羽根英樹
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通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。 兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。 サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。
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『羽根英樹のイベントドリブントレードブログ』
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テレビ 06月28日
唐突だが、私はあまりテレビをみない。特にドラマの類は全く見ない。日々の人生がドラマだから見る必要がないのだ(ウソです)。ニュースやドキュメンタリーは時々みる。だがこれらを見るときには注意が必要だ。特にドキュメンタリーは、作り手のバイアスによって番組が進行する場合が多い。映像というのは簡単に虚構を作り出すことができる。時々やらせ番組が問題になるが、これは作り手のバイアスが過度に反映されるからであろう。取材される側も、被写体になる人達がテレビカメラの前で普段どおりの行動をとっているとは思えない。カメラの前では着飾った事をしないほうが難しいと思う。私は学生の時に「フィールドワーク」を実践する学問をやっていたが、これも同様にやり方によっては、「着飾った対象」を取材することになってしまう。学者先生の前で本当のことを言うわけはないよ。と、フィールドワークに批判的な人すらいる。
林輝太郎先生の言葉を借りれば、「ニュースは発信者に有利」ということになる。テレビ報道やドキュメンタリーは鵜呑みにせず、斜に構えるくらいで丁度よいと思う。
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先物悪玉説 06月11日
狂ったように石油をはじめとするコモディティの価格が上昇している。マスコミは石油価格高騰とセットで、投機筋による強引な上げを報じている。石油が上がるたびに、NYMEXのWTI原油先物のピットの映像が映し出され、一般の人にはここが石油高騰の犯人だと思わせるような報道をする。そんな折り、日本の政治家がアメリカの投資銀行を名指しで非難した。驚くことに国内世論はこれに拍手をおくっているらしい。
先物悪玉論は、今に始まったことではなく、コメが乱高下するたびに、米の先物取引がやり玉にあがった。時の為政者が、物価高騰の犯人を先物取引にかぶせるのは、江戸時代から我が国の伝統なのだ。いや困った伝統である。先物取引参加者からみるとこのような先物悪玉論は滑稽にしか見えないが、世間一般ではこれを本気で信じてしまう人がたくさんいる。日本では真の市場経済は永久に根付かないのかもしれない。
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秋山氏のセミナーに行きました 06月08日
先物系WEBページで有名な先物探花
http://akiyama.net-trader.jp/
の主宰者秋山氏のセミナーに参加した。会場は満員で入れない人が出るほどの盛況で氏の人気ぶりが伺われた。内容もサヤ取りを中心に無料ではもったいないような話しも聞けて大満足。ついでに、オフ会にも参加させていただき、多くのトレーダー達と話ができて非常に有意義な一日だった。中には、過去の私のセミナーに来たことがある方やこのブログにコメント頂いた方もいて、この世界の狭さも感じることになった(笑)
秋山さん。参加者の皆さんありがとうございました。
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