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羽根英樹
イベントドリブントレード入門 通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。
兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。
サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。

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大納会が終わって

12月29日
今年も大納会が終わり、お正月を迎えます。今年の決算は如何でしたでしょうか。年末年始は、相場に区切りがつき、自分の相場の売買法をゆっくりと振り返る絶好の機会だと思います。売買記録をもう一度振り返り、来年に向けての準備をしましょう。
来る2008年が皆様にとって素晴らしい年でありますよう祈念します。
どうぞ皆様良いお年をお迎えください。
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来年のサヤ取りは・・

12月22日
今年も残すところあと10日を切りました。一年は長いようであっという間ですね。今年の商品先物は、大相場になった銘柄が続出したのですが、出来高が少なく盛り上がりに欠けた相場だった感が否めません。FXや225先物の盛り上がりに比べてなんと寂しいことでしょう。サヤ取り屋としては、市場の流動性の低下は死活問題です。特に期近限月の出来高が薄いと、注文時に非常に不利な値段で約定しがちです。またサヤそのものが、毎節歪な動き方をしてしまいます。その上、東京穀物商品取引所の一部銘柄が、来年からザラバに移行が予定されています。出来高が少ない銘柄のザラバ取引は本当に使えません。出来高が少ない銘柄こそ板寄せのほうが適していると思うのですが、取引所は取引所で、意図があるのでしょう。数年前から海外市場でのサヤ取りも視野に入れなければいけないのかなとの思いもありましたが、最近の出来事を見ると本当に海外市場への逃避も考えなければいけなくなってきたのかもしれません。もちろん国内の商先ノウハウはそのままでは使えません。ある種の工夫が必要になってきます。このあたりがオプションなどとは違うところでしょうか。
来年はとりあえず、ザラバ化対策に追われる年になりそうです。
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売買の前にやってはいけないこと

12月13日
先日の密会(忘年会)での話題。売買判断をする前には、レポートや他人の相場観が書かれたものを一切見ないという人がいた。実は私も全く同じです。最近はインターネット上に相場観やら、自分の売買を晒しているブログがたくさんあることは皆様もご承知だと思います。これらを売買前に読んでしまうと、無意識に影響を受けてしまう事があります。書いた人が自分にとって尊敬する人、そうでない人、書いてあるポジションが自分と同じ、反対。そんなことは一切関係なく影響を受けてしまうことが大問題になります。完全なシステム売買で無い限り、裁量部分は必ずあるわけで、裁量の「勘」「さじ加減」は今までの相場経験によって蓄積されたものが基になっているのだが、そこに他人の相場観や売買譜を紛れ込むと正常な判断が出来なくなるのです。念のため付け加えるが、ここでいう「他人」の上手下手、相場の当たりはずれは一切関係ありません。相場の判断に悩むとレポートや他人の相場観を漁る人がいるかもしれませんが、たいていの場合は混乱するだけです。
では相場の判断がつかず悩んで悩んでどうしようもなくなった時どうすれば良いのでしょう?私が実際にやっている事ですが「とりあえず寝て、朝起きて考える」のが良いようです。経験則では晩より朝の方が脳の判断は正確です。それでもダメならこちらをどうぞ
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=6490&c=9784775955123&loc=al
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行く年来る年

12月08日
前回のブログの内容で、トレーダーズ密議(忘年会)では一体何の話をしたのか?という問い合わせが、ありましたので問題ない(と思われる)範囲で暴露します。まず商品先物市場の出来高が小さくなって、やりにくくなったという話題ですね。これを関西在住のG氏は「お客の少ないパチンコ店」と表現しました。素晴らしい表現法です。パチンコをやったことのある人ならピンときます。一応解説しますと、このような状態の店は、数少ない常連が店員と馴れ合い状態で非常に数少ない「出る台」を押さえしまい、一般客や一見さんは絶対に勝てない。こんな店です。何を言わんとしているかは、読者の想像にお任せします。こんな状態で、中部地方在住のM氏は既に海外進出を果たし実績をあげているようです。もちろんサヤ取りです。あと数年して日本の商先がダメになったら、この方に「海外サヤ取り入門」という本を書いて欲しいです。東穀のザラバ化も話題になりました。板寄せで既に出来高がないのに、ザラバになったらどうなるんでしょうね。
今年を振り返ると商先会社の再編が激しい年でした。閉鎖、買収、合併など大荒れでしたが、来年もさらに続くのでしょうか。またFXが話題となった年でもありました。巷にはFXの本が溢れています。商先に流れるはずのお金のかなりの部分がFXに流出しているのではないかと思います。来年が良い年になることを期待しつつ深夜に解散となりました。
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神戸空港

12月03日
先日、数名のトレーダーと大阪北浜の某所で密議(忘年会)を行った。そのうちの一人Kさんが沖縄から来てくれた。大阪空港(伊丹)ではなく神戸空港着の便だったというので不思議に思ったのだが、こっちのほうが発着時間の点で優れているのだそうだ。
さて神戸空港は、昨年2月に出来たばかりで、神戸沖の埋め立て地に作られた空港なのだが、伊丹、関西の両空港に非常に近いために、飛行エリアが非常に制限されている。その為、神戸を発って、東京など東方向に目的地があっても、一旦西側に迂回してからUターンして東に向かうという航路を取っている。もちろん、着陸時も一旦神戸の北を素通りして、Uターンし姫路方面から明石海峡大橋の上を飛んで着陸することになる。しかし、風向きによっては、更に空港滑走路の南側を低空で飛んで、再びUターンしながら、東側から着陸(サークリングアプローチ)することがある。以前、東京からの帰りに、これを体験したのだが、「恐い」。本当に恐い。後方左の窓側に乗っていたので、左側に低空で滑走路を見て通過した後、海上を急旋回するのだが左の窓からは海しか見えないし、貨物船がすぐ下に見えている。翼の先が接触しないのかと、どきどきした。それとUターン完了と同時に滑走路の端に達するわけで、本当に着陸できるのかと不安が一杯だった。まあそれほど危険は無いのかも知れないが、始めて体験すると結構恐い。
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CPUクーラーのファンが壊れた

12月01日
私はD社製のパソコンをメインに使っている。自分で組んだPCもあるのだが、ケースがフルタワーで、場所をとりすぎる。そこでコンパクトなD社製を数年前に買ったのだ。これまで、あまりトラブルもなく動作していたのだが・・先日CPUクーラーのファンの音が突然静かになった。再起動してみると、BIOS画面でファンの異常が出ている。どうやらファンがご臨終したらしい。そこでファンを取り出してPCショップに出かけた。「これと同じファンをくださーい」と軽く言ったら、店員が冷ややかな表情で「これD社のものですよね?」。「はぁ。そうやけど何?」「この形の汎用品は無いです」「え????」なんとD社の独自規格だという。私の他にも同じ買い方をしようとした先客が100人くらいいるのだろう。そこで「カタチは違ってもいいから、大きさとネジの穴が合うやつはないの?」と店にあるパーツを一点づつ、壊れたファンに重ねて透かしてみてネジ穴を合わせて、ぴたっと合う部品を買ってきた。コネクタは合わないので、久しぶりに半田付けをしてコネクタを付け、とりあえずファンを取り付けてみた。うーむ取り付けはできたが、風を吹き付ける方向が、純正品と90度違う・・・このままだとケースの外に熱風を排気しないでファンとケースの天井が近すぎて熱がこもりそうだ・・・ケースに穴を開けることも考えたが、とりあえずケースを開けたままPCを使っている。
不思議なのは、独自規格の部品はコストが高くなるだろうになぜD社はこんなものを作ったのか?実はファンだけでなく、他のパーツも独自規格が多い。ユーザーが勝手に修理することを嫌がっているのか?考えすぎ?
とりあえず大事なファイルは避難させておこう。




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