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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

トレーダーと投資家の違いとは?

05月31日
下はThe Irrelevant Investor(見当違いの投資家)からの抜粋です。

・ トレーダーは持ち株に利益が出たところで買い足し、投資家は持ち株が下がったところで買い足す。

・ 投資家はマーケットが血の海と化したところで買い、トレーダーは落下するナイフを決して捕らえようとしない。

・ トレーダーは小さな儲けばかりで破産し、投資家は大きな損を出して破産する。



・ 投資家は魅力的な企業を買い、トレーダーは魅力的な株を買う。

・ トレーダーは損切り価格を設定し、損切りとなった株を投資家が買う。

・ トレーダーの目標は10ドルの利益を10回、投資家の目標は50ドルの利益を2回。

・ トレーダーはフィボナッチのレベルに注意を払い、投資家はファンダメンタルズに注意を払う。

・ 投資家は飽々しているが、トレーダーはマーケットのことをいつも心配している。

・ トレーダーはファンダメンタルズを冷笑し、投資家はトレンドラインを冷笑する。

・ トレーダーには多数の小さな損があり、投資家には数回の大きな損がある。

・ トレーダーは状況が不安定になってきたら直ぐに売り、考えるのは後。投資家は、買ったものはそう簡単に売らない。

・ トレーダーが重要視するのはトレンド。投資家が重要視するのはバリュー。

・ トレーダーは移動平均線に注目し、投資家は株主資本利益率に注目する。

・ トレーダーは上昇するチャネルを求め、投資家は上昇する企業利益を求める。

(参照した記事: Traders/Investors

写真: THE BROKERS WITH HANDS ON THEIR FACES BLOG)





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たった一日で84%の上昇、ワシントンの政治家は大儲け??

05月28日
Spherix Incorporated (SPEX)という聞いたことがない銘柄が80%を超える大上昇です。



なぜこうも上げているのだろう、とニュースを調べてみると、特許改革法案が取り下げになったというのが買い材料になったと説明されていました。なぜそれが買い材料なのかはよく分かりませんが、下がSpherix Incorporatedの日足チャートです。



長い陽線(1)、そして出来高(2)は通常の50倍と特大です。興味深いのは、大口取引状況を示すバランス・オブ・パワー (3)です。この指標はドン・ウォーデン氏によって開発され、緑は大口の買い、そして赤い線は大口の売りが多いことを示しています。見てのとおり、大口取引の買い注文が現れたのは今日が初めてではありません。既に2週間ほど前から大口の買い注文が顕著になり、最近買っていた人たちは、極めてラッキーなタイミングで買えたことになります。

特許改革法案が取り下げになる、ということを知っていたのは、これに関与していた米議会の議員です。内部情報に精通していた議員たちが、事前にこの株を買いあさったのだろう、と勘ぐる人も多いことでしょう。政治家が内部情報を使って一儲けするなど犯罪だ、と思われるかもしれませんが、こういう状況があります。

2011年、CBSの「60 Minutes」という番組で、米議会の議員は内部情報を使って株を売買しても犯罪にならない、ということが報道されました。インサイダー取引は、もちろん違法行為なのですが、議員にはこの法律が適用されません。番組を見た人々は憤り、番組が放映された数ヶ月後に議会は新法案を可決し、議員にも一般市民と同様な法律が適用されることになり、一先ず一件落着となりました。

しかし2013年、また状況が変わってしまったのです。引き続き、議員たちの内部情報を使っての取引は違法なのですが、取引が違法であるかを確かめるためには、議員たちは自分たちが行った株の売買を公表する必要があります。2013年に議会が決定したことは、議員たちに義務付けられていた株の売買公表を無効にしたのです。

ということで、米議会の議員たちは好きな株を以前のように自由に売買することがまたできるようになりました。たとえ内部情報に基づく売買であったとしても、売買の報告をする義務が無くなったのですから、法律違反があったかどうかは誰にも分かりません。

なぜ、議員たちは株の売買報告をする義務が無くなったのでしょうか?理由は、そのような情報を公表することは、米国の安全保障が脅かされる可能性があるからだそうです。全く呆れた理由です。

(その後株価は更に上昇し、Spherix Incorporatedは現在+100%です。)


(情報源:Why Spherix (SPEX) Stock Is Soaring Today?

How Congress Quietly Overhauled Its Insider-Trading Law

Congress Quickly And Quietly Rolls Back Insider Trading Rules For Itself)



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夏休みが始まったアメリカ、さっそく料金値上げのディズニーランド

05月25日
アメリカは連休です。今週末から夏の休暇シーズンが始まったわけですが、さっそくこんなニュースが出ています。

Disneyland announces ticket price hike(ディズニーランド入場料金の値上げ発表)

正に素晴らしいタイミングです。



10才以上の入場料金は92ドルから96ドルに、そして10才未満の子ども料金は90ドルになり、これも4ドルの値上げです。

全てのビジネスがそうであるように、私たちも様々な要素を考慮して入場料金の調整を時々している。当テーマパークが訪問者に提供している素晴らしいアトラクション、エンターテイメント、それにテーマパークが皆様に忘れられない思い出になることを考えると、新入場料金には大きな価値があると思う。 -- スージー・ブラウン氏(メディア広報責任者)

ということで、たとえ96ドルに値上っても、この料金は割安であるとのことですが、96ドルは2003年の入場料の2倍以上です。

料金の値上げを喜ぶ人はいません。記事を読んだ人たちの書き込みを、いくつか見てみましょう。

・ また値上げ?嘘だろう!

・ 高い料金を払ってディズニーランドへ行ったが、中は大混雑で、どこも長い列ができていた。これでは待ち時間が長くて、全てのアトラクションを見ることなどできない。ディズニーランドは入場者数を制限するべきだ。

・ 人々はディズニーランドを過大評価している。去年行ったが乗り物の待ち時間は2時間、それにギフトショップでは、たった一足のソックスが7ドルもする。

・ シーワールドも入場料の値上げだ。

・ わざわざ高い金を払って、一日中列に並ぶ気などない。ただでも行きたくない。

・ あまりにも高すぎる。これでは家族揃って行くことは無理だ。

・ 夫と二人で行ったら入場料金だけでほぼ200ドル。もちろん、昼食や夕食も中で食べることになるから、おそらく一日で400ドルは遣うことになるだろう。もし子どもが一緒なら、、、、

・ このまま値上げが続くと、一般のアメリカ人はディズニーランドへ行くことができなくなるだろう。

・ 入場料金が上がったのは、おそらくミッキーが年俸の引き上げを要求したからだろう。

・ ディズニーをボイコットだ!


ディズニーランドは、「Happiest Place on Earth(地球上で最もハッピーな場所)」と宣伝されていますが、この調子で値上げが続くと家計に大きな穴をあける場所にもなりそうです。


(情報源:Disneyland announces ticket price hike

Disneyland raises prices to $96 per ticket just days before Memorial Day weekend - the second increase this year)



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カーク・レポート: 投資のスターたちを崇拝してはいけない

05月23日
(下はカーク・レポートからの抜粋です。)

トレーダー、投資家、そしてマスコミは金融界のスターを崇拝する傾向がある。私たちは投資のスーパースターから学ぶことはできるが、最終的に必要なのは私たち自分自身による勇気ある判断だ。言い換えれば、投資のスターたちのマネをする必要は無い。

ウォーレン・バフェット、デビッド・テッパー、ピーター・リンチ、カール・アイカーンなどの名前を投資のスターとして挙げる人たちが多いことだろう。彼らには優れた銘柄選びの腕があり、投資成績も卓越している。しかし頭に入れておいてほしいことは、彼らのやり方が私たちの性格に完全にマッチすることはありえないから、私たちは自分自身のやり方を築きあげる必要がある。



投資のスターたちと私たち個人投資家の違いを簡単に言うとこうなる。「彼らの職業を考えれば当然のことだが、投資のスターは不安を隠すのが上手い。」もし彼らが人前で不安などを表明したら、投資家たちから資金を集めることなどできない。私たちが彼らに金を預けて投資してもらおう、という気になるのは、彼らはいつも自信に満ちているからだ。

大成功しているファンド・マネージャーたちと個人的に話してみると分かることだが、彼らも私たちと同様に不安を感じ、マーケットのことを心配している。どんなに成功しているマネージャーでも常に勝つことなど無理であり、最も重要なことはリスク管理だ。しかし大衆はリスク管理などに興味はなく、彼らが興味のあることは、スターの口から発せられる自信に溢れた相場予想だ。

不幸なことに、私たち個人投資家は、私たちが欠く自信を持ち備えたスターたちに自然に引きつけられてしまう。マーケットを正確に読むことは難解であり、不安定な状況がマーケットに訪れると、私たちは子どもが母親を求めるように投資のスターたちの意見に耳を傾ける。正に、投資のスターたちを崇拝しているのと同じだ。

彼らがスターになれたのは、彼らは自分のやり方を築き上げ、自分独自の方法で歩むことを決断し実行したからだ。彼らはリーダーであり追従者ではない。どんなに頑張っても、あなたは第二のウォーレン・バフェットになることは無理であり、そもそもそんなことを目標にするべきではない。先ず、投資やトレードの方法を学ぶこと。そして学んだ方法を改良改善して、自分の性格に合ったものに作り変えることだ。間違っても、投資スターの崇拝者になってはいけない。

(情報源: Eliminate All Hero Worship)



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今月好調なのはロシア株

05月19日
今月だけの動きを見た場合、S&P500指数はマイナス0.31%の成績です。(灰色の部分が5月1日から5月16日)



同期間だけで比較すると、好調なのはロシア株のETF(Market Vectors Russia)です。



5月1日から5月16日までの伸び率は8.01%となり、S&P500指数を圧倒的に上回る成績です。

ニュースのヘッドラインを見たらロシア株を買う気にはなれません。

ロシア経済はリセッション入りも、対ロ経済制裁強化の可能性

ウクライナ侵攻ならロシアは自滅の道へ

ロシアの経済成長率が大幅低下、ウクライナ危機の影響露わ


現に、ロシア政府からは、こんなことが発表されています。

[カリーニングラード(ロシア) 13日 ロイター] - ロシアのウリュカエフ経済発展相は13日、同国経済が第2・四半期末までにリセッション(景気後退)入りする公算が大きいとの見方を示した。(略)他の政府要人は、ウクライナ問題をめぐり欧米がロシアに科した制裁が景気に打撃を与え、地政学リスクが成長を阻害しているとの認識を示している。(後略)

「景気後退入り」などという言葉を聞いたら、ますますロシア株を避けたくなりますが、現実は8.01%の上昇です。ロシア株が買われている真の原因を究明してみたくなりますが、ここで思い出すのはジョシュア・ブラウン氏(投資アドバイザー)の言葉です。

理由なんてどうでもいいことだろう?利益を上げるために必要なのは株価だけだ。

いい加減な言葉のように聞こえますが、全くデタラメな言葉ではありません。私たち個人投資家の目的は利益を上げることであり、なぜ株価が上昇しているかを探ることではありません。上のロシア株の例で示したように、買われている理由を調べた人たちは、悪いニュースばかりにウンザリして、とてもロシア株を買うことなど出来なかったことでしょう。大手ミューチュアル・ファンドで大口取引を担当している人が言っていましたが、「ニュースは単なるストリー」、と割り切ることが大切だと思います。


(参照した記事:ロシア経済はリセッション入りも、対ロ経済制裁強化の可能性

ウクライナ侵攻ならロシアは自滅の道へ

ロシアの経済成長率が大幅低下、ウクライナ危機の影響露わ

景気後退入りの公算大=ロシア経済発展相)



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テレビに出る投資専門家の話は役に立たない!?

05月16日
今日の単語

Guru: 教祖的存在、リーダー、第一人者

教祖的存在で思い出すのは、地下鉄サリン事件を引き起こした麻原彰晃です。教祖の言葉には絶対的な力がありますから、良い悪いに関係なく、信者たちは教祖の命令に100%従います。

世の中にはInvestment Guruというものも存在します。辞書で調べると、Investment Guruは「投資の専門家」と訳されていますから、彼らの言葉は個人投資家たちに役立ちそうな雰囲気があります。現に彼らは(彼女らは)、テレビに頻繁に登場し、相場観や個別銘柄に関する意見を述べ、多くの人々が彼らの言葉を参考にして投資の判断をしています。

では具体的に、Investment Guruとは誰のことでしょうか?極論になりますが、権威のある人ほど教祖的な色が濃くなりますから、ジョージ・ソロス氏、ジム・ロジャーズ氏、ウォーレン・バフェット氏はInvestment Guruの巨人です。もちろん、彼らの言葉から学ぶことが多いのは認めますが、彼ら三人は既に伝説的な存在なので、彼らの言葉には鶴の一声的な威力があります。

上記3人ほどの力はありませんが、大手証券会社のアナリスト、ヘッジファンド・マネージャー 、経済評論家などもInvestment Guruです。これも偏見に満ちた言い方になりますが、当然ピンからキリまでありますが、経済番組や株番組に出てくる人たちは全てInvestment Guru(投資の教祖様)です。

繰り返しになりますが、Investment Guruの言葉が参考になることは確かにありますが、あまりにも彼らの言葉を重宝しすぎると、私たちは自分の判断で投資ができなくなってしまいます。こういうヘッドラインがあります。

Gold is a buy under $1,000 an ounce; here's why it could get there: Jim Rogers

「金は1000ドルを割ったら買いだ」というジム・ロジャーズ氏の言葉です。 現在の金価格はほぼ1300ドルですから、このヘッドラインを見た人たちは、「金はまだ割高だから買えない」、と判断したことでしょう。ロジャーズ氏が言ったことを要約するとこうなります。

歴史的に見た場合、金価格が50%の調整をすることは珍しいことではない。もし今回もそうなったとすると、金価格は1000ドルを割ることになる。しかし、もしアメリカがイランと戦争といった事態が起きるなら、金がたとえ1600ドルに上昇しても私は買う。

要するに、ロジャーズ氏は一般論を語っただけです。とにかく教祖的な存在であるロジャーズ氏ですから、マスコミも氏の言葉を盲信です。

マンディ・ウッドラフ氏(ビジネス・インサイダー)は、こんなことを指摘しています。

ある投資アドバイザーが、全米に放映されているテレビ番組で、ある銘柄の買いを強く勧めたとしよう。一つだけ確実に言えることは、この話を聞いているのは、あなた一人だけではない。銘柄名がテレビ上で発された瞬間に、それは貴重な情報ではなくなる。投資専門家の話はコマーシャルと同じだ、と割りきって聞くべきだ。



(参照した記事: Gold is a buy under $1,000 an ounce; here's why it could get there: Jim Rogers

SMART INVESTOR: Seriously, Stop Listening To The Investment Gurus)
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ドル指数の大幅上昇が始まる!?

05月13日
JCパレッツ氏(イーグルベイ・キャピタル)のブログに、こういう米ドル指数の週足チャートが掲載されています。



一見すると、天井が形成されサポートを割ったら売り、といった雰囲気ですが、パレッツ氏はこう書いています。

ドル指数に大きなショートスクイズ起きると思う。週足チャートには、まるで見本のような天井が形成され、サポートライン割れは売りシグナルになる。二本入れたサポートラインで分かるように、サポートライン割れは既に先週起きている。(注:ショートスクイズは、マーケット(市場)が売り持ち(ショートポジション)に傾いている時に、大きく買いを仕掛けることで、相場を高めに誘導することをいう。これは、ショート筋のポジションを損切らせようと買い上げる、短期のトレーディングスタイルを指し、意図的に買いをぶつけて、売り方を締め上げて収益を狙うことである。ちなみに、本用語のスクイズ(Squeeze)には「圧搾する、締め付ける、搾る」といった意味がある。-- iFinanceから抜粋 )

ということでパレッツ氏は、先週起きたサポートライン割れはダマシであり、これからドル指数の一大ラリーが始まる、と結論しています。



上のチャートは、先週起きたダマシのブレイクダウン(矢印の部分)をもう少し詳しく見たものです。パレッツ氏はこう説明しています。

ドル指数が、下降するトレンドライン(二本の線)を突破することを待っている。なぜなら、ドル指数に一大ショートスクイズが起きるという私の見方が実証されるには、先ずこの二本のトレンドラインを突破する必要があるからだ。

ということで、今週はドルの動きに注目してみようと思います。

(参照した記事:The Epic Squeeze Higher in US Dollars Just Began)





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投資家たちは株式市場の大幅下落を本当に心配している??

05月10日
「アメリカ人は住宅に興味はあるが、実際に買うことは考えていない」、という記事があります。根拠はこれです。



グーグル・トレンドからの結果です。 上の線(A)は、「売り家(Homes for sale)」という言葉で検索された回数、そして下の線(B)は「家のローンの計算/ローンの計算機(Mortgage calculator)」、という言葉で検索された回数です。

「売り家」という言葉での検索回数はたしかに増えているが、消費者たちは本当に買う気があるのだろうか?もし真剣に購入を考えているのら、月々の支払い額を早速計算する筈だが、「ローンの計算機」という言葉での検索数は全く増えていない。(ビジネス・インサイダー)

なかなか面白いグーグル・トレンドの使い方だと思いました。最近よく聞くことは、米国株式市場は暴落する、という意見です。さっそくグーグル・トレンドにアクセスして、「相場の暴落(stock market crash)」で調べてみました。



右端の矢印で分かるように、「相場の暴落(stock market crash)」という言葉での検索回数は上昇していますが、際立って多いという状況ではありません。1の突出している部分は2008年の10月、金融危機の真っ只中です。 ダウ工業株30種平均が天井となったのは2007年10月ですから、検索数が極めて増えたのは天井から1年後、ダウ平均が30%以上の大幅下落となってからです。言い換えると、人々が暴落に興味を持つのは実際に大幅な下げが始まってからです。

次に、「買い銘柄/買えそうな株(stocks to buy)で調べてみました。



Aは今年の1月です。最近は検索数が下げ方向ですが、以前のような低いレベルにはまだ下がっていません。興味深いことに(当たり前かもしれませんが)、1の飛び出たところは、「相場の暴落)」という検索が最も多かった2008年の10月です。株が大幅に下げている最中、投資家たちは買えそうな株を探していた訳です。

次に、「株を買った(bought stocks)」で調べてみました。



またまた突出している部分は2008年の10月です。人々は買えそうな銘柄を探していただけでなく、実際に株を買ったようです。この買いのタイミングは早すぎました。マーケットが底を打ったのはそれから5ヶ月後、ダウ工業株30種平均が更に20%下がった2009年の3月です。

もう一つ、「株を売った(sold stocks)」という言葉での検索数について見てみました。



1は2008年の10月、2は今年の3月です。見てのとおり両方の高さはほぼ同じですから、二ヶ月前に投資家たちは、かなり暴落を心配していたようです。さて、3の最も飛び出た部分ですが、これは2004年の12月です。何が起きたのだろう、と思って調べてみると、2004年の12月にはスマトラ沖地震があり、20万を超える人々が命を落としています。

今日、株の大幅下落に対する関心度が高まっていることは確かですが、目立って強い関心度という訳ではありません。繰り返しになりますが、人々が動き出すのは実際に大幅下落が顕著になってからです。

(参照した記事:Americans Are Interested, But Not Serious About Buying A Home)




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ツイッター株: いよいよ会社内部者による売りが始まった

05月07日
ツイッターについて先週書いたばかりですが、今朝もツイッターが話題になっています。先ず、下が日足チャートです。(火曜のマーケット終了約2時間前時点)



株価は33ドル32セント、14%の大幅下落、史上最安値です。出来高も突出しています(1)。ここまでの取引量は既に8400万株を超え、通常のほぼ7倍です。いったい何が起きたのでしょうか?

Twitter Gets Crushed As Lockup Expires(売却禁止期間が終わりツイッター暴落)

ツイッターが上場されたのは2013年の11月だ。法律上、上場されたばかりの企業の社員は自社株を売ることができない。しかし、売却禁止期間が切れた今日、社員たちは持ち株を自由に売却することができる。もちろん、社員たちを責めることはできない。何と言っても、今まで宝を保有し続けていたのだから、売って利益を手に入れたくなるのは当たり前だ。(The Motley Fool)


ピーク時は70ドル台でしたから、現在の株価は半分以下です。しかし、会社の内部者たちは、ほぼタダ同然で手に入れた株ですから、たとえ現在の株価で売っても大きな儲けです。

先日のブログで書いたように、モーニングスター社のアナリストが算出したツイッター株の適正価格は29ドルです。エディー・エルフェンバイン氏(Crossing Wall Street)の考案した方法で計算すると、適正株価は21ドル3セントになります。そして、半値八掛け二割引を使って計算すると、ツイッターは23ドル91セントで下げ止まることが予想されます。たしかに今日、株価は14%の暴落ですが、まだこれらの株価には達していません。

ツイッター株が嫌われるもう一つの理由は、パッとしないユーザー数の伸び方です。

ツイッターは、フェイスブックのような巨大プラットフォームになることを目指している。現在ツイッターには、2億5500万のユーザーがいる。一見すると膨大な数字だが、第1四半期にツイッターが獲得した新規ユーザーは、たったの1400万人だ。こんなユーザー数の伸び方では、フェイスブックに追いつくのは難しい。(The Motley Fool)

さて、会社内部者による売りがいよいよ始まった訳ですが、こんな事が言えるのではないでしょうか?上のチャートで分かるように、株価はピークから半減しダウントレンドが明瞭です。内部者たちは、今売らなければ株価はもっと下がるかもしれないという焦りと不安に押され、我先にと持ち株を処分したことでしょう。言い換えれば、今日の売りで株価は適正価格に一歩近づきました。

しかし、内部関係者が売っているのでは、一般投資家たちはツイッターを買う気にはなれません。こういうニュースがあります。

ツイッターのCEOディック・コストロ氏、そして会社役員のジャック・ドーシー氏とエバン・ウィリアムズ氏は、売却禁止期間が切れても持ち株は売らないと表明している。これは投資家にとって良いニュースだが、社員たちは大量な株数を売却することだろう。(ビジネス・インサイダー)

ということで、会社のリーダーは持ち株を売りません。今日の下げで明確に言えることは、ツイッター株が上昇するためには、二つの条件が必要です。.罅璽供漆瑤寮長率を向上させること。CEOが自社株買いの発表をすること。手っ取り早く出来るのは△諒です。


(参照したサイト:Twitter Gets Crushed As Lockup Expires

Twitter's Lock-Up Ends Next Month, But CEO Dick Costolo And Board Members Jack Dorsey And Evan Williams Will Not Sell Shares

3 Reasons Twitter Is Getting Hammered Today)



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ウォーレン・バフェット: 債券は良い長期投資にならない

05月05日


ジェニファー・アブラン氏(ロイター)のツイートです。

ウォーレン・バフェット氏は債券を考えていない。土曜の遅く、バフェット氏はロイター・インサイダーに、「良い長期投資になる確定利付証券は無いと思う」、と語っている。

要するに、バフェット氏は米国債は買えない、と言っているわけですが、ジョー・ワイセンタル氏(ビジネス・インサイダー)は、このツイートに関してこんな感想を述べています。

これ以上明瞭な言葉は無い。他の多くの専門家と同様に、バフェット氏は向こう長期間にわたって、金利が大幅に上昇することを予想している。これが意味することは、債券市場の大幅下落だ。インフレが債券市場を浸食し、債券の価値は日に日に目減りする一方だ。


(参照した記事: Warren Buffett's Opinion On Bonds Couldn't Be More Clear)



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中間選挙と米国株式市場

05月02日
AAIIから発表された今週の個人投資家たちのセンチメントです。

質問: 6ヶ月後の米国株式市場はどうなっていると思いますか?

回答:

・ 高くなっていると思う(強気): 29.8%(前回の数値から4.7パーセンテージ・ポイント減)

・ ほとんど変わらないと思う(中立): 40.8%(1.3パーセンテージ・ポイント増)

・ 安くなっていると思う(弱気): 29.4%(3.4パーセンテージ・ポイント増)


AAIIは1987年の7月から意見調査を始め、下記が歴史的な平均値です。

強気: 39.0%

中立: 30.5%

弱気: 30.5%


チャールズ・ロットブラット氏(AAII)は、こう書いています。

中立回答が歴史的平均値を上回るのはこれで17週間連続となり、これは1999年に記録された史上最高の24週間連続に次ぐ数字だ。昨日、ダウ工業株30種平均は高値を更新したが、個人投資家たちはマーケットの方向性に疑問や不安を感じているようだ。

個人投資家への今週の質問はこれです。

・ 向こう6週間の不安材料は何ですか?

回答:

・ ウクライナ情勢: 24%

・ 地政学的なニュース: 13%

・ 米国11月の中間選挙: 14%

・ 連銀の金融政策: 14%


投資家たちは11月の中間選挙を不安材料に挙げていますが、中間選挙の年は、米国株式市場は一般的にどんな動きになるのでしょうか?



上のチャートにはS&P500指数(大型株指数)の動きが示されていますが、Aの部分は中間選挙の年、Bは大統領選挙の1年前の年、Cは大統領選挙の年、Dは大統領選挙の一年後の年です。

注目は1です。中間選挙の年は、マーケットは春がピークになる傾向があり、そこから秋にかけて下落マーケットになります。相場の格言に、「5月に株を売って相場から離れろ」、というものがありますが、この格言は特に中間選挙の年にあてはまるようです。

四角内を見てください。マーケットは中間選挙の年の秋から冬にかけて底打ちとなり、そこから大きな上昇が始まります。ということで、このブログも秋まで休憩したほうが良さそうです(笑)。

(参照した記事:AAII SENTIMENT SURVEY: NEUTRAL SENTIMENT HITS A 9-YEAR HIGH

Mid-term Election Cycle Forecasts April Market Peak)



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