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優利加

2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加塾」を開講。2007年4月から准教授として大学及び大学院にて「数理ファイナンス」、「金融工学」、「ファイナンス概論」、「経営財務」などの科目を講義する一方、学部生及び大学院生の「演習(ゼミ)」の指導も行っている。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。著書の『 生涯現役の株式トレード技術』は、2006年2月出版以来、続々と感動の声が殺到。 ブルベア大賞2006 大賞を受賞。

「生涯現役のトレード日記」

為替介入による円安は長続きしない?

10月31日
先週金曜日の米国株は高安まちまちだった(DJIA +22.56, NASDAQ -1.48)。本日の日本株全般も利益確定売りが優勢となったようで、東証1部では、上昇銘柄数が560に対して、下落銘柄数は956となった。騰落レシオは100.81%。政府・日銀が為替介入してドル円相場が80円手前まで円安に動いたが、その割に株式相場は軟調だった。株式市場は為替介入による円安は長続きしないと見たからか、日本の景気回復が予想以上に遅れると見たからか、或いはその両方かもしれない。長期的に円安方向へ為替を動かしたいなら、為替介入は余りに刹那的で効果がない。日本経済をデフレからややインフレに持って行き、さらにマネーサプライを増加させる(経済規模を一定として、お金、つまり円の流通量が増える=円の単位当たりの価値が下がる)ことが根本的な円高解決策である。米ドルが下落してドル安になったのはQE2によるマネーサプライの急増も主要な原因の一つであろう。

TOPIXも日経平均も長い上ひげを引い短陰線(トンカチ)となり、上値の重さを強く印象付けた。しかし、上向きの10日移動平均線、上向きの25日移動平均線を回復しており、先週木曜日にはまだ下向きではあるが60日移動平均線も回復した。株価サイクル◆僻身初動から着実な上昇を試す)の局面でもある。

TOPIX -7 @764
日経平均 -62円 @8,988円

中期トレンドは何をもって判断するかという質問があったが、最適解は存在しないことを承知の上で何らかの目安を決めておく必要はある。株価サイクルの見方に合わせるなら、60日移動平均線で、もう少し長めなら90日移動平均線の傾き及び株価がその上下どちらにあるかで判断することが実践的な見方であろう。
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ここまでは売られ過ぎからの自律反発

10月28日
昨日の米国株は大幅続伸した(DJIA +339.51%, NASDAQ +87.96)。EU首脳会議で、ギリシャ国債に対する債権の50%は民間部門に放棄させ(主に欧州の民間銀行に負担させるということ)、欧州金融安定基金EFSFの規模を倍以上の1兆円に拡大することが合意された。これで欧州債務危機問題が解決へ向けて大きく前進したとの観測から世界各国の株式市場は反発した。

日本株もこの流れに乗って続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が933(昨日は1,283)に対して、下落銘柄数は602(昨日は291)となった。騰落レシオは98.82%(昨日は95.24%)。強い支援材料が出たにも拘わらず、昨日と比べると上昇銘柄数がかなり減少した。銀行にとっては、欧州債務危機の収束は信用収縮による金融システムの崩壊の防止を意味するので、銀行株を含む金融株全般には大きな支援材料となるはずであったが、銀行株もその他金融も高寄りした後、失速し陰線で終える銘柄が多かった。

TOPIXも日経平均も上放れて始まったが、TOPIXは上下にひげを引いた短陰線で終わり、日経平均はほぼ寄引同時のトンボとなった。つまり、上値が重いということだ。9月1日の戻り高値寸前まで来て面合わせとなった形だ。ここまでは売られ過ぎからの自律反発と見ることができるが、これから上は数年先までの企業の収益力を市場がどう見ているか期待次第で決まる。

TOPIX +9 @771
日経平均 +124円 @9,050円

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意外と下げ渋った

10月26日
昨日の米国株は大幅反落した(DJIA -207.00, NASDAQ -61.02)。NY外為市場では円ドル相場がが一時75円73円まで円高となった。これらを受けて、本日の日本株全般は下げて始まったが、切り返して陽線で終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が587に対して、下落銘柄数は884となった。騰落レシオは85.01%へさらに低下した。本日も売買代金の1位と2位はオリンパスと東京電力だった。

円高の進行は避けられないだろう。短期的には、欧州債務危機、米国の金融緩和が相対的にユーロ及び米ドルの価値を下げ、その結果円高圧力がかかる。しかし、根本的で長期的な問題は、日本では長期間に渡ってデフレが続いており、近い将来にデフレが終わる見通しが立たないことである。デフレが起こっているということはお金の価値、つまり、円の価値が上がることを意味する。一方、他の主要国ではインフレが続いてきた。インフレが起こるとお金の価値は下がることを意味する。したがって、円高が進み易くなるのは全く自然なことである。円高傾向を反転したければ、デフレを克服しなければならない。

TOPIXも日経平均も下げて始まったが、結局、陽線で終えた。米国株の大幅下落と円高にもかかわらず下げ渋った。そういう意味では意外と強いと言えるかもしれないが、方向感がないだけとも言える。本日のEU首脳会議の結果がどうなるか世界中の市場関係者の関心が集まっていることだろう。万が一、何も具体的なことが決まらなければ市場の失望は大きなものとなる。

TOPIX -1 @746
日経平均 -14円 @8,748円

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時間との勝負

10月25日
昨日の米国株は続伸した(DJIA +104.83, NASDAQ +61.98)。これを受けて日本株全般は小高く始まる銘柄が多かったが、失速し陰線で終わる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が367に対して、下落銘柄数は1,188となった。騰落レシオは92.29%へ低下。建機株及び資源株を除き、殆どの銘柄が下げた。EU首脳会議の結果待ちか。東証1部の売買代金は9000億円台に回復はしたが、低迷したままである。

東京電力が派手に反発したが、電力株とは思えないような動きをするようになった。マネーゲームのおもちゃと化した。他方、オリンパスは大きく急落しただけに自律反発したようだ。しかし、2008年の英国医療機器製造会社ジャイラスの買収に伴い、助言会社に6億8千700万ドルを支払ったという報道が正確なら、異常な報酬額だ。これは買収価格の32%に相当する。M&Aのアドバイザリー報酬は2%程度が相場だからだ。同様にワラント債や転換社債のようなエクイティファイナンスの主幹事を務めた場合も2-3%、通常の社債の主幹事の場合は1%というの相場のはずだが・・・。何故そんなにも高い報酬を支払う必要があったのか、誰もが知りたいだろう。まず、勘繰りたくなるのが助言会社を通じて誰かへ流れた何らかの形での賄賂だ。そうでないことを祈りたい。

TOPIXも日経平均も反落した。やはり、そう易々とは上げない。欧州債務危機の解決には相当な時間がかかり、その解決までに銀行の信用収縮により世界経済が失速しかねない。時間との勝負になる。

TOPIX -8 @747
日経平均 -81円 @8,862円

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時の利は再び買い転換した

10月24日
先週金曜日の米国株は大きく上昇した(DJIA +267.01, NASDAQ +38.84)。EU首脳会議にて合意が形成されて、欧州債務危機が解決に向かうとの期待が高まったことが背景だ。これを受けて本日の日本株全般は大きく反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,283に対して、下落銘柄数は274となった。騰落レシオは101.69%。
工作機械を含む機械株の上昇が目立った。一方、オリンパスは底なしのような下げが続いている。


TOPIXも日経平均も10日移動平均線を回復し、時の利は再び買い転換した。TOPIXも25日移動平均線の上へ浮上してきた。但し、東証1部の売買代金が6日連続で9,000億円割れと低迷していることが気になる。

TOPIX +11 @755
日経平均 +165円 @8,843円
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東証1部の売買代金は8,000億円を割り込んだ

10月21日
昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA +37.16, NASDAQ -5.42)。これを受けて本日の日本株全般も方向感がなく、高安半々よりやや下げが多かった、東証1部では、上昇銘柄数が628に対して、下落銘柄数は847となった。騰落レシオは91.73%。今日も東京電力とオリンパスの値動きが際立った。また、バンコクの洪水被害の復興需要で、工作機械に対する需要が高まるとの期待が高まり、工作機械銘柄が大きく上げた。

TOPIXも日経平均も小安く引けた。どちらもほぼ十字足となり、膠着した。TOPIXは昨日から25日移動平均線を割り込んでいるが、日経平均はまだ辛うじて割り込んでいない。今日の東証1部の売買代金は8,000億円を割り込み、今年最低水準となった。リスク資産の代表格である株式からお金が逃げている。経済の先行きが非常に不透明だから仕方ないことだ。

TOPIX -2 @744
日経平均 -4円 @8,678円
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時の利が売り転換

10月20日
昨日の米国株は反落した(DJIA -72.43, NASDAQ -53.39)。これを受けて本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が371に対して、下落銘柄数は1,153となった。騰落レシオは97.12%。アジア株全般も軟調だった。社長解任で「お家騒動」となっているオリンパスが乱高下したかと思えば、東京電力は理由不明だが急騰した。

TOPIXも日経平均も小安く始まり、陰線で終えた。どちらも10日移動平均線を割り込み、時の利が再び売り転換した。欧州債務危機の解決目途がまだはっきりしていないのに、タイの洪水被害の拡大により多くの日本企業も被災したため、株価に悪影響を与えている。悪い時には悪いことが重なることが多い。

TOPIX -5 @746
日経平均 -90円 @8,682円


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売買代金が・・・・

10月19日
欧州金融安定基金の規模拡大報道も一要因となり、昨日の米国株は大幅反発した(DJIA +180.05, NASDAQ +42.51)。これを受けて本日の日本株全般は反発して始まったが、失速して陰線で終える銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が726に対して、下落銘柄数は741となった。騰落レシオは94.59%。

TOPIXも日経平均も反発して始まったが、結局、陰線で終えた。東証1部の売買代金も3日連続で9000億円割れとなり、反発力の弱さを示している。

TOPIX ±0 @751
日経平均 +31円 @8,772円
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昨日の上げをほぼ帳消しにした

10月18日
昨日の米国株は大幅反落した(DJIA -247.49, NASDAQ -52.93)。ドイツ政府要人の発言が欧州債務危機の過度の解決期待にくぎを刺したからだ。これを受けて、本日の日本株全般は反落した。東証1部では、上昇銘柄数が217に対して、下落銘柄数は1,353となった。騰落レシオは94.06%へ急落した。

TOPIXも日経平均も大きく反落し、昨日の上げをほぼ帳消しにした。やはり、欧州債務危機問題は一筋縄では根本的な解決には至らない。ギリシアのような小さな国の債務問題がこれほど世界の資本市場を翻弄するとは誰も予想できなかっただろう。現代世界は、金融市場を通じて蜘蛛の巣のように相互に繋がっており、それを伝わってマネーもリスクも津波のように伝播する。

TOPIX -10 @751
日経平均 -138円 @8,741円
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上昇エネルギーは不足気味

10月17日
昨日の米国株は大幅上昇した(DJIA +166.36, NASDAQ +47.61)。これを受けて本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,368に対して、下落銘柄数は211となった。騰落レシオは101.97%。

TOPIXも日経平均も上放れて上昇したが、どちらもほぼ十字線となり、上値が重い。さらに、本日の東証1部の売買代金は8,900億円と1兆円に満たなかったことを考慮すると上昇エネルギーは不足気味だ。

TOPIX +13 @761
日経平均 +132円 @8,879円


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9月16日の戻り高値を上抜けないと

10月14日
昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA -40.72, NASDAQ +15.51)。本日の日本株全般は利食い売りに押されて反落した。東証1部では、上昇銘柄数が201に対して、下落銘柄数は1,384となった。騰落レシオは100.35%。

TOPIXも日経平均も小幅安となった。9月16日の戻り高値を上抜けないとテクニカル的に下降トレンド終了とはみなせない。もう少し日柄が必要なようだ。9月16日の戻り高値を上抜けても、次は9月1日戻り高値が上値抵抗線として待っている。3か月を一区切りと考えると、10月末ころが下げ始めてからの日柄が3か月経つときだが、さてどうなるか?

TOPIX -2 @840
日経平均 -76円 @8,747円
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下降トレンドライン上抜け+ダブルボトム

10月13日
昨日の米国株は上昇した(DJIA +102.55, NASDAQ +21.70)。欧州債務危機が後退して、為替はユーロが高くなったことで米ドルも高くなり、その結果円安方向へ動いた。これを受けて、本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が855に対して、下落銘柄すは667となった。騰落レシオは101.60%。

TOPIXも日経平均も反発したが、TOPIXは短陰線、日経平均は十字足で終え、上値が相変わらず重そうだ。さらに、まだ9月16日戻り高値を上抜けていないので、テクニカル的な下落トレンドを払しょくできていない。ただ、下降トレンドラインを上抜けており、ダブルボトムを形成したことは注目に値する。しかし、売買代金が辛うじて1兆円程度では盛り上がりに欠ける。

TOPIX -2 @753
日経平均 +85円 @8,823円
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上値が重いが、小休止か?

10月12日
昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA -16.88, NASDAQ +16.98)。本日の日本株は3日続伸した後だけに利食い売りが優勢だったようだ。東証1部では、上昇銘柄数が709に対して、下落銘柄数は801となった。騰落レシオは95.97%。スロバキア議会がEFSF拡充案を否決したが影響は限定的だった。最終的には採決されると市場は読んでいるようだ。

TOPIXも日経平均も陽線だが小安く終え、上値が重いが、小休止か?

TOPIX -2 @753
日経平均 -35円 @8,738円
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相場は気難しい恋人のように扱いにくい

10月11日
昨日の米国株は大幅高となった(DJIA +330.06, NASDAQ +86.70)。独仏首脳jが欧州の金融機関の資本を増強する方針で一致したことで、欧州債務危機の解決への期待が高まった。これで流動性の補給の段階から、次の資本の増強の段階へ進みそうだ。さらに、米国雇用統計が市場の予想以上に良かったことで過度の悲観が修正された。この流れを受けて、本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,272に対して、下落銘柄数は315となった。騰落レシオは93.46%。

TOPIXも日経平均も大幅続伸して25日移動平均線を回復した。9月に入ってからのチャートを見ると戻り高値が徐々に切り下がり、安値も徐々に下がっているので、テクニカル的には下降トレンド継続中である。まずは9月16日高値を終値で上抜けることが必要だ。そうなると戻り高値の切り下げが止まる。

TOPIX +14 @755
日経平均 +168円 @8,773円

スロバキアの国民議会が欧州金融安定基金(ESFS)拡充案の採決を今夜行う予定だ。もし、否決されると相場は失望感から大きく反落することになるだろう。採択されても、織り込み済みとして余り反応しないかもしれない。

相場は気難しい恋人のように扱いにくい。

自分で書いてみて、ちょっと名言かも、と思った(笑)。


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上値の重さを印象付けた

10月07日
昨日の米国株は大幅続伸した(DJIA +183.38, NASDAQ +46.31)。これを受けて、本日の日本株全般も続伸して始まったが、息切れ気味で終えた。東証1部では、上昇銘柄数が967に対して、下落銘柄数は579となった。騰落レシオは91.33%。東証1部の売買代金は今日も辛うじて1兆円で、薄商いが続いている。

TOPIXも日経平均も続伸はしたが、ほぼ寄引同時線となり、上値の重さを印象付けた。どちらも25日移動平均線をまだ回復できていない。

TOPIX +5 @741

日経平均 +83円 @8,605円
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売られ過ぎの買い戻しに過ぎないか?

10月06日
昨日の米国株は大幅続伸した(DJIA +131.24, NASDAQ +55.69)。欧州債務危機が解決へ向けて進展するとの期待が背景にある。これを受けて本日の日本株全般も上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,321に対して、下落銘柄数は251となった。騰落レシオは89.6%。

欧州債務危機の対策は、まず、何が何でも大規模な信用収縮を食い止めることだ。金融機関に対して流動性を補給し、不良債権を処理し、その上で欧州の経済を回復させるという順番になるだろう。流動性の補給は既に実行されているが、債務危機がギリシャ一国だけで留まっているなら良いが、イタリアやスペイン、フランスなどの遥かに大きな国に拡大する懸念がくすぶっている。この懸念が完全に払拭されるまで、株式相場には何度も揺り戻しがあると覚悟しておきたい。

TOPIXも日経平均も反発した。日経平均は昨日の高値を超えて終えたが、TOPIXは昨日の高値を超えて終えることはできなかった。本日の反発は売られ過ぎの買い戻しに過ぎないか?

TOPIX +10 @736

日経平均 +140 @8,522円

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バリュエーションはかなり割安だが・・・

10月05日
昨日の米国株は反発した(DJIA +153.41, NASDAQ +68.99)。しかし、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が189に対して、下落銘柄数は1,416となった。騰落レシオは90.255へさらに低下した。

TOPIXも日経平均も陰線で続落し、包み線となった。米国株が反発しても日本株は下げるところに現在の日本株の弱さが象徴されている。バリュエーションで見るとかなり割安(東証1部全体のPBR=0.91倍)であると言えるが、相場は総悲観状態であり、企業業績の悪化を先取りして織り込んでいる。この先、下げ過ぎの反動で自律反発が起こるだろうが、反発が継続してどんどん高くなるシナリオは描き難い。或る程度反発すると戻り売り圧力が増してきて、再反落する可能性の方が高い。

TOPIX -10 @726
日経平均 -74円 @8,382円

東証1部全銘柄の指標


連結 前期基準 予想
純資産倍率 0.91倍 --
株価収益率 15.46倍 13.25倍
株式益回り 6.46% 7.54%
配当利回り 2.24% 2.23%
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昨日とよく似た下げ方

10月04日
その場しのぎの対策で一向に出口の見えないギリシャ債務問題及び世界景気の減速懸念から、昨日の米国株は大幅続落した(DJIA -258.08, NASDAQ -79.57)。これを受けて、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が299に対して、下落銘柄数は1,287となった。騰落レシオは100.16%へさらに低下した。

相場下落の特徴は昨日とよく似ている。

世界景気の悪化⇒商品に対する需要減退⇒商品市況の下落⇒資源を扱う総合商社や鉱物を扱う会社の売り上げ減、⇒世界の荷動きが悪くなる⇒海運の売り上げ減⇒総合商社株、鉱業株、海運株の下落

ざっとこんな連想だろう。自動車を中心とする輸出関連銘柄もさらに売られた。

TOPIXも日経平均も続落したが、昨日同様下ひげを引いており、下げ渋りを見せた。しかし、日本独自の理由ではなく、世界中を巻き込んだ景気減速懸念が日本株にも悪影響を及ぼしている。

TOPIX -11 @736
日経平均 -89円 @8,456円


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外需銘柄から内需銘柄へのシフト

10月03日
先週金曜日の米国株は大幅反落した(DJIA -240.60, NASDAQ -65.36)。欧米だけでなく新興国も含めた世界的な景気減速懸念が台頭してきた。ギリシャの財政再建は予定通りには進まず、遅れていることが明らかとなった。欧州債務問題はまだ暗いトンネルの中だ。これはユーロの構造的な問題が原因でもあるので、問題の根が非常に深く、そう簡単には解決しない。一時的に楽観的になるが、直ぐにまた悲観的になる。その繰り返しが当面続くと覚悟しておきたい。

欧米の株価大幅下落を受けて、本日の日本株全般も大きく反落した。東証1部では上昇銘柄数が249に対して、下落銘柄数は1,354となった。騰落レシオは109.23%へ急落した。世界的な景気減速懸念を織り込むように、商品市況関連銘柄の下げが目立った。非鉄、海運、商社、石油などの銘柄は大きく下げた。他方、NTTドコモ、KDDIなど通信やゼネコンなど内需関連銘柄は上げた。外需銘柄から内需銘柄へのシフトが起こっている。

TOPIXも日経平均も下放れて寄り付いたが、長い下ひげを引いて下げ渋った。しかし、時の利は再び売り転換し、狭いレンジの往来相場が続いている。25日移動平均線の下へ再度沈み込んだので、積極的に上値を買い上がろうとする人はほとんどいないであろう。

TOPIX -14 @747
日経平均 -155円 @8,545円
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