羽根英樹
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通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。 兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。 サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。
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『羽根英樹のイベントドリブントレードブログ』
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買収のルール策定 TOBに大きな影響 01月08日
昨年8月に経済産業省から、「企業買収における行動指針」が発表されました。
これまでも、企業買収に関しては過去にも「公正なM&Aの在り方に関する指針」などで
触れていましたが、今回は買収防衛策に対してかなり深く突っ込んだ内容になっています。経済産業省で公開されていますのでTOBに興味にある方は一度目を通してみることをお勧めします。
https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831003/20230831003.html
法律の専門雑誌、「ジュリスト」の最新号2024年1月号の特集が、企業買収に関する新たな規律――「企業買収における行動指針」の意義という記事です。これで先に述べた「企業買収における行動指針」を受けて法律の専門家の界隈から、どのように受け止められているかがわかります。
こちらも興味のある方は読んでいただきたいのですが、概ね、買収側やアクティビストに対して好意的で、今回の指針が、買収のルールとして定着することで、日本の資本の流動性が上がることを歓迎しているようです。
このような流れから、今後は安易に買収防衛策は策定されにくくなるし、買収=悪 のイメージ改善になるように思います。今後、同意なき買収「以前の言い方では敵対的買収」も増える可能性がありますし、TOB合戦も期待できるのではないかと思います。
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2024年 新年あけましておめでとうございます。 01月01日
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は昨年にも増してTOB、MBOが増えそうです。
イベントドリブントレード、イベント投資の中でTOBのウエイトが増々高まっています。
東証のPBR1.0倍維持の要請、親子上場へのけん制、そして東証の各市場の上場維持要件。これらが複合してTOBへの動機づけとなります。
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