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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

キヨサキ氏の実行した3項目

09月30日

久しぶりに、ロバート・キヨサキ氏(「金持ち父さん貧乏父さん」の著者)のコラムを読んだ。最悪の事態に備える、ということが主題なのだが、実際にキヨサキ氏がどんなことを実行したかが書かれていた。要点を抜粋してみよう。

・ 雇われの身ではなく起業家になった。資金も経験も無かったが、起業家には5つのメリットがある。

1、高収入と有利な税金。

2、経済状況が変化するたびに、新しいビジネスチャンスが生まれる。

3、自国だけでなく、外国でも起業することができる。

4、失業に対する恐怖心が無くなる。

5、ビジネスの成長に伴う収入の上昇。


・ キャピタルゲインを投資の目的にするのではなく、キャッシュフローを投資の目的にする。キャピタルゲインだけを狙った投資は、藁を使って家を建てるようなものだ。


・ インフレに備えた投資を忘れない。キャッシュフローを目的にした投資とは違い、インフレを考慮した投資の目的は、蓄えた財産を守ることにある。例をあげれば、ドルを信用していない中国は、保有するドルを使って、原油、金、銀などの商品を買っている。




キヨサキ氏



(情報源:
http://1url.com/8hh






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これからは金持ちを優先させよう

09月29日

シティバンクは、米国内における消費者金融部門をクレジットカードと大型住宅ローンに限定し、主に裕福な顧客を優先させるという新方針を先週木曜に発表した。更に、営業活動はロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、マイアミ、ワシントン、ニューヨークの6地域に焦点がしぼられることも発表した。

consumerist.comは、早速こんな質問を読者にしている。「銀行は、信用できる金持ちだけを対象に営業するべきでしょうか?シティバンクは、政府から救済資金を2回受け取っていますが、この新方針は適切な決定でしょうか?」

書き込まれている返答を、いくつか見てみよう。

・ なるほど、腐敗した銀行は営業規模を小さくして、限られた地域だけに的をしぼるというわけだ。これは地方銀行のチャンスだと思う。(cromartieさん)

・ 私たちには、シティバンクを破綻させる、という選択肢もあった。(MooseOfReasonさん)

・ シティバンクのしたことは、地域社会再投資法に背くものだ。シティバンクは、問題に直面することになるだろう。(sickofthisさん)

・ 裕福な人たちが、シティバンクのサービスに満足するだろうか?(mommiestさん)

・ シティバンクに5000ドルほどの預金口座を持っているが、私の口座は要らない、ということだろうか?強制的に口座が閉鎖されるまでは、私は客だ。(Adahさん)

・ 要するに80/20のルールだ。80%の銀行の利益は20%の顧客から来る。シティバンクが、20%の顧客に焦点を合わせるのは当然のことだと思う。(ckaught78さん)

・ 貧乏人は、他の銀行から金を借りてほしい、という決定だ。(humphrmiさん)

・ 全てのセブンイレブンにはシティバンクのATMが置かれているが、セブンイレブンは、裕福な人たちが集まる店だとは思わない。(TCamaさん)





(情報源:
http://www.reuters.com/article/ousivMolt/idUSTRE58N6UC20090924


http://consumerist.com/5368567/citibank-markets-to-only-rich-people-large-cities



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週末のニュースレターから

09月28日

一部抜粋

コメント

・ 「私は、マーケットに対して強気な見方をしており、来年も上げ相場になると思う。ただ、来月の初め頃または中頃から、マーケットは一時的な調整に入るだろう。この調整は、4週間から6週間ほどの長さになり、マーケットは7%から17%ほど下げそうだ。しかし、全体的な上げ基調が崩れることはないから、良い押し目買いのチャンスだ。」 --- ポール・シャッツ氏(Heritage Capital)

・ 「ドルがいつ回復するかは分からない。ドルは新しい円ではない。こんなことは言いたくないが、ドルは新しいペソだ。円キャリートレードの時代は終わり、ドル・キャリートレードの時代が訪れた。最近、円が大幅に上がり、ドルは更に大きく下げることだろう。しかし、これは日本や海外の投資家に好都合だ。安いドルを低金利で借りて、利息の高い国々で投資すれば良いだけだから、ドル・キャリートレードで膨大な利益を得られるはずだ。」 --- ピーター・シフ氏(Euro Pacific Capital)

S&P500指数に連動する、スパイダー(SPY)の日足チャートに移ろう。



これで3連敗、ちょうど20日移動平均線のところで終了した。ストキャスティクスのファストラインは売られ過ぎレベルに入り、マーケットは、そろそろ反発する可能性がある。見てのとおり、もし反発なら、レジスタンスレベル(青)を突破できるかに注目したい。



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ドル・キャリートレード

09月26日

キャリートレードと聞けば、直ぐに円が頭に浮かんでくる人たちが多かった。ほぼ0%に近い金利で円を借り、それを元手に金利の高い国々で投資をするわけだ。

エドワード・ハリス氏(Global Macro Advisors)は、こう語っている。「状況が大きく変わった今日、日本円ではなく、米ドルがキャリートレードの対象になった。なぜなら、米国の低金利は、まだしばらく続く可能性が高いからだ。」

ギャリー・ゴードン氏(Pacific Park Financial)は、こう書いている。

ドルは単に安いだけでなく、これからも安くなることが予想され、簡単に借りることができる。それに、米国の超低金利政策は、まだまだ続くことが予測されているから、投資家たちから資金源として選ばれた。もちろん、情勢が変われば、例えば金利政策の変更などが起きれば、投資家たちは一斉に株を売って、借りたドルを返さなくてはいけない。

マイク・ラーソン氏(Money and Markets)を引用しよう。

バブル経済が崩壊し、90年代の初め頃、経済を再建するために、日本政府は超低金利政策を実施した。この結果、言うまでもなく、円は格好のキャリートレード対象になった。

問題は、キャリートレードされた円は、日本国内にとどまるのではなく海外へ流出してしまったから、日本経済に好影響を与えることはなかった。例をあげれば、0.5%で円を借りて、5%の米国債に投資することができたから、海外の投資家たちは簡単に利益を上げることができた。

そして今日、キャリートレードの第2ラウンドが始まった。第1ラウンドは円、そして今度は米ドルが世界の資金源だ。


さて、ドル・キャリートレードで有望な上場投信として、ギャリー・ゴードン氏は次の5つをあげている。(注:これらは単なる投資のアイデアであり、買い推奨ではないことを、お断りしておきたい。)

Currency Shares Australia Dollar Trust (FXA)、WisdomTree New Zealand Dollar (BNZ)、PowerShares G-10 Currency Harvest Fund (DBV)、iShares MSCI Australia Fund (EWA)、iShares MSCI All-World Index (ACWI)





(情報源:
http://seekingalpha.com/article/162210-u-s-dollar-carry-trade


http://www.moneyandmarkets.com/easy-money-fed-fueling-dollar-“carry-trades”-35501


http://seekingalpha.com/article/162150-etf-winners-of-the-u-s-dollar-carry-trade


http://money.cnn.com/2009/09/22/news/economy/fed.financing.fortune/



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これでは安全性が低すぎる!?

09月25日
皆さんは、ピーターさんの話をどう思うだろうか?

アメリカン・エキスプレス(アメックス)の口座を閉鎖しようかと考えている。理由は、クレジットカードの利息が高くなったからではない。ホームページで使うパスワードの安全性が問題なのだ。

パスワード作成には3つの規則がある。

・ 長さは6文字から8文字まで。少なくとも一つのアルファベットと、一つの数字が入っていること。

・ 文字の代用としてスペースを使わないこと。更に、特殊な記号、&, >, *, $, @などを使用しないこと。

・ ユーザーIDと同様なパスワードは避け、前回と同じパスワードも使わないこと。

3番目の規則には納得できるが、残りの二つには同意できない。たった6文字から8文字、それに特殊記号が使えないパスワードでは、極めて安全性が低い。顧客サービスセンターに事情を説明したが、満足な回答を得ることはできなかった。


他の読者は、どう思っているだろうか?掲示板を見てみた。

・ 私も同様なことで、とても腹立たしい思いをした。アメックスは好きだが、パスワード作成に関する規制には全く納得できない。(Juliekinsさん)

・ 文字数は8文字まで。特殊記号を使用してはいけない。そんな規制を正当化できる理由など存在しない。(citkingさん)

・ 私も同じことが心配になる。8文字まで、それに記号の使用が禁じられているのでは安全性が低いと思う。(Sunshine1970さん)

・ 私が使っている他の金融機関でのパスワードをアメックスと比べると、アメックスのパスワードの安全性が一番低い。(jaredutahさん)

・ アメックスのルールに従ってパスワードを作成すると、合計で2兆9017億のパスワードを作ることができる。これでも安全性が低いのだろうか?(Jeff_McAwes0meさん)



(情報源:
http://consumerist.com/5366403/american-express-wants-you-to-use-lame-passwords



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ドル安も買い材料!?

09月24日
ドル/円(1分足) FOMC声明発表直前直後の動き



予想されていたように、政策金利据え置きが発表され、見てのとおり先ずドル安方向に動いている。

下は、ダウ指数の1分足チャートだ。



ドルの動きとは反対に、声明発表を合図に上昇が始まっている。

最近、こんな意見がよく聞かれるようになった。

・ 「米国株式市場の鍵を握っているのはドルだ。もし株式市場に、一時的な下げが起きるとすれば、それはドルの動きが発端になることだろう。」 --- アート・キャッシン氏(UBS Financial Services)

・ 「ハイテク、エネルギー、それに資源関連企業の多くは、50%近い収益を米国外で上げているわけだから、ドル安は短期的には好材料だ。」 --- ラリー・アダム氏(Deutsche Bank Private Wealth Management)



(情報源:
http://www.cnbc.com/id/32964800?__source=RSS*blog*&par=RSS)




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社債、地方債、それとも株?

09月23日

株式市場は、あまりにも急ピッチに上げすぎてしまった。ゆっくりとした経済回復が予想されるだけに、株式市場は、一時的に後退することになるだろう。 --- ビル・グロース氏(Pimco)

では、資金をどこへ回すべきだろうか。

・ ここからは、高利回りな社債、それに地方債の投資が有利だ。連銀は、以前のように積極的に国債を買っていないから、国債へ資金を移すことはあまり勧められない。--- ビル・グロース氏(Pimco)

・ S&P500指数は、950付近まで下方修正する可能性はある。(現在S&P500は1072)しかし、そこまで下げたとしても、健全なマーケットが壊れてしまうわけではない。たしかに、米国は長期的な問題を抱えている。しかし、本格的な経済回復が始まったことを考えれば、株が投資先として最善だ。 --- ボブ・ドール氏(BlackRock)

具体的な銘柄として、investmentu.comは、こんなものをあげている。

アルツハイマー病患者数が、ここ4年間で10%増えている。20年間で2倍という増え方だから、2050年には、アルツハイマー病患者数が1億1500万に達することが予想される。まったく恐ろしいほど大きな数値だが、製薬会社には朗報に聞こえることだろう。

アルツハイマー病の治療薬と言えば、代表的なものが3つある。

1、ファイザー社(PFE)のアリセプト

2、ノバルティス社(NVS)のエクセロン

3、フォーレスト・ラボラトリーズ社(FRX)のナメンダ

上記3薬の需要は、ますます増えることが、ほぼ確実なだけに投資対象としても魅力的だ。




ビル・グロース氏



(情報源:
http://www.cnbc.com/id/32951503


http://www.investmentu.com/IUEL/2009/September/alzheimers-patients-increasing.html



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悪いのはアナタ自身だ

09月22日

職場でストレスを感じるのは、あなた自身に責任がある、と結論するコラムを見つけた。上司に理解が無い、部下が言うことを聞かない、オフィス機器が古すぎる、とストレスの原因になりそうな要素は色々あるが、とにかく一番問題なのはあなた自身だ、とスティーブ・トバック氏(コラムの筆者)は言う。

下記の不満や苦情に、もし思い当たる節があるようなら、あなたは自分自身に不必要なストレスを与えている。

・給料が安すぎる/不適切な給料額

私は十分な給料を貰っている、と100%満足している社員など一人もいない。大切なことは、先ずスマートに働いて、それなりの成績を上げることだ。そして昇給に欠かせない交渉の技術も身に付けよう。

・上司は私の仕事を認めてくれない

同僚ばかりが褒められ、自分は完全に上司から無視されている、と嘆く人たちがいる。もし、あなたもそう感じているなら、社内でのあなた自身の行動をよく振り返ってほしい。あなたは、部下や同僚に対する態度が横柄ではないだろうか?あなたは、いつも泣き言ばかり言っていないだろうか?

・あなたの部署は無視されている

会社幹部は、マーケティング部門の社員ばかりを称賛している、などといった苦情をよく聞く。しかし現実は、他の部門が花形のように見えるだけであり、社内には、あなたの部署を羨んでいる人たちがいることを忘れてはいけない。

・上司の態度が悪い/こんな人の下で働きたくない

嫌な上司は頭痛の種だ。しかし、あなたには上司を選ぶ権利は無い、という厳しい現実がある。

・仕事が多すぎる

よく考えてほしい。昇進したいために、あなたは自ら大量な仕事を引き受けなかっただろうか?

・嫌な同僚

おそらく相手も、あなたのことを嫌な奴だ、と思っていることだろう。つまらないプライドを捨てて、相手の意見を優先させることも必要だ。

・企業幹部は社員の意見を聞こうとしない

幹部も私たちと同じ人間でありパーフェクトではない。社員の立場から見れば、幹部連中は無能に映るかもしれない。しかし企業経営に関することなら、幹部は、あなたより内情をよく知っていることだろう。





(情報源:
http://blogs.bnet.com/ceo/?p=2445



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週末のニュースレターから

09月21日
(一部抜粋)

コメント

・ 「ここまでの好調なマーケットを振り返ると、一般的に言われる『優良銘柄』が出遅れている。ということで、ここからは、優良銘柄に注目してみたいと思っている。」 --- チャールズ・ボブリンスコイ氏(Ariel Investments)

・ 「 ニュースを読む必要はない。ドルの動きを見れば、株、原油、そして金の動きを予測することができる。」 --- アート・キャッシン氏(UBS Financial Services)



S&P500指数に連動する、スパイダー(SPY)の長期チャート(月足)を見てみよう。



下降する20月移動平均線に接触中だ。その直ぐ上には、レジスタンスになる可能性があるトレンドライン、そして50%の値戻しレベル(2007年の高値から2009年の安値で測定)が控えている。ストキャスティクスは、買われ過ぎレベルに入り始めているが、まだ上向きだ。しかし、下の日足チャートで分かるように、ストキャスティクスは下向きになり始めているから、短期的な売り物に気をつけよう。





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生活は苦しくなった 39%

09月19日

5州の失業率が12%を超えた。



(money.cnn.com)

ミシガン州 15.2%、ネバダ州 13.2%、ロード・アイランド州 12.8%、カリフォルニア州 12.2%、オレゴン州 12.2% (全米平均:9.7%)

先日、バーナンキ議長は、不景気は終わったと語っていたが、こういう皮肉を言う人たちがいる。「バーナンキ氏の言うことは正しい。米国の不景気は終わり恐慌が始まった。」

昨日のブログにも載せたが、現在も進行している、CNNのオンライン意見調査を見てみよう。



質問:今年の初めと比べた場合、今日のあなたの家計は楽になりましたか?

回答:

・楽になった 27%

・反対に苦しくなった 39%

・ほとんど変わりはない 34%

9月18日までの総回答数: 23870


それでは、CNNの掲示板の書き込みを見てみよう。

・ 高失業率となった原因は、多数の職がインド、中国、メキシコ、パナマ、グアテマラへ行ってしまったためだ。(David Gutierrezさん)

・ 私の住むノース・カロライナ州の失業率は11%を超えた。この不景気で、私も職を失ってしまった。政府が用意した救済資金は、たしかにウォール街を助けたが、私には何の好影響も無い。(Marcus Powellさん)

・ 高失業率は大きな問題だ。しかし、これからやって来るインフレが怖い。(Dan Lundeenさん)


失業はアメリカだけの問題ではない。Nikkei Netからの記事を抜粋しよう。

「国際労働機関(ILO)は18日、2009年の世界の失業者数が最大で2億4100万人に達するとの予測を発表した。今年5月時点では最大2億3900万人と予測していたが、雇用情勢の悪化を受け修正した。(中略)『雇用なき景気回復は長続きしない』(ソマビア事務局長)としている。(後略)」



(情報源:
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090918AT2M1803P18092009.html


http://money.cnn.com/POLLSERVER/results/48331.html


http://money.cnn.com/2009/09/18/news/economy/state_unemployment/index.htm?postversion=2009091811




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ギャラップ世論調査

09月18日



上は、米国経済は良くなっていると思う、と回答した人たちの数を、パーセンテージで示した消費者信頼感だ。先週の数値は41%が記録され、16%だった去年の同時期を大きく上回った。(最近20カ月間の最高数値は41%。)逆に、経済は悪化している、と回答した人は53%にのぼり、77%だった去年の同時期から減少を見せている。





上は、現在、自分の勤める会社は人材を募集している、と回答した人の数をパーセンテージで表したものだ。1年前の数値は39%だったから、雇用状況は、相変わらず低迷している。





上のグラフには、一日いくら使いますか、という個人支出に関する回答が示されている。去年の同時期は87ドルだったから、約30%の減少だ。


とういうことで、消費者信頼感は上昇したが、個人消費のほうはパッとしない米国だ。



(情報源:
http://www.gallup.com/poll/122948/Gallup-Economic-Weekly-Consumer-Confidence-Rebounds.aspx



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投票結果はシティ・グループ

09月17日

好調なマーケットが続いている。下は、ダウ指数の長期チャート(月足)だ。



大雑把に見た、売り物に注意する理由を3つ挙げよう。

1、下降する20月移動平均線がレジスタンスになる可能性がある。

2、たとえ移動平均線を突破したとしても、50%の値戻しレベル(半値戻し、2007年の高値から2009年の安値で測定)が、壁になることが考えられる。

3、ストキャスティクスが買われ過ぎゾーンに入った。まだ下降は始まっていないが、80割れが売りシグナルになる。



ストリート・ドット・コムに、こんなオンライン意見調査があった。



質問:これらの問題の多い銘柄の中で、どれが一番良い投資になると思いますか?

回答:

・シティ・グループ 67.86%(1250票)

・アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) 8.52%(157票)

・CITグループ 13.62%(251票)

・ファニーメイ 6.02%(111票)

・フレディマック 3.96%(73票)

総回答数: 1842



(情報源:
http://www.thestreet.com/story/10598747/1/poll-which-troubled-stock-to-buy.html




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まだ資金は十分に残っている

09月16日

「米国は、経済を回復させるために、ドル紙幣を刷り続けることだろう。もちろん、意図的に金利が低く抑えられている状態でこんなことをしているわけだから、ドルに悪影響になることは言うまでもない。しかし、溢れるドルは投機性の高いものへ流れることになるから、株式市場は更に大きく上昇する可能性がある。」 --- マーク・フェイバー氏(gloomboomdoom.com、フェイバー氏は悲観論者として有名)


少し下がると、直ぐ買い手が現れる、というマーケットが展開されている。3月の安値から、既に50%を超える上げを達成しただけに、さすがに警戒論が多いのだが、今のところマーケットはそんな意見を無視している。

ケビン・レーン氏(FusionIQ)は、こんなチャートを掲載している。



個人投資家たちの資金が、どう株に流入しているかが示されているのだが、簡単に説明しよう。

過去21年間を振り返ると、個人投資家たちは、資金の60%を株に割り当てていた。0%に走る赤い水平線が、そのレベルを示し、この水平線より下で推移している場合は、資金の60%未満が株に配分されていることになる。

マイナス15%という極めて低いレベルを記録した後、上昇するチャートで分かるように、個人投資家たちは株へ資金を移し始めている。しかし、まだ赤い線に達していない状況だから、株に割り当てられている資金は21年間の中間値以下であり、資金はまだ十分に残っていると結論できそうだ。

レーン氏は、こう付け加えている。

「個人投資家たちが、資金をほぼ完全に株へ回すと、数値は+10%から+15%に達する。現在の数値は、まだかなり低いことを考慮すると、たとえ株が利食われても押し目は浅くなりそうだ。」



(情報源:
http://www.ritholtz.com/blog/2009/09/liquiditysentiment-review/



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五つの不安材料

09月15日

3月の安値から大幅上昇を遂げたマーケット、そして季節的要素を考慮すると、今日の株式市場に不安を感じる人たちが多い。デービッド・ローゼンバーグ氏(Gluskin Sheff’s Economic Research)は、こんなことを指摘している。

・テクニカル的には強い。しかし、マーケットを上昇させた一大要因は、経済は良くなるという単なる希望だ。S&P500指数は、3月の安値から50%を超えるラリーを展開したが、この同期間に米国非農業部門就業者数は240万人も減っている。これが意味することは、投資家たちは、雇用状況は既に古いニュースだと割り切ってしまった、または人員カットはコスト削減に結びつくから、企業利益に好影響になると解釈したようだ。

・決算発表は予想以上に良かった、と報道されているが、これは正しい見方ではない。企業の利益は、何度も下方修正されたアナリストの予想を上回っただけであり、現実には企業収益は前年度を25%ほど下回っている。

・これだけで売買タイミングをつかむことはできないが、現在のS&P500の株価収益率は約18ほどあり、歴史的平均値である16を上回っている。

・世界的な経済成長、または見られるようなった成長の兆しは、各政府による積極的な刺激策が原因だ。政府による膨大な資金の注入は、将来的には税金という形で、各国の消費者に悪影響を与える。

・株式市場は、明るい米国の将来を織り込んでいるようだが、3カ月国債の利子は、たったの0.15%という異常なレベルだ。言うまでもなく、この極めて低い数値は、アメリカにはファンダメンタル的難問が、まだ多数あることが示唆されている。





(情報源:
http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2009/09/five-points-on-markets-earnings-economy.html




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ボラティリティ指数を見てみよう

09月14日

(週末に書いたニュースレターから一部抜粋)

コメント

・ 「私は、まだマーケットを完全に信じることができない。今日のマーケットは、87年の春と夏を思い出させるだけに、少し不気味な感じさえする。あれだけ多くの懐疑的な投資家がいたにもかかわらず、あの時のマーケットは、好調な上げが続いていた。上昇するたびに空売っていた人もいたから、大損した人たちも多数いた。しかし、あれほど好調なマーケットだったが、突然大きく方向が変わってしまった。」 --- アート・キャッシン氏(UBS Financial Services)

・ 「こんな上げ方が続いているから、当然のことながら、私はマーケットに対して不安を感じる。何と言っても、今日のマーケットは、あまりにも政府から影響を受けすぎている。トレンドを考慮すれば、ここで売ることは考えられない。しかし、私たちは、どこに出口があるかを確認しておくことが大切だ。」 --- ゴードン・チャーロップ氏(Rosenblatt Securities)


S&P500指数に連動する、スパイダー(SPY)の日足チャートに移ろう。



見てのとおり、SPYは、以前のレジスタンスライン(1)と短期トレンドライン(2)に支えられている。繰り返しになるが、ストキャスティクス(3)は買われ過ぎゾーンに入っているから、利食いの売りものに注意しよう。




上は、逆指標として有名な、ボラティリティ指数の日足チャートだ。矢印で示したが、指数はボリンジャーバンドの下限から跳ね返って、下ヒゲの目立つ陽線を形成した。反転の可能性を示唆するローソク足だから、買いポジションがある人は、ストップオーダーを再確認してほしい。



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あなたは何型の投資家?

09月12日

(シカゴ・トリビューンから抜粋)

・猿型

おとなしく遊んでいたと思ったら、とつぜん木から木へと激しく飛び回る、これが猿型投資家の特徴だ。

ろくに調べもせず、次の投資チャンスが見つかると、既に大儲けしたような気分になり、簡単に興奮してしまう。本人のしていることは、他の猿たちといっしょに、面白そうな投資から投資へ乗り移っているだけだ。

こんな投資家だが、時おり上手く当たって、ホームランを放つこともある。

・トカゲ型

トカゲは用心深いから、意味も無く、獲物を探し回ることはない。しかし、臆病な動物だから、少し危険を感じただけで一目散に逃げてしまう。

トカゲ型の投資家は、少し株価が上下しただけで、直ぐ持ち株を手放してしまうから、大きく儲けることができない。特に、マーケットが大きく下げた後は、あまりに慎重になってしまうため、回復ラリーに乗り遅れてしまう。

・リス型

このリス型が、もっとも成功する投資家だ。目先の出来事に惑わされることなく、リスは将来のために、せっせと木の実を集める。リスは、蓄積し続けることの重要性を知っているから、環境が悪くなったからといって、木の実を集めることを止めない。


掲示板に、こんな書き込みがあった。

「リスには自殺癖がある。皆さんも見たことがあると思うが、リスたちは、車の走る道を横断しようとするのだ。」 --- floraposteさん






(情報源:
http://www.chicagotribune.com/topic/sfl-investor-types-083109sbaug31,0,5909888.story


http://consumerist.com/5356921/your-investor-brain-squirrel-monkey-or-lizard



守りを固めよう


http://www.excellenthorse.com/usmarket/index.html




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ジョーク、じょーく、

09月11日
「円満な結婚生活を送る方法」

・私たち夫婦は、週に2回レストラン行って、楽しい時を過ごすことにしている。妻がレストランに行くのは火曜日、私が行くのは金曜日だ。

・私たちの寝室は別々だ。妻の寝室はカリフォルニア、私の寝室はテキサスにある。

・私は外出するときは、いつも妻を同伴することにしている。しかし、何故かどこへ連れていっても、妻は必ず家に戻って来る。

・結婚記念日は、どこへ行きたい、と妻に尋ねた。「もう長いこと行っていない所へ行きたいわ」、というのが彼女の返事だった。「だったら、台所へ行ったらどうだろう」、と私は提案した。

・私たちは、いつも手をつないでいる。手を離そうものなら、妻は直ぐにショッピングに出かけてしまう。

・電気ミキサー、電気トースター、電気パン焼き機、キッチンには色々なものがある。こんなにたくさん物があったら、座る場所も無いと妻が言うので、私はさっそく電気椅子を買ってきた。

・キャブレターに水が入ってしまって車が動かない、と妻が言う。「で、どこに車をおいてきたの?」、と尋ねると、「湖の中に駐車してきたわ」、という返事が戻ってきた。

・泥パックのお陰で、妻がキレイになった。しかし、それが続いたのは2日間だけだった。3日目には、泥パックが顔から落ちてしまった。

・とにかく、これを覚えておいてほしい。離婚の最大の原因は結婚だ。

・私は、ここ18カ月ほど妻に話しかけたことが無い。妻が話をしている最中に邪魔をするのは悪いからね。






(情報源:
http://bitsandpieces.us/2009/09/10/red-skeltons-recipe-for-the-perfect-marriage/



株の話、経済の話、何の話だろう?


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今度はジンクスを破れるか?

09月10日

瞬時1オンス1000ドルを突破した金は、現在990ドル64セントで取引されている。



スポット・ゴールド(日足)(チャート:ino.com)

この下げを利用して、金を買ってやろう、と計画している人も多いと思うが、Bespoke Investment Groupは、ここが金の天井になった可能性があると言う。要点を抜粋してみよう。

CNBCのジョー・カーナン氏が、「金価格が下げてしまうこともありますから、そんな場合に備えてヘッジしていますか?」という質問をバッリク・ゴールドのCEOグレッグ・ウィルキンズ氏にした。回答は、「ヘッジはしていない。金価格は、まだまだ上げると思う」というものだった。この世界最大の金生産者の強気な言葉で、金投資家は、更に買い気になったことだろうが、ウィルキンズ氏の見方はあまりにも楽観的ではないだろうか?

こんなチャートが載せられていた。



(チャート:Bespoke Investment Group)

前回(1)、バリック・ゴールドのCEOが「ヘッジしていない」と発言したとき、そこは金価格の天井だった。そして今回(2)、同様な価格レベルで同じ発言だ。今回も、バリック・ゴールドは、金にジンクスとなるだろうか?

(情報源:
http://bespokeinvest.typepad.com/bespoke/2009/09/did-barrick-just-jinx-gold-again.html



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その後のAIG

09月09日

(1-2-3の売りパターンについては、昨日のブログを参考にしてください。)


American International Group, Inc. (AIG) 1分足



火曜、上の1分足チャートで分かるように、AIGは窓を開けての下げで寄付いた。(マーケット開始前、クレディ・スイスのアナリストが、AIGの格下げを発表している。)

一回目の空売りは、赤い線で囲ったように、最初の1分足の安値を割ったところで行う。


直ぐに空売れなかった人たちは、下のようなやり方で空売った。



AIG(1分足)

L字型の売りパターンだ。



AIG(日足)

・昨日も述べたように、利食いのタイミングは、2の安値または20日移動平均線付近で行う。

・上のチャートに入れてある2本の移動平均線は、青が20日平滑移動平均線(EMA)、そして赤が20日単純移動平均線(SMA)だ。見てのとおり、今のところ、AIGはSMAまで下げることなく、EMAに支えられている。ということで、多くの人たちは、少なくとも半分の空売りポジションを手仕舞ったことだろう。




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注目されるAIGのチャートパターン

09月08日

American International Group, Inc. (AIG) 日足



1-2-3の売りパターンが形成される可能性がある。

・空売りのタイミングは、3のローソク足の安値割れで行う。

・利食いは2のローソク足の安値、または上昇する20日移動平均線付近で行う。

・もちろん、2の安値割れも空売りシグナル。

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週末のマーケット関係者たちのコメント

09月07日

・「ブルマーケットの初期段階では、小型株や中型株の成績が良いものだが、最近のマーケットにも同様なことが起きている。もちろん、利食いや空売りもあるが、乗り遅れ組が直ぐに参入してくる状況だから、大きな押し目を作ることはない。」 --- ジョーダン・キンメル氏(National Securities)

・「株式市場は、そろそろ頭打ちになりそうだ。」 --- ロバート・へラー氏(Chapdelaine Brokerage)

・「避難場所として金が選ばれる。インフレが懸念されて金が買われている、という意見が多いが、私は金が買われている最大の理由は米ドルだと思う。金は1オンス1000ドルを超えることだろう。しかし、現物の金が積極的に買われているわけではないから、たとえ1000ドルを突破したとしても、どのくらいの期間1000ドル以上の価格を維持できるかが疑問だ。」 --- ジム・スティール氏(HSBC)

・「経済を分析する方法は色々あるが、誰もが辿り着く結論は、米国経済は相変わらず弱いということだ。」 --- デービッド・ローゼンバーグ氏(前メリルリンチ・チーフ・エコノミスト)



下は、thestreet.comのオンライン意見調査だ。

質問: 新しい週が始まります。あなたの株投資姿勢をおしえてください。

回答:

・強気 47.55%

・弱気 36.29%

・ニュートラル 16.15%

総回答数:5045


(情報源:
http://www.thestreet.com/


http://blogs.barrons.com/stockstowatchtoday/2009/09/04/dave-rosenberg-permanent-unemployment/



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チャート分析と雇用統計

09月05日

先ず、今朝発表された、8月の米国雇用統計から見てみよう。(左側が結果、右側は予想されていた数値。)

・失業率: 9.7% 9.5%

・非農業部門就業者数: 21万6000人減 23万人減

・時給: +0.3% +0.1%

・平均労働時間(週): 33.1時間 33.1時間


注目されたのは、二番目の非農業部門就業者数だ。



(資料:Bespoke Investment Group)

上は、2000年から現在までの、非農業部門就業者数の動きを見たものだ。相変わらずマイナスレベルで推移しているが、最悪の事態から脱し、上昇が始まっている。

とうぜん疑問になることは、この雇用状況の回復は、いったいどこまで続くだろうか?ファンダメンタル要素を全て無視して、チャートだけに頼る人たちは、こんな予想をするかもしれない。



回復は、そろそろ頭打ちになる可能性がある。なぜなら、直ぐ上には、以前のサポートライン(A)が控えているからだ。一般的に、一旦崩れたサポートラインは抵抗線になってしまう傾向がある。もちろん、そこをブレイクアウトすることも考えられるが、その場合は、下降するトレンドライン(B)が次のレジスタンスだ。


それでは次に、同じやり方で、失業率を見てみよう。



(資料:CNN)

レジスタンスレベル(1)を突破して、新高値を記録した。2のトレンドラインで分かるように、強い上げ基調が形成されている。現時点において空売りは勧められない。



(情報源:
http://bespokeinvest.typepad.com/bespoke/2009/09/non-farm-payrolls-at-best-levels-since-lehman-bankruptcy.html


http://money.cnn.com/2009/09/04/news/economy/jobs_august/index.htm?postversion=2009090412




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9月8日の米国市場は上がる!?

09月04日

9月7日(月)は、レイバー・デー(労働者の日)でアメリカは祭日だ。ということで、今週末は嬉しい3連休になる。米国人にとって、レイバー・デーのウィークエンドは、事実上夏休みの終わりを意味するから、いよいよ火曜日から本格的な秋の相場が始まる。


こんなデータを見つけた。



(cxoadvisory.comから)

上は、レイバー・デーの前後3日間の、S&P500指数の成績を示したものだ。

緑色のバー: 1950年から現在までの結果

青色のバー: 1990年から現在までの結果

LD-3: レイバー・デーの三日前

LD-2: レイバー・デーの二日前

LD-1: レイバー・デーの前日

LD+1: レイバー・デーの翌日

LD+2: レイバー・デーの二日後

LD+3: レイバー・デーの三日後

赤い水平線: 1990年から今日までを見ると、平均すると、S&P500指数は一日で0.03%の伸びがあった。


緑色を無視して、1990年から今日までを示した青色のバーだけを見てみよう。レイバー・デーの翌日のマーケットは好調だ。しかし、2日後、3日後のマーケットは崩れる傾向がある。



(情報源:
http://www.cxoadvisory.com/blog/internal/blog9-03-09/




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こんな中国株を買ってはいけない

09月03日

あなたの言うことは、いつも同じです。「中国株を買え!」

こんなメールが、トニー・サガミ氏(アジア株専門投資アドバイザー)に、けっこう送られて来るようだ。たしかに、サガミ氏は中国株に対して強気な姿勢なのは間違いないのだが、水曜のコラムで、氏はこう書いている。

私は、向こう数十年間にわたって、中国は大成長すると信じている。しかし、だからと言って、私は全ての中国株は買いだ、と推奨したことは無い。現に、多数の中国株はパッとしないだけでなく、極めて危険なものもある。

実例として、どう言われても投資したくない中国株を挙げよう。

・中国人寿保険(China Life Insurance Co. Ltd): 中国最大の保険会社。先日の決算報告によれば、利益は29%上昇して27億ドルを記録した。しかし、下記を考慮してほしい。

1、一見すると、29%増は素晴らしい結果だが、ウォール街は27億ドルではなく、33億ドルの利益を予想していた。

2、加入者が支払った保険の掛け金が、264億ドルから251億ドルに減っている。特に問題なのは、企業や団体からの掛け金が、なんと54%も減少した。

3、好決算となった最大の原因は、保険の売上が上昇したためでなく、投資ポートフォリオに巨額なキャピタルゲインが生まれたためだ。


・中国国際航空(エア・チャイナ): 世界最大の航空会社。利益総額は前年度の1億8000万ドルから、4億2200万ドルに大幅上昇した。

しかし、

1、国際線の不調で、売上は9.6%の減少。

2、2009年度の利用乗客数を4010万人から3970万人に下方修正し、更に航空貨物輸送量を、101万トンから96万7000トンに下方修正した。

3、好決算を生んだ最大の原因は、先物エネルギー市場での膨大な利益だった。


更にサガミ氏は、こんな注意もしている。

「中国に投資する方法として、上場投信 iShares FTSE/Xinhua China 25 Index (FXI)を選ぶ人が多い。しかし、この上場投信の7.3%は中国人寿保険(China Life Insurance Co. Ltd)に割り当てられている。とにかく、中国株投資は慎重にやってほしい。」



トニー・サガミ氏



(情報源:
http://www.uncommonwisdomdaily.com/beware-some-chinese-stocks-3-6637




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2009年、残るは4カ月

09月02日

9月、子どもたちは新学期が始まり、木々の葉は緑から黄色、金色に変化し、株価は熟したリンゴのように落下する。--- ジョン・ワゴナー氏(USA TODAY)

9月の相場が始まった。統計によれば、1959年以来、S&P500指数の9月の成績は平均でマイナス0.9%の下げとなり、年間で最も不調な月だ。早速この統計に従うように、大引けまで約1時間を残して、現在9月1日のマーケットは、ダウ指数、ナスダック指数、S&P500指数が揃って1.8%ほど下げている。

もちろん、3月の安値から、マーケットは50%を超えるラリーを展開してきただけに、多くのアナリストは一時的な下げ(プルバック)を予想していた。ニュースレターにも記したが、最近発表された、マーケット関係者たちの意見を振り返ってみよう。

・ 「9月は重要な月だ。なぜなら、多くの企業が、第3四半期の売上や利益見通しを発表するからだ。場合によっては、予想以上に悪くなりそうだ、という発表が続出することも考えられるから、投資家たちは、さぞ心配していることだろう。それに夏休みが終わり、議員たちがワシントンに戻って来る。ヘルスケアやエネルギー市場に関する法案が議論されるだけに、投資家たちはいっそう不安になることだろう。」 --- デービッド・ラッツ氏(tifel Nicolaus)

・ 「私たちの言うマーケットの修正とは、7%から10%の下げを意味する。今回の場合、マーケットは、そんなに大きく下げることはないだろう。歴史的に見た場合、9月の相場は低迷する傾向がある。しかし、買い意欲が旺盛な今日の投資家を考えれば、少し下がったところで直ぐ買いが入ることだろう。」 --- マーク・パド氏(Cantor Fitzgerald)

・ 「残念ながら、株式市場と経済はW字型の回復になると思う。現在の位置は、Wの真ん中の天井だ。かなりの割高レベルまで株は買われているから、ダウ指数とS&P500指数は、15%ほど下げることになりそうだ。」 --- エミリー・サンダース氏(Sanders Financial Management)

それでは、掲示板に書き込まれた、個人投資家たちの意見を見てみよう。

・ 「200ポイントほど下がったところで、割安になった株を探してみようと思う。」 --- vtpa1さん

・ 「平均的な個人投資家というのは、会社の401Kなどを通して、株に投資している人たちのことだ。これらの人たちに共通して言えることは、彼らの口座には、5年前に買った株が相変わらず残っており、機関投資家のように上手く売買することはできない。要するに、株式市場に200ポイントを超える下げを作っているのは個人ではなく、巨大な機関投資家たちだ。」 --- Dowjones20kさん

・ 「株式市場の動きとは関係無く、米国経済は、まだ底で低迷している。経済が上向きになった、というのは単なる表面上の話だ。」 --- Kilo Whiskeyさん




(情報源:
http://www.usatoday.com/money/markets/2009-08-31-stock-markets-september_N.htm


http://www.usatoday.com/money/markets/2009-09-01-stocks-tuesday_N.htm



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50%の減俸も仕方ない、、、

09月01日

転職するなら、現在より良い条件で雇われたいと思う。しかし、9.4%という高失業率の米国では、なかなか思うような条件で仕事が見つからない。

CNNニュースによれば、65%の失業者たちは、30%までの減俸を受け入れる準備ができている。更に、3%の失業者は40%までの減俸、そして4%の失業者たちは、仕事が得られるなら50%までの減俸を甘受すると回答している。

「転職する場合、就職志望者たちは10%から15%の昇給を求めるのが普通でした。しかし今日の雇用状況では、企業側から20%以上の減俸を要求されるのが当たり前になってしまいました。」 --- ポール・バーナード氏(就職アドバイザー)

言うまでもなく、大幅に給料を減らしてでも職を得たい理由は、現実の生活があるからだ。住宅ローン、自動車ローン、子どもの養育費などだけでなく、私たちには様々な月々の支払いがある。

厳しい減俸を受け入れることについて、専門家たちは、こう語っている。

・「今日大幅な減俸を受け入れてしまうと、たとえ将来経済が回復したとしても、一旦失われた収入を取り戻すのは、ほぼ無理です。」 --- パトリナ・キャンベル氏(Next Steps Career Solutions)

・「例えば、次の仕事が見つかるまで、アルバイトのような形、または臨時派遣社員として減俸を受け入れて働くことがあります。この場合は注意が必要です。2年、3年という長い期間アルバイトなどしてしまうと、たとえ次の仕事が見つかっても、以前と同レベルの給料を得ることは、かなり難しくなります。」 --- トッド・アターステッド氏(Baker & Daboll)

ということで、良い条件で再就職するために、臨時の仕事をする場合は、その職から何か新しい技術や知識を身に付けることが大切のようだ。




(情報源:
http://money.cnn.com/2009/08/28/news/economy/paycuts/index.htm?postversion=2009083113



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