羽根英樹
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通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。 兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。 サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。
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『羽根英樹のイベントドリブントレードブログ』
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パソコンとテレビと木槌 11月13日
先日、妻が使っているパソコンがおかしいというのいうので見に行くと、CDトレーが出なくなっていた。再起動したり、エクジットボタンを押しても出てこない。太い針金を強制取り出し穴にいれてみたがトレーは出てこない。アタマに来て、PCをドンとドツいたら、何事も無かったかのように、トレーが、ウイーーーンと音を立てて出てきた。昔のドリフのコントのようだった。そこで思い出したのが、十数年前、アメリカの家庭では居間のテレビの上には木槌が置いてあった。テレビの写りが悪くなると、木槌でテレビを叩く。すると本当に直ったのだ。薄型テレビが普及した現在では、多分木槌を置く家は少なくなっただろうが、アメリカのテレビの上には木槌。これが常識だったのだ。ウソではないぞ。
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日本の商品先物市場の行方 11月05日
アメリカでは、原油が史上最高値を更新して、日本のマスコミもニュースなどでNYMEXの原油先物ピットの映像を流す機会が多くなっている。貴金属も大暴れ。商品先物市場にとって、祭り状態のはずなのに、日本の先物市場の出来高は全く盛り上がらない。新規勧誘への制限がこれほど影響のあるものだとは思ってもみなかった。個人で自発的にトレードする人の多くはネットトレードになっていると思うが、もしシカゴ、NY、ユーレックスの電子取引への取り次ぎを低コストで国内業者が始めたら、国内取引所は、生き残れるのだろうかと考えてしまう。この場合最も障害になるのが、言語と為替リスクだろう。言語の問題は、業者が本気になれば問題ないだろうし。証拠準備金を円ベースで預かってくれれば、為替リスクは証拠金の分だけになる。大体、国際商品はもともと丸代金ベースで為替リスクは折り込み済みなのだ。更には商品のETFが上場されたり、商品を原資産としたのワラントもある。ライバルは増えるばかりだ。
江戸時代日本の米相場に始まったといわれる商品先物市場。元祖の日本がこんな状態で良いのだろうか?取引所にも危機感はあるはず。思い切った振興策を切に望む。
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