羽根英樹
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通信講座『イベント投資倶楽部』主宰。 兼業投資家。投資歴30年以上。現在は株の売買をメインに、年2〜3割のペースで資産を増やし現在の運用資産は数億円となる。 1993年からコモディティ市場でサヤ取りを始める。コモディティの出来高が減ってからは、サヤ取りの技術を応用し、リスク管理を徹底したトレードを実践している。現在はイベントトレードをメインに売買し着実に利益を積み重ね過去十年以上年間プラスを維持し続けている。 サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『マンガ サヤ取り入門の入門』、『マンガ 商品先物取引入門の入門』、『イベントドリブントレード入門』(全てパンローリング)などがある。
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中期経営計画発表時のインパクト-その7- 02月10日

今回は目標ROAのアップです。ROAは総資産利益率のことです。ROEと似ていますが、分母に自己資本(純資産)を用いたものがROEで、分母に総資産を用いたものがROAです。ROEがバランスシートの右側のうちの純資産を分母にしますが、ROAではバランスシートの左側の総資産を分母にすると言った方がわかりやすいでしょうか。ROE同様、経営効率を測るために使いますが、資産を効率よく使っている企業はROAが高くなります。ただしROAはセクターにより目安が違うため、通常、異業種でのROAを比較はできません。
さてグラフをみると、発表直後の寄りは平均約0.5%程度のアップですが、少しずつその後も上がっています。ROEに比べてリターンが良いのですが、これはROEに比べてROAアップを中計に載せる企業が少ないため、インパクトがあるのかもしれません。
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節分天井? 2日新甫は荒れる? アノマリー 02月02日
「節分天井」「2日新甫は荒れる」
両方とも相場格言です。以前この二つについて検証してみたことがあります。
まず節分天井ですが、節分付近が天井になりやすいというデータはありませんでした。但し節分の日は比較的荒れやすい。(下落が多い)という結果になりました。
次に、2日新甫は荒れる。です。2日新甫とは暦の2日がその月の最初の営業日にあたる事を指します。今月は「3日新甫」になります。こちらも特に「2日新甫」が荒れるという検証にはなりませんでした。しかしながら、「3日新甫」は荒れやすいつまり下落率が高いという結果でした。
今日が節分ですので、正確には明日は立春になるのですが、2つのアノマリーが重なった2月3日の相場はどうなるのでしょう?
あくまで過去のデータからの結果ですので参考程度に。
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