう。大方の予想は延期である。その時、材料出尽くしで売られるか、さらに続伸するか、どちらに振れても困らないようにしておくだけだ。

TOPIX +11 @1,400
日経平均 +98円 @17,491円

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、金属製品(2位)、精密機器(3位)、電気・ガス(4位)、空運(5位)となった。



1 不動産業(東証1) 1,766 +45 +2.59
2 金属製品(東証1) 1,110 +22 +1.98
3 精密機器(東証1) 4,222 +68 +1.64
4 電気・ガス業(東証1) 469 +7 +1.56
5 空運業(東証1) 247 +4 +1.51
6 海運業(東証1) 410 +6 +1.37
7 鉱業(東証1) 394 +5 +1.35
8 ゴム製品(東証1) 2,929 +38 +1.32
9 建設業(東証1) 915 +12 +1.28
10 非鉄金属(東証1) 938 +12 +1.28
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要人発言で相場が大きく動く

11月13日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -2.70 @17,612.20, NASDAQ +14.58 @4,675.13)。ドル円為替レートは115円台後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は下げて始まったが、後場から大きく切り返し、東証1部では上昇銘柄数が1,279に対して、下落銘柄数は433となった。騰落レシオは98.50%。東証1部の売買代金は2兆5665億円。

自民党前副総理の大島理森氏が安倍総理は衆議院解散決意をほのめかしたとの発言を材料に、TOPIXも日経平均も大きく続伸した。日銀総裁、政治家など、最近は要人発言で相場が大きく動く。来週月曜日の寄り付き前に6-9月のGDP速報値が発表され、その結果次第で消費税率再引き上げを延期するか否かを安倍内閣は決断を迫られる。月曜日の動きが注目される。

TOPIX +12 @1,390
日経平均 +196円 @17,393円

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、倉庫・運輸(2位)、その他金融(3位)、保険(4位)、小売(5位)となった。消費税率再引き上げ延期を見込んで小売業が連日、上昇率上位にランクインしている。

1 水産・農林業(東証1) 326 +7 +2.24
2 倉庫・運輸関連(東証1) 1,666 +33 +2.03
3 その他金融業(東証1) 575 +9 +1.67
4 保険業(東証1) 764 +12 +1.56
5 小売業(東証1) 928 +14 +1.55
6 化学(東証1) 1,291 +19 +1.47
7 サービス業(東証1) 1,423 +20 +1.42
8 繊維製品(東証1) 578 +8 +1.36
9 ゴム製品(東証1) 2,891 +37 +1.30
10 情報・通信業(東証1) 2,631 +33 +1.29

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目先は上には行きたくないというメッセージ

11月12日
昨日の米国株式相場は僅かに上げた(DJIA +1.16 @17,614.90, NASDAQ +8.94 @4,660.56)。ドル円為替レートは一時116円台を付けるまでの円安方向に動いた。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が555に対して、下落銘柄数は1,190となった。騰落レシオは90.69%へ低下した。東証1部の売買代金は3兆2703億円と高水準を維持している。ということは旺盛な買い意欲が続いているということである。

TOPIXも日経平均も続伸したが、長い上ヒゲを引いた短陰線で終えた。目先は上には行きたくないというメッセージである。これを跳ね除けて上げるか?日経平均のRSI(14日)が86.7%まで上昇し、テクニカル的な過熱感が高まってきた。それに伴って利食い売りが多く出てきたようである。

TOPIX +2 @1,377
日経平均 +73円 @17,197円

33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、空運(2位)、小売(3位)、精密機器(4位)、パルプ・紙(5位)となった。昨日に続き、不動産と小売が上昇率上位にランクインした。



1 不動産業(東証1) 1,714 +50 +2.98
2 空運業(東証1) 243 +3 +1.37
3 小売業(東証1) 914 +11 +1.17
4 精密機器(東証1) 4,111 +38 +0.94
5 パルプ・紙(東証1) 377 +3 +0.92
6 陸運業(東証1) 1,798 +16 +0.88
7 その他金融業(東証1) 566 +4 +0.77
8 ゴム製品(東証1) 2,854 +21 +0.74
9 サービス業(東証1) 1,403 +9 +0.64
10 化学(東証1) 1,273 +7 +0.53
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7年ぶりに日経平均が17,000円台回復

11月11日
昨日の米国株式相場は小幅上昇した(DJIA +39.81 @17,613.74, NASDAQ+19.08 @4,651.62)。ドル円為替レートが114円台後半の円安方向へ動いた。これらを好感して日本株全般は小高く始まったが、後場に入ると安倍総理が消費税率再引き上げ実施延期をめぐって年内にも解散総選挙を行う公算が高まったとの報道が出ると、日本株全般は急上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,139に対して、下落銘柄数は573となった。騰落レシオは99.40%。東証1部の売買代金は2兆5474億円。

TOPIXも日経平均も大きく上昇し、日経平均は2007年10月18日以来7年1ヶ月ぶりに終値で17,000円台を回復した。しかし、まだ手放しでは喜べない。11月4日以来の短期保ち合い圏の範囲内の動きであるからだ。そうは言っても上方向のモメンタムが強そうだ。

TOPIX +15 @1,375
日経平均 +344円 @17,124円

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、精密機器(1位)、不動産(2位)、小売(3位)、空運(4位)、情報・通信(5位)となった。不動産や小売は消費税率再引き上げ延期で恩恵を受ける業種なので分かり易い。



1 精密機器(東証1) 4,072 +92 +2.30
2 不動産業(東証1) 1,664 +36 +2.19
3 小売業(東証1) 904 +18 +1.99
4 空運業(東証1) 240 +5 +1.93
5 情報・通信業(東証1) 2,600 +48 +1.90
6 食料品(東証1) 1,503 +27 +1.84
7 非鉄金属(東証1) 913 +15 +1.66
8 その他製品(東証1) 1,452 +23 +1.58
9 建設業(東証1) 917 +14 +1.50
10 繊維製品(東証1) 574 +8 +1.47
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短期保ち合い圏の下限まで調整してきた

11月10日
先週金曜日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +19.46 @17,573.93, NASDAQ -5.94 @4,632.53)。ドル円為替レートは114円台前半の円高方向へ動いた。本日の日本株は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が939に対して、下落銘柄数は781となった。騰落レシオは100.09%へ上昇し、久しぶりに100%台を回復した。相場が強くも弱くもない中立の状態だ。東証1部の売買代金は2兆516億円。

TOPIXも日経平均も下げ、短期保ち合い圏の下限まで調整してきた。このまま下限を突き抜けてもう少し調整するかどうか?その場合は、11月4日に空けた窓を埋めに行くだろうが、そこで止まれば2段上げ開始となりそうだが、さてどう動くだろうか?株価の値動きに適切に反応して波に乗るだけなので、上げでも下げでも構わないが、長い保ち合いだけは困る。TOPIXも日経平均も下げたが、上昇銘柄数の方が下落銘柄数よりも多いので、相場全体はそれほど弱くはない。

TOPIX -4 @1,360
日経平均 -100円 @16,781円

33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、鉄鋼(2位)、パルプ・紙(3位)、非鉄金属(4位)、海運(5位)となった。

1 鉱業(東証1) 403 +16 +4.17
2 鉄鋼(東証1) 623 +11 +1.80
3 パルプ・紙(東証1) 372 +4 +1.15
4 非鉄金属(東証1) 898 +10 +1.08
5 海運業(東証1) 406 +3 +0.78
6 石油・石炭製品(東証1) 910 +7 +0.74
7 繊維製品(東証1) 566 +4 +0.73
8 卸売業(東証1) 1,132 +7 +0.61
9 空運業(東証1) 235 +1 +0.38
10 不動産業(東証1) 1,629 +6 +0.37
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売買代金が急減しているので・・・

11月07日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +69.94 @17,554.47, NASDAQ + 17.75 @4,638.47)。ドル円為替レートは115円台まで円安が進んた。これらを受けて本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,111に対して、下落銘柄数は617となった。騰落レシオは91.81%。東証1部の売買代金は2兆4768億円へ下げてきた。上値追いで買う人が減ってきたとうことだ。

TOPIXも日経平均も上げるには上げたが、昨日の陰線の高値と安値の範囲内の動きに終始した。11月4日の高値と安値の範囲内でその後3日間は保ち合っている。売買代金が急減しているので上値買い意欲が減退している。米国株式相場の動きにもよるが、来週は調整があってもおかしくないな〜。

TOPIX +7 @1,364
日経平均 +88円 @16,880円

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、ガラス・土石(2位)、機械(3位)、パルプ・紙(4位)、卸売(5位)となった。

1 電気・ガス業(東証1) 459 +11 +2.39
2 ガラス・土石製品(東証1) 939 +12 +1.25
3 機械(東証1) 1,577 +17 +1.12
4 パルプ・紙(東証1) 368 +4 +1.11
5 卸売業(東証1) 1,125 +12 +1.10
6 サービス業(東証1) 1,375 +15 +1.09
7 鉱業(東証1) 387 +4 +1.07
8 精密機器(東証1) 4,019 +42 +1.04
9 銀行業(東証1) 186 +2 +1.04
10 医薬品(東証1) 2,208 +23 +1.03
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明日も調整しそうだが、さてどう動くか?

11月06日
昨日の米国株式相場は上昇したと言える(DJIA +100.69 @17,483.53, NASDAQ -2.91 @4,620.72)。ドル円為替レートは114円台後半まで円安が進んだ。本日の日本株全般は上げて始まったが、為替レートが円高方向へ動くと失速し始めた。東証1部では、上昇銘柄数が345に対して、下落銘柄数は1,418となった。騰落レシオは87.47%。東証1部の売買代金は3兆2542億円と依然として高水準を維持している。

TOPIXも日経平均も高く始まったが、ドル円為替レートが円高方向へ動くと、失速して陰線で終えた。昨日の陽線を陰線で大きく被せる「被せ線」となった。チャートで見る限り、明日も調整しそうだが、さてどう動くか?

TOPIX -15 @1,356
日経平均 -145円 @16,792円

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、不動産(1位)、電気・ガス(2位)、その他金融(3位)、パルプ・紙(4位)、陸運(5位)となった。

24 海運業(東証1) 400 -6 -1.43
25 倉庫・運輸関連(東証1) 1,608 -24 -1.48
26 金属製品(東証1) 1,089 -19 -1.74
27 医薬品(東証1) 2,186 -43 -1.93
28 銀行業(東証1) 185 -4 -2.18
29 陸運業(東証1) 1,738 -39 -2.20
30 パルプ・紙(東証1) 363 -9 -2.53
31 その他金融業(東証1) 567 -15 -2.58
32 電気・ガス業(東証1) 449 -12 -2.59
33 不動産業(東証1) 1,621 -60 -3.55

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モメンタムとしては上方向だが少々ガス欠気味

11月05日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +17.60 @17,383.84, NASDAQ -15.27 @4,623.64)。ドル円為替レートは114円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,069に対して、下落銘柄数は652となった。騰落レシオは87.67%。東証1部の売買代金は3兆5458億円となり、引き続き高水準を維持している。

TOPIXも日経平均も下げて始まったが、そこから上げて陽線で終えた。しかし、昨日のザラ場高値を更新することはできなかった。モメンタムとしては上方向だが、少々ガス欠気味だ。先行して上昇していた不動産業が下落率トップとなったことから利益確定売りが優勢となってきたようだ。

TOPIX +3 @1,372
日経平均 +75円 @16,937円

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、電気・ガス(2位)、水産・農林(3位)、パルプ・紙(4位)、繊維(5位)となった。



1 空運業(東証1) 237 +8 +3.38
2 電気・ガス業(東証1) 461 +13 +2.85
3 水産・農林業(東証1) 309 +6 +2.07
4 パルプ・紙(東証1) 373 +5 +1.26
5 繊維製品(東証1) 552 +7 +1.21
6 輸送用機器(東証1) 2,973 +29 +0.99
7 ゴム製品(東証1) 2,864 +25 +0.86
8 化学(東証1) 1,253 +11 +0.86
9 保険業(東証1) 753 +6 +0.82
10 医薬品(東証1) 2,229 +18 +0.79
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長い上ヒゲ+三空踏み上げ⇒明日は調整モードか?

11月04日
先週末はダウ平均が史上最高値となったが、昨日の米国株式相場は高安まちまちだった(DJIA -24.28 @17,366.24, NASDAQ +8.17 @4,638.91)。ドル円為替レートは朝方114円台まで円安方向へ動いた。以上を主な背景として、本日の日本株全般は続伸する銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,198に対して、下落銘柄数は563となった。騰落レシオは87.53%へ上昇した。東証1部の売買代金は5兆4304億円まで膨らんだ。すごく活発な商いだ。時価総額が490兆円まで回復してきたので、ほぼ日本のGDPと同じである。

世界株高と円安を好感してTOPIXも日経平均も大きくギャップアプして始まったが、為替レートが円高方向へ振れると失速し始めた。日経平均は7年ぶりに一時17,000円台まで回復したが、僅か数日でこれだけ上げるとさすがに利食い売りが多くなったようだ。TOPIXも日経平均も長い上ヒゲを引いた陽線で終えた。さらに、10月29日を起点としてローソク足の実体部分に注目すると、本日で「三空踏み上げ」となった。さすがに明日は調整モードか?株価指数は大きく上げた割には下げた銘柄も多いので、株価指数に寄与度が大きい大型株主導の上昇だったと言える。

TOPIX +35 @1,369
日経平均 +449円 @16,862円

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、その他金融(2位)、海運(3位)、輸送用機器(4位)、ガラス・土石(4位)となった。



1 証券・商品先物取引(東証1) 470 +40 +9.43
2 その他金融業(東証1) 586 +42 +7.64
3 海運業(東証1) 403 +18 +4.71
4 輸送用機器(東証1) 2,944 +119 +4.22
5 ガラス・土石製品(東証1) 936 +37 +4.08
6 電気機器(東証1) 1,854 +71 +3.96
7 精密機器(東証1) 4,001 +144 +3.72
8 倉庫・運輸関連(東証1) 1,627 +58 +3.70
9 不動産業(東証1) 1,730 +57 +3.42
10 ゴム製品(東証1) 2,840 +90 +3.27
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