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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

NYはヘッド・アンド・ショルダーズ?

06月30日
火曜のNY株式市場は3%を超える大幅下落となり、ヘッド・アンド・ショルダーズを気にする人たちが一気に増えた。





ヘッド・アンド・ショルダーズ

・ネックライン割れで空売り

・頭からネックラインまでの長さを測ってターゲットを計算する


下はS&P500指数の日足チャートだ。





もしこれが本当にヘッド・アンド・ショルダーズなら、ターゲットは去年7月の安値付近になる。


こういう見方もできる。





長い陰線が形成されたが、S&P500は何とかサポートラインの上で終了となった。ストキャスティクスは売られ過ぎレベルに入っているから、マーケットは、そろそろ反発の可能性がある。

どちらにしても、マーケットは重要なレベルに達しているだけに、明日の動きが大いに注目される。



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あなたもシラノ?

06月27日
「私が株に対して強気になれるのはシラノの法則のお陰だ。」--- ラズロ・ビリニ氏(Birinyi Associates)

シラノというのはシラノ・ド・ベルジュラックのことであり、ウィキペディアは、こう説明している。


サヴィニヤン・ド・シラノ・ド・ベルジュラック (Savinien de Cyrano de Bergerac、1619年3月6日 - 1655年7月28日)は、フランスの剣豪、作家、哲学者、理学者。
1897年上演されたエドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」により名を知られた。作品の中では、容貌(大きな鼻)に悩みながら、一人の女性を胸中で恋い慕い続け生涯を終えていく、騎士道精神や正義感の強い男として描かれる。



まだよく分からない。シラノのお陰で強気?どういうことだろうか?ビリニ氏の話に戻ろう。


大きな鼻のことでシラノは悩んでいた。言い換えれば、悪いニュースは、良いニュースより説得力があるものだ。しかし、ここで考えてほしいことは悪材料は今現在の話であり、マーケットが興味があるのは将来のことだ。今月の小売売上高は悪かった、失業率は相変わらず高いと人々は議論するが、マーケットは3カ月から6カ月先を見ている。

今日の状況は1982年に似ている。あの頃、新聞は連日のように低迷する経済を報道し、人々は30年代が再来したようだ、と悲観的なことを語っていた。しかし次の2年間、アメリカは年率で7%の経済成長を遂げた。現在私たちが直面しているのは1982年の10月であり、ここで弱気になるのは賢い判断だとは思わない。



ビリニ氏にも一つ心配していることがある。


大衆がマーケットに参加していないことが気になる。金融危機で大きな損を出し、株に対する不信感が原因などと説明されているが、ひょっとしたら大衆は諦めてしまったのではないだろうか。大手投資銀行やファンド会社は、超高速なコンピュータを使ってマーケットから利益を上げていることが何度も報道され、人々は株式市場は一個人が参加できるような場所ではないと結論してしまったのかもしれない。




ラズロ・ビリニ氏



(情報源:Invest Like It's 1982)



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世界共通の通貨?

06月23日
人民銀は19日、ドルに固定していた「元相場の弾力性を高める」と発表し、段階的に元を切り上げる方針を打ち出していた。ただ、中間値の水準を据え置いており、大幅な切り上げには消極姿勢を示した。(nikkei.comから抜粋)



G20を控えて、中国は単に前向きな政治的ジェスチャーを示しただけだ、と言う人が多いがラリー・エーデルソン氏(金融アナリスト)はこんなことを指摘している。

・切り上げ発表は重大なニュースである。これが意味することは、バーナンキ議長、ガイトナー財務長官、そしてオバマ大統領の説得が成功し、中国はドル安政策を認めたことになる。

・米国内にインフレを促進しドル安が進めば、米国は膨大に抱える借金を、将来安くなっているドルでし払うことができる。

・元の切り上げでドルが下がり、この結果中国はアメリカからデフレを輸入することになり、アメリカは中国からインフレを輸入することができる。

・ヨーロッパではソブリン債が問題になっているが、アメリカにも同様なことが起きる。そのため米国は市場に膨大な資金を更に注入することになり、ドル安がますます進む結果になる。


CNBCのインタビューで、ニアル・ファーガソン氏(ハーバード大学)は、こう答えている。

・G20が迫っているだけに、切り上げ発表には政治的意図がある。ユーロの問題に比べれば、元切り上げはサイドショーのようなものだ。

・米国との貿易を考慮すれば元は25%から30%の切り上げが必要。

・米国の製造業が低迷しているのは中国の責任ではない。問題は米国住宅市場のスランプだ。

・膨大な赤字を抱える米国にとって、たとえ微妙な数値であったとしても、金利の変動は米国に大きな影響を与える。最終的には2年以内に、米国は金融危機に襲われることが予想される。


エーデルソン氏によれば、ドルが破綻するのは時間の問題であり、世界のリーダーは世界共通の通貨を考えているという。既に、下のようなコインが考案されているようだ。






(情報源:人民元、対ドル基準値横ばい 段階的切り上げか

This Yuan Revaluation Is A Sideshow

Urgent Video Update!)



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週末のマーケット関係者のコメント

06月21日
・ マーケットの一時的な下げは終わり、年末にはS&P500指数は1200から1250に達していると思う。あと8%から9%の上昇が期待できそうだ。--- フリッツ・マイヤー氏(Invesco)

・ 10年物の国債利回りから、明るい株式市場を予想することはできない。国債トレーダーたちは、経済回復に対して悲観的な見方をしている。--- アレック・ヤング氏(Standard & Poor’s)

・ 土曜、中国は人民元/ドル為替レートを調整すると発表した。問題は、中国は具体的にどう調整するかを説明していない。既に、トレーダーたちは米国債が売られることを心配している。何故なら、2005年がそうだったからだ。--- ビンセント・フェルナンド氏(Railay Capital Partners)

・ そろそろ7月の相場が始まるが、ウォール街は三つのことを気にしている。(1)予想されている企業利益は高すぎる。(2)住宅市場、そして雇用状況に相変わらず強さが見られない。(3)金融改革、それに増税政策は株に悪影響を与える。 --- ボブ・ピサニ氏(CNBC)

・ 今週 Adobe (ADBE)とResearch in Motion (RIMM)が決算を発表する。アップルが、これらの企業に大きな脅威であることが確認できることだろう。--- ジム・クレーマー氏(Mad Money)

・ 向こう数週間に限って言えば、株式市場は好調な展開になると思う。しかし、そこから先はベアマーケットに入ることが考えられる。最近発表されたガッカリな内容の雇用統計、それに安定し始めた住宅市場は再度後退しそうな状態だ。--- ディーン・バーバー氏(Barber Financial Group)



thestreet.comのオンライン意見調査:

質問: あなたは今週の相場に、どんな姿勢で臨みますか?

回答:

・ 強気 48.69% (206票)

・ 弱気 38.53% (163票)

・ 中立 12.76% (54票)



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許せない料金の話

06月19日
(CNNMoney.comから抜粋)

・クレジットカード

シティバンクは、特定されたメンバーに対して、クレジットカードの年間使用総額が2400ドル(約21万7800円)に満たない場合、特別カード料金として60ドル(約5400円)を請求している。

・フリークエント・フライヤーのマイレージ使用料金

アメリカン航空、ユナイテッド航空、そして他の航空会社で溜まったマイレージを使ってエコノミーからビジネス・クラスにアップグレードしようとすると、片道につき50ドル(約4500円)から500ドル(約4万5000円)の料金が取られる。

・証券会社の口座解約料金

フィデリティ、シュワブなどの大手証券会社にある口座を他社へ移管しようとすると、50ドル(約4500円)から200ドル(約1万8000円)の料金が必要になる。

・12b-1

ミューチュアルファンドは、各投資者から12b-1という料金を毎年取っている。(料金は、投資金額1000ドルに対し約5ドル80セント(526円)に及ぶ。)では12b-1とは何だろうか?簡単に言えば、ミューチュアルファンドの宣伝費だ。

・手荷物チェックイン料金

機内食から飲み物も有料になり、飛行機での旅は大きく変わった。旅客たちが特にウンザリしているのは、一つあたり20ドル(約1800円)から45ドル(約4085円)かかる手荷物チェックイン料金だ。

・携帯電話

契約期間が切れる前にキャンセルしようとすると、200ドル(約1万8000円)から350ドル(約3万1700円)の罰金が科される。

・ミューチュアルファンド

ファンド会社によって金額は違うが、ミューチュアルファンドの残高が一定の金額以下になると、年間で10ドルから20ドル(900円から1800円)の料金がかかる。大した料金ではない、と言われるかもしれないが、下げ相場でマーケットが低迷する時は、当然の結果として株専門のミューチュアルファンドは下落するから、残高が指定された金額を割ってしまうことがある。

・人間と話したい?

カスタマー・サービスに電話をすると、あらかじめ録音された声が聞こえてくるだけで、先ず本物の人間が出てくることはない。例えばHSBC銀行の場合、人間のエージェントを通してクレジットカードの支払いをすると、15ドル(約1360円)の特別料金が必要になる。





(情報源:15 most hated fees)


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ベネズエラは58.69%

06月17日
ソブリン債危機という言葉を頻繁に聞くようになりましたが、現実問題としてデフォルト・リスクが最も高い国はどこでしょうか?businessinsider.comは、債務不履行の危険性が高い国として次の10をあげています。

・ラトビア共和国: デフォルト・リスク 22.29%

・国ではないですが、カリフォルニア州: デフォルト・リスク 22.52%

・ポルトガル: デフォルト・リスク 23.26%

・イラク: デフォルト・リスク 24.83%

・ドバイ: デフォルト・リスク 27.22%

・ウクライナ: デフォルト・リスク 34.30%

・パキスタン: デフォルト・リスク 39.96%

・ギリシャ: デフォルト・リスク 48.32%

・アルゼンチン: デフォルト・リスク 50.36%

・ベネズエラ: デフォルト・リスク 58.69%






カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガー氏



(情報源:The 10 Countries With The Highest Probability Of Default)


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人に言えない節約の話

06月15日
(consumerist.comから抜粋)

質問: あなたは、人には言えないどんな方法でお金を節約していますか?

回答:

・下着を裏返しにして着用期間を延長した。(AnonyMouseさん)

・コインランドリーに行く金が無くなったので、洗濯物をバスタブに入れて、足で踏み洗いした。(Tevokkiaさん)

・シャンプーを買わないで、皿洗い用の洗剤で髪を洗っている。(Primarylupineさん)

・整髪用ジェルが無くなったということで、ピーナッツバターを代用している人を見たことがある。(dgさん)

・食費を節約するならピーナッツバターとジャムのサンドイッチだ。これなら一週間の食費は10ドルほどで済む。(metsaretheさん)

・食費を節約するために、ルームメートは金持ちだけを選んでデートしている。(ossuaryさん)

・職場のトイレットペーパーを盗んだ。(missdonaさん)

・ガールフレンドに、今日は金が無いのでデートできないと言ったら、「私の家へ来てくれるならチキンをご馳走するわ」、ということで食事にありつくことができた。(MDSasquatchさん)

・結婚式は高い。週末の値段は特に高いから木曜に結婚式をしたら1万ドル節約できた。しかし平日だったので出席できない人も多かった。(41歳の男性)



(情報源:
http://consumerist.com/2010/06/whats-the-sickest-thing-youve-ever-done-to-save-money.html



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週末のコメントから

06月13日
・一週間ほど前、ハンガリーは厳しい財政状態に直面しているという真実を語り、その結果ハンガリーの通貨フォリントは大きく売られ、結果的にユーロも下落した。そして今日、日本の新首相はハンガリーと同じ手段を使って円安を狙っている。--- zerohedge.com

・5月の小売売上高は0.2%増が予想されていたが、結果はマイナス1.2%というガッカリな内容だった。しかし、全てが悪かったわけではない。例えば、家庭用電化製品はプラス0.6%、そして家具などの家財道具はプラス1%だ。--- ボブ・ピサニ氏(CNBC)

・時おり、予想を下回るデータが発表されることもあるだろうが、世界経済は比較的ゆっくりとしたスピードで回復を続けることができると思う。ヨーロッパ情勢に好転が見られるようになれば、投資者たちのマーケットに対する信頼感は大きく回復することだろう。--- ボブ・ドール氏(Blackrock)

・金(ゴールド)に関する魅力的な話が多いが、だからと言って金が安全を約束しているわけではない。金も投資の一つなのだから、価格に大きな変動があることを忘れないでほしい。--- ジョン・パーソン氏(Nationalfutures.com)

・バーナンキ議長の話をなぜ聞く必要があるのだろうか?理由を簡単に言えば、氏の言うことは、いつも現状とは正反対だ。例えば、昨日バーナンキ氏が議会で語ったことを要約するとこうなる。「米国の経済が再後退することはない。インフレの心配は無い。」更に興味深かったことは、議員が最近の金価格について質問したとき、バーナンキ議長は「最近の金価格上昇には当惑する」、と回答したことだ。 --- ピーター・シフ氏(Euro Pacific Capital)





ピーター・シフ氏



(情報源: Peter Schiff, “I Think We Are Headed Much Much Higher in Oil Prices.”

If gold's too pricey, other commodities are a steal

Japan's New PM Warns Country At "Risk Of Collapse" Under Massive Debt Load)



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ユーロを買え!?

06月11日
ジム・ロジャーズ氏の見方が正しかったことを、先ず称賛したいと思う。米国経済に対して悲観的な意見を述べていた氏だが、去年の終わり頃、いちはやくドル強気論を発表した。

CNBCのインタビューで、ロジャーズ氏は最近こう語っている。

「私も、皆さんと同様に迷っている。私の基本的な姿勢は株を空売り商品を買うこと。そして現在検討していることはユーロの買い足しだ。現時点で言えることは、皆が皆ユーロに対して極めて悲観的な見方をしているということ。とにかく信じられないほど弱気論者が多く、ラリーはこんな状況でスタートするものだ。」 (businessinsider.comから抜粋)






(チャート:www.dailymarkets.com)

上のチャートには、ユーロの建玉状況が示されている。

1の緑の線は小口トレーダー、そして注目したいのは、2の赤い線で示された投機筋と呼ばれるファンドなどの大口トレーダーの様子だ。最近やや上向きになっているが、見てのとおり、圧倒的に空売りポジションが多い。

下はユーロに連動するCurrencyShares Euro Trust (FXE)の日足チャートだ。





株価は下げているが、MACDのヒストグラムは既に上昇が始まり、ダイバージェンスと呼ばれる逆張りの買いシグナルが出ている。月足チャートも見てみよう。





今のところ115付近(1)がサポートになっている。

今月のローソク足が、まだ完全に形成されていないから断言することはできないが、株価に付けたA、BとMACDに付けたA、Bを比べてほしい。株価のBはAより低い位置にあるが、ヒストグラムのBはAより高い位置にありダイバージェンスが起きている。(繰り返しになるが、まだ今月のローソク足が出来上がっていない状態だから、ここから株価が崩れるようなことになれば、MACDのヒストグラムはAを下回る可能性がある。)

ということで現時点では、試しに少しユーロを買ってみよう、という段階だと思う。



(情報源:Jim Rogers Jumps On The Nascent Euro-Bull Bandwagon )



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米国株式市場、昨夜のコメントから

06月09日
・ ユーロ圏の投資家なら話は別だが、米国に住むドルを使って投資をしている人たちに、この時点で金投資を勧めることはできない。理由はドル高、そして高インフレの可能性が低下しているためだ。--- リチャード・バーンスタイン氏(Richard Bernstein Capital Management)


・ 昨夜ヘッジファンドのトレーダーたちのミィーティングがあった。簡単に言えば、ミィーティングの雰囲気は「憂鬱」だった。もちろん、先月5月の惨憺たる相場で、ヘッジファンドは大きな買いポジションを抱えていたわけだから、憂鬱になってしまうのは当たり前かもしれない。--- ボブ・ピサニ氏(CNBC)

・ 先月、ほとんどのミューチュアルファンドは大きな損を出した。例えば、エネルギーファンドは平均でマイナス14%、そして大型割安銘柄を専門にするファンドはマイナス8.4%だ。下げ相場からポートフォリオを守るために、株専門ファンドを売ってしまう投資家がいる。しかし長期投資を前提にした場合、データが示していることは、下げ相場の中で大して下げていない株専門ファンドをポートフォリオに加えることは効果的な投資方法だ。--- TheStreet.com

・ 人々は懸命に投資ポートフォリオを守ろうとしている。しかし問題なのは、防御ばかりに気を配り、既に割高になったものに手を出している。正に弱気論者が多い。株を買う最高のタイミングは、皆が皆弱気になったときだ。---バイロン・ウィーン氏(Blackstone Group)

・ 材木の価格下落が続いている。日曜大工が趣味、という人には嬉しいニュースかもしれないが、これは世界経済と米国住宅市場の回復に危険信号が灯ったと解釈することもできる。--- money.cnn.com

・ 私の推測は米国経済回復の継続だ。しかし、強力な回復を見込んではいない。 --- ベン・バーナンキFRB議長

・ 今日のマーケット環境で株を深追いしてはいけない。ここから株は上昇すると安易な判断をして、中途半端な値段で株を買ってしまえば、間違いなく怪我をすることになるだろう。--- ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)



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再注目される天然ガス

06月07日
TheStreet.comのオンライン意見調査


質問: あなたは今週の相場に、どんな姿勢で臨みますか?

回答:

・強気 32.62% (107票)

・弱気 53.65% (176票)

・中立 13.71% (45票)

(日曜の午前時点)


「今週のマーケットには特に気をつけてほしい。今週の経済カレンダーには、あまり重要なものが無いだけに、投資家たちはヨーロッパからのニュースにいっそう敏感に反応しそうだ。」 --- ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)


boston.comに掲載された写真(
http://www.boston.com/bigpicture/2010/06/caught_in_the_oil.html)で分かるように、メキシコ湾の原油流出事故は極めて悲惨な状況を作り上げ、BPだけに限らずオイル業界全体が悪の象徴になってしまったようだ。言うまでもなく、石油に代わるエネルギーが再注目され、先週ブレイクアウトしたのが天然ガスだ。





(チャート:ino.com)

天然ガスの75%は下記の企業によって生産されている。

Comstock Resources Inc. (CRK)

McMoRan Exploration Co. (MMR)

Penn Virginia Corp. (PVA)

Rosetta Resources, Inc. (ROSE)

Delta Petroleum Corp. (DPTR)

PetroQuest Energy Inc. (PQ)

Goodrich Petroleum Corp. (GDP)

Carrizo Oil & Gas Inc. (CRZO)

Quicksilver Resources Inc. (KWK)

Forest Oil Corp. (FST)

Cabot Oil & Gas Corporation (COG)

EXCO Resources Inc. (XCO)

Petrohawk Energy Corporation (HK)

Newfield Exploration Co. (NFX)

Ultra Petroleum Corp. (UPL)

Range Resources Corporation (RRC)

Questar Corp. (STR)


下記は天然ガスに投資している上場投信:

First Trust ISE-Revere Natural Gas Idx (FCG)

United States Natural Gas (UNG)



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株を無視するアメリカ人?

06月05日
「小口投資家たちは株に背を向けたのだろうか?」、と題してpragcap.comは、こんなことを指摘している。


AAIIの調べによると、個人投資家たちは、資金の50.9%を株と株専門のミューチュアル・ファンドに割り当てている(5月末時点)。この数値は4月を9.5%下回り、2009年5月以来最低のレベルだ。(過去のデータを総合した平均は60%)

債券と債券専門ファンドに割り当てられた資金は25.5%にのぼり、これは4月を5.1%上回っただけでなく、史上最高のレベルに達した。(過去のデータを総合した平均は15%)

現金がポートフォリオを占める比率は4.4%上昇して23.6%になった。(過去のデータを総合した平均は25%)

小口投資家たちは株を避け始めたのだろうか?答えは、欲が有る限り株が見捨てられることはない。今回の現象は、人々は株式市場に長期間資金を入れておくことを好まなくなったということが示され、これがマーケット乱高下の一因になっている。

過去2度の特に厳しかったベアマーケットを振り返ってみると、株や株専門ファンドに回されている資金が42%に下がったところで、マーケットは底打ちとなった。もし歴史が繰り返されるなら、この数値に注目したい。






(チャート:pragcap.com)

株、現金、債券がポートフォリオを占める割合



(情報源:
http://pragcap.com/are-small-investors-turning-against-stocks)



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著名ヘッジファンド・マネージャー、レイ・ダリオ氏の見方

06月01日
(pragcap.comから抜粋)


・2009年3月から始まったマーケットラリーについて

「マーケットは下げ幅の約60%を取り戻し、米国経済は40%ほど回復したが、新しく生まれた金融資産は無い。銀行は相変わらず貸し渋り、連邦政府の金融刺激策に大した効果は無かった。」

・景気後退について

「連邦政府は金融機関を救済し、その結果、アメリカは膨大な借金を抱えることになった。多くの人たちが非難したが、この救済が無ければ、米国は極めて深刻な状態に陥ったことだろう。政治的な圧力を考えると、同様な救済方法を将来使うことは困難であり、これは不安材料になる。何故なら、今から2012年までの間に米国経済は再失速となることが予想されるからだ。」

・具体的に米国経済の再後退が始まるのはいつか?

「再後退は、皆が思っているより早く始まるだろう。5年周期が一般的だが、特に米国の抱える巨大な赤字を考えると、景気の後退は近い将来訪れることだろう。」

・最近の米国経済回復について

「ひ弱な回復だ。繰り返しになるが、アメリカの持つ赤字は莫大であり、その額は全く減っていない。政府とは反対に、米国企業のバランスシートは大きく好転した。何故なら、企業は社員を削減し、社債の満期を延期したからだ。」

・ヨーロッパ情勢について

「ヨーロッパの状況が特に危険な理由は、抱える赤字額が過去の中南米、アジアの財政危機とは比べものにならないほど大きい。ソブリン債危機ばかりが注目されるが、ヨーロッパの企業も深刻な状態だ。」

・どんなものに投資しているのか?

「資金の配分が多いのは国債、金(ゴールド)、そしてアジア諸国を中心にした新興市場諸国の通貨だ。それと、新興市場諸国が必要とする商品にも投資している。資金の配分を最小限に抑えてあるのは米ドル、ユーロ、英ポンド、そして円。なぜなら、それらの国々は莫大な赤字を抱え、大きな経済成長を望めないからだ。」






レイ・ダリオ氏



(情報源:
http://pragcap.com/dalio-recession-on-the-horizon


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