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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

この状況で自信を持つべきだろうか?

07月31日

トレーダーにとって大切な要素の一つ、「自信」についてブレット・スティンバーガー氏が書いているので、さっそく要点を見てみよう。

・行き過ぎた期待をすることは自信の喪失につながる。

トレードで負けることは許されない、といった考え方が頭の中にあるなら、ルールどおりの損切りも失敗だ。このような完璧主義は、損ばかりに焦点を合わせる結果となり、トレーダーを心理的敗者にしてしまう。

・先ず、自分自身に、こう質問してみよう。「この状況で自信を持つべきだろうか?」

値動きを適切に把握できず、半信半疑な状態なら、自信を持てなくても当然だ。逆に言えば、そんな時はトレードをしないこと。

・自分自身の声を聞いてみよう。

自信を持ってトレードすべき時に、自信が持てない理由は、否定的なことを自動的に考えてしまうことが原因となっていることが多い。このような悪い癖を打ち破るには、自分が今何を考えているか、ということに常に注意を払う必要がある。頭の中だけで考えるのではなく、思っていることを口に出して言ってみよう。できれば録音してみると良いだろう。自分の思っていたことを後で聞いてみることには、思わぬ効果があるものだ。




(情報源:
http://traderfeed.blogspot.com/2009/04/we-gravitate-toward-our-self-talk.html


http://traderfeed.blogspot.com/2007/07/when-traders-lose-confidence-part-two.html




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次の焦点は何?

07月30日

アメリカは決算シーズンが大詰めとなり、投資家たちは次の買い材料、売り材料を探し始めている。ということで、ジェフ・コックス氏(CNBC.com)は、注目するべき5項目をあげている。

・経済指標: 景気の回復が本物かどうかを判断するためには、失業率、住宅着工件数、GDPなどの経済指標が重要視される。

・エネルギー市場: 経済が回復しているなら、原油やガソリンなどの需要が増大しエネルギー価格が上昇するだけでなく、関連した銘柄の株価にも反映される。

・残りの決算: 主な企業の決算発表は、既にほとんど終わっているが、まだエネルギー会社や地方銀行の決算が残っている。「全体的に見た場合、地方銀行は、まだまだスランプ状態だ。」 --- デービッド・トウィベル氏(Colorado Capital Bank)

・ヘルスケア: オバマ政権の推す医療保険改革が、はたして、どう議会で可決されるかが注目される。「改革案の可決が難航するようなら、ヘルスケア銘柄は大した打撃を受けることはないだろう。」 --- ジョン・サリバン氏(Leerink Swan)

・株式市場: 好決算に支えられ、マーケットはラリーを続けていただけに、そろそろ利食われても不思議ではない。しかし、この押し目が買いチャンスになる、という意見が多い。こういう見方もある。「多数の人たちが利食いの売りを予想しているのなら、今は持ち株を減らす時ではない。」 --- リチャード・スパークス氏(Schaeffer's Investment Reserach)




(情報源:
http://money.aol.com/article/five-things-to-watch-after-earnings/594234



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株を売っているのは誰だ?

07月29日

最高経営責任者、役員、大株主などの内部関係者による持ち株売りが目立つ、とマーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)は言う。もちろん、最近好調な株式市場を考えれば当然のことかもしれないが、内部情報に詳しい人たちの売りはやはり気になる。氏の話を要約してみよう。

内部関係者による売りと買いの比率は4.16対1となり、圧倒的に売りが多い。これほど売りが先行するのは2007年10月以来初めて。(2002年から2007年のブルマーケットは、2007年10月が天井となった。)

我々も、インサイダーたちに従って、持ち株を売るべきだろうか?

内部関係者だからといって、彼らの行動が正しいとは限らない。現に彼らは、今回のベアマーケットを予測できなかっただけでなく、下げ相場の最中も強気な姿勢を見せていた。

インサイダーによる売買はタイミングが悪い。彼らの行動が正しかった、と証明されるには、数週間から数カ月の日数が要る。


それでは、掲示板の書き込みを見てみよう。

・内部関係者たちは、犯罪的に操作されたマーケットで、持ち株を売り払っている。またしても、一部のエリートたちが儲け、大衆は騙されたわけだ。(RC620さん)

・彼らは、我々の知らない何かを知っているから売っているのだ。欲の深い彼らが売っているのだから、このマーケットラリーは、そろそろ終わると思う。(Hard1cash1さん)

・インサイダーたちは、最近の好調なマーケットが、本当の米国経済状態を反映していないことを知っているから持ち株を売っているのだと思う。(Taymereさん)

・マーケットが操作されているかどうかは別として、利益は本物なのだから、ここは売り逃げるべきだ。(Rickoshayさん)

・インサイダーたちは、売上、在庫、コスト、利益などの情報を誰よりも詳しく知っている。こんな彼らによる目立った持ち株売りは、どんな経済指標より気になる。(Tamzaさん)

・米国経済は、やっと回復が始まった筈だ。それなのに、何故こんなタイミングで、内部関係者は持ち株を手放しているのだろうか?(WPA-Workerさん)



(情報源:
http://www.marketwatch.com/story/insiders-have-quickened-the-pace-of-their-selling-2009-07-28



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普遍の法則

07月28日

引力の法則: ネジ、ボルト、ドライバーなどを落とすと、手が届かない部屋の隅まで転がっていってしまう。

機械修理の法則: 両手が油で黒く汚れると鼻が痒くなる。

確率の法則: 他人から見られる確率は、あなたの行動のバカさ加減に比例する。

間違い電話の法則: 電話番号を間違えると、必ず誰かが電話に出る。

ウソの法則: 遅刻したのはパンクが原因だ、と上司にウソをつくと、あなたは翌日パンクの災難にあう。

渋滞の法則: ノロノロ運転に嫌気がさして車線を変更すると、更にノロノロ運転となる。

遭遇の法則: この人と一緒にいるところを見られたくない、と思っていると、必ず知人とバッタリ出会う。

痒さの法則: 手の届かないところほど痒さが激しくなる。

劇場の座席の法則: 通路側から遠く離れた席を購入した人に限って、遅れて劇場に到着する。

スターバックスの法則: スターバックスでコーヒーを買ってオフィスに戻ってくると、必ず上司から何か頼まれ、結局コーヒーが冷めてしまう。

前向き思考の法則: 真実が分かっていない人には全てが可能に見える。

服装の法則: 自分の体にフィットする服はださく見える。




(情報源:
http://www.amyoops.com/2009/07/universal-laws.html



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マーケットはチャートパターンを知らない!?

07月27日

・ 「秋の相場は下げる傾向がある。しかし、今年は予想以上に好調な相場になりそうだ。何と言っても、最初から企業収益に大きな期待はされていないから、予測を上回る結果を出すことは難しくない。もちろん、全ての問題が片づいたわけではないが、短期的に見た場合、多くの人たちは株を避けるのではなく、これからは積極的に株に投資することだろう。」 --- アラン・ミラー氏(Spencer-Churchhill Miller Private)

・ 「長いトンネルは終わった。今はマーケットに飛び込む良い機会だ。」 --- デービッド・コスタ氏(Robert Kennedy College)

・ 「チャートにヘッド・アンド・ショルダーズという売りパターンが出来ている、と多くのトレーダーや投資家が心配していたが、マーケットはチャートパターンを無視して強力なラリーを展開した。ダウ10000は非現実的なターゲットではない。」 --- アート・キャッシン氏(UBS Financial Services)


ここでヘッド・アンド・ショルダーズを説明しよう。



頭からネックラインまでの距離を測り、目標値を計算する。


下が、ダウ指数の日足チャートだ。



・ 1のネックラインが割れたところで空売り。

・ 7800弱(2)が目標値。

しかし、3で分かるように、マーケットは反転してネックラインの上に戻ってしまった。とうぜん空売りを買い戻すことになるのだが、ここまで上げるとはほとんどの人たちは予想していなかった。

金曜の番組で、ジム・クレーマー氏はこう語っている。「今日のマーケットは下げる筈だった。しかし、全くそんな動きは無い。何故だろうか?原因はファンドマネージャーだ。この上げ相場で良い結果を出さなくては首になってしまう。要するに、売りたくても売れないのだ。」



(情報源:
http://www.cnbc.com/id/32124065


http://www.thestreet.com/story/10552839/1/cramers-mad-money-recap-a-market-driven-by-fear-final.html


http://www.cnbc.com/id/32128752



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痛烈なヘッドライン

07月25日

冗談のようなニュースを見つけた。ゼネラル・モーターズ(GM)がオーデコロンを始めるという。(正確には、GMと契約を結んだBeauty Contact Incがオーデコロンを作る。)

どんな匂いがするのだろうか。こう説明されている。

「大胆、スポーティー、そして洗練された豪華さ。」 ということで、読んだだけでは分からない。

おっと、肝心な事を書き忘れていた。オーデコロンの名前は「キャデラック」だ。言うまでもなく、GMの高級乗用車と同じ名前だ。

このオーデコロンは売れるだろうか?オンライン意見調査を見てみよう。

質問: あなたは、車にちなんで名付けられたオーデコロンを買いますか?

回答:

・はい 14.4%(168票)

・いいえ 46.1%(537票)

・買う買わないは匂いしだい 39.4%(459票)


しかし、このニュースに付けられた見出しは痛烈だった。

Cadillac cologne, for the scent of . . . bankruptcy? (キャデラック・オーデコロン、破産の匂い?)




(情報源:
http://www.dailyfinance.com/2009/07/24/cadillac-cologne-for-the-scent-of-bankruptcy/



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半信半疑な個人投資家たち

07月24日

マーケットは大きくブレイクアウトだ。終了まで、まだ2時間ほど残っているが、S&P500指数の日足チャートを見てみよう。



レジスタンス・ゾーンを上放れ、強力な陽線が形成されている。決算シーズンが始まって以来、正に、マーケットは棒上げだ。見てのとおり、ストキャスティクスは買われ過ぎゾーンに入ったまま横ばいになり、アクセルを完全に踏み込んだ状態だ。

一般的に言えることは、いったん崩れた抵抗線は支持線に変わる傾向がある。言い換えれば、950付近に走るレジスタンス・ゾーンは、サポート・ゾーンになる可能性が高いわけだ。

これだけ好調なマーケットだから、さぞ皆さん強気になったことだろうと思うのだが、どうやらそうでもないらしい。こんなニュースがある。

・今週のAAIIの統計を見てみると、弱気と回答した個人投資家は42.4%、そして強気と答えた個人投資家は37.6%だ。(Bespoke investment Groupより)

・恐怖指数という名前で知られるボラティリティ指数は30を割り、投資家たちは、最悪の事態は過去のものとなったと確信したようだ。しかし、数値はまだ20を下回っていないから、投資家たちは超強気というわけではない。(marketwatch.comから)

10%に迫る失業率、スランプの続く住宅市場、連邦政府の抱える膨大な赤字、という現状を見たら株など買う気になれないことだろう。掲示板には、今日の上げを信じられない人たちの書き込みで溢れている。

・こんな上げは続かない。そろそろ大きな下げに襲われることだろう。(Pankiさん)

・完全なマーケット操作だ。現状を分析すれば、この上げは、単なる一時的なものであることが直ぐ分かる。(tarnさん)

・大衆をマーケットに引き入れるために作り上げられた相場だ。(kr865さん)

・そろそろ音楽は止まる筈だ。(LETHALWEAPONさん)

・この上げ相場は続かない。早ければ明日、下げに転じることだろう。( natedogさん)



(情報源:
http://bespokeinvest.typepad.com/bespoke/2009/07/sentiment-still-showing-plenty-of-skepticism.html


http://www.marketwatch.com/story//the-vix-stocks-fear-gauge-still-points-to-gains-2009-07-23




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さて、砂糖に注目してみよう

07月23日

世界で最も砂糖を消費するのはアメリカだ、と思っていたが、正解はインドだった。トニー・ダルトリオ氏(investmentu.com)は、こう述べている。「インドは、砂糖市場のキー・プレーヤーだ。インド国内の砂糖消費量は2250万トンにのぼり、消費量の増加は、向こう数年間以上続くことだろう。」

なるほど、砂糖が投資対象になりそうな雰囲気だ。ダルトリオ氏の話に戻ろう。

インドは、単に砂糖を消費するだけでなく、世界第2位の生産国でもある。問題は、生産量が著しく減退していることだ。(今年の砂糖生産量は45%下がって、1470万トンになることが予想されている。)

生産量が減少している大きな原因は、先ず天候、そして農業経営者たちが砂糖をやめて、もっと利益の高い米や麦に切り替えているためだ。とうぜんの結果として、インド国内の砂糖在庫量が減り、足りない分を輸入することになった。ようするに、世界第2位の砂糖生産国が、砂糖の輸入国家になってしまったわけだ。

世界的に見た場合、今年のサトウキビ、そしてサトウダイコンの生産量は減産となることが予想されている。国際砂糖機関(ISO)は、今年の砂糖不足量は、430万トンから780万トンに増大することを予測している。


それでは、具体的に何に投資したら良いだろうか?ダルトリオ氏は、次の3つを挙げている。

・ iPath Dow Jones – UBS Sugar Subindex Total Return ETN (SGG):砂糖の先物に投資するETN。

・Ipath Dow Jones – UBS Softs Subindex Total Return ETN (JJS):砂糖、コーヒー、綿の先物に投資するETN。投資資金の配分比率は、砂糖(44%)、コーヒー(31%)、綿(25%)。

・Cosan Ltd. (CZZ):ブラジルの、世界最大のサトウキビ生産会社。エタノールの生産量は世界第2位。




(情報源:
http://www.investmentu.com/IUEL/2009/July/sugar-soft-commodity.html



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米国経済に安定の兆しが見える?

07月22日

ベン・バーナンキ議長の証言を要約すると、「米国経済に安定の兆しが見える。しかし、住宅市場と労働市場は相変わらずスランプ状態だ」、ということになる。


こんなオンライン意見調査がある。(CNNマネー)

質問: あなたの住む地域の住宅価格は手頃ですか?

回答:

・住宅市場の低迷で、価格は手頃なレベルに下がった。 24%

・以前から手頃な価格だ。 26%

・まだ高すぎる。 50%

総回答数: 47099


バーナンキ議長の証言に対する反応を見てみよう。

・連銀は、0.00%-0.25%の政策金利を継続することができる。しかし、我々消費者は、この低金利の恩恵を受けることなく、相変わらず高い利息を払っている。これでは個人消費は伸びない。(KumarRajさん)

・銀行は救済されたが、超低金利のお陰で、こつこつと貯め続けてきた人たちは利子がゼロになってしまった。(NoBama08さん)

・経済の安定?そんな兆しは、どこに見えるのだろう?(G-Gさん)

・超低金利政策は既に日本が実施し、大した効き目は無かった、という実例がある。(Kyrilさん)

・国債投資に消極的になった投資家のことを考えれば、この低金利が、ずっと続くことは有りえない。(EconMikeさん)

・私の住んでいる地域には、まだ経済刺激策の効果は見られない。効果が表れているのは、おそらく、あそこだけだろう。(freetherepublicさん)




(バーナンキ氏)



(情報源:
http://www.marketwatch.com/story/fed-rate-policy-stays-fixed-on-recovery-bernanke


http://money.cnn.com/2009/07/21/news/economy/bernanke_congress/index.htm?postversion=2009072111



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基本的に損切りはしない -- 35.8%

07月21日

株投資に最も重要なことは何か、と尋ねると、損切りを筆頭にあげる人たちが多い。資金を守るために、素早い損切りが大切なことは言うまでもないが、2008年12月15日、日本経済新聞は、こんな意見調査結果を発表している。

質問: 含み損がどれくらいの水準まで拡大したら「損切り」に踏み切りますか?あなたの「損切りライン」をお答え下さい。



(markets.nikkei.co.jpから)

見てのとおり、圧倒的に多い回答は「基本的に損切りはしない」(35.8%)、そして「その時々の状況をみて判断しており、損切りの方針は特に決めていない」(28.5%)の二つだ。

どうやったら素早く損切ることができるだろうか?フィル・パールマン氏(philpearlman.com)は、実トレードの前に、次のようなイメージ・トレーニングを勧めている。

静かな場所に座って目を閉じ、こんなトレード場面を、明瞭に思い浮かべてみよう。

・買った株の思惑が外れ、株価が下げ始める。単に下がるチャートを描くだけでなく、500株を25ドルで買った、といったように具体的な場面を想定し、自分の感情の動きにも注目してほしい。

・株価が損切りレベルに達する。あなたは躊躇せず、素早い損切りを実行する。

以上のイメージ・トレーニングを二度繰り返したら、実際のトレードに移る。肝心なことは、いつもの十分の一といったように、株数を大きく減らすことだ。損切り幅も、買値から10セント下げたら処分する、といった極めて狭い値幅を設定する。この小さな損切り練習を、自動的に素早くできるようになるまで繰り返す。損切りを難無く出来るようになるまでは、決して株数を増やしてはいけない。


(情報源:
http://markets.nikkei.co.jp/features/11.aspx/features/11.aspx?site=MARKET&genre=y1&id=MMMAy1000015122008


http://philpearlman.com/post/94231851/training-yourself-to-take-small-losses-quickly



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本当の危機はこれから??

07月20日

悲観論で有名なマーク・フェイバー氏、週末のインタビューで、こんなことを語っている。

「3月の安値は、中期的に見た場合の安値だ。株式市場に展開されている現在のラリーは、1年、あるいは18カ月ほど続く可能性がある。しかし、本当の危機はこれからやって来る。」

当然ながら、その危機はいつ訪れるのですか、という質問がフェイバー氏に向けられた。

「5年先、10年先かもしれない。具体的なタイミングは分からない。」

ということで、悲観論者のフェイバー氏、しばらく上げ相場が続く、という見方を明らかにしたわけだ。


相変わらずスランプ状態の米国住宅市場だが、底打ちは、まだ先の話だとバリー・リットホルツ氏(ritholtz.com)は言う。7つ挙げられている理由から、4つを見てみよう。

・住宅価格は大幅に下げたが、歴史的なレベルを考慮すると、現在の価格はまだ15%ほど割高だ。

・価格の下落は、平均水準で下げ止まることはない。ほとんどの場合、平均水準値を大きく割ってしまう。

・失業率は、向こう4から8四半期ほど上昇する可能性がある。言うまでもなく、失業者が増え続ける状況で、住宅市場の回復は望めない。

・差し押さえとなる住宅数は更に上昇する。




(情報源:
http://www.ritholtz.com/blog/2009/07/why-housing-isnt-yet-bottoming/


http://www.cnbc.com/id/31958957




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米国消費者の新トレンド

07月18日

投資で成功する一条件として、大きなトレンドを把握することがあげられているが、マイク・ラーソン氏はトレンドについてこんなことを述べている。

倹約という言葉は、米国消費者に全く無縁のように思われていたが、倹約傾向が顕著になった。いくつか例をあげよう。

・ファストフード・レストラン、ファミリー・レストラン、衣料品店、とあちこちで大幅割引をしているが、消費者たちの財布の紐は一向にゆるむ気配が無い。

・6月の小売売上高は+0.6%と発表されたが、大きな原因となったのは、原油とガソリンの値上がりだ。家具、日用雑貨品、衣料品の売上は相変わらず低迷している。小売連盟の予想によれば、来月から始まる新学期セールは、7%を超えるマイナスになるということだ。

・倹約は裕福な米国消費者の間にも広がっている。ハリス・グループとアメリカン・エキスプレスが行った調査によれば、年収が10万ドルから500万ドルある人たちは、何と収入の16%を貯蓄に回している。米国全体で見てみると、5月の貯蓄率は6.9%に上昇し、こんな高レベルに達するのは1993年いらい初めてだ。

著名ファンドマネージャー、ビル・グロース氏は、こう語っている。

「米国消費者は2007年以来、15兆ドルという巨額な資産を失った。これほど膨大な財産を無くした消費者は、常識で考えれば分かることだが、支出を減らし貯蓄にいっそう力を入れることになるだろう。これが意味することは、ノーマルと考えられていた3.5%の経済成長率が2%近辺まで下がるということだ。」

ラーソン氏は、更にこう付け加えている。

「消費者は無駄遣いを避け、節約を明らかに重要視するようになった。こんな状況だというのに、ワシントンの政治家たちは全く変わらない。」




(情報源:
http://www.moneyandmarkets.com/meet-the-thrifty-american-4-34745


http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,1887728,00.html



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今年の新学期セールはどうなる?

07月17日

夏休みが始まったばかりだと思っていたが、さっそく新学期セールが話題になっている。不景気だから、安い商品が人気を集めることが予想されるが、先ず肝心なことは、お客さんに来店してもらわなければならない。では、どうやって消費者を引き付けるのだろうか?

例えば、小売最大手のウォルマートは、149ドル(1万3940円)の布団ソファと6ドル(560円)のスクール・ユニフォームを目玉にしてオンライン・ショッパーを誘う。ターゲットは、オンラインでの注文が50ドル以上なら送料無料。百貨店メーシーズは、20%から75%のオンライン割引セールを行う。

なるほど、インターネットでの買い物客に、各業者はだいぶ期待しているようだ。

クリスマス・シーズンに次いで、新学期セールは小売業者にとって重要なのだが、小売連盟(NRF)は7.5%減の売上を予想している。更に、ワシントンの調査機関の発表によれば、約50%の消費者が今年の予算は去年より少ない、と答えている。

「親たちの意見を要約するとこうなります。『新学期だからといって、子どもたちに新しい服を買うつもりはない。今までどおり、同じ服装で登校させるつもりだ。』」 --- エレン・デービス氏(小売連盟)

こういう報道もある。

「経済的な理由で、私立学校から公立学校へ子どもを転校させる親が増えている。更に、金を節約するために、子どものクラブ活動を止めさせる親も増えている。」


小売株に投資する上場投信、RTHの週足チャートを見てみよう。



3月の安値から回復し、現在、レンジの形成中だ。

本格的な新学期セールは来月から始まる。



(情報源:
http://www.dailyfinance.com/2009/07/14/back-to-school-season-looks-depressing/


http://www.wjla.com/news/stories/0709/640669.html





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別れても同居生活

07月16日

不景気のお陰で、先月大学を卒業した人たちは、なかなか思うように仕事が見つからない。CollegeGrad.comの調べによれば、86%の学生は卒業前に就職が決まっていなかったというから、正に厳しい雇用状況だ。

職が無ければ、とうぜん収入も無い。こんな状態では、アパートを借りることが出来ないから、両親の家に戻ってくる若者が増えている。子どもと、また一緒に暮らせることを、親は嬉しく思うかどうかは分からないが、こんな記事を見つけた。

ブルースター夫妻は、結婚生活にピリオドを打った。普通なら夫が家から出ていくことになるのだが、まだ別居することは出来ない。こんな低迷の続く住宅市場では、自宅を売ったら大損をしてしまう。夫の方は大丈夫でも、安定した仕事が無い妻は、離婚後の収入を安定させるために職を見つけなくてはいけない。ということで離婚した今日、妻は二階、夫は一階に住むという生活が続いている。(離婚した二人を、妻、夫と呼ぶのは間違っているな、、、)

10年間の結婚生活、そして離婚となったウォード夫妻も同居生活が続いている。「夫婦関係が無くなった今日、私たちは、もっとお互いに対して親切になりました。つまらない事で腹を立てることがなくなり、良い友達になれた感じです」、と元ご夫妻は語っている。

話をブルースター元夫妻に戻そう。「結婚していたときのように、彼がゴミを外へ出し、庭の手入れをしています。インスタント食品ばかりを食べているようなので、たまには料理してあげます。時々デートをすることもありますが、今も離婚した夫と住んでいる、という私の状況を理解してくれる人は少ないです。」





(情報源:No job at graduation

What God Has Joined Together, Recession Makes Hard to Put Asunder)




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米国の失業率は16.5%!?

07月15日

米国の失業率は9.5%だが、多くの人たちが疑っているように、この数値はあまり当てにならないようだ。ウォールストリート・ジャーナルは、こう書いている。

・6月の数値には、既に失業した可能性が高い、18万5000人の人たちが含まれていない。

・多くの企業は、社員に無給休暇を取ることを命じているが、これらの人たちは失業者と見なされない。

・失業率に含まれるのは、最近4週間以内に失業した人だけに限られる。米国には、少なくとも12カ月間失業している人たちは約140万人いる。

・景気の後退で、フルタイムの職が見つからず、パートタイムで働く人が増えている。もし、このパートタイマーを失業者に加えると、米国の失業率は16.5%に達する。

・週平均労働時間が、ここ45年間で、最低のレベルに陥っている。これが意味するのは、フルタイマーがパートタイマーに格下げされているということだ。

・伸びない時給。18ドル53セントの平均時給に、全く変化はなかった。

・製造業の失業が著しい。6月だけで、22万3000人の人たちが職を失っている。

・直ぐに好転しそうにない雇用状況。もし景気が上向き始めたとしても、企業は新しく人を雇うのではなく、既存の従業員に残業をさせることを選ぶ。それでも間に合わない場合は、パートタイマーを、元のフルタイマーに復帰させることになるだろう。





(情報源:
http://online.wsj.com/article/SB124753066246235811.html



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info@nwt-jp.com


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炊飯器は必要ない!?

07月14日

walletpop.comに、「20の最も役に立たないガラクタ」という特集があった。私には理解できないのだが、20番目に載っていたのは炊飯器だ。日本の家庭では、炊飯器は生活必需品なのだが、アメリカでは「買う必要はない」と判断されている。なぜだろうか?さっそく理由を読んでみた。

トッド: 炊飯器は、怠惰な人に便利な製品だと思います。

・エイミー: 米ほど簡単に料理できるものはありません。鍋と水があれば、ご飯は簡単に作れます。水が沸騰したら、鍋に米を入れるだけですから、逆に炊飯器の方が時間がかかります。

・エイミー: 炊飯器を使えば、ご飯は何分くらいで出来るのですか?

・トッド: 20分くらいです。炊飯器には保温機能が付いていますから、何時間たっても温かいご飯を食べることができます。

・エイミー: 何故そんな何時間も保温されたものを食べたいのですか?加熱ランプの下に、午後ずっと放置されたものを食べるのと、ほとんど変わりはないですね。

・トッド: アジア系のレストランなら、どこでも炊飯器を使っている筈です。注文の度に、わざわざご飯を作っていたのでは、効率の良い仕事ができません。

とこんな形で二人の議論は続くのだが、載っている炊飯器の写真を見て驚いてしまった。



いったい、これは何だろうか?古代日本で、これと似た形のものが売られていたような気がする。


便利だから炊飯器を使う、という意見は正しい。しかし、単に便利さだけでなく、炊飯器の方が美味しく炊ける。ぜひエイミーさんに、最新型の炊飯器で炊いた、ご飯を食べて貰いたいものだ。



(情報源:
http://www.walletpop.com/economizer/most-worthless-pieces-of-junk



道具だけではマーケットは分からない

http://www.excellenthorse.com/usmarket/index.html


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週末のニュースレターから

07月13日

(一部抜粋)

コメント:

・「消費者たちは、家計は更に厳しくなると見ている。なぜなら、米国経済の低迷は、予想以上に長引くことが考えられるからだ。」 --- (ミシガン大学消費者信頼感指数の声明文から)

・「不安定な雇用状況が、個人消費に大きな悪影響となっている。」 --- ジョン・ スクヤーベム氏(Northern Trust Personal Financial Services)


逆指標として有名なプット/コール・レシオを見てみよう。



極端に高いレベルではないが、レシオは今年最高の数値に達した。もちろん、これだけでは判断できないが、大衆が悲観的になっているわけだから、そろそろマーケットは一時的な反発ラリーを展開する可能性がある。

CNNのオンライン意見調査:

質問: 新ゼネラル・モーターズは成功するでしょうか?

回答:

はい 49%

いいえ 51%

総回答数: 18143


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最も教えられたこと

07月11日

チャールズ・カーク氏(カーク・レポート)が、購読者にこういう質問をした。

「今年ここまでのマーケットを振り返って、最も教えられたことは何ですか?」

いくつか回答を見てみよう。

・マーケットでの成功は、思っていたより時間がかかる。

・自分を信じ、他人の意見に頼ってはいけない。

・トレード手法を簡素化すること。

・大衆が最も感情的になっている時が絶好のトレードチャンス。

・常に十分な資金が口座にあること。

・自分の狙っているパターンが現れるまで待つこと。

・ベアマーケットも一つのトレード機会にすぎない。

・するべきことは分かっている。とにかく自分のルールに従うこと。

・トレンドに沿ったトレードをすること。

・頻繁なトレードは大きな損につながる。

・どんなに連勝している時でも謙虚さを忘れてはいけない。

・全資金を、一つの銘柄に賭けてはいけない。

・割安株が上がるという保証は無い。

・過熱した株を深追いしてはいけない。

・手法が確立しないうちに実トレードをしてはいけない。

・トレードは確率の世界だ。




(情報源:
http://www.thekirkreport.com/2009/07/lessons-learned.html



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心理プロフィール、カードの使い方にご用心

07月10日

クレジットカード会社は、カード利用者の「心理プロフィール」なるものを作成している。どんな所に、どんな頻度でカードが使われているか、ということが統計化されているのだが、あまりヘンなところでカードを使わない方がよい。

ヘンな所、では漠然としているけれども、カードの使い方を間違えると「要注意人物リスト」に載せられてしまうから、その結果、銀行から金を借りることが難しくなってしまう。

下記が、米国の場合だが、消費者が不利になる、誤ったクレジットカードの使い方だ。

1、交通違反の罰金: スピード違反などの罰金にカードを利用する人たちは、カード残高の支払いが不可能になってしまうことが多い。それに、交通違反の切符は、不注意な性格と判断されてしまう。

2、再生タイヤの購入: 新品なタイヤを買わずに、再生タイヤを購入することは、家計が苦しいと見られてしまう。

3、ディスカウント店でのカード利用: ウォルマートのようなディスカウント店は、低所得者を集めるというイメージがあるから、ディスカウント店では現金で買い物をすること。

4、アダルト関連: ストリップクラブ、アダルトグッズの購入にカードを使わないこと。アダルトグッズが悪いのではなく、あまり頻繁な購入は、あなたは現実を直視できない人だと思われてしまう。

5、結婚生活カウンセリング: 夫婦関係がうまくいっていない、と判断される。離婚ともなれば、カード残高の返済が出来なくなる可能性がある。

6、宝くじ: ギャンブラーというレッテルを貼られてしまう。

7、クレジットカードを使って現金の前借り: 高い利子を稼げるため、現金前貸しは、カード会社にとって良い収入源だった。しかし、今日のような不景気な世の中では、前借り=生活が苦しい、と判断される。

8、美容、美顔、マッサージ: 突然こういったことにカードを使い始めると、現実から逃避しなければならない心配事がある、と詮索される。

9、所得税: どんなことがあっても、カードで所得税を支払ってはいけない。

10、酒: 頻繁にバーでカードを使わないこと。家計や夫婦間に問題がありそう、と判断されてしまう。




情報源:
http://consumerist.com/5310575/dont-put-these-items-on-your-credit-card-if-you-can-help-it


http://marketplace.publicradio.org/display/web/2009/07/08/pm_redlining_top10_not_to_charge/



NWTツイッター:
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一斉の損切り

07月09日

「uha為替 ドボン」 tachikenさん

「為替93円も切った。1円の円高に30分かかってない。朝には90円まで行ってるかも。」 biaslookさん

お二人とも、ツイッターに同じことを書き込んでいる。ということで、早速ドル/円のチャートを見てみた。



(ドル/円 15分足)

ドルが急落している。いったい何が起きたのだろうか?YOMIURI ONLINEは、こう説明している。

「8日のニューヨーク外国為替市場は、4〜6月期の米企業業績で減益が続くとの見方から、円買い・ドル売りの動きが強まり、円相場は一時、前日比2円以上円高・ドル安の1ドル=92円台前半まで上昇した。」

ということなら、ドルはユーロや英国ポンドに対しても安くなっているのかと思ったが、逆にドルは強くなっている。



(ユーロ/ドル 15分足)

ユーロが下げている。



(英国ポンド/ドル 15分足)

ポンドが売られている。

それでは、ユーロ/円、英国ポンド/円を見てみよう。



(ユーロ/円 15分足)

ユーロが下げている。



(英国ポンド/円 15分足)

ポンドが売られている。

ということで、徹底的に円が買われているわけだが、ブルームバーグの報道から3点拾ってみよう。

・ 米企業収益は更に後退する、という見方が主流になり、トレーダーたちは想定していた円安シナリオを捨てた。

・ 「皆、この円の動きに大変驚いている。正に、決算シーズンが猛烈な勢いで始まったわけだ。」 --- ジャック・アイルズ氏(MFC Global Investment Management)

・ 「93.5円付近に、たくさんの損切り注文があったから、このレベルを割ってからの円の動きは急激なものとなった。円は100円に向けて動く、という円安を予想する声が多かっただけに、今日のこんな動きでは投資姿勢を変えるしかない。」 --- ショーン・オズボーン氏(TD Securities Inc)



(情報源:
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090709-OYT1T00089.htm?from=rss&ref=rssad


http://twitter.com/tachiken


http://twitter.com/biaslook


http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601083&sid=aRxgpfWMUvrA



NWTのツイッター:
http://twitter.com/nwtllc



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増え続けるローン滞納者数

07月08日

アーウィン・ケルナー氏が、marketwatch.comのコラムに、こんなことを書いていた。

「多くの経済学者たちは、早ければ今四半期から経済の回復が始まる、という見方を発表している。しかし正確に言うなら、彼らは経済の回復を予想しているのではなく、回復を願っているのだ。」

やはり、そう簡単に経済は上向きにならないのだろうか?米国銀行協会(ABA)からの発表を見てみよう。

今年最初の3カ月間で、200万人を超える米国市民が職を失い、これで景気後退が始まって以来失われた職の数は600万を突破した。この失業問題が主要因になり、2009年度第1四半期、ローンの滞納率が記録的なレベルに達した。 (注:滞納率は、支払いが30日以上遅れている人を対象に計算される。)

「支払いが遅れる最大の理由は失業です。言うまでもなく、仕事を失ってしまえば、月々の光熱費などの支払いにも困ってしまいます。とにかく雇用状況が好転しない限り、滞納率は低下しません。雇用状況は、そう直ぐに良くなるとは思いませんが、人々は出費を減らし貯蓄に心掛けています。」 --- ジェームズ・チェセン氏(米国銀行協会チーフ・エコノミスト)


下記が、各種ローンの滞納率だ。

・住宅担保ローン: 3.03%から3.52%に上昇。

・不動産改善/改良ローン: 1.75%から1.46%に減少。

・自動車ローン(間接融資): 3.53%から3.42%に減少。

・自動車ローン(直接融資): 2.03%から3.01%に上昇。

・ボート/船舶ローン: 2.35%から2.04%に減少。

・RV車ローン: 1.38%から1.52%に上昇。

・トレーラハウス・ローン: 2.96%から3.70%に上昇。

・個人ローン: 2.88%から3.47%に上昇。

バリー・リットホルツ氏(ritholtz.com)は、こう述べている。「滞納率が下がっているローンもあるが、どちらにしても、全体的に見れば相変わらず悪い数字だ。」





(情報源:
http://www.marketwatch.com/story/high-hopes-200976235400


http://www.aba.com/Press+Room/070709DelinquencyBulletin.htm


http://www.ritholtz.com/blog/2009/07/home-equity-loans-record-delinquency-rate/




http://twitter.com/nwtllc

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国債、ヨーロッパ株、米ドル

07月07日

S&P500指数の日足チャート



950がレジスタンス、そして指数は現在、875付近に走るサポートラインに接近中だ。Fusion Analyticsのケビン・レーン氏は、こう述べている。

「季節的要素を考慮すると、夏の中頃から終盤にかけてのマーケットは弱くなる傾向があるから、950のレジスタンスが、そう簡単に破られることはないだろう。最善のシナリオは、950と875の間での横ばい継続。そして憂鬱なシナリオは、875を割って展開される、次の底値探しだ。」

ということでレーン氏は、投資家に、こうアドバイスしている。

「簡単に儲けられる相場は過去のものとなった。ここからは積極的な新規買いポジションを控え、状況が明確になるまでは、現金ポジションを増やすことだ。更に、逆指値注文を再設定して持ち株の利益を守ること。もし可能なら、空売りも考慮してみたい。」

投資対象から、特に外すべきものとして、ラリー・イーデルソン氏(uncommonwisdomdaily.com)は、次の三つを挙げている。

・長期国債、社債、地方債: 世界経済は、金融危機から、そう簡単に立ち直ることはできない。

・ヨーロッパ株: 強いユーロがデフレの原因になる。

・米ドル: 今のアメリカに強いドルは弊害。それを一番理解しているのはバーナンキ議長だ。




(情報源:
http://www.ritholtz.com/blog/2009/07/fusioniq-sp-500-equity-market-review/


http://www.uncommonwisdomdaily.com/the-3-worst-and-3-best-sectors-for-next-five-years-4/



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週末のニュースレターから

07月06日

・ 「いよいよ上げ相場を続けることが難しくなってきた。消費者が、経済を上向きにする原動力となる、という見方があったが、こう失業率が悪化している状況では無理だ。」 --- ダグ・デグルーテ氏(United Wealth Management)

・ 「全くひどい雇用統計だ。多くの人たちは、最近好調なマーケットを見て、米国経済はそろそろ回復すると思ったことだろう。しかし、マーケットが好調だったからといって、経済が好転するとは限らない。」 --- ジョセフ・サルジ氏(Themis Trading)

(米国6月の非農業部門就業者数は、46万7000人減となり、予想されていた36万7000人減を大幅に上回った。失業率は9.4%から9.5%に悪化した。)

S&P500指数に連動する、スパイダー(SPY)の日足チャートを見てみよう。



ギャップダウンで寄付き、50日移動平均線を割って、ほぼ安値引けとなった。1、2で分かるように、一段低い高値が形成され、サポートライン(赤)を割ると一段低い安値が出来上がる。言い換えれば、サポートライン割れは、トレンドの転換を示すわけだ。

下はColgate-Palmolive Co. (CL)の日足チャートです。



見てのとおり、木曜、大きく売られたマーケットに左右されず、相変わらず高値圏で確りしています。ここで問題。Colgate-Palmolive Co. (CL)は、何の会社でしょうか?

正解:



歯磨きと石鹸で有名な会社です。


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経済は上向きになると思う 36%

07月03日

「今朝発表された米雇用統計が示していることは、今年後半に経済が回復するという見方は、あまりにも希望的だということだ。」 --- スティーブ・リキュト氏(みずほ証券NYチーフ・エコノミスト)

下が雇用統計(6月)の結果だ。(右側は予想されていた数値)

・非農業部門就業者数: 46万7000人減 (36万7000人減)

・失業率: 9.5% (9.6%)

・時給: +0.0% (+0.1%)

・労働時間(週): 33.0時間 (33.1時間)

失業率は予想されたほど上がらなかったが、5月の9.4%から悪化している。

「全く惨たんたる結果だ。これでは、どんなに口紅をぬっても、醜さを隠すことはできない。」 --- ミラン・ムルレーン氏(TD Securities)

そして、下はCNNのオンライン意見調査:

質問:2009年後半、米国経済は、どう進展すると思いますか?

・悪化すると思う 31%

・上向きになると思う 36%

・現状が続くと思う 34%

総回答数: 61143


さて、昨日書いたように、NWTファイナンシャルでツイッターを試してみることになった。


http://twitter.com/nwtllc

「どうも使い方がよく分からない」、という声を何人かの方々から聞いたが、「政治家から見たTwitterの魅力とは--自民党橋本岳議員が語る」、という記事を見つけた。極めて簡単に要約すれば、「ツイッターは肩が凝らずに書ける」、ということになる。

どちらにしても、ツイッターには140文字の制限があるから、要点しか書けない。先ず、気軽に始めてみよう。





(情報源:
http://money.cnn.com/2009/07/02/markets/markets_newyork/index.htm?postversion=2009070213


http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2009/07/02/20396026.html?inb=tw



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フォローしてみよう!

07月02日

私がニュースレターを担当しているNWTファイナンシャル・グループで、ツイッターを試してみよう、ということになりました。

ツイッターの利用者は急増を続け、単に個人が趣味として楽しむだけでなく、顧客とのコミュニケーションの手段として、スターバックスやデルなどの企業も利用しています。

特に最近では、混乱した選挙後のイランのようすが、ツイッターを通して全世界に伝えられました。こんな事も報道されています。

[ワシントン/テヘラン 16日 ロイター] 米国務省は16日、ミニブログサービス「ツイッター」に対し、同日予定されていた保守点検作業を延期するよう要請したと明らかにした。同サービスが、大統領選の結果をめぐり混乱するイランでも広く利用されており、その情報伝達手段を確保するのが目的。

ツイッターも、自社のサービスが「イランにおいて重要な情報伝達ツールになっている」として、当初は現地時間の16日日中に予定していたメンテナンスを、17日深夜に延期したと発表した。


さて、下記がNWTファイナンシャル・グループのツイッターです。


http://twitter.com/nwtllc

これから書き込んでいきますので、さっそくフォローしてください。もちろん、私も皆さんをフォローします。こうすることで、きっと面白い情報網が出来上がると思います。株だけに限らず、スポーツや趣味の話なども書き込んでいこうと思います。

ツイッターの登録方法、使い方などは下記を参照してください。


http://1p-info.suz45.net/twitter.htm


それから、実際に書き込む際は、ツイッター・クライアントを利用されることをお勧めします。多数のクライアントがあるので、下記を参照してください。


http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0071


http://blog.pasonatech.co.jp/yokota/101/7207.html


http://jp.techcrunch.com/archives/20090219the-top-21-twitter-clients-according-to-twitstat/





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意外な人たちを巻き込んだ不景気

07月01日

アーミッシュ、という言葉をお聞きになったことがあるだろうか。

Amish: アーミッシュ派の人たち、アマン派、アンマン派。米国ペンシルバニア州に多く居住しているキリスト教の一派。電気、水道、自動車などの現代技術を使わずに生活している。(英辞郎 on the WEBより)

「電気、水道、自動車などの現代技術を使わずに生活している」、という説明で分かるように、彼らは原始的な生活共同体の中で暮らしている。

そしてビックリしたのは、不景気がアーミッシュの人たちに悪影響を与えている、というUSA TODAYの報道だ。

インディアナ州の北部には、約2万人のアーミッシュたちが住んでいる。他州のアーミッシュと違い、彼らの半数は従来のアーミッシュのように農場で働くのではなく、共同体の外にあるRV車を製造する工場で働くことを選んだ。

この不景気でRV車の売上は大幅に落ち込み、工場は従業員を削減。この結果、アーミッシュの人たちも失業という状況に追い込まれてしまった。工場で働いていたアーミッシュ、フリーマン・ウィンガード氏の話によれば、工場から得られる時給は40ドル(約3850円)あり、毎週家族といっしょにレストランでの外食を楽しんだと言う。

失業し、共同体へ戻ったアーミッシュたちは、こんなことを語っている。

「工場は人間をロボット化してしまう。共同体の生活は、工場とは全く違うが、ここでは自ら考えることを要求される。」

「共同体に戻れたことを幸せに思う。しかし、失業ということが起きなければ、私は自ら共同体へ戻ってくることはなかっただろう。」



アーミッシュの家族



(情報源:
http://www.usatoday.com/news/nation/2009-06-29-amish-economy_N.htm


http://blogs.moneycentral.msn.com/topstocks/archive/2009/06/30/even-the-amish-are-feeling-this-recession.aspx




テクニカル分析

http://kabukeizainani.blogspot.com/2009/06/blog-post_30.html





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