羽根英樹
|
通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。 兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。 サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。
関連する商品:
|
|
『羽根英樹のイベントドリブントレードブログ』
|
デイトレード・エッジ・利益の源泉 09月06日
以前に、億万長者デイトレードの話をしましたが、誤解をされる部分があったかと思い、少し補足します。
C氏は、メディアに出てくるようなデイトレーダーではありません。メディア露出の高いカリスマ的なデイトレーダーの多くは裁量トレーダーですが、C氏は完全なシステムトレーダーです。メインに売買しているシステムのタイムスパンが一日で完結しているので結果的にデイトレードになっているにすぎません。エッジ(優位性)を積み重ねて、淡々と利益を上げ続けているトレードスタイルです。
一般的にデイトレードというと、多くのモニター画面をみながら瞬時に売り買いをしているというイメージがありますが、C氏の部屋にはPCが一台しかありません。一緒に訪れた夕凪氏がそれをみて驚いていました。
トレードは、結局のところ、エッジの積み重ねで利益をあげていく以外に方法はありません。長年利益を上げ続けているトレーダーは、裁量にせよシステムにせよ、どこかにエッジとなる利益の源泉があるはずで、稼ぐトレーダーのほとんどは、利益の源泉を明確に意識しています。これはサヤ取りも例外ではなく、サヤ取りの何が利益の源泉になっているのかを意識する必要があります。
コメント投稿(0)
サヤ取り入門中国語版 09月05日
拙著、「サヤ取り入門」の中国語訳版が、出版されました。中文では、「価差交易入門」という書名で、北京にある地震出版社という会社から出ました。なぜか日本語の原書には無い、林輝太郎先生の文章が付録として載っています。
簡体字なので、意味が分かりにくいところもありますが、何となく読むことができて、なかなか楽しいです。中国の書店に行く機会がある方がいらっしゃいましたら、是非探してみてください。
コメント投稿(1)
取引所再編 09月03日
東京穀物商品取引所と関西商品取引所が合併するようだ。本質的には関西商取が吸収されてしまうのだろう。大阪から商品取引所が消えれば、世界で最初の先物取引所である堂島米会所からの伝統が無くなることになる。もはや伝統だのなんだの言える時期ではないのだろう。日本の商先自体がどうなるのか解らない今、なんとか合併後の東穀取にはがんばってほしいと思う。
コメント投稿(1)
↑ページのトップへ
|
|
|
|