「生涯現役のトレード日記」
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ギリシャ不安再燃を嫌気 12月31日
大学の同窓会で帰宅が遅くなり、日付が変わった。
ギリシャ議会が大統領の選出ができなかったことがギリシャの信用不安を蒸し返した。これを嫌気して昨日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が461となり、下落銘柄数は1,261となった。騰落レシオは104.27%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆6172億円。
ギリシャ不安再燃を嫌気して、TOPIXも日経平均も長陰線で大きく下げた。どちらも25日移動平均線を割り込んだ。1月5日に日本市場が再開するまでに世界で何が起きるか次第で日本株のベクトルの方向が左右される。相場の先は決して読めない。
TOPIX -17 @1,408
日経平均 -279円 @17,451円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、精密機器(1位)、証券(2位)、電気機器(3位)、化学(4位)、電気・ガス(5位)となった。
24 輸送用機器(東証1) 3,150 -45 -1.40
25 機械(東証1) 1,606 -23 -1.42
26 その他金融業(東証1) 548 -8 -1.44
27 医薬品(東証1) 2,171 -32 -1.45
28 保険業(東証1) 811 -13 -1.56
29 電気・ガス業(東証1) 461 -8 -1.64
30 化学(東証1) 1,361 -23 -1.64
31 電気機器(東証1) 1,931 -34 -1.73
32 証券・商品先物取引(東証1) 453 -9 -1.97
33 精密機器(東証1) 4,161 -88 -2.07
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エボラ出血熱感染者報道で急落したが・・・ 12月29日
先週金曜日の米国株式相場は小幅高となった(DJIA +23.50 @18,053.71, NASDAQ +33.39 @4,806.86)。円安がやや進み、本日の日本株全般は上げて始まったが、日本人男性がエボラ出血熱と報道されると急落する銘柄が続出し、その後下げ幅を縮小した。東証1部では上昇銘柄数は1,090に対して、下落銘柄数は646となった。騰落レシオは110.27%。東証1部の売買代金は1兆7966億円。
TOPIXも日経平均も高く始まったが、エボラ出血熱感染者報道で急落した後に半分ほど戻して終えた。長い下ヒゲを引いた陰線となった。エボラ出血熱報道による影響は直ぐに消えるのではないだろうか。いよいよ明日は大納会だ。
TOPIX -3 @1,425
日経平均 -89円 @17,730円
33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、不動産(2位)、鉱業(3位)、パルプ・紙(4位)、金ぞ製品(5位)となった。
24 精密機器(東証1) 4,249 -22 -0.52
25 倉庫・運輸関連(東証1) 1,666 -10 -0.57
26 輸送用機器(東証1) 3,194 -19 -0.58
27 空運業(東証1) 271 -2 -0.68
28 ゴム製品(東証1) 3,184 -22 -0.70
29 金属製品(東証1) 1,157 -8 -0.70
30 パルプ・紙(東証1) 396 -3 -0.75
31 鉱業(東証1) 389 -3 -0.81
32 不動産業(東証1) 1,628 -14 -0.86
33 石油・石炭製品(東証1) 957 -12 -1.21
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材料難でも売り圧力が引っ込んでいるということは・・・ 12月26日
昨日の米国株式市場はクリスマスのため休場だった。ドル円為替レートは小動き。本日も材料難のため、多くの銘柄は小動きだったが、上昇銘柄数は1,422に対して、下落柄数は362となった。騰落レシオは107.56%。クリスマス休暇で市場参加者が少ないため、東証1部の売買代金は1兆3676億円と超低迷となった。
材料難の中、TOPIXも日経平均も僅かに上げた。材料難でも売り圧力が引っ込んでいるということは、まだ上に行きそうだということか。証券株だけは一旦つないだが、それ以外は全て買いポジションなので、上がることは多い結構。
TOPIX +6 @1,428
日経平均 +10円 @17,819円
33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、建設(2位)、不動産(3位)、金属製品(4位)、その他金融業(5位)となった。
1 電気・ガス業(東証1) 465 +9 +1.95
2 建設業(東証1) 942 +15 +1.64
3 不動産業(東証1) 1,642 +22 +1.33
4 金属製品(東証1) 1,165 +15 +1.31
5 その他金融業(東証1) 559 +6 +1.17
6 海運業(東証1) 449 +5 +1.13
7 卸売業(東証1) 1,131 +10 +0.93
8 繊維製品(東証1) 632 +5 +0.81
9 機械(東証1) 1,637 +13 +0.80
10 証券・商品先物取引(東証1) 463 +3 +0.72
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材料がなければ上にも下にも動けない 12月25日
昨日の米国株式相場は僅かに上げたが、ほぼ変わらずといってもいい(DJIA +6.04 @18,030.21, NASDAQ +8.05 @4,773.47)。ドル円為替レートはやや円高方向へ動いた。材料難の中、本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が512に対して、下落銘柄数は1,214となった。騰落レシオは100.89%へ下げた。クリスマス休暇中で市場参加者が少ないからか、東証1部の売買代金は1兆3842億円に急減した。
TOPIXも日経平均も小幅安となったが、ザラ場の値幅は小さく、どちらもほぼ十字足となった。つまり、材料がなければ上にも下にも動けないというメッセージだ。久しぶりに日経平均のフェアバリューをざっくり計算してみよう。予想EPSが1108円、株主の要求収益率を7%とし、EPSの期待成長率を1%として計算してみると
1,108÷(0.07-0.01)=18,466円
という値となった。要求収益率7%というのは私の感覚であり、リスク資産である株式に投資するなら最低でもこれくらいのリターンは欲しいという水準だ。現在のPERが16.1倍なので、要求収益率を逆算してみよう。
PER=1/(r-g) ⇒16.1=1/(r-0.01)なので、r=1/16.1+0.01=0.072=7.2%
ということで現在のPERともほぼ一致している。
TOPIX -5 @1,421
日経平均 -45円 @17,809円
33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、電気・ガス(2位)、非鉄金属(3位)、鉄鋼(4位)、証券(5位)となった。
24 情報・通信業(東証1) 2,548 -17 -0.65
25 海運業(東証1) 444 -3 -0.66
26 繊維製品(東証1) 627 -4 -0.67
27 パルプ・紙(東証1) 398 -3 -0.69
28 金属製品(東証1) 1,150 -9 -0.77
29 証券・商品先物取引(東証1) 460 -4 -0.84
30 鉄鋼(東証1) 661 -6 -0.96
31 非鉄金属(東証1) 965 -10 -1.02
32 電気・ガス業(東証1) 456 -6 -1.35
33 空運業(東証1) 272 -6 -2.31
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トマ・ピケティ氏(パリ経済学校教授)に反論 12月24日
皆さんは、2014年12月22日(月)付けの日本経済新聞朝刊第1面の「展望2015」というコラムを読んだだろうか?トマ・ピケティ氏(パリ経済学校教授)が寄稿した。私は学問的な違和感を覚えた。彼は次のように主張している。「・・・過去200年の成長と富の歴史を見ると、資本の収益率は一国の成長率を上回る。労働収入より資産からの収入が伸びる状況だ。数年なら許容できるが、数十年続くと格差の拡大が社会基盤を揺るがす。」
そもそも経済学は、例えば厚生経済学は消費者余剰、生産者余剰、政府余剰を最大にするにはどうしたら良いのかという視点で本来は研究されてきた。成果である付加価値をどのように分配すべきかという問題は経済学の領域ではなく、その国ごと、文化ごとの価値観で決めるべきことである。日本も含めて多くの先進国は、企業が生み出した付加価値により大きな貢献をした人が、あまり貢献しなかった人より多くの報酬を受け取ることに異議はほとんど唱えないであろう。なぜなら、我々の価値観は、すべての人に対して報酬を平等配分することを良しとしないからである。ざっくり言えば、人より難しいことをやりより儲けた人は、より簡単なことをより楽にやった人よりもたくさんの報酬が得られて当たり前であると理解し、それを価値観として受けれている。
このロジックは投資家と労働者の所得格差にも当てはまる。投資家が提供する資本資産の収益率が労働者の労働収入の伸び率よりも高い現象が数十年に渡って続くことはむしろ当然であり、それが理にかなっている。なぜなら、労働者の賃金は契約により守られ、企業の業績が良くても悪くても契約通りの賃金を保証されているのに対して、事業に必要な資金を提供している株主は報酬の受け取りが全ての利害関係者(ステークホルダー)の中で一番劣後しているので、一番大きなリスクを引き受けているからである。具体的には、商品の売上によって受け取った売上高から、仕入れ業者に仕入れ代金を支払い、従業員に賃金を支払い、銀行や社債の投資家に利息を支払い、政府や地方自治体等に税金を支払い、それでも残ったお金あった場合だけ株主に配分可能になるという非常に不安定な立場である。つまり、事業が稼いだ利益の配分が一番後回しなのだ。とういことは株主はすべてのステークホルダーの中で最大の事業リスクを取っているのである。企業が借金をしている場合は、さらに財務リスクも負担する。最大のリスクを取っている株主が契約によって保護されている労働者の報酬と同じ収益の伸びでは、誰も大きな資金を事業に提供しようとは思はなくなるだろう。ハイリスクにはそれに見合うハイリターン、ローリスクにはそれに見合うローリターンでなけば、企業を成長させるためのリスクマネーは集まらない。
トマ・ピケティ氏は次のようにも主張しているが、これも間違いだ。「・・・中間層の労働収入への課税を少し減らし、高所得者に対する資産課税を拡大するのは合理的な考えだと思う。・・・」 否、むしろ、経済を活性化したいなら、リスク資産にお金を提供することを奨励するために資産課税を減らすべきである。
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「二空踏み上げ」で急上昇した直後だけに、目先上値が重そう 12月22日
先週金曜日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +26.65 @17,804.80, NASDAQ +16.98 @4,765.38)。ドル円為替レートは119円台半ば。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が890に対して、下落銘柄数は826となった。騰落レシオは101.23%。東証1部の売買代金は2兆592億円。
TOPIXも日経平均も小幅続伸はしたが、短陰線で終えた。先週木、金と「二空踏み上げ」で急上昇した直後だけに、目先上値が重そうだ。先週金曜日に10日及び25日移動平均線を回復し、時の利は買い転換している。一進一退を繰り返しながらも12月8日高値を試しに行くか?
TOPIX +3 @1,413
日経平均 +14円 @17,635円
33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、出光興産が昭和シェル石油を買収すると報じられ、俄かに業界再編が期待された石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、卸売(3位)、不動産(4位)、パルプ・紙(5位)となった。
1 石油・石炭製品(東証1) 996 +77 +8.39
2 鉱業(東証1) 399 +19 +4.88
3 卸売業(東証1) 1,112 +19 +1.77
4 不動産業(東証1) 1,631 +22 +1.38
5 パルプ・紙(東証1) 397 +5 +1.22
6 その他金融業(東証1) 553 +6 +1.06
7 ガラス・土石製品(東証1) 976 +9 +0.94
8 非鉄金属(東証1) 971 +8 +0.85
9 鉄鋼(東証1) 668 +5 +0.70
10 医薬品(東証1) 2,197 +15 +0.68
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「二空踏み上げ」で25日移動平均線を回復 12月19日
昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +421.28 @17,778.15, NASDAQ +104.08 @4,748.40)。ドル円為替レートは119円台前半まで円安方向へ動いた。これらを好感して、本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,575に対して、下落銘柄数は200となった。騰落レシオは103.73%。東証1部の売買代金は2兆8846億円。
米国株の大幅高と円安を受けて、TOPIXも日経平均も多くギャップアップして始まり、さらに上げて陽線で終えた。これで「二空踏み上げ」で25日移動平均線を回復した。下げた時も急ピッチだったが、反発も急ピッチだ。来週はさすがにペースが落ちるだろう。
TOPIX +33 @1,410
日経平均 +411.35円 @17,621円
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、証券(2位)、輸送用機器(3位)、銀行(4位)、その他金融(5位)となった。
1 不動産業(東証1) 1,609 +66 +4.29
2 証券・商品先物取引(東証1) 464 +16 +3.68
3 輸送用機器(東証1) 3,160 +105 +3.45
4 銀行業(東証1) 190 +6 +3.41
5 その他金融業(東証1) 547 +17 +3.12
6 保険業(東証1) 811 +24 +3.04
7 ゴム製品(東証1) 3,269 +90 +2.83
8 卸売業(東証1) 1,092 +30 +2.81
9 食料品(東証1) 1,488 +38 +2.62
10 鉱業(東証1) 380 +9 +2.51
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数日以内に25日移動平均線を回復できるかどうか 12月18日
昨日の米国株式相場は大幅反発した(DJIA +288.00 @17,356.87, NASDAQ +96.48 @4,644.31)。ドル円為替レートは118円台半ばまで円安方向へ動いた。これらを受けて、本日の日本株全般は反発した。上昇銘柄数は1,608に対して、下落銘柄数は169となった。騰落レシオは101.31%。東証1部の売買代金は2兆8877億円。
米国株高と円安を好感してTOPIXも日経平均もギャップアップして大幅反発した。TOPIXは長い上ヒゲを引いた寄り引き同事線、日経平均は短い上ヒゲを引いた短陽線で終えた。11月16日に空けた窓は、日経平均は埋めたが、TOPIXはまだ埋めきれていない。数日以内に25日移動平均線を回復できるかどうか注目したい。
TOPIX +24 @1,376
日経平均 +390円 @17,210円
33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、倉庫・運輸(1位)、食料品(2位)、水産・農林(3位)、鉱業(4位)、石油・石炭(5位)となった。
1 倉庫・運輸関連(東証1) 1,654 +60 +3.76
2 食料品(東証1) 1,450 +46 +3.26
3 水産・農林業(東証1) 337 +10 +3.19
4 鉱業(東証1) 371 +11 +3.19
5 石油・石炭製品(東証1) 908 +28 +3.15
6 サービス業(東証1) 1,442 +42 +3.03
7 陸運業(東証1) 1,788 +51 +2.91
8 パルプ・紙(東証1) 384 +11 +2.84
9 ゴム製品(東証1) 3,179 +87 +2.82
10 金属製品(東証1) 1,130 +31 +2.78
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強弱感が別れたが下げ渋った 12月17日
昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -111.97 @17,068.87, NASDAQ -57.32 @4,547.83)。ドル円為替レートは一時115円台まで円高方向へ動いた。しかし、本日の日本株は全面安とはならず、高安まちまちで終えた。東証1部では、上昇銘柄数が842に対して、下落銘柄数が849となった。騰落レシオは92.02%。東証1部の売買代金は2兆6033億円。
米国株安と円安のダブルパンチだったが、TOPIXは僅かに続落、日経平均は小幅反発した。日本株は先行してかなり値幅調整していたので、今日は下げ渋った。TOPIXは「当て首線」、日経平均は「切り込み線」となり、強弱感が別れた。米国株安が止まれば日本株も半値戻しくらいは反発すると見ているが、さてどう展開するか?
TOPIX -1 @1,352
日経平均 +64円 @16,820円
33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、パルプ(2位)、石油・石炭(3位)、ゴム(4位)、鉄鋼(5位)となった。
1 鉱業(東証1) 359 +9 +2.54
2 パルプ・紙(東証1) 374 +9 +2.36
3 石油・石炭製品(東証1) 880 +10 +1.19
4 ゴム製品(東証1) 3,092 +30 +0.98
5 鉄鋼(東証1) 632 +5 +0.85
6 ガラス・土石製品(東証1) 927 +8 +0.84
7 倉庫・運輸関連(東証1) 1,594 +12 +0.78
8 精密機器(東証1) 4,083 +28 +0.69
9 金属製品(東証1) 1,100 +7 +0.65
10 電気・ガス業(東証1) 448 +3 +0.59
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これで二空の下げとなった 12月16日
昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -99.99 @17,180.84, NASDAQ -48.44 @4,605.16)。ドル円為替レートは117円台前半の円高方向へ動いた。これらを受けて、本日の日本株全般は大幅続落した。東証1部では、上昇銘柄数が129に対して、下落銘柄数は1,686となった。騰落レシオは94.50%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆5568億円。
米国株安と円高を嫌気してTOPIXも日経平均も連日で大きくギャップダウンして始まり、さらに下げて陰線で終えた。これで二空の下げとなった。原油安起点で世界経済に逆風が吹いている。本来は原油安で恩恵を受ける業種まで一緒に下げて全面安となった。しかし、早晩嵐は過ぎ去り、株は下げ止まり、反発へ向かう。
TOPIX -26 @1,353
日経平均 -344円 @16,755円
33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、その他金融(1位)、食料品(2位)、海運(3位)、卸売(4位)、精密機器(5位)となった。
24 不動産業(東証1) 1,526 -33 -2.10
25 倉庫・運輸関連(東証1) 1,582 -35 -2.14
26 機械(東証1) 1,547 -34 -2.16
27 建設業(東証1) 880 -20 -2.18
28 その他製品(東証1) 1,448 -32 -2.19
29 精密機器(東証1) 4,055 -96 -2.30
30 卸売業(東証1) 1,050 -26 -2.39
31 海運業(東証1) 427 -11 -2.45
32 食料品(東証1) 1,441 -38 -2.57
33 その他金融業(東証1) 520 -14 -2.70
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どんな成長戦略を打ち出してくるか次第 12月15日
先週金曜日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -315.51 @17,280.83, NASDAQ -54.57 @4,653.60)。衆議院選挙で与党の自民党と公明党が圧勝したが、予想通りで株価を押し上げる効果はなかったようだ。東証1部では、上昇銘柄数が439に対して、下落銘柄数は1,328となった。騰落レシオは102.33%。東証1部の売買代金は2兆2602億円。
米国株の大幅下落を受けて、TOPIXも日経平均も大きくギャップダウンして始まったが、下げ渋りを見せた。しかし、長い上ヒゲも引いているので、売り圧力が強いことも示している。衆議院選挙で「信任」を得た新安倍政権がどんな成長戦略を打ち出してくるか次第で今後の株価の方向性が決まるだろう。
TOPIX -20 @1,379
日経平均 -272円 @17,099円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、輸送用機器(1位)、保険(2位)、空運(3位)、ガラス・土石(4位)、電気・ガス(5位)となった。
24 電気機器(東証1) 1,911 -36 -1.85
25 不動産業(東証1) 1,559 -30 -1.87
26 その他金融業(東証1) 534 -11 -1.96
27 証券・商品先物取引(東証1) 450 -9 -1.96
28 機械(東証1) 1,581 -32 -1.97
29 電気・ガス業(東証1) 451 -9 -1.99
30 ガラス・土石製品(東証1) 936 -21 -2.19
31 空運業(東証1) 276 -7 -2.40
32 保険業(東証1) 785 -20 -2.45
33 輸送用機器(東証1) 3,069 -78 -2.46
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長い上ヒゲを引いた短陽線 12月12日
昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +63.19 @17,596.34, NASDAQ +24.14 @4,708.14)。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が786に対して、下落銘柄数は934となった。騰落レシオは109.13%。東証1部の売買代金は3兆6314億円。SQなのでその分売買代金は膨らんだ。
TOPIXも日経平均も反発はしたが、昨日とは反対に長い上ヒゲを引いた短陽線で終え、25日移動平均線を回復することはできなかった。11月14日(日)の選挙結果を見極めたいようだ。また、原油安のメリットだけでなくデメリットにも意識が向き始めたかもしれない。
TOPIX +3 @1,400
日経平均 +114円 @17,372円
33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、建設(2位)、精密機器(3位)、電気機器(4位)、サービス(5位)となった。
1 電気・ガス業(東証1) 460 +6 +1.27
2 建設業(東証1) 910 +11 +1.19
3 精密機器(東証1) 4,228 +45 +1.08
4 電気機器(東証1) 1,947 +19 +0.96
5 サービス業(東証1) 1,426 +8 +0.58
6 保険業(東証1) 805 +4 +0.53
7 化学(東証1) 1,367 +6 +0.45
8 医薬品(東証1) 2,180 +10 +0.45
9 ガラス・土石製品(東証1) 957 +3 +0.33
10 非鉄金属(東証1) 954 +3 +0.31
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下げに対する抵抗を示した 12月11日
昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -268.05 @17,533.15, NASDAQ -82.44 @4,684.03)。これを受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が564に対して、下落銘柄数は1,183となった。騰落レシオは104.53%。東証1部の売買代金は2兆5128億円。
米国株安を受けて、TOPIXも日経平均も大きくギャップダウンして始まり、一時下げ幅を拡大したが、切り返して下ヒゲを引いた陽線で終えた。下げに対する抵抗を示した。下げれば日銀やGPIFが買ってくると見込んでいるようだ。一本調子の上昇は調整するときは激しくなるので、適度に調整したほうが好ましい。
TOPIX -10 @1,397
日経平均 -155円 @17,257円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、銀行(2位)、不動産(3位)、金属製品(4位)、医薬品(5位)となった。原油安の恩恵を大きく受ける空運と陸運は上げた。
24 鉱業(東証1) 357 -4 -1.06
25 石油・石炭製品(東証1) 896 -10 -1.15
26 精密機器(東証1) 4,183 -50 -1.17
27 証券・商品先物取引(東証1) 461 -5 -1.18
28 ガラス・土石製品(東証1) 954 -12 -1.20
29 医薬品(東証1) 2,170 -27 -1.23
30 金属製品(東証1) 1,129 -14 -1.25
31 不動産業(東証1) 1,589 -20 -1.25
32 銀行業(東証1) 189 -2 -1.28
33 鉄鋼(東証1) 647 -9 -1.42
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大幅下落〜時の利は売り転換 12月10日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -51.28 @17,801.20, NASDAQ +25.77 @4,766.47)。ドル円為替は一時118円台半ばまで円高方向へ動いた。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が285に対して、下落銘柄数は1,473となった。騰落レシオは109.69%へ急低下した。東証1部の売買代金は2兆8514億円。
ギリシャ不安の再燃、中国株の急落、さらに円高を嫌気して、TOPIXも日経平均も大きくギャップダウンして始まり、さらに下げて陰線で終えた。どちらも10日移動平均線を割り込み、時の利はまた売り転換した。
TOPIX -29 @1,407
日経平均 -401円 @17,413円
33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、輸送用機器(2位)、化学(3位)、鉄鋼(4位)、機械(5位)となった。
24 海運業(東証1) 441 -10 -2.28
25 非鉄金属(東証1) 959 -22 -2.29
26 銀行業(東証1) 191 -5 -2.31
27 金属製品(東証1) 1,143 -27 -2.32
28 繊維製品(東証1) 634 -15 -2.33
29 機械(東証1) 1,619 -41 -2.45
30 鉄鋼(東証1) 657 -18 -2.62
31 化学(東証1) 1,362 -37 -2.65
32 輸送用機器(東証1) 3,171 -103 -3.16
33 ゴム製品(東証1) 3,183 -110 -3.35
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7連騰していただけに利益確定売り圧力が強まったようだ 12月09日
昨日の米国株式相場は大きく下げた(DJIA -106.31 @17,852.48, NASDAQ -40.06 @4,740.69)。ドル円為替レートは120円台前半の円高方向へ動いた。これらの変化を受けて、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が380に対して、下落銘柄数は1,378となった。騰落レシオは119.43%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆3740億円。
米国株安と円高を嫌気してTOPIXも日経平均も反落した。日経平均は7連騰していただけに利益確定売り圧力が強まったようだ。日銀のサプライズ金融緩和とGPIFのETF買い上げという官製相場の様相を呈して株価は上昇を続けてきた。衆議院選挙の投票日の後が正念場となりそうだ。原油安と円安が世界経済及び日本経済にどのように影響するだろうか。原油安⇒ロシア経済減速&ルーブル安⇒ユーロ圏経済減速⇒日本およびその他地域の経済減速、とならなければ良いが。
TOPIX -11 @1,436
日経平均 -122円 @17,813円
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、証券(1位)、鉱業(2位)、精密機器(3位)、ガラス・土石(4位)、電気機器(5位)となった。
24 輸送用機器(東証1) 3,274 -40 -1.20
25 パルプ・紙(東証1) 391 -5 -1.31
26 保険業(東証1) 815 -11 -1.34
27 その他金融業(東証1) 566 -9 -1.55
28 機械(東証1) 1,660 -29 -1.71
29 電気機器(東証1) 1,985 -36 -1.77
30 ガラス・土石製品(東証1) 983 -19 -1.91
31 精密機器(東証1) 4,317 -85 -1.93
32 鉱業(東証1) 359 -8 -2.30
33 証券・商品先物取引(東証1) 476 -14 -2.89
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目先は伸び切ったように見えるが 12月08日
先週金曜日の米国株式相場は上げた(DJIA +58.69 @17,958.79, NASDAQ +11.32 @4,780.76)。ドル円為替レートは121円台半ばまで円安が進んだ。他方、上昇修正されると市場は見ていた7-9月期GDPが小幅ながら下方修正された。好悪材料入り混じった中で、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が877に対して、下落銘柄数は816となった。騰落レシオは134.77%。東証1部の売買代金は2兆4224億円。
TOPIXも日経平均も続伸したが、陰線で終えており、息切れ気味である。目先は伸び切ったように見えるが、さてどう動くだろうか?
TOPIX +2 @1,448
日経平均 +15円 @17,936円
33業種中18業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、非鉄金属(2位)、輸送用機器(3位)、パルプ・紙(4位)、食料品(5位)となった。
1 ゴム製品(東証1) 3,323 +50 +1.53
2 非鉄金属(東証1) 988 +10 +1.05
3 輸送用機器(東証1) 3,314 +23 +0.70
4 パルプ・紙(東証1) 397 +3 +0.65
5 食料品(東証1) 1,527 +9 +0.59
6 サービス業(東証1) 1,452 +8 +0.57
7 医薬品(東証1) 2,235 +12 +0.56
8 石油・石炭製品(東証1) 914 +5 +0.56
9 機械(東証1) 1,688 +8 +0.46
10 ガラス・土石製品(東証1) 1,003 +4 +0.45
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大多数の銘柄が上がるという局面は終了 12月05日
昨日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA -12.52 @17,900.10, NASDAQ -5.04 @4,769.44)。ドル円為替レートは120円台まで円安が進行した。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が976に対して、下落銘柄数は716となった。騰落レシオは135.06%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆3027億円。
TOPIXも日経平均も小幅続伸した。騰落レシオはどうやらピークアウトしたようだ。大多数の銘柄が上がるという局面は終了し、強い材料が支援する一部の銘柄だけが選別されて上がる局面に入ったようである。
TOPIX +5 @1,446
日経平均 +33円 @17,920円
33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、金属製品(2位)、水産・農林(3位)、機械(4位)、証券(5位)となった。保険業が最近上げているが、円安で保有する外貨建て証券の評価額が上がっているため。
1 保険業(東証1) 832 +11 +1.37
2 金属製品(東証1) 1,178 +14 +1.23
3 水産・農林業(東証1) 340 +4 +1.15
4 機械(東証1) 1,681 +17 +1.03
5 証券・商品先物取引(東証1) 488 +5 +0.93
6 化学(東証1) 1,397 +12 +0.89
7 医薬品(東証1) 2,223 +19 +0.87
8 ゴム製品(東証1) 3,272 +25 +0.76
9 パルプ・紙(東証1) 394 +3 +0.73
10 その他金融業(東証1) 577 +4 +0.71
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市場参加者の先高感が強くなってきたが・・・ 12月04日
昨日の米国株式は続伸した(DJIA +33.07 @17,912.62, NASDAQ +18.66 @4,774.47)。ドル円為替は119円台後半の円安方向へさらに動いた。さらに衆議院解散総選挙で与党の優勢が報じられ、これらを好感して、本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,184に対して、下落銘柄数は541となった。騰落レシオは141.97%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆3985億円。
TOPIXも日経平均も続伸した。しかし、どちらも十字足となり上下どちらへ動こうかと迷い気味だ。日経平均で見ると大台の18,000円目前まで上げてきた。市場参加者の先高感が強くなってきたが、このような時こそより警戒しないといけない。すでに持っている買い玉はこのまま維持で良いが、新規の買いは慎重にしたい。
TOPIX +11 @1,441
日経平均 +167円 @17,887円
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、ゴム製品(1位)、パルプ・紙(2位)、空運(3位)、鉱業(4位)、保険(5位)となった。原油安の恩恵を明らかに受ける業種が1位から3位まで並び、分かり易い。
1 ゴム製品(東証1) 3,248 +68 +2.15
2 パルプ・紙(東証1) 391 +8 +2.04
3 空運業(東証1) 283 +6 +2.02
4 鉱業(東証1) 372 +7 +2.01
5 保険業(東証1) 821 +16 +2.00
6 繊維製品(東証1) 653 +13 +1.99
7 輸送用機器(東証1) 3,275 +51 +1.57
8 化学(東証1) 1,385 +21 +1.56
9 電気機器(東証1) 2,014 +25 +1.26
10 鉄鋼(東証1) 679 +8 +1.25
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米国株高と円安でも伸び悩んだ 12月03日
昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +102.75 @17,8879.55, NASDAQ +28.46 @4,755.81)。ドル円為替レートは119円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は高く始まったが、その後下げに転じる銘柄が目立った。東証1部では、上昇銘柄数が822に対して、下落銘柄数は884となった。騰落レシオは135.19%へ低下した。東証1部の売買代金は2兆6886億円。
TOPIXも日経平均もギャップアップして始まったが、失速して下げ始め、結局、上ヒゲを引いた短陰線で終えた。米国株高と円安でも伸び悩んだということは、ここらで一休みだろうか?
TOPIX +2 @1,430
日経平均 +57円 @17,720円
33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、証券(2位)、繊維(3位)、精密機器(4位)、空運(5位)となった。
1 鉄鋼(東証1) 670 +16 +2.48
2 証券・商品先物取引(東証1) 478 +9 +1.95
3 繊維製品(東証1) 640 +7 +1.14
4 精密機器(東証1) 4,370 +45 +1.04
5 空運業(東証1) 278 +3 +1.02
6 非鉄金属(東証1) 967 +8 +0.80
7 その他製品(東証1) 1,547 +12 +0.76
8 その他金融業(東証1) 567 +3 +0.53
9 金属製品(東証1) 1,152 +5 +0.46
10 水産・農林業(東証1) 344 +2 +0.44
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今の相場の力強さ 12月02日
昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -51.44 @17,776.80, NASDAQ -64.28 @4,727.35)。ドル円為替レートは118円台半ばの円高方向へ動いた。好悪材料が入り混じったが、本日の日本株全般は高くなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,156に対して、下落銘柄数は540となった。騰落レシオは142.30%。東証1部の売買代金は2兆1747億円。
米国株安と円高にもかからわず、TOPIXも日経平均も続伸した。これが今の相場の力強さである。ただし、高値警戒感が強まっているのも事実なので、引き際が肝心である。スイングトレードならまだ新規で買い参入しても良いと思う。しかし、ポジショントレーダーなら今は買い狙いではなく、安値で仕込んだ銘柄の利食い売り狙い、或いは、つなぎ売り狙いの局面である。
TOPIX +6 @1,428
日経平均 +73円 @17,663円
33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、精密機器(2位)、輸送用機器(3位)、保険(4位)、石油・石炭(5位)となった。
1 鉱業(東証1) 365 +10 +2.93
2 精密機器(東証1) 4,325 +57 +1.33
3 輸送用機器(東証1) 3,210 +36 +1.13
4 保険業(東証1) 809 +8 +1.03
5 石油・石炭製品(東証1) 900 +9 +1.03
6 水産・農林業(東証1) 342 +3 +0.98
7 建設業(東証1) 921 +8 +0.92
8 倉庫・運輸関連(東証1) 1,702 +15 +0.90
9 ゴム製品(東証1) 3,176 +27 +0.87
10 電気・ガス業(東証1) 464 +4 +0.82
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日経平均は三角保ち合いを上放れたようだ 12月01日
先週金曜日の米国株式相場は前日比ほぼ変わらずだった(DJIA +0.49 @17,828.24, NASDAQ +4.31 @4,791.63)。ドル円為替レートは118円台後半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,174に対して、下落銘柄数は522となった。騰落レシオは142.16%へ上昇した。東証1部の売買代金は2兆1972億円。
TOPIXも日経平均も続伸した。日経平均は三角保ち合いを上放れたようだ。騰落レシオは142%まで上がり、高値警戒すべきところではあるが、衆議院選挙の投票日まではどちらかというと強気で見ている。
TOPIX +11 @1,422
日経平均 +130円 @17,590円
33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、保険(2位)、その他製品(3位)、精密機器(4位)、輸送用機器(5位)となった。空運は原油安で恩恵を受ける。精密機器と輸送用機器は円安の恩恵を受ける。
1 空運業(東証1) 275 +11 +4.03
2 保険業(東証1) 801 +16 +2.01
3 その他製品(東証1) 1,548 +29 +1.88
4 精密機器(東証1) 4,269 +69 +1.64
5 輸送用機器(東証1) 3,174 +46 +1.46
6 ゴム製品(東証1) 3,149 +45 +1.45
7 金属製品(東証1) 1,140 +15 +1.36
8 化学(東証1) 1,351 +17 +1.30
9 ガラス・土石製品(東証1) 974 +11 +1.19
10 電気機器(東証1) 1,975 +23 +1.18
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