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「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」
時給の値上げを求めて、全米50以上の市で、マクドナルド、バーガーキング、そしてウェンディーズなどのファストフード店で働く人たちがストを決行した。現在、ウェンディーズの時給は7ドル39セント、バーガーキングは7ドル72セント、マクドナルドは7ドル81セントだが、スト参加者たちは時給15ドルを要求している。 今日のストに参加した一人、マクドナルドで働くニック・ウィリアムズ氏(28歳)の例を見てみよう。 ・2012年3月、レジ係として仕事を開始した。時給は連邦政府が定めた最低賃金法に相当する7ドル25セント。 ・その後、レジから調理場に回され、時給が8ドル25セントに引き上げられた。 ・現在、1カ月の手取りは約800ドル。その半分以上はアパート代、そして残りは食費、交通費、医療費に割り当てられる。(アパートには、病気の母親と身体障害を持つ弟が同居している。) ・「ほとんど毎日働いていますが、今の時給では暮らしていくことができません。ストに参加した理由は、マクドナルドには去年55億ドルの利益があった、ということを聞いたからです。私はマクドナルドに騙されました。55億ドルという大きな利益があるのに、私は満足な生活ができないのです。知り合いがレストランで皿洗いの仕事をしていますが、彼の時給は、私の8ドル25セントより多い9ドル50セントです。」 企業の目的は利益の追求だ。そのためには、ありとあらゆるコストを低くおさえ、従業員の時給も安く設定される。 マクドナルドのCEO(最高経営責任者)はドナルド・トンプソン氏だが、ヤフー・ファイナンスによると、氏の年収は988万ドルほどある。円に換算すると9億7000万円、そしてストに参加しているニック・ウィリアムズ氏の年収の570倍だ。 ウィリアムズ氏の働くマクドナルドはインディアナポリスにあり、データによると、親子(母と子、父と子のように二人の場合)がインディアナポリスで生活するためには、最低で17ドル81セントの時給が必要だ。ということは、要求どおり時給が15ドルになったとしても、ウィリアムズ氏の暮らしが大きく楽になるということはない。 スト参加者は、時給が15ドルになれば、従業員が頻繁に辞めることがなくなり、その結果ファストフード店の生産性が向上すると言う。しかし、経営者側を弁護する人たちは、こう述べている。 7ドル台の時給が2倍の15ドルに引き上げられれば、商品の値段も大幅に引き上げられ、ファストフード店への来客数が減少することになるだろう。更に、ファストフード店は人を雇うことに消極的になるだけでなく、店内はオートメーション化され、従業員の数は最低限におさえられることになるだろう。 要求されている「時給15ドル」が実現することはないと思う。しかし、汚い企業というイメージを避けるために、マクドナルドやバーガーキングは、何らかの昇給を提示してくるような気がする。 (情報源:I'm Striking Because I Can Barely Afford To Eat On My McDonald's Salary Fast food strikes go super-sized in clash over wages A $15 minimum wage would cost consumers a dime a day)
ヘッジファンドは投資のプロだから、さぞ素晴らしい成績を上げているのだろう、と思ったが実際はそうではないようだ。 今年のヘッジファンドの成績は冴えない。更に、ヘッジファンドと機関投資家たちは、ここ数年間続いている上昇相場にうまく乗れていない。なぜなら、彼らの資金のほとんどが債券、金、銀、マネー・マーケット・ファンドに割り当てられていたためだ。 -- ライアン・デトリック氏(シェイファーズ・インベストメント・リサーチ) 8月21日に発表されたゴールドマン・サックスのレポートには、こんな数値が載っている。 15億ドル以上の運用資産を持つ708のヘッジファンドの今年ここまでの成績は平均で+4%ほどになり、二桁台の上昇率となっているS&P500指数に大きく遅れを取っている。S&P500指数に勝る成績を上げているヘッジファンドは5%未満であり、25%のヘッジファンドはマイナス成長となっている。 プロもダメでホッとした、と言っている場合ではないが、ヘッジファンドの冴えない今年ここまでの成績はマーケットの好材料になる、というのがデトリック氏の結論だ。このまま、たったの+4%で今年を終了してしまったのでは投資家たちをガッカリさせてしまうだけでなく、ファンド・マネージャーたちのボーナスにも悪影響となってしまう。ということで、大きな巻き返しを狙って、ファンド・マネージャーたちは秋から積極的に株を買ってくるだろう、というのがデトリック氏の見方だ。 もうひとつの買い材料として、デトリック氏はこのチャートを挙げている。 青い線で分かるように、マーケットの調整を予想するアドバイザーの数が重要な境となる35%を超えて35.1%となった。(黒い線はS&P500指数) 多数のアドバイザーが下げを予想している場合、実際にそれが起きる可能性は低く、現に35%を超えたことは今年2回あったが、それらは売りシグナルではなく2度とも買いシグナルとなった。1980年まで振り返ってみると、35%を超えたことは28回あり、2週間後のマーケットは平均で0.88%の上昇、1カ月後は平均で1.93%の上昇、3カ月後は平均で3.75%の上昇、そして6カ月後は平均で3.7%の上昇だ。 株以外の投資として、ラリー・エーデルソン氏(投資アドバイザー)は、商品市場に注目することを勧めている。 国債が売られ長期金利が急騰している。長期的に見た場合、このような状況ではインフレ対策として株に資金が集まる傾向があるから、S&P500指数のような主要株式指数は大きな上昇となるだろう。更に、インフレの再発で、商品市場全体が2年間の眠りから覚めることになるだろう。 (参照した記事:Hedge Funds Have Missed This Rally And Why That Is A Good Sign Monday Morning Outlook I, for One, Can’t Wait for Interest Rates to Soar Even Higher)
(下記はフィル・パールマン氏のブログからの抜粋です。 http://philpearlman.com/?p=381744090) ジョー・ドノヒュー氏: 最も好きなパターンの一つは、200日移動平均線に接触している株の買いです。(注:調整中の株が、上昇する200日移動平均線に接触するという意味です。)その逆に、一時的に戻している株が、200日移動平均線に接触する場合は良い空売り機会です。 クリス・キンブル氏: 私の手法はTB&Mです。Tはトップ、Bはボトム、Mはミドルを表し、私が興味のあるのはトップ(天井)とボトム(底)であり、ミドル(中間)には興味がありません。 キッド・ダイナマイト氏: 急落する株をうまくつかむことです。 ライアン・デトリック氏: 興味があるのは、投資心理が冷え込んでいるのに上昇している銘柄です。その反対は、強気論者が圧倒的に多いにもかかわらず下げる株です。 J.C.パレッツ氏: 注目は意見の一方的な傾きです。例えば下げ相場の場合、徹底的に悪い投資心理がシグナルになります。株価は安値を更新し続けますが、それとは反対にRSI(相対力指数)は上昇が始まり、ダイバージェンスという買いチャンスを示す現象が起きます。その反対例は、株価は新高値を記録しますがRSIは既に下げが始まり、売りチャンスとなるダイバージェンスが発生します。 ブライアン・シャノン氏: 上昇基調にある強い株には3日から5日にわたる一時的な下げが起きます。そんな下げが始まったら、私は10分足チャートの動きに注目します。言い換えると、10分足チャートの下げ基調が終わり、上げ基調に転じる瞬間が買いのタイミングです。 イベイロ・アイバンホフ氏: 私が好きな株は、弱いマーケットにもかかわらず上昇する株です。具体的に言うと: ①ほとんどの株が下げているのに2%以上の上昇となる株。②弱いマーケット環境で、横ばいゾーンを脱して50日ぶりの高値を記録する銘柄。③下げマーケットの中で、その日の高値近辺で終了する株。 グレッグ・ハーモン氏: 好きなパターンは、長期アップトレンドにある株が売られ過ぎになる場合です。最近の例ではキャンベル・スープ (ティッカー:CPB)です。トレンドは明らかにアップトレンドであり、配当利回りも高いですから長期投資の魅力もあります。株価は、ほぼ同位置に走る50日と100日移動平均線付近まで下げ売られ過ぎな状態です。
どんな物に資金が流れ込んだのだろう、といつものように調べていると、Market Vectors Wide Moat (ティッカー:MOAT)というETFが出てきた。今日の出来高は127万5000株におよび、通常の15倍だ。なぜこうも出来高が膨れ上がったのだろうか?ニュースを調べてみたが、異常な出来高を説明する記事はなかった。 Market Vectors Wide Moatは、モーニングスター社のワイド・モート・フォーカス指数(Wide Moat Focus Index)と同様な成績を上げることを目的とするETFだ。ワイド・モート株(Wide Moat)を中心に投資するETFだが、ワイド・モート株とはいったい何だろうか? Wide: 〔物の〕幅が広い、幅広の、大きく開いた、いっぱいに開けた Moat: 堀 大きな堀があったら、敵は攻め込むことが難しくなり、城はそう簡単に陥落することはない。要するにモート株というのは、強い競争力を持ち、ライバル会社が容易に追いつくことが不可能な企業の株だ。 モート株の投資で有名なのは大投資家ウォーレン・バフェット氏であり、アデム・タヒリ氏(commontulip.com)は、こう述べている。 Market Vectors Wide Moat (MOAT)は単に資金の分散を可能にするだけでなく、バフェット流の投資をすることができる。 このETFの取り引きが始まったのは2012年の4月だから、まだ新しいETFだ。今年ここまでの成績は+13.29%になり、わずかだが+12.99%のS&P500指数を上回っている。もちろん、ほとんどのファンドマネージャーはS&P500指数に負けているから、このETFの成績は優秀だ。 Market Vectors Wide Moatは計20の銘柄に投資している。 リストの一番下にバークシャー・ハサウェイが載っているが、これはウォーレン・バフェット氏が会長を務める会社だ。(バフェット氏のように投資したければ、バークシャー・ハサウェイ株を買え、という意見もある。) Market Vectors Wide Moatの日足チャートを見てみよう。 上昇する50日移動平均線付近がサポートになり陽線(1)が形成された。そして膨大な出来高(2)、今もう一度ニュースを調べているが、この突出した出来高を説明する記事は無い。更に、このETFが投資している全20銘柄のチャートも見てみたが、これといって目立つものはなかった。しかし気になる出来高だ。このETFをしばらく追ってみようと思う。 (参照した記事:Market Vectors Wide Moat Want to Invest Like Warren Buffett? It’s Easier Than You Think)
著名ヘッジファンド・マネージャー、ジョン・ポールソン氏が金ETPを売った。 8月14日(ブルームバーグ):金を裏付けとする上場取引型金融商品(ETP)「SPDRゴールド・トラスト」の最大の保有者である米資産家ジョン・ポールソン氏は、金価格が弱気相場入りしたことを受け、持ち分を53%縮小した。 頑固な金の信奉者がついに降伏だ。もちろん、半分売っただけだから全面降伏ではない、という反論もあるが、このニュースに憤慨する投資家たちもいる。 つい1カ月前まで、ポールソン氏は金投資を投資家たちに勧めていたが、氏が実際に行なっていたことは金の売りだ。もし、これが意図的なら道義に反する行為だが、大量なファンド解約の申し込みが原因で、仕方無く金を売却したということも考えられる。 相場の世界で言われることだが、頑固な強気論者が株を手放す時はマーケットの底が近い。その反対に、万年ベアが買いに転じる時は、マーケットは天井を形成している可能性が高い。ということで、超強気なポールソン氏が弱気になったのだから、これは金の底打ちシグナルだ、という意見が早速出ている。 ポールソン氏が売ったからと言って、金ETP保持者がゼロになった訳ではない。しかし投資心理を考慮した場合、著名強気投資家による大量な売却は、マーケットの底形成に好材料となる。 -- マイク・シェドロック氏(投資アドバイザー) ライアン・デトリック氏(シェイファーズ・インベストメント・リサーチ)は、こんなツイートをしている。 「ブルームバーグに“金を信用できなくなった”という記事が掲載されている。その一方、投資家たちの金に対するセンチメントは、9年ぶりの最悪レベルから回復が始まっている。大底はこのような状況で形成されるものだ。」 上のチャートには、投資家たちの金に対するセンチメントの推移が示されている。1の矢印で分かるように、強気センチメントは相変わらず下げ方向だが、最近の動き(2)だけを見ると上昇が始まっている。 “金を信用できなくなった”、というブルームバーグの記事から引用しよう。 「私たちが保有しているのはゴミ袋だ」、とフィリップ・マン氏(53歳)は言う。2009年以来、マン夫妻は退職後のための貯蓄から約半分に相当する16万ドルを引き出して、金貨と銀貨を買った。しかし、それらは40%の値下がりとなり、予定していた住宅の購入が不可能になってしまった。 「私たちが保有しているのはゴミ袋だ。」 言うまでもなく、これ以上悪いセンチメントは無い。もう一度、上のチャートを見てほしい。金はゴミのようなものだ、と思っている人たちは、マン氏以外にも多数いることだろう。金は既に底を打った、と断言することはできないが、ここからは金の積極的な空売りを避けたいと思う。 (参照した記事:ポールソン氏が金ETPの保有縮小、ソロス氏は全て売却 Losing Faith in Gold From Ghana to Vancouver Proves Rout Losing Faith in Gold at the Wrong Time; Did Paulson's Sale Mark the Bottom? Who's Left to Sell?)
「最近スランプです」と言ったら、監督から「そういう一人前の口をきくのはまだ早い」、と怒られたことがあります。生意気なことを言うガキだ、と思われたのかもしれませんが、打てる筈の球が打てなくなり4打席連続三振を2試合続けてやってしまったのですから、これは立派なスランプです。 トレードでも、「最近さっぱり勝てなくなった」、というスランプが起きます。いったい何が悪いのだろう、ひょっとすると自分のやり方は古くなってしまったのかもしれない、と悩むものですが、minyanville.comにはこんなトレード・スランプの克服方法が紹介されています。 1、先ず、スランプに陥っていることを認めること。損害を最小限におさえてスランプから脱出することを目標にする。 2、どのようなスランプに陥っているのかをつきとめる。トレードのチャンスを見落としているのだろうか?現在保有するポジションの損が膨らみ困り果てているのだろうか?大きな値動きに乗ることができなくなってしまったのだろうか?自分のルールに従ったトレードをしているだろうか?それとも、ヘッドライトを浴びて凍りついてしまった鹿のように、怖くて何もすることができない状態だろうか? 3、難しいことかもしれないが、スランプだからといってマーケットから完全に退散してはいけない。もちろん、無理なトレードをすることは勧めないが、マーケットに参加する姿勢を保ち続けてほしい。ここで一つ気をつけてほしいことは、もっともらしいことを言う人たちの意見に耳を傾けてはいけない。確かに、彼らの言うことは今は正しいかもしれないが、彼らがスランプに陥るのは時間の問題だ。 4、トレードのスランプは心理的、精神的なものだ。散歩、昼寝、運動などを積極的に取り入れることでストレスを解消し潜在意識の強化に努めてほしい。とにかく今は焦らないこと。 5、トレードで成功した人たちの物語を読んでほしい。どうやって彼らは偉大なトレーダーになったのだろうか?道程は決して楽なものではなかった筈だ。重要なことは、スランプというのは特別な現象ではなく、トレード人生で誰もが直面する自然な現象だ。 ここで「そういう一人前の口をきくのはまだ早い」、という監督の言葉に戻ります。実は、後になって気がついたのですが、監督の言うことには一理ありました。監督流の考え方で行くと、「スランプ」という言葉を使うことが許されるのは「一人前」の人たちだけになります。一人前の選手は打撃の技術を身に付けていますが、あの頃の私は基本技術の習得中でしたから、連続三振は起きても当たり前でした。要するに、私は単なる技術不足だっただけでスランプではなかったのです。 (参照した記事:How to Break a Trading Slump)
金鉱株のETFが三連勝です。「これは単なる一時的な上昇にすぎない。長期的なダウントレンドに変化は無いのだから、そろそろ空売りのチャンスだ」、という意見が主流ですが、「ひょっとすると底打ちかもしれない」、という声も聞かれます。下は金鉱株のETF、Market Vectors Gold Miners (GDX)の日足チャートです。 1、下降する200日移動平均線: 長期トレンドはダウントレンド 2、下降する50日移動平均線: 中期トレンドはダウントレンド 3、上昇する20日移動平均線: 短期トレンドはアップトレンド 短期トレンドに強さが見えるようになりましたが、全体的な流れは相変わらずダウントレンドです。しかし、買い手の期待している1-2-3ボトムの可能性はあります。 2の高値突破が買いシグナルになり、目標はギャップ(窓)の下限(4)、30ドル50セント付近です。今までの動きで分かるように、ギャップの下限はレジスタンスになっていますから、30ドル50セントあたりでは、かなりの空売りが予想されます。ということで、売り手に大きなダメージを与えるためには、なんとしてもギャップを乗り越える必要があります。
100万ドルの家を月々1900ドルの支払いで買うことができるという。円に換算すれば、約1億円の家を月々19万円の支払いで買えることになる。しかし1900ドルというのは安い。小さなアパートなら話は別だが、1900ドルでは一軒家を借りることは不可能だ。 頭金25%で100万ドルの家を買うとしよう。銀行から借りる金額は75万ドル。10年ローンの場合、利息は4%前後だから、月々の支払いは約3500ドルだ。では、どうやったら支払いを1900ドルにおさえることができるのだろうか。doctorhousingbubble.comは、こう書いている。 インタレスト・オンリー・ローン(金利のみを支払う住宅ローン)が戻ってきた。この方法を利用できるのは年収の高い人たちに限られるが、3年間の短期インタレスト・オンリー変動金利ローンなら、月々の支払いはたったの1953ドルだ。 75万ドルの金を、月々たったの1953ドルで借りることができる。信じられない話だ。ご存知のように、住宅ローンの金利として支払った額は所得から控除することができる。高額所得者にとって、住宅ローン金利控除は重要な税金対策だ。 この話を読んで思い出したのは、住宅市場崩壊の大きな原因の一つとなったサブプライム・ローンだ。 サブプライム・ローン: 通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人向けのローンである。狭義には、住宅を担保とする住宅ローンを対象とするが、広義には、自動車担保など住宅以外を担保とするものを含む。一般的に他のローンと比べて債務履行の信頼度が低く、利率が高く設定される。 これらのローン債権は証券化され、世界各国の投資家へ販売されたが、米国において2001 - 2006年ごろまで続いた住宅価格の上昇[1]を背景に、格付け企業がこれらの証券に高い評価を与えていた。また、この証券は他の金融商品などと組み合わされ世界中に販売されていた。しかし、2007年夏ごろから住宅価格が下落し始め、返済延滞率が上昇し、住宅バブル崩壊へと至る(サブプライム住宅ローン危機)。(ウィキペディアから抜粋) 今回の場合、銀行が対象にしているのは信用度の高い高額所得者だから、このローンはサブプライム・ローンではない。インタレスト・オンリーという金利のみを支払う特殊な住宅ローンだが、25万ドルの頭金を払うことができる人たちだから、銀行にとって良い客であることは言うまでもない。 銀行は金持ちだけを優遇しているように見えるが、サブプライム住宅ローン危機という痛い思い出があるだけに、信用度の高い人たちを優先するのは当然の結果だと思う。とにかく、あの頃が異常だったのだ。サブプライム住宅ローンの全盛期、こんな事が言われていた。「心臓が鼓動している人なら、誰でも銀行から金を借りることができる。」 (参照した記事:How to get a $1 million home for $1,900 a month)
太陽発電の電源モジュールを製造するファースト・ソーラーが13.43%の大幅下落となった。売りの原因は期待外れの決算発表だ。 2013年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比46%減の5億1980万ドル、純利益は70%と大幅減の3360万ドルだった。(usfl.com) 日足チャートを見てみよう。 窓(1)を開けての下げでスタート、出来高(2)は通常の3倍、そしてほぼ今日の安値付近で終了だ。 この大きな窓の出現で、チャートが壊れてしまったという様相だが、トレーダーたちは「チャートが壊れてしまった」を、どう定義しているだろうか。 ・ブライアン・シャノン氏: 定義は二つある。1.下降する50日移動平均線の下で、株価はより低い高値と、より低い安値を形成している。 2.重要なニュースが原因となって、株価は少なくとも3%の下落となる窓を作り、出来高は平均の2倍以上となる。そして株価は、この窓を直ぐに埋めることができない。 ・クリス・キンブル氏: 短期の定義: 株価が上昇するウェッジから転落する。 長期の定義: 先ず株価は上昇するウェッジを下放れ、更に50日、100日、そして200日移動平均線を割る。 ・ライアン・デトリック氏: ここが底だ、と皆が底値拾いに夢中な株は問題株だ。底は恐怖の中で形成されるものであり、落下するナイフをつかもうとする人がいるうちは、株価は底打ちにならない。 ・J.C.パレッツ氏: 上昇するトレンドラインを割っただけでは、「チャートが壊れた」と結論することはできない。下が壊れたチャートだ。 (参照した記事: How Do You Know When a Stock Is Broken?)
・ 好調な米国株式市場だが、この上昇ぶりは、あまりにも現実離れしたものになっている。肝心な企業利益は、現在の株価に追いついていない。-- ブラッド・マクミラン氏(コモンウェルス・ファイナンシャル) ・ 今は安心している時ではない。債券より株の方が割安だ、という理由だけで株を買うのは危険だ。ブルマーケットが始まって以来、マーケットは既に150%も上がっている。今は買いを考える時ではない。-- マーク・トラビス氏(イントレビット・キャピタル) ・ 最近2年間を振り返ってみると、新興市場の低迷が目立つ。下のチャートは、S&P500指数に連動する上場投信と新興市場の株に投資している上場投信を比べたものだ。線の上昇は、新興市場がS&P500指数より成績が良いことを示し、線の下降は新興市場の成績がS&P500指数より悪いことを表す。チャートで分かるように、全体的な流れは、新興市場の遅れが相変わらず目立つ。しかし最近の様子を見てみると、灰色の部分で分かるように、線の動きは水平になり新興市場が安定してきたようだ。-- (Bespoke Investment Group) ・ ヤフー・ファイナンスのオンライン意見調査 質問: 金曜に発表された米雇用統計には複雑な状況が反映されていましたが、あなたは、これからの雇用状況はどうなると思いますか? 回答: 良い方向に向かうと思う 23%(回答数 20999) 大した変化は起きないと思う 32%(回答数 28917) 雇用状況は悪化すると思う 45%(回答数 40785) (参照した記事/サイト:Can stocks avoid their annual summer swoon? Record earnings struggle to support record stocks Emerging Markets Stabilizing)
5分ほどの動画です。 下記をクリックしてアクセスしてください。 http://www.youtube.com/watch?v=mLzq5tHopJc&feature=share&list=UUg9-_5EiepNrdIPZZDbUEQA
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